都内でも少しずつ木々が色づき、気候はいいのになんとなく気軽にお出かけしづらい…。それならばおいしいものを探しに東京のご当地スーパーに行ってみませんか? 今回予算3000円でおいしいもの探しをするのは、高級スーパーの印象が強い【クイーンズ伊勢丹】。今回訪れた品川店をはじめ首都圏に16店舗あり、デパ地下のような日本全国の逸品や洗練されたパッケージのPB商品が並んでいます。どんなおいしいものが見つかるか楽しみです。 【クイーンズ伊勢丹】のおしゃれレトルト せっかくクイーンズ伊勢丹に来たのだから、まずはパッケージもおしゃれなPB商品からおいしいものを選びたい!そのためにも、まずは店内をひとめぐりしてPB商品の全体をつかむことにします。 クイーンズ伊勢丹へ入ると、すぐ目立つ場所に「鍋活」のポップと一緒に「ごま豆乳鍋の鍋つゆ」「キムチ鍋の鍋つゆ」「生姜と麹のつゆの素」「博多風水炊きの鍋つゆ」、「ゆずぽん酢」が並んでいました。 その奥には、種類豊富なレトルトカレーやスープ、回鍋肉の素や青椒肉絲の素、麻婆豆腐の素などが並べられていました。レトルトカレーのパッケージは、ビビッドな色づかいでおしゃれ。 スープのパッケージはホワイトとブラックのシックなパッケージに、スープのきれいな色が映えていてどれもおいしそうです。手軽に本格的な味が作れそうな中華料理の素は、1パック298円。ちょっとしたお土産やお礼などにお渡ししても喜ばれそうです。 棚にはクイーンズ伊勢丹のパスタソースもありました。「ピリリと辛いアラビアータ」「赤ワインとトマトピューレで煮込んだボロネーゼ」「あさりの風味豊かなボンゴレビアンコ」「3種のきのこの濃厚クリームソース」など商品名も魅力的。今すぐおいしいものが食べたーい、というときにちょうどいい家に常備しておきたくなるレトルトが揃っています。 【クイーンズ伊勢丹】の種類豊富なだし 手軽だけどきちんとしたものを食べたい、という願いを叶えてくれるのが「だしのこころ」シリーズ。 「かつおだし素材100%」「かつお合わせだし」「炭火焼あご入りだし」「炭火焼あご入りだし減塩」「にぼし合わせだし」とだしパックだけでも種類が豊富です。瓶に入った根昆布だしもあります。 だしパックだけでなく削り節も種類豊富。「本枯鰹節薄削り」「花かつおけずりぶし」「本枯鰹節厚削り」「かつおかれぶし削りソフトパック」などのだしのこころシリーズに加え、<ISETAN MITSUKOSHI THE FOOD>の「枕崎産本枯節削りぶし」などもあり、かつお節だけでも驚くほどの商品数です。 【クイーンズ伊勢丹】で人気のおやつ・おつまみ さらに店内を歩くと、店内の中央付近にはおやつにぴったりのコーナーがありました。200g入りのホットケーキミックス、長野県産紅玉りんごジャムや山形県産白桃ジャム、長野県産巨峰ジャムなどはちょっこっと贅沢にぴったり。 箱に入ったシベールのブランデーケーキは、定番の「ブランデー」「紅茶」「チョコレート」の3種類と季節限定フレーバーが登場します。今はマロン味もありましたが、人気のようで残り1本となっていました。アルコールが苦手な方は、冷やして食べるのがおすすめとのことです。 冷蔵コーナーには新商品の「こんがりバター生地のマロンシュークリーム」「ダブルチーズのスフレケーキ」「とろーりなめらかプリン」「クラッシックプリン」と、おいしそうなスイーツを発見。<ISETAN MITSUKOSHI THE FOOD>のドリップコーヒーも並べられていて、素敵なティータイムを過ごせそうです。 そしてクイーンズ伊勢丹のお菓子の中でも大人気なのが「大辛おかき 2種のピーナッツ入り」。たまり醤油が効いた大粒の柿の種に、ピリッと唐辛子が効いたゴツゴツとした大きめのおかきをミックス。さらにカリッと香ばしい食感のアメリカ産ピーナッツと、しっとりカシューナッツのような食感のニカラグア産ピーナッツをミックスした柿の種です。 柿の種と同じくボトルに入っているのがポップコーン。「シナモンキャラメルポップコーン」「キャラメルポップコーン」「メープルポップコーン」「黒糖ポップコーン」と4種類あります。キャラメルポップコーンブームが起きるずっと以前、20年近くに渡って愛され続けているロングセラーアイテムです。 またレジ周辺には菓子売り場があります。全国の銘菓が取りそろえられたコーナーもあり、東京・麻布十番の名店「豆源」、新潟のおせんべい処「瑞花」、埼玉のフルーツゼリー「彩果の宝石」などもあります。 仰々しいお土産だと気を使わせてしまうけれど、ちょっとした手土産が欲しい。少し変わった東京みやげを買って帰りたいなんて時にもちょうどいいPB商品が手に入ります。 【クイーンズ伊勢丹】のご当地乳製品・甘酒 クイーンズ伊勢丹には、オリジナルの牛乳も販売しています。酪農牛乳と北海道牛乳の2種類あり、牛乳売り場の中でも大きなスペースを占めています。 一般的なスーパーではあまり見かけない木次乳業の「パスチャライズ牛乳」や「ノンホモ牛乳」もあります。生クリームが浮かぶ牛乳、と瓶に書かれた「東毛酪農低温殺菌牛乳」、高知育ちの「乳しぼりをした日がわかる低温殺菌牛乳」など、数えただけでも20種類近くの牛乳が並んでいました。 海外ドラマやMVに出てきそうな、おしゃれなパッケージなのがミルクロードの「のむヨーグルト」。ストレスなく育てられたうしから搾った新鮮牛乳と北海道産のてんさい糖だけで作られています。…
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地元では有名でも、実はその土地にしかない。そんなローカルなスーパーを探すご当地スーパーの旅。 今回は神奈川県民に愛される「相鉄ローゼン」を紹介します。 相鉄ローゼンはどんなスーパー? 相鉄ローゼンは、神奈川県を中心に営業している相鉄グループのスーパーマーケットです。 店舗の表記としては相鉄の部分に漢字でなく平仮名を使い、「そうてつローゼン」と表記されることも多いです。ローゼンはドイツ語でバラを意味し、前身の1つである株式会社相高に出資していた髙島屋のシンボルであるバラにちなんでいるそうです。 相鉄ローゼンは、「ゆたかな生活へのかけ橋」をモットーにして、スーパーマーケットを経営し、地域住民のゆたかな生活づくりを目指してきました。お客様や、従業員、取引先すべての方が笑顔になる取組みを実施していくことを重視しているそうです。 店舗に入ると「ローゼン、ローゼン、相鉄ローゼン♪」と軽快な音楽がお出迎え。地元住民には聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。 相鉄ローゼンの店舗は神奈川を中心に55店舗 神奈川を中心に55店舗を構える相鉄ローゼン。多くの店舗があるので、神奈川県民にとっては馴染みのあるスーパーです。 神奈川県では横浜市に26店舗(東寺尾店、オルト新子安店、上星川店、笹山店、ひかりが丘店、白根店、鶴ヶ峰店、左近山店、ジョイナステラス二俣川店、希望が丘店、南まきが原店、緑園都市店、弥生台駅前店、山手台店、ひなた山店、いずみ野駅前店、いずみ中央店、三ツ境店、十日市場店、モザイク港北店、センター南駅前店、磯子店、六ツ川店、並木店、釜利谷店、港南台店)。 川崎市に6店舗(川崎アゼリア店、塚越店、河原町店、梶ケ谷店、たいら店、柿生店)。 そのほか、藤沢市に4店舗(善行店、湘南台店、鵠沼店、みろく寺店)、海老名市に4店舗(海老名店、さがみ野店、杉久保店、かしわ台店)、大和市に2店舗(大和駅前店、桜ヶ丘店)。 茅ヶ崎市(高田店)・平塚市(平塚梅屋店)・小田原市(富水店)・綾瀬市(国分寺台店)・相模原市(横山台店)・鎌倉市(鎌倉深沢店)・横須賀市(湘南山手店)・三浦郡(葉山店)・厚木市(厚木林店)・伊勢原市(伊勢原駅前店)・秦野市(南が丘店)にそれぞれ1店舗ずつあります。 東京都では町田市にのみ2店舗(成瀬店・薬師台店)展開しています。 センター南駅前店、河原町店、善行店以外の店舗には駐車場が併設されているので、車での買い物も便利です。 開店時間は6時〜10時、閉店時間は21時〜26時と、店舗によって幅があります。藤沢市の善行店は24時間営業です。 また、現在は、新型コロナウィルスの影響で時短営業の店舗が数店ありますので、最寄りの店舗の情報を事前に確認しておくと安心です。 ※営業時間は店舗によって異なりますので、公式HPの店舗情報でご確認ください。 相鉄ローゼンのセール・特売日は? 相鉄ローゼンのホームページでは、店舗ごとのチラシ情報が掲載されています。月ごとのマル得プライスやポイント3倍、ローゼン市などのお得な情報が満載です。相鉄ローゼンのチラシがスマホに届くサービスもありますので、ホームページチェックしてみてくださいね。 相鉄ローゼンにいったら、買ってほしいオススメ商品は? 相鉄ローゼンは生鮮品はもちろんですが、お惣菜やお弁当、サンドウィッチも人気です。 そして、相鉄ローゼンに行ったら是非買って欲しいのが、季節に合わせたスイーツ系のサンドウィッチです。 夏はマンゴーサンドやパイナップル、秋はさつま芋、栗、かぼちゃの3種類のスイーツサンドなど。コンビニスイーツも顔負けの相鉄ローゼンのスイーツ系サンドウィッチは特に女性に人気です。 私がお店に行った時にあったのも、みかん、パイナップル、キウイ、いちごなどの色とりどりのフルーツ系サンドウィッチでした。 パイナップルのサンドウィッチは半額で約200円になっていることもあり、みかんとパイナップルを買って帰りました。 みかんもボリュームがありますが、なによりびっくりしたのが、このパイナップルの分厚さです。大きすぎてパンから飛び出してしまっています。さすがに一口で食べるのはむずかしいので、ケーキのようにナイフで小さく切っていただきました。 中身のクオリティーが高いことに加えて、パン自体にもパサつきがなく、しっとりふんわりしているところもポイントが高いようです。相鉄ローゼンでは季節ごとの新商品をチェックするのも、楽しみのひとつになりそうですね。 相鉄ローゼンで使えるポイントは? 相鉄ローゼンには独自のポイントカード(ウェルカムカード)があります。ウェルカムカードは入会金無料でその場で発行、すぐに使うことができます。ポイントの料率は100円(税抜き本体)につき1ポイントがつき、1000ポイント貯まると500円の買物券がもらえます。…
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そう遠くはないのになかなか行く機会のない場所、みなさんにもそういう場所はありませんか? 私にとってまさに日光がそうでした。日光と言えば日本だけでなく世界中でも有名な観光地、一度は行ってみたいと思いながらなかなか行く機会に恵まれませんでした。 初めて行った日光、まずは日光駅で一番有名なさかえやの「揚げゆばまんじゅう」を食べてからスタートです! さかえやの「揚げゆばまんじゅう」にも使われている日光名物「日光ゆば」 日光の名物の一つに「日光ゆば」があります。 海が遠い日光では魚などは入手しづらく、運搬や保存に適した大豆を使ったゆばは昔から貴重なたんぱく源として重宝されていました。 山岳信仰が盛んなこともあり、修行の場での栄養源としても用いられてきました。 ゆばは豆乳を煮た時にできる薄い膜を引き上げたものです。 京都もゆばが有名ですが、今日とのゆばは薄い膜をサッと引き上げた一枚仕上げです。 日光ゆばは折りたたまれた状態の二枚仕上げで、間に豆乳が残されているのが特徴です。厚みがあり、独特の歯ごたえも楽しめます。 日光の旅館やホテルの食事はもちろん、日光ゆばが食べられる専門店も多いです。 普段食べる機会の少ないゆばだからこそ、観光地で食べるゆばづくしは格別だったりします。 料亭からカフェまで、予算や気分に合わせてお店も選べるほど充実していますよ。 もちろん観光客にも人気の高い日光ゆばは、お土産屋さんや日光ゆば専門店でも購入することができます。 創業以来60年以上!日光の玄関口東武日光駅前にある「さかえや」 テレビで見たのがきっかけで知った「さかえや」。揚げまんじゅう自体は珍しいものではありませんが、ゆばを使っていることに加えてその絶妙な塩加減が絶賛されていました。 「日光に行ったら絶対食べよう。そうだ、日光に行こう!」と話がとんとん拍子に進みました。ずっと行けなかった場所でも、案外なんてことのないきっかけで行けてしまう。 きっかけというのは不思議なものです。 東武日光駅の目の前にある「さかえや」は、昭和33(1958)年創業の老舗です。 JR日光駅からも徒歩5分ほどなので、日光に行ったらぜひ立ち寄ってほしいお店です。 創業以来60年以上の「さかえや」ですが、「揚げゆばまんじゅう」が販売開始されたのは平成12(2000)年のこと。 「さかえや」のホームページにも「秋の紅葉繁忙期、土曜日・日曜日・祝日は購入までにお時間をいただくこともございます。」とか書かれており、その人気の高さを知ることができます。 お土産用の5個入りパックのものなどもありますが、その場で食べると言えば1個ずつ紙に包んで渡してくれます。 甘さと塩気、もっちりサクサクの絶妙バランス「揚げゆばまんじゅう」 日光ゆばと豆乳が生地にたっぷり練り込まれたゆばまんじゅう。店頭で今食べると言えば揚げたてを渡してもらえます。 私が行った日は数人並んだ状態でしたが、作り置きではなくアツアツの揚げまんじゅうを渡してもらえました。 4つ買ったのでビニール袋に入れてもらったのですが、5分ほどたってから食べてもはふはふと食べなくてはならないほど。最高です。 「揚げゆばまんじゅう」は手のひらにすっぽりと乗るくらいの大きさで、外側はカリッと中はふわっとした食感です。外側の歯ざわりのよさに驚くと同時に、ここちよい塩気をしっかりと感じます。 意外にもしっかりとした塩気にも驚いていると、やさしいこしあんの甘さと生地のやわらかさを感じます。一口食べたときの完璧なバランスは。感動もののおいしさです。 日光ゆばと豆乳がたっぷりと聞いてドキドキしていたのですが、豆乳のえぐみなどは一切感じず上品な風味のみを感じることができます。…
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京都駅直結でお菓子からお茶、漬物、お酒など何でもそろうため、地元客だけでなく観光客からも人気の京都伊勢丹。 その地下1階食品フロアが2018年12月5日に増床リモデルオープンしました。日本初出店のブランドや京都伊勢丹限定商品もたくさんあり、見ているだけでもワクワクします。 JR京都伊勢丹地下フロアのコンセプトは「カルチャー・フーディー」 『ただ美味しいだけではない。「文化」からいただくから美味しい。』それが「Culture Foodie」というコンセプト。 京都駅直結の地下1階入口から入るとまず迎えてくれるが<菓子のAWASE(あわせ)>。 話題のパティシエが作るスイーツや長く愛されている銘菓を全国から選りすぐって集めたお菓子のセレクトショップです。 例えばリーフパイ1枚から買えたりするので、自分のためのおやつやちょっとした差し入れに、またお菓子好きの友人に詰め合わせてプレゼントにと、いろいろな使い方ができそうです。 おすすめ!老舗和菓子から現代風の和スイーツまで揃う和菓子エリア 和菓子エリアには<一保堂茶舗>や<老松>といった京都の老舗や、あずきバーで有名な<井村屋>と京都伊勢丹による限定ブランド<井村屋 和涼菓堂>、300年以上続く京菓匠<笹屋伊織>の職人が手掛ける新ブランド<十代目伊兵衛菓舗>などが展開しています。 伝統と格式を備えた老舗ブランドから老舗が手掛ける現代風の和スイーツブランド、さらに和菓子の常識を越えたユニークなショップまで、伝統を重んじ革新を受け入れる今の京都を象徴するようなラインナップです。 私のお土産、有職菓子御調進所 <老松>の京都伊勢丹限定「渡月橋(抹茶)」 有職菓子(ゆうそくがし)とは聞きなれない言葉ですが、宮中や武家の古来からのしきたりや故事にちなんで作られた、朝廷に献上され儀式や典礼で使われるお菓子です。 季節や作り方だけでなく、器や取り合わせにも細かい決まり事があるそうです。 <老松>は、有職儀式典礼にもとづく婚礼菓子、茶席菓子を中心に、たえず新しい菓子を生みだしている名店です。 敷居が高いイメージの<老松>ですが、京都伊勢丹のショップでは生菓子1つから気軽に買うことができます。 今回は京都土産にぴったりの「渡月橋(抹茶)」を買ってみました。 「渡月橋」は嵐山の桂川にかかる渡月橋にちなんだサブレ―です。オリジナルは和三盆クリームを使っていますが、京都伊勢丹限定商品は抹茶クリームをサンドしています。 抹茶味のお菓子の中には抹茶感を重視するあまり、抹茶の主張が強くなりすぎるものも多いですが、この「渡月橋」の抹茶クリームはでしゃばり過ぎず、控えめ過ぎず絶妙! 噛むほどに香ばしさが口の中に広がるサブレとのバランス感覚に、老舗の技を感じます。 国内外から厳選された27ブランドのスイーツが揃う洋菓子エリア 一方洋菓子エリアには、フランス以外では初の常設店舗出店の<ラ・サブレジエンヌ>、英国の伝統的なティールームの味が楽しめる<ハフキンス>といった世界の伝統と格式を備えたブランドから、パウンドケーキ専門店<パウンディ>、コーヒーのおいしさを取り入れたお菓子を追及する<京都珈琲菓子 モカボン>など新しい味覚を提案する気鋭のブランドまで揃います。 ここでしか買えないコラボレーション商品もたくさんあるので、こだわりの京都土産がきっと見つかります。 北欧+和の要素<Fika i Kyo(フィーカ アイ キョー)> スウェーデンでは「Fika(フィーカ)」と呼ばれるお茶の時間があり、シンプルで素朴なお菓子が受け継がれているそうです。そんな北欧菓子に、和の要素を加えたブランドが「Fika i Kyo」です。 カラフルでスタイリッシュな北欧デザインに和テイストが程よくマッチしたパッケージも魅力的なので、味はもちろんパッケージで選ぶのも楽しいですね。…
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現在の京都駅ビルは2018年でオープンから20周年を迎えました。世界有数の観光都市「京都」の玄関口である京都駅は1日約20万人の乗降客数があり、その数は年々増え続けているそうです。 そんな京都駅周辺のお土産スポットは2017年から2018年にかけて大きく様変わりしました。それぞれに異なる特徴を持つ店舗を、おすすめ商品を交えながら紹介していきます。 第1回目はJR西口に2018年10月オープンした「京名菓・名菜処 亰(みやこ)」です。 特別なスイーツや老舗の和菓子、ちょっと贅沢なお惣菜やお弁当が揃う32店舗 観光客だけでなく、通勤通学や買い物などで多くの方が利用する京都駅。 中でも京都駅の2F部分に位置する西口は、近鉄との乗り換えや伊勢丹でのお買い物など、目的をもって行きかう人々が多いエリアです。 そんな立地に位置するこの店舗のコンセプトは『多様な駅利用者ニーズに応える京土産・京の食』。 京都観光のお土産はもとより自分へのご褒美、ちょっとした手土産、お弁当・お惣菜など、便利で楽しい売り場を目指しているそうです。 売り場は〈京名菓ゾーン〉と〈食品ゾーン〉の2つのゾーンに分かれています。 老舗ブランドから京都生まれの洋菓子ブランドまで揃う<京名菓ゾーン> 宇治茶の「辻利」や京菓子の「俵屋吉富」、「井筒八ッ橋本舗」などの老舗に加え、京都発のデニッシュパン専門店「グランマーブル」や人気ショコラトリー「Dari K(ダリケー)」の新ブランド「The Obroma 990 by Dari K(ジ オブローマ 990 バイ ダリケー)」など、新しい洋菓子ブランドが集まるのが向かって右側の<京銘菓ゾーン>。 京都の定番和菓子からここでしか手に入れられない洋菓子まで入手可能なので、大切な方への贈り物や自分へのご褒美探しにぴったりの売り場です。 そんな中からご紹介するのは、東京駅の行列スイーツとしても有名な「PRESS BUTTER SAND(プレスバターサンド)」です。 関西エリア初進出の京都店ではレギュラー商品「バターサンド」に加え、生地とバタークリームともに厳選した宇治抹茶を使った京都限定「バターサンド<宇治抹茶>」を販売しています。 京都駅限定!抹茶の渋みがバターと好相性「バターサンド<宇治抹茶>」 2種類販売されている「バターサンド」、もちろん京都駅限定の抹茶味を買ってみました! バターサンドに使われるクッキーは、「PRESS…
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最近おいしいものを食べましたか?値段に関わらず、おいしいものを食べるとたちまち幸せな気分になります。 そして、さらに安くておいしいものだと、軽い感動の気持ちまで湧いてきます。 自宅へのお土産にも、お友達への手土産にもちょうどいい「BAKE CHEESE TART」のチーズタルト。そして「BAKE CHEESE TART」でもめずらしい、JR名古屋タカシマヤ店限定の「しるこチーズタルト」を、やっと購入することができました。 「BAKE CHEESE TART」は札幌の人気洋菓子店「きのとや」が展開している 私が初めて「BAKE CHEESE TART」のチーズタルトを知ったのは、ルミネエスト新宿店にできた行列を見たのがきっかけでした。行列のすき間からちらちらと見える焼き立てのチーズタルト。それがあまりにおいしそうで、時間に余裕があったこともあり、行列に加わってしまいました。 家に帰って食べると、これまで食べたことのないおいしさに衝撃を受けました。 ほわっと柔らかく、濃厚なのにしつこさを感じないチーズの風味。タルト生地はしっかりとしたバターの味を感じられるサクサクのタルトです。 後から北海道札幌の人気洋菓子店「きのとや」が展開しているお店だと知り、あの行列もこのおいしさも納得したものです。 「BAKE CHEESE TART」は日本国内に25店舗あり、関東だけでも12店舗あります。また韓国や台湾、タイやアメリカと海外にも23店舗あります。期間限定、店舗限定でいつもとは違うチーズタルトが販売されることもありますし、ご当地チーズタルトが販売されている店舗もあります。 名古屋駅直結の「BAKE CHEESE TARTジェイアール名古屋タカシマヤ店」 いつものチーズタルトもおいしいけれど、店舗限定、しかもご当地チーズタルトがあると聞いたらぜひとも食べてみたい! 名古屋でご当地ものと聞いたら多くの方が予想する通り、あんこを使ったチーズタルトです。 あんことチーズ。東京ではあまり見ないめずらしい組み合わせではありますが、名古屋ではわりと見かけるような気がします。我が家でも小倉トーストにクリームチーズを乗せて食べることもありますので、おいしさは保証済みです。 「BAKE CHEESE TART」は、名古屋エリアに「ジェイアール名古屋タカシマヤ店」と「mozo ワンダーシティ店」の2店舗あります。ご当地チーズタルト「しるこチーズタルト」が販売されているのはジェイアール名古屋タカシマヤ店だけなのでご注意ください。また「しるこチーズタルト」だけでなく「チーズタルト」や「BAKEミルクソフト」の販売もしています。 「BAKE…
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東京では百貨店の催しなども多く、地方のおいしいものも比較的手に入りやすくなっています。オンラインショップのあるお店も多く、ともすると東京で手に入らないものはないと思いがちです。 ネットでは買えない、わざわざ買いに行くしかないもの。 私のわざわざ買いに行きたいおやつの一つ、藤田屋「大あんまき」をご紹介します。 藤田屋の「大あんまき」との出会い、それは偶然で突然 私が初めて「大あんまき」を知ったのは今から15年ほど前のこと。名古屋駅から近鉄電車に乗ろうとしていたとき、通路に小さなお店が出ていたのを見つけたのがきっかけでした。 これから乗る特急電車の車内で食べるおやつが欲しいと思っていたので、立ち寄ったのが「大あんまき」との出会いでした。 「大あんまき」はどら焼きのような生地で餡を包んだものかなと思い、ショーケースを見てみると驚くほど餡の種類が豊富です。 あずきや白あんなどポピュラーなものはもちろん、抹茶あんや栗の入ったもの、そして驚いたのがあんとチーズ、あんとカスタード、そして揚げた天ぷらあんまきなどの「大あんまき」です。 あんこも大好き、カスタードも大好きな私にとって、これ以上ない魅力的な組み合わせ。でもまさか一緒に食べるというのは思い付きませんでした。このわき上がってしまった興味はを止められるわけもなく、カスタードあんまきとチーズあんまきを買いました。 名古屋でも買える「大あんまき」ですが実は知立(ちりゅう)名物 初めて「大あんまき」を見つけたのは名古屋駅でしたが、豊橋駅や刈谷ハイウェイオアシスなどで藤田屋を見かけるたびに「大あんまき」を購入し、今では愛知県へ行くときには「どうしても買いたいものリスト」に入れています。 「大あんまき」を販売している藤田屋は、江戸時代に創業した愛知県知立(ちりゅう)市に本店があります。知立駅店や御在所サービスエリア店など9店舗常設店舗がありますが、期間限定店舗が多いのが特徴です。 出店予定は藤田屋の公式サイトに書かれていますが、それでも都内から行くのにはちょっと遠いエリアばかりなのでちょっと気軽に、というわけにはいきません。 それもそのはず。藤田屋の「大あんまき」は、当日製造、当日出荷にこだわり作り置きをしないのが特徴です。そのため「大あんまき」の皮はしっとりと柔らかく、あんは小豆の豆の味が感じられるほど甘さは控えめになっています。 あんもたっぷり、クリームもたっぷりの「大あんまき」 藤田屋の「大あんまき」は7種類あります。 ・粒あんの入った「黒」 ・あっさりとした「白」 ・黒あんに栗の粒が入った「栗」 ・白あんに抹茶を加えた「抹茶」 ・黒に衣を付けて揚げた「天ぷら」 ・チーズクリームとあんを合わせた「チーズ」 ・カスタードクリームとあんを合わせた「カスタード」 毎回どれも食べたくて買うまでに随分と悩むのですが、なにせ消費期限は翌日まで。結局いつもの、お気に入りを選んでしまいます。やっぱりここでしか食べられない「カスタード」と「チーズ」、そして「天ぷら」を買うことが多いです。 別のお店でもあんまきを買ったこともあるのですが、藤田屋の「大あんまき」は生地のしっとり感と独特のもっちりとした食感が違います。 あんとカスタード、両方入っているとしつこいのかなと思っていましたが、あんだけでなくカスタードも甘すぎません。あんにはないクリーミーな食感も加わって、初めて食べる新しい味わいは感激ものです。 チーズ味は、ほんのり塩味がきいてクリーミー。これまた粒の残ったあんとよく合います。むしろなぜ他のお店にはないんだろうと思ってしまうくらい、おいしい。 こんなにおいしいのに、年に数回しか食べられないなんて。切なさを感じてしまうほど、私のお気に入りのおやつです。 mozoワンダーシティ店では、期間限定の大あんまきも販売されているのだとか。これまたわざわざ買いに行きたいリストに追加しておかなくてはなりません。 藤田屋「大あんまき」…
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大阪といえば、食い倒れ。たこ焼き、551蓬莱の豚まん、いか焼き、串かつ、お好み焼き。 美味しいものがこれでもかと存在する大阪ですが、実はまだまだ関西以外の人が知らない美味しい食べ物があるんです。 今回紹介するのもその一つ。りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」です。 りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」とは りくろーおじさんの焼きたてチーズケーキとは、大阪だけでしか買えない焼きたてほわほわの絶品チーズケーキ。買えるお店は大阪駅、天王寺駅など主要デパートに計10店舗ほどあり、関西の人にはおなじみの人気店です。逆に関西の人にとっては「え?東京にはないの?」と驚かれてしまうかもしれません。 りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」人気の秘密はぷるぷる感 りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」は、新大阪駅の構内にあり、毎日チーズケーキを求めて長い行列ができています。並んでいる間にチーズケーキを焼いている様子を見ることができます。そこでびっくりしたのは焼きあがったばかりのチーズケーキがぷるぷると揺れている光景でした。 チーズケーキがぷるんぷるん震えるなんて、完全に予想外でした。それでいて焼きたてのほわーっと立ち上る湯気を見ていれば、チーズケーキがふわふわなのも言うまでもありません。でも、とにかく美味しそうなんです。 この様子はお店の公式動画の方がわかりやすいので、こちらに掲載します。 りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」は冷やしても温めても美味しい 毎日行列ができるのにはもう一つ理由があります。 りくろーおじさんのお店の「焼きたてチーズケーキ」の価格はなんと672円(税別)!大阪でたくさんお土産を買った後でも、これも買っちゃおうかなと行列に並んでしまうお値段です。 ただし賞味期限は製造から3日以内。購入するタイミングには気をつけましょう。 そしてりくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」は常温でも、冷やしても、温めても美味しく食べられます。 焼きたての温かいまま食べるとふわふわ、しゅわしゅわの絶品チーズケーキ。 冷やして食べると、きゅっとケーキが締まって美味しさもアップします。 常温のチーズケーキは素材の風味が際立ち、噛むたびにとろけそうになる美味しさなのだとか。 今回新大阪から東京に帰って食べたので、冷蔵庫で冷やしてから食べました。でも焼きたての温かいまま食べてみたいなと思っていたら、公式サイトに電子レンジでの温め直し方が載っていました。食べ終わる前に気づいていれば、焼きたての味を楽しめたのに! そんな事を思いながら箱を見ると、しっかり箱にも温め方が書かれていました。早く食べたいという気持ちが先走ってしまっていたことを反省しました。 もちろん冷たくして食べても、ふわっと、じゅわっと柔らかく弾力があり、すぐにまた食べたくなる美味しさです。次回は温めて食べてみたいと思います。 りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」の隠し味は自慢のレーズン! りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」は、チーズも卵も牛乳も厳選され尽くしたものをたっぷりと使用しています。 そしてりくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」の一番のこだわり底に散りばめられたレーズンです。 普通のレーズンはやや固く、噛んでいるうちにぐにゃぐにゃっとした歯ざわりになるのが苦手という人もいます。実は私もそうでした。でも「焼きたてチーズケーキ」に入っているレーズンは自家製シロップを使って、ふっくらしっとりとしていて、全然嫌いではありませんでした。 レーズンのぐにょっとした歯ざわりは全く感じられず、しっとりぷりっとした食感です。レーズンはフルーツなんだと改めて実感できる、焼きたてチーズケーキによく合う優しい甘みと爽やかな酸味になっています。 りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」はネット販売も開始! かつては通販も行っておらず、関西に行かないとりくろーおじさんのチーズケーキを購入することはできませんでした。 現在はネットでの通販も開始され、大阪に行かなくても購入できるようになりました。3月頃まで北海道、青森県、秋田県、沖縄県離島などお届けに2日かかる地域にはお届けできないなど制限がありますので、ご確認の上ご注文ください。 とは言え、りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」は大阪へ行かないと焼きたてが食べられません。自由に大阪へ遊びに行ける日が待ち遠しいです。 りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」、公式サイトはこちら りくろーおじさんオンラインショップ…
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日々新しいローカルフードを探しているのですが、まさかコストコで出会えるとは思っていませんでした。コストコでは牧家のミルクプリンも販売されていますが、今回はフレッシュでとろんとした杏仁豆腐を購入しました。 新鮮な生乳をたっぷり使った、牧家の「杏仁豆腐」 爽やかなミントグリーンとビビッドなピンク色を使った、ポップでキュートなパッケージの牧家の「杏仁豆腐」。パッと見ただけでは杏仁豆腐とは分かりません。牧家が一番こだわる牛の絵が、かわいいハート型で描かれています。 牧家は、広々とした健康な土の上で、健康な草を食べて育った牛から、徹底的な衛生管理の下で絞られた新鮮な生乳を使ったデザートを作っています。自社牧場で作られる生乳のほかに北海道伊達市近郊産の生乳も使用されています。 杏仁豆腐は、牧家で作る「だて牛乳」と練乳のダブル仕立てなので、濃厚なミルク感を存分に楽しめます。和菓子でおなじみの本葛粉が使われている珍しい杏仁豆腐です。杏仁豆腐のほかに特製シロップが付いてきます。 牧家の「杏仁豆腐」は本葛粉が使われ、ぷるぷるなめらか 本葛粉が使われている牧家の杏仁豆腐。杏仁豆腐も好きな上、わらび餅などのぷるんとした和菓子も大好きなので期待が高まります。牧家の「杏仁豆腐」には、125gのお一人様サイズとたっぷり食べられる520gの2種類です。コストコで販売されていたのは大きな520gです。 スプーンを入れると、杏仁豆腐がぷるんとスプーンから逃げてしまうくらい柔らかな弾力があります。まっ白で杏仁の香りと同じくらいしっかりと、ほわっと甘いミルクの香りがします。 シロップをかけて口へ入れると、冷たくてつるんとした杏仁豆腐が心地よく広がります。牛乳のしっかりとした風味に優しい杏仁の香り、そこに葛粉のぷるぷる感が加わってまるでミルクプリンのような濃厚な味を楽しめます。 買った時は大きいと思ったけれど、食べ始めたら驚くほどあっという間になくなってしまいました。牧家の「杏仁豆腐」は、小さなお子さんから高齢の方までみんなに愛される味です。 牧家の「杏仁豆腐」の公式サイトはこちら 牧家の杏仁豆腐520g 価格:883円(2017/11/2 15:27時点)感想(3件)
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千葉県野田市にあるキッコーマン醤油工場「キッコーマンもの知りしょうゆ館」には売店「むらさき屋」が併設されています。ここでしか買えない限定商品も多く、工場見学の後にぜひ寄りたいショップです。 オンラインショップと工場でしか買えない「御用蔵生醤油」 毎年宮内庁に納められている「御用蔵生醤油」が、直接買えるのはこちらの「むらさき屋」だけです。「御用蔵生醤油」は御用蔵という専用の醸造所で作られ、毎年一年に一度販売されます。数量限定のため、予定数に達し次第販売終了となる貴重な醤油です。 一般的な醤油は食塩水を使ってもろみを作りますが、「御用蔵生醤油」は御用蔵で一年発酵・熟成させた、もろみをしぼったままの生のしょうゆを使って二段熟成させたしょうゆです。原材料には国産の大豆、小麦、食塩が使われています。 丸大豆100%にこだわった「御用蔵醤油」 「御用蔵生醤油」でと同じく御用蔵で作られた「御用蔵醤油」もこちらで販売されています。「御用蔵醤油」は工場限定販売なので、ここでしか買えません。原材料には国産の大豆、小麦、食塩が使われ、御用蔵にある杉桶を使って仕込まれています。年間を通じて発酵・熟成させ、旨みを引き出しています。 フリーズドライ醤油を使ったオイルベースの「サクサクしょうゆ」 販売が開始されたばかりながら大人気の食べるしょうゆ「キッコーマンサクサクしょうゆ」。家庭用の400g入った大袋がむらさき屋では販売されています。あまりに人気のため販売個数が限定されています。 フリーズドライ醤油に、ごま、ガーリック、オニオンを配合したトッピングタイプの調味料です。炒め物や冷や奴にトッピングしたり、茹でたブロッコリーやアスパラガスに和えるだけでもおいしいごちそうになります。 しょうゆを使ったカステラや羊羹などのスイーツも 「むらさき屋」ではしょうゆを使ったスイーツも販売されています。醤油カステラ「風紫」は、キッコーマン特選丸大豆しょうゆを使ったカステラです。野田市の銘菓としても知られています。 「醤油羊羹御用蔵」は「御用蔵醤油」を使い、手練りで作られた醤油ようかんです。醤油の豊かな風味を味わえる自慢の一品です。 1個から手軽に買える「焼きドーナツ」は、醤油もろ味仕込みのドーナツです。しっとりとした口あたりで、醤油の風味豊かなスイーツです。