気になる新商品

新しい北海道土産「男爵ラスク」に注目 「THE DANSHAKU LOUNGE」×「フェルム ラ・テール美瑛」が生み出す新食感スイーツ

新鮮な野菜、海鮮、乳製品…と、豊かな食材がいっぱいの北海道。そんな北海道で、またしても、気になる新しいコラボスイーツが誕生しました。商品を作ったのは、自然の素材にこだわったお菓子で知られる「フェルム ラ・テール美瑛」。一体どのようなスイーツなのでしょうか、広報担当の宮本真知子さんに話を伺いました。

北海道の美瑛小麦に魅せられて

「男爵ラスク」を製造したのは、北海道の美瑛町にある「フェルム ラ・テール美瑛」。「自然に生きる」をコンセプトに、無添加の素材や、地域食材を使用したお菓子や、パンを販売する人気の洋菓子店です。

フェルム ラ・テール美瑛の本店は、東京都世田谷区にある洋菓子店 「ラ・テール」です。

ライター

東京都のお菓子屋さんがなぜ、北海道の美瑛町にお店を出したのでしょうか?

宮本さん:「ラ・テールのオーナーは、日本全国の自然素材を探す中で、北海道美瑛町の小麦と出会いました。そして、自ら美瑛の地を訪れ、その小麦の美味しさに感動し、美しい風景にもすっかり魅了されて、美瑛町に新しいお店を作ることを決めたそうです。こうして誕生したのが、『フェルム ラ・テール美瑛』なんです」。

パンやお菓子づくりの原点ともいえる小麦。日本で使われている小麦粉は9割以上が海外から輸入した小麦だそうです。そのような中で、国産の小麦を使い続けるというのは、大変な苦労と決意がいることだと思います。

オーナーはあくまで国産素材でのお菓子作りにこだわり、最終的に、美瑛町の小麦にたどり着きました。今でも、美瑛にあるブーランジェリー ラ・テールでは、毎日100種以上のパンを焼き、パンに合わせて、30種類以上もの小麦粉を使い分けているそうです。

「男爵ラウンジ」との出会い

「ラ・テール」のオーナーがずっと思い続けていたのが、北海道の食を世界に広げていくことです。そんなときに出会ったのが、函館市にある「THE DANSHAKU LOUNGE」でした。

北海道函館市にある「THE DANSHAKU LOUNGE」は「男爵イモ」の生みの親、近代農業の功労者であり明治時代の函館に大きな功績を残した「川田龍吉男爵」にその名を由来しています。

ライター

同じ北海道でも函館市と美瑛町は、少し離れた場所にあります。どのような経緯で出会ったのでしょうか?

宮本さん:「男爵ラウンジさんは、無添加でいいものを作っていると有名なので、もちろん以前から知っていました。たまたま繋がる機会があって、北海道のおいしいものを全国に伝えたいという想いが一致して、今回のコラボへと発展しました」。

北海道の魅力がギュッとつまった「男爵ラスク」

ラスクは「ラ・テール」でも人気のお菓子です。材料は主に小麦粉、バター、砂糖。これらを組み合わせて焼き上げた後、さらにもう一回焼くことで、パンから水分がなくなり、サクサクとした食感が生まれます。

ライター

男爵イモを使ったラスクを開発する中で、どのような苦労がありましたか?また、なぜラスクにしたのでしょうか。

宮本さん:「お芋のフレークをお菓子にするのに、ラスクが一番おいしさを表現できると考えたからです。でも、男爵イモの味は、とても繊細で優しいので、その繊細な味わいを表現するのがとても難しかったです」。

「男爵イモ」×「ラスク」のお味は…

さて、気になるのは「男爵ラスク」のお味です。ラスクの味も知ってる、男爵イモの味もわかる…でもその二つがあわさったら、どんな味になるのでしょうか。実際に「男爵ラスク」を食べた、編集部スタッフの感想をご紹介します。

ライター

じゃがいもらしい、ほっこりとした優しい甘みが感じられました。賞味期限も長いですし、旅行のお土産や、こどものおやつにも良さそうですね!

編集部A

普通のラスクより歯ごたえがしっかりしていて、食べた瞬間にフワッとお芋の香りがしました!後味がさっぱりしているので、たくさん食べてしまいそうです。

編集部B

封を開けるとやさしいじゃがいもの香りがします。食感の軽いラスクで、食べ終わった後でふわりと男爵いもの風味が残ります。おみやげやおすそ分けでおいしさを共有したくなる、不思議なお菓子です。

販売は北海道内のみ でもオンライン販売も

「男爵ラスクは」は北海道のお土産ショップのみの販売になります。千歳空港のラウンジなどにたくさんありますので、北海道に遊びに行く方はぜひチェックしてください。北海道のお土産ショップに行けないという方は、オンラインショップでの販売もあります。

宮本さん:「私たちは、北海道の美味しいものを全国に届けることが使命だと考えています。 『男爵ラスク』は国内の良質な素材を使用し、愛情込めて作り上げた自信作です。ぜひ、皆様に味わっていただきたいです」。

フェルム ラ・テール 美瑛
  • 住所:北海道上川郡美瑛町字大村村山 〒071-0218
    Tel.0166-74-4417 Fax.0166-74-4416
  • 菓子・パン・物販
  • <3月 10:00~16:00><4月 10:00~17:00>
  • ・小物パン 金・土・日・祝のみの販売
  • ・食パン 曜日限定販売(カレンダーをご覧ください)
  • 〇食パンのご予約は、お受取日の4日前までに店頭・お電話にてご予約可能です。
  • レストラン
  • ランチ 11:00~15:00(LO.14:30)事前予約優先となります   
  • ディナー 17:30~19:00(LO) 21:00閉店 【ご予約制】
ABOUT ME
旅する食卓編集部
旅する食卓編集部