スーパーフードとして最近改めて注目を集めている古代米。その古代米を使った甘酒があります。栄養たっぷりの黒米と緑米を使った甘酒、いったいどんな味なのでしょうか。飲み比べてみます。
古代米ならではの味わいを楽しめる、さわらや農園の「黒米甘酒」
甘酒の色も黒米を使っているとあって黒米の色、紫色というか小豆色をしています。黒米は通常白米に混ぜて炊いて食べます。白米に混ぜてもしっかりと黒米の風味を感じられるくらいなので、強い味わいを持っています。この風味が古代米ならではのもの、栄養たっぷりの力強さを感じます。
「黒米甘酒」は、さわらや農園で作られた黒米とコシヒカリで作られた米こうじのみで作られています。シンプルな材料で作られているからこそ、甘酒の味わいもよく分かります。黒米のしっかりとした力強い味わいに、米こうじの甘さが加わってしっかりとしたコクを感じます。
クセがないとは決して言えませんが、そのクセが栄養摂ってるなというのを実感できるような気がします。豆乳や牛乳を加えると飲みやすくなります。
より強い甘みを感じられるさわらや農園の「緑米甘酒」
緑米はもち米のような風味が特徴の古代米です。「緑米甘酒」は、一般的な甘酒がほんのり緑がかったような色をしています。「緑米甘酒」を水と一緒にお鍋に入れて温めていると、もち米を炊きあげているときのような甘くていい香りがしてきます。
「緑米甘酒」も、さわらや農園で作られた緑米とコシヒカリで作られた米こうじのみで作られています。緑米も白米と混ぜて炊きますが、そうするともちもちとした食感を楽しむことができます。甘酒にしても、もち米のような風味ともちもちとした食感が楽しめます。
普通の甘酒よりも、香ばしいような甘さの他にも古代米の風味を感じる味わいになっています。クセは強くありませんが、こちらも力強さを感じる味わいになっています。
個人的には緑米の甘酒の方が好きです。クセはあるのですが、このクセがやみつきになります。古代米の風味をしっかりと味わえる上に栄養もたっぷり、疲れが出やすいこの季節に積極的に飲みたい甘酒です。