欲しいと思っていたヨーグルトメーカーを買ってはや数ヶ月。ヨーグルトだけでなはく、甘酒なども作れます。早速乾燥の米こうじを使って甘酒を作ってみましたが、思っていた味となんだかちょっと違う。そこで生の米こうじを使って甘酒を作ってみました。
秋田県のアンテナショップ「あきた美彩館」は品川駅の近くにあります
東京には数多くのアンテナショップがあります。その多くは有楽町・銀座エリアに集中しています。日本橋エリアにもアンテナショップは多いですね。
秋田県のアンテナショップ「あきた美彩館」は、JR・京浜急行線品川駅の高輪口から歩いて3分ほどの場所にあります。近くには水族館や映画館もあり、にぎやかな場所ですがゆったりとした空気が流れています。
中へ入ると、さらにゆったりとした気持ちになります。奥には秋田名物の稲庭うどん、きりたんぽ、ハタハタ、比内地鶏、いぶりがっこ、そしておいしい日本酒が楽しめるダイニングスペースがあります。
秋田県のおいしいものが沢山そろった「あきた美彩館に」は、東京のスーパーでは見かけたことのないものが沢山そろっています。東京でも見かける「いぶりがっこ」も、スライスされたものやカットされていないものなど種類も豊富です。
またハタハタなどを原料に使って熟成させた魚醤「しょっつる」や味噌などの調味料、お米、バター餅などのお菓子、山菜など実に多くの秋田らしいものが並んでいるので見ているだけでも楽しめます。
「ヤマキチ」の米こうじで、おいしい甘酒をつくりたい!
アンテナショップでは、いつも家庭で使っているような調味料を見るのが楽しみです。いつもと同じ味噌や醤油でも、地域によって色々なメーカーがあるのを見るのはとても楽しいものです。
今回私がこうじをさがしていたのは、自宅でもおいしい甘酒を作りたいから。
最初にヨーグルトメーカーを使って甘酒を作った時は、乾燥米こうじ100gとごはん200g、お湯300mlで作ってみました。もったりとしていて、飲むというよりは食べる甘酒と言った方が近い甘酒ができました。味は思っていたよりは濃厚な甘さでもなく、ちょっとがっかり。
さらっと飲みたいので、次に作った時にお湯を多めに入れてみたのですが、予想通りさらっとはしていますが味も薄い甘酒ができました。
米こうじを探しにアンテナショップに行くと、秋田県由利本荘市のヤマキチ味噌醤油醸造元の米こうじを見つけました。飾り気のないシンプルな「こうじ」という文字が、いかにもおいしい甘酒が作れそうな予感がします。
同じレシピで作ろうと思っていたのですが、調べてみると生の米こうじだけで甘酒を作る方法もあることを知りました。
材料
- 米こうじ 250g
- 水 250〜300g
一口飲んでみると「この味が飲みたかった!」と納得してしまう濃厚な甘さの甘酒です。とろっと感もちょうど良く、お店で買うものと遜色ありません。甘酒好きな方は、ぜひ米こうじのみで甘酒を作ってみてください。
「ヤマキチ」の米こうじで作る、便利な「醤油こうじ」
米こうじを買ったら、作ってみたかったものがもう一つありました。それは塩こうじよりもうま味成分のグルタミン酸が10倍以上もあるという醤油こうじです。
必要なものは米こうじと醤油、それが同量ずつ必要なので作りたいときに作りたいだけ作ることができます。熱湯で殺菌した容器によくほぐした米こうじと醤油を入れて混ぜ合わせます。足りなければ米こうじがひたひたになるまで醤油を足し、60℃で6〜8時間に設定します。途中で米こうじが醤油を吸っていたら、醤油を足してかき混ぜましょう。
鶏肉を漬け込んで焼いたり、ポテトサラダの隠し味にしたり、納豆に入れてみたりとあれこれと使えるのが便利です。醤油味なのでどんな料理にも合わせやすいので、和食だけでなく洋食にも中華にも隠し味として入れられる、万能調味料です。
甘酒がお目当てで米こうじを買いましたが、万能調味料の醤油こうじまで作ることができました。自宅でやっとおいしい甘酒が作れました。こうじたっぷりなので美容にもよく、米こうじと水だけなのでお子さんでも安心して飲むことができます。