スーパーフードとして最近改めて注目を集めている古代米。その古代米を使った甘酒があります。栄養たっぷりの黒米と緑米を使った甘酒、いったいどんな味なのでしょうか。飲み比べてみます。 古代米ならではの味わいを楽しめる、さわらや農園の「黒米甘酒」 甘酒の色も黒米を使っているとあって黒米の色、紫色というか小豆色をしています。黒米は通常白米に混ぜて炊いて食べます。白米に混ぜてもしっかりと黒米の風味を感じられるくらいなので、強い味わいを持っています。この風味が古代米ならではのもの、栄養たっぷりの力強さを感じます。 「黒米甘酒」は、さわらや農園で作られた黒米とコシヒカリで作られた米こうじのみで作られています。シンプルな材料で作られているからこそ、甘酒の味わいもよく分かります。黒米のしっかりとした力強い味わいに、米こうじの甘さが加わってしっかりとしたコクを感じます。 クセがないとは決して言えませんが、そのクセが栄養摂ってるなというのを実感できるような気がします。豆乳や牛乳を加えると飲みやすくなります。 より強い甘みを感じられるさわらや農園の「緑米甘酒」 緑米はもち米のような風味が特徴の古代米です。「緑米甘酒」は、一般的な甘酒がほんのり緑がかったような色をしています。「緑米甘酒」を水と一緒にお鍋に入れて温めていると、もち米を炊きあげているときのような甘くていい香りがしてきます。 「緑米甘酒」も、さわらや農園で作られた緑米とコシヒカリで作られた米こうじのみで作られています。緑米も白米と混ぜて炊きますが、そうするともちもちとした食感を楽しむことができます。甘酒にしても、もち米のような風味ともちもちとした食感が楽しめます。 普通の甘酒よりも、香ばしいような甘さの他にも古代米の風味を感じる味わいになっています。クセは強くありませんが、こちらも力強さを感じる味わいになっています。 個人的には緑米の甘酒の方が好きです。クセはあるのですが、このクセがやみつきになります。古代米の風味をしっかりと味わえる上に栄養もたっぷり、疲れが出やすいこの季節に積極的に飲みたい甘酒です。
甘酒
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飲む点滴と呼ばれ、美容に健康に効果があることから女性に人気の甘酒。最近では酒粕から作るものよりも米こうじから作られる甘酒の方が人気があります。 酒粕から作られる甘酒、米こうじから作られる甘酒 私はずっと甘酒が苦手でした。お正月などに振る舞われる甘酒も、「縁起物だから」と自分に言い聞かせ我慢して飲むほど。というわけでこれまで甘酒を避けてきましたが、この甘酒ブームで酒粕から作られる甘酒以外にも米こうじから作られる甘酒もあることを知りました。 お酒に弱いこともあり、甘酒の香りも強い甘味も苦手でした。米こうじの甘酒は砂糖は使われず、こうじの甘みだけで作られているものが多いのも魅力的。ドキドキしながら試しに飲んでみたら、こちらの甘酒は美味しい! ブームになっていることもあって、つい甘酒を見かけると手に取ってしまいます。米こうじから作られている甘酒か、しっかりチェックしてから購入しています。 玄米・雑穀入り越國屋「甘こうじドリンク」 富山市の越國屋新村こうじみそ商店が作る「甘こうじドリンク」は、米こうじ以外に玄米こうじも使われています。また、きび、あわ、ひえ、はと麦も使われ、甘酒を飲みながら玄米の栄養も摂ることができます。 これまで飲んできた甘酒と比べると、とても濃厚。豆乳で割ったり、果物や野菜を入れたスムージーにして飲んでも負けない甘みとコクがあります。140gの袋が2袋入っているので、飲みきりサイズで入っているのも嬉しい心配りです。 越國屋の甘酒は富山やくぜんの認定を受け、岸朝子さんの著書「日本の食遺産」でも紹介されています。濃厚な「甘こうじドリンク」は他にはない味わいです。 「甘こうじドリンク」の越國屋新村こうじみそ商店の公式サイトはこちら
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茨城県笠間市のさわらや農園の作られる緑米を使い作られた「緑米甘酒」。日本では生産量が少ないことから、幻の米とも呼ばれています。最近ではスーパーフードとして注目を集めていますが、白米と比べると栄養が豊富だということもあり人気になっています。 「緑米甘酒」はクロロフィルが含まれている 緑米は通常は白米に混ぜて炊いて食べます。一般的な量は研いだ白米2合に対して、緑米を大さじ1杯程度を混ぜて炊きます。もちもちとした食感になる上栄養価も高いので、毎日食べるお米に混ぜれば無理なく継続することができるのです。 緑米は、胚芽部分にクロロフイル色素がたっぷりと含まれています。このクロロフイル色素にはコレステロールを減少させたり、抗酸化作用などの働きがあると言われています。また、 亜鉛やマグネシウム、 食物繊維を豊富に含んでいることから貧血の予防にも効果があるとも言われています。 「緑米甘酒」はさわらや農園で栽培された緑米を使い、緑米とコシヒカリの米こうじのみを使って作られています。緑米もコシヒカリも有機肥料が使われ、減農薬で栽培された特別栽培米です。 「緑米甘酒」は体に染みわたる優しい甘さが特徴 「緑米甘酒」は普通のお米を使った甘酒とどう違うのでしょうか。封を開け、小鍋に甘酒と同量程度の水を入れて温めます。ふつふつと温まっていくうちに、部屋に甘いお米の香りがしてきます。普通の甘酒に比べるともっと甘さのある香り、お餅のような香りがします。これが緑米の香りなのかな。 飲んでみるとしっかりとしたお米の甘み、そして少し香ばしさを感じるような後味がします。思わず噛みしめて味わいたくなるさわらや農園の「緑米甘酒」、こんなに美味しくて体にいいなんて思わず嬉しくなっちゃう一品です。
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欲しいと思っていたヨーグルトメーカーを買ってはや数ヶ月。ヨーグルトだけでなはく、甘酒なども作れます。早速乾燥の米こうじを使って甘酒を作ってみましたが、思っていた味となんだかちょっと違う。そこで生の米こうじを使って甘酒を作ってみました。 秋田県のアンテナショップ「あきた美彩館」は品川駅の近くにあります 東京には数多くのアンテナショップがあります。その多くは有楽町・銀座エリアに集中しています。日本橋エリアにもアンテナショップは多いですね。 秋田県のアンテナショップ「あきた美彩館」は、JR・京浜急行線品川駅の高輪口から歩いて3分ほどの場所にあります。近くには水族館や映画館もあり、にぎやかな場所ですがゆったりとした空気が流れています。 中へ入ると、さらにゆったりとした気持ちになります。奥には秋田名物の稲庭うどん、きりたんぽ、ハタハタ、比内地鶏、いぶりがっこ、そしておいしい日本酒が楽しめるダイニングスペースがあります。 秋田県のおいしいものが沢山そろった「あきた美彩館に」は、東京のスーパーでは見かけたことのないものが沢山そろっています。東京でも見かける「いぶりがっこ」も、スライスされたものやカットされていないものなど種類も豊富です。 またハタハタなどを原料に使って熟成させた魚醤「しょっつる」や味噌などの調味料、お米、バター餅などのお菓子、山菜など実に多くの秋田らしいものが並んでいるので見ているだけでも楽しめます。 「ヤマキチ」の米こうじで、おいしい甘酒をつくりたい! アンテナショップでは、いつも家庭で使っているような調味料を見るのが楽しみです。いつもと同じ味噌や醤油でも、地域によって色々なメーカーがあるのを見るのはとても楽しいものです。 今回私がこうじをさがしていたのは、自宅でもおいしい甘酒を作りたいから。 最初にヨーグルトメーカーを使って甘酒を作った時は、乾燥米こうじ100gとごはん200g、お湯300mlで作ってみました。もったりとしていて、飲むというよりは食べる甘酒と言った方が近い甘酒ができました。味は思っていたよりは濃厚な甘さでもなく、ちょっとがっかり。 さらっと飲みたいので、次に作った時にお湯を多めに入れてみたのですが、予想通りさらっとはしていますが味も薄い甘酒ができました。 米こうじを探しにアンテナショップに行くと、秋田県由利本荘市のヤマキチ味噌醤油醸造元の米こうじを見つけました。飾り気のないシンプルな「こうじ」という文字が、いかにもおいしい甘酒が作れそうな予感がします。 同じレシピで作ろうと思っていたのですが、調べてみると生の米こうじだけで甘酒を作る方法もあることを知りました。 [penci_recipe] 一口飲んでみると「この味が飲みたかった!」と納得してしまう濃厚な甘さの甘酒です。とろっと感もちょうど良く、お店で買うものと遜色ありません。甘酒好きな方は、ぜひ米こうじのみで甘酒を作ってみてください。 「ヤマキチ」の米こうじで作る、便利な「醤油こうじ」 米こうじを買ったら、作ってみたかったものがもう一つありました。それは塩こうじよりもうま味成分のグルタミン酸が10倍以上もあるという醤油こうじです。 必要なものは米こうじと醤油、それが同量ずつ必要なので作りたいときに作りたいだけ作ることができます。熱湯で殺菌した容器によくほぐした米こうじと醤油を入れて混ぜ合わせます。足りなければ米こうじがひたひたになるまで醤油を足し、60℃で6〜8時間に設定します。途中で米こうじが醤油を吸っていたら、醤油を足してかき混ぜましょう。 鶏肉を漬け込んで焼いたり、ポテトサラダの隠し味にしたり、納豆に入れてみたりとあれこれと使えるのが便利です。醤油味なのでどんな料理にも合わせやすいので、和食だけでなく洋食にも中華にも隠し味として入れられる、万能調味料です。 甘酒がお目当てで米こうじを買いましたが、万能調味料の醤油こうじまで作ることができました。自宅でやっとおいしい甘酒が作れました。こうじたっぷりなので美容にもよく、米こうじと水だけなのでお子さんでも安心して飲むことができます。
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お湯をかけてかき混ぜると、ホカホカの一品ができあがるフリーズドライ食品。おみそ汁やスープなどでおなじみですね。 そんなフリーズドライの常識を覆すような驚きの商品を続々生み出していのが、フリーズドライのブランド、アマノフーズ。 アマノフーズにかかれば、お湯さえあればカレー、親子丼、パスタ・・・といったメニューが一瞬にして完成します。 アマノフーズはフリーズドライ食品のパイオニア企業 アマノフーズは、国内でブロックタイプのフリーズドライ食品シェア1位を誇るブランド。 創業から60年以上を数える老舗で、1957年にカラメルの粉末化の成功を皮切りに乾燥食品を次々と生み出していった、いわばフリーズドライのパイオニアです。 1970年代まではカップラーメンの具材など、法人向けの商品の開発を行なっていましたが、1983年に一般消費者向けのフリーズドライの味噌汁を販売して以来、さまざまなヒット商品を生み出しています。 おみそ汁を筆頭としたアマノフーズの商品は、コンビニエンスストアなどでも販売されているので一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。 今回はそんなアマノフーズが手がけるアンテナショップにお邪魔しました。 アマノフーズフリーズドライステーションは東京・横浜・福山・大阪にある アマノフーズのアンテナショップ「アマノフーズ フリーズドライステーション」は全国に4店舗。東京駅「KITTE GRANCHÉ」の中にある東京店、アマノフーズ創業の地・福山にある福山店、2019年にオープンした大阪店、そして今回ご紹介する「横浜ベイクォーター」にある横浜店です。 店頭では、おみそ汁やスープ、雑炊、カレー、パスタなど100種類ものフリーズドライが並んでいて圧巻の光景です! 中にはアンテナショップでしか買えない限定品もあるのだとか。 定番のおみそ汁から丼の具、さらにはおろし生姜や大根おろしまで、初めて見るような商品がずらりとディスプレイされています。 こちらは横浜店の人気ランキングです。一番人気は甘酒。甘酒ブームを受けて、女性を中心に売れ行き好調なのだそうです。 横浜店の特徴は、国内に3つあるアンテナショップの中で唯一イートインスペースがあるところ。 お店の奥にテーブル席と、カウンター席が用意されています。 買った商品をその場ですぐに食べられるので、買い物途中の休憩に立ち寄ったり、近隣で働く人がお昼を食べにきたりすることもあるそうです。 パスタやリゾットなど食べごたえのあるフリーズドライ商品を多数販売している、アマノフーズならではの光景ですね。 イートインスペースでは、計量カップを借りることができるので、正確なお湯の量を測ることができます。 フリーズドライの食品を美味しく食べるただ一つのコツは、お湯の量を間違えないこと。 パッケージに書かれている通りのお湯を注ぎましょう。 お店でもらえるカップにお湯を注いだら、アツアツのうちにいただきましょう! 実食の様子は後編で詳しくお伝えします。 アマノフーズの限定品やギフトボックスもある アマノフーズのアンテナショップでは、他の店舗では購入できない限定の商品を手に入れることができます。 例えばこちらのマグカップ。 内側にフリーズドライを食べる時のお湯の目安となる目盛りが書かれています。 これがあれば、オフィスなどでも気軽においしくアマノフーズの商品を食べることができるすぐれものです。…
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お砂糖を使っていないのにしっかりとした甘みを感じる甘酒。ビタミン類、ミネラル、食物繊維も豊富に含み、日本古来からある飲み物ながら「飲む点滴」とも呼ばれ注目を集めています。大人から子どもまで健康的に楽しめる「甘酒」ですが、新潟産コシヒカリを100%使った甘酒「一夜雪(ひとよゆき)」は、お米の粒がしっかりと残っているタイプの甘酒です。 片山商店は五ツ星お米マイスターがいる、米・味噌・糀の専門店です 新潟県新潟市にある片山商店は、明治38年創業の米・味噌・糀の専門店です。五ツ星お米マイスターによるおいしい新潟米の販売、味噌や生麹、甘酒の製造販売が行われています。自家精米、自家製麹、自家醸造とこだわりをもって作られています。 五ツ星お米マイスターとは、全国の米小売店の団体「全国米穀小売商業組合連合会」という団体が実施している認定資格に「お米マイスター」というものがあります。お米に関する専門職の経験がある人だけに受験資格があり、お米の博士号とも言える資格です。 その中でも最上位なのが、筆記試験の他にお米に関する事前課題と口頭試問に合格しないと取得できない五ツ星お米マイスターです。日本の米どころとして知られる新潟県でさえ、わずか33名しかいない難しい資格です。 その片山商店が選ぶお米は真夏でも20度以下、室温75%前後になるよう大切に保管されこまめな精米が行われています。 糀に向かない新潟県産こしひかり、それでも生まれた「一夜雪(ひとよゆき)」 片山商店では糀作りも丁寧に行われています。糀は、蒸したお米を一粒一粒ぱらぱらにして麹菌を付けていくのですが、新潟県産のこしひかりは粘りがしっかりとしているので、糀の原料米としてはなかなか使いづらいところがありました。 それでも「故郷の味である新潟県産こしひかりで糀を造りたい」との思いから、何度も何度も丁寧に手入れを行い、一粒一粒に糀菌をまわしていきます。その週に使う分だけ自家精米して糀を造るのも、五ツ星お米マイスターならではのこだわりです。 黒カビが生えないよう、毎週糀室の中を床から天井まで全てキレイに拭きあげて手入れされている自慢の杉板造りの麹室の中で、手作りの稲わらの「こも」を使った「糀へぎこも掛け製法」で「一夜雪(ひとよゆき)」は作られています。 造るたびに毎回違った育ち方をする糀に合わせて、五感を頼りに手のひらで糀の状態をしっかりと確認しながら、お米の一粒一粒がきれいで力強い米糀になるよう丁寧に手入れされ「一夜雪(ひとよゆき)」が完成します。 新潟県産こしひかりの米粒がしっかりと残る「一夜雪(ひとよゆき)」 「一夜雪(ひとよゆき)」は、一粒一粒きれいになるよう手入れされているだけあってその見た目から違いが分かります。まるでお粥のように、しっかりとお米の粒が残っていてスプーンですくえてしまうほど。これまで甘酒はいろいろな種類を飲んできましたが、ここまでしっかりとお米の粒が残っているのは初めてです。これだけしっかりと粒が残っていると、「食べる甘酒」として朝食のかわりにもなると思います。 原材料は新潟県産のこしひかりのみ。お砂糖などは一切入っていませんが、しっかりと甘く体に染み渡っていきます。この濃厚な甘さが、頭の疲れにも体の疲れにもしっかりと効いてくる感じがするのが甘酒の魅力です。飲む点滴と呼ばれるのも納得、今や甘酒なしの生活は考えられません。 ストレートタイプなので冷蔵庫で冷やしてそのまま飲みましたが、温かくしてもおいしいですし凍らせて半解凍状態にすれば甘酒シャーベットにもなります。フルーツを入れてスムージーにしたり、牛乳や豆乳を加えてシェイクしてもおいしいスイーツのようなドリンクになります。 糀あまざけ「一夜雪(ひとよゆき)」150g×5個入 価格:2,600円 (2017/11/1 10:29時点)
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大人から子どもまで美容にも健康にもよく、「飲む点滴」とまで言われている「甘酒」。私も「甘酒」にはまってしまい、甘酒売り場で自分好みの甘酒をあれこれ見るのが楽しみです。酒粕を加えたものは苦手なので、私は米麹のみで作られた甘酒を毎回選んでいます。 それぞれ違いがあるので、自分好みの甘酒を探すのも楽しい! 甘酒は大きく分けて米麹のみで作ったもの、酒粕が使われたものと2種類あります。私はいつも米麹のみで作られたものを選んでいますが、お酒に弱い私でも子どもでも飲むことができます。米麹の甘酒でもそれぞれ商品によって違うので、飲みながら「前のが美味しかった」とか「これはサラッとしてる」など感想をわいわい言いながら飲んでいます。 米麹が原料の甘酒でも、原材料に砂糖や塩が加えられているものもあります。また、甘酒に水を加えて一煮立ちさせてから飲む濃縮タイプ、そのまま飲めるストレートタイプにも分けることができます。お米の粒が粗く残っているもの、反対に粒が一切ないさらさら系にも分けることができます。 私が甘酒を選ぶときはまず原材料を見て、米と米麹だけが使われてるものを買うようにしています。すぐに飲みたい時はストレートタイプ、ホットでも飲みたい時は濃縮タイプを選んでいます。私はさらっとした粒のないものが好きなのですが、朝食代わりに飲みたい時などは粒があるものを選ぶこともあります。 色々なメーカーから出ている甘酒を飲んで自分好みの「甘酒」を見つけるのも楽しいもので、ついつい甘酒を見つけると買ってしまいます。 あの八海山が作る「麹だけでつくったあまさけ」はストレートタイプ 「麹だけでつくったあまさけ」は、「八海山」で知られる新潟県南魚沼市の酒造メーカー八海醸造が製造しています。「麹だけでつくったあまさけ」にも、日本酒メーカーだからこそ持っている技術が使われています。 「麹だけでつくったあまさけ」は、一粒ずつ丁寧に削ってみがかれた「精米歩合60%」が使われています。こうすることで雑味がなくなり、蔵人こだわりの上品でスッキリとした甘酒ができあがります。使用されている水も八海山水系の極軟水で、雪国ならではの自然の恵みいっぱいの清らかな水が使われています。 「麹だけでつくったあまさけ」には3種類あります。飲みきりサイズの118g、買い置きにピッタリの410g、家族で毎日飲むのに最適な825gの3種類です。3種類全てを取り扱ってるお店は珍しく、何店舗か回ってみましたが飲みきりサイズのみ、またはそれと合わせて2種類置いてあればいい方かなという印象です。 白を基調としたシンプルなパッケージに、縦書きで書かれた「麹だけでつくったあまさけ」の文字がとても目を引くパッケージになっています。 とろりと濃厚なのにスッキリ「麹だけでつくったあまさけ」 一般的な甘酒よりはややお高めの「麹だけでつくったあまさけ」。わくわくしながら封を開けると、きちんと内蓋がついて密封されています。「麹だけでつくったあまさけ」をグラスに注いでみると、とろとろとした全く粒のない甘酒です。美しいとさえ思ってしまう艶のある液体は、さすが八海山と思わずにはいられません。 口に含んでみると、その濃厚な甘さに驚きます。雑味は一切なく、米の甘さがじんわりと体中にしみわたっていくそんな感じ。一気に飲み干せない濃厚さが、心までほっと安らぐような甘酒です。 これまで飲んできた甘酒とは一線を画す、粒のないさらさら系甘酒の中ではダントツのおいしさ。いい意味で衝撃を受ける味でした。きっとこれから甘酒を選ぶときに、「麹だけでつくったあまさけ」を基準にしてしまうと思います。 八海醸造株式会社「麹だけでつくったあまさけ」 八海山 麹だけでつくったあまさけ 825g×3本セット 価格:3,800円 (2020/6/22 10:58時点) 感想(10件) 八海山が作る伝統飲料「麹だけでつくったあまさけ」 was last modified: June 22nd, 2020…
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ポリフェノールたっぷりの黒米を使ったさわらや農園の「黒米甘酒」。栄養たっぷりなのは嬉しいのですが、一般的な甘酒と比べると古代米のクセを感じる方もいるかもしれません。そんな方のために、おいしく栄養を摂れる飲みやすい「黒米甘酒豆乳オレ」をご紹介します。 [penci_recipe] 体が冷えていたり風邪気味だと感じている時は、少し生姜を加えてみると一層体も温まり美味しくいただけます。暑い季節になっても、涼しい室内にいることや冷たい食べ物や飲み物の取り過ぎによって思った以上に体が冷えてしまっていることも多いものです。ICEで「黒米甘酒豆乳オレ」を飲む場合も、冷蔵庫で冷やさず常温にして飲むと体を冷やしません。 豆乳を加えることでますます栄養価もアップし、古代米のクセも感じにくくなります。今年は夏バテ予防のため、「黒米甘酒豆乳オレ」を飲んで暑い夏を乗り切ろうと思います。
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ブームもすっかり落ち着き、健康志向の高い人の間ではすっかり定着した甘酒。色々な種類の甘酒も販売されているので、見かけるとつい購入してしまいます。最近見つけたのは古代米の黒米を使った甘酒です。 白米と比べて栄養豊富な「黒米甘酒」 黒米には食物繊維、タンパク質、ビタミンなどが豊富に含まれています。「黒い食べ物は体にいい」とよく聞きますが、それは黒い食べ物にはアントシアニンなどのポリフェノールが含まれていることが多いからです。 ポリフェノールが豊富というとアンチエイジング効果も期待してしまいます。アントシアニンは目に効果がある、というイメージが強いですがもちろん目にだけ効果があるのではありません。アントシアニンは活性酸素を除去する抗酸化作用がとっても高いので、細胞の老化を防いでくれます。さらにはコラーゲンの合成を助ける働きもあるのでアンチエイジング効果があると言われているのです。 そんな黒米で作った甘酒、美容効果が高いに決まってるとついついいつも以上に期待してしまいます。 試行錯誤の3年を経て作られた、さわらや農園の「黒米甘酒」 生産者の橋本和子さんが自身の経験から生み出されたさわらや農園の「黒米甘酒」。3年ほど独自の研究を続け、その結果安定して同じ味が出せるようになったのだとか。原料の古代米はほんの少しの種から3〜4年かけて増やし、笠間市下加賀田の気候にうまく合い美味しいお米に育っています。 原材料は茨城県笠間産の黒米と同じく笠間産の米こうじのみを使用しています。砂糖も保存料も使われていない、自然な甘さを味わえる甘酒です。原料の黒米もコシヒカリも、有機肥料と減農薬で栽培された特別栽培米です。 黒米といっても、実際は紫色に近く色もきれい。小豆に近い色、というのが一番分かりやすいかな。この紫色が「アントシアニン取ってるなー」と実感できます。同量の水または好みの量の水で薄め、温めてから飲みます。 暑いのか涼しいのか微妙なこの季節、気づくと体の中が冷えてしまっていることも多いもの。温かい甘酒は、冷えた体を中からしっかりと温めてくれます。同量の水を加えて温めたさわらや農園の「黒米甘酒」は、古代米のいい意味での雑味や風味をしっかり感じられます。古代米の粒の食感が良く、軽い朝食の代わりにもおすすめです。体にいいものを摂っているな、というのを実感できる甘酒です。
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甘酒は日本古来からある飲み物ですが、「飲む美容液」や「飲む点滴」などと言われ、疲労回復効果や美肌効果も高いことで再び注目されています。米こうじと酒こうじの甘酒はどう違うのでしょうか。 酒こうじの甘酒は酒粕から作られています 酒こうじから作られる甘酒は、酒粕が原料です。酒粕は米こうじに酵母菌を加え発酵させる、日本酒を作る工程でできるもろみが原料です。日本酒を絞った後の絞りかすですが、たんぱく質や食物繊維、ビタミン、ミネラルなど豊富に栄養が残されています。 酒粕はスーパーでも売られていますが、有名な酒蔵のものも販売されているのでこだわりのものを取り寄せて甘酒を作っている方もいます。酒粕には甘さがないので、自宅でお好みの甘酒を作る場合は砂糖など甘みを加える必要があります。 加熱するのでアルコール成分は飛びますが、ゼロではないのでお子さんやお酒に弱い方は注意が必要です。 米こうじの甘酒は米こうじから作られます 米こうじから作られる甘酒は、お米と麹菌によって作られます。麹菌が発酵していく中で、お米の中の成分がオリゴ糖やブドウ糖に変化します。糖分を加えなくても濃厚な甘さを持った甘酒になります。初めて米こうじの甘酒を飲んだときは、砂糖などの甘みが一切加えられていないのに、しっかりと甘さがあるので成分表を何度も見直してしまいました。 みりんや味噌などの調味料と同じように米こうじで作られる甘酒は、なじみのある自然な甘さがクセになります。麹菌が発酵する中でビタミン類が生み出され、特にビタミンB群が豊富に含まれています。疲労回復に効果のあるビタミンB1、貧血予防に効果的だと言われているビタミンB12など、女性に嬉しいビタミンが摂取できます。 甘酒は自分の好みで選びましょう お酒に弱かったり日本酒を飲み慣れていない方は、まずは米こうじから作られた甘酒から試してみてはいかがでしょうか。朝食前やおやつタイムに、少しの量でも満足感がありエネルギー補給になります。 酒粕の甘酒は日本酒の酒蔵で作られたものもあり、米こうじの甘酒は味噌蔵で作られているものがあります。どちらも本格的な酒粕やこうじが使われているので、味も品質も確かです。 「甘こうじドリンク」の越國屋新村こうじみそ商店の公式サイトはこちら