日本一のヨーグルトとも言われる「ヤスダヨーグルト」は、地元の酪農家の想いと地域貢献のため、そして牛乳を使ったヨーグルトを通して健康を広めたいという信念の元、ヨーグルトを作っています。 ヨーグルトなどの発酵食品を、健康のためと毎日食べているのは私だけではないはず。毎日のことだから飽きずに美味しく続けていきたい、そう考えるのは当たり前のこと。ヤスダヨーグルトには、シンプルな「プレーンヨーグルト」とドリンクタイプの「ドリンクヨーグルト」があります。 シンプル イズ ベスト ヤスダの「プレーンヨーグルト」 酪農家が苦労して育てた乳牛の命でもある牛乳をもっと活かしたい、そんな思いから生まれたのがヤスダヨーグルト。酪農家が毎朝絞った牛乳を使い、心を込めて作られたヨーグルトは「このヨーグルトでなければ」というファンも多いのです。 原材料は生乳のみ、極めてシンプルです。それでいて、ヨーグルトの酸味や風味もしっかり感じ、糖分が加えられていないのに甘さも感じます。さらに言えば、たっぷりの量が入ってこんなに美味しいのに、値段も他のヨーグルトに比べると高くない。毎日食べるには値段も重要ですよね。 生乳とは、牛からしぼったままの加熱や殺菌などされていない状態の乳のことです。牛乳のパッケージを良く見てみると「生乳100%使用」と書かれているものがあります。つまり牛乳から生乳が作られるのではなく、生乳から牛乳が作られているのです。 原材料に、生乳以外に「乳製品」と書かれているヨーグルトもあります。それは、脱脂粉乳や全粉乳、濃縮乳、クリームを意味しています。同じヨーグルトでも、原材料に注目してみると思った以上に違いがあるのが分かります。 ヤスダヨーグルトは搾りたての生乳を栄養たっぷり、そのままおいしくヨーグルトにしています。一般的に生乳のみで作られているヨーグルトの方がこだわりのヨーグルトであることが多いように思います。 蓋を取るとチーズのようなしっかりとした濃厚な層と、とろっとした滑らかな層に分かれています。スプーンをこのしっかりとした部分に当ててすくう時、毎回わくわくしてしまうのです。濃厚さもあるのにスッキリとしているのもこのプレーンヨーグルトの魅力です。 ヨーグルトの蓋の裏に、クリーム状のものが付いていることがあります。これは脂肪分が固まったものです。取り除かずにヨーグルトに混ぜて食べましょう。この部分がしっかりしていると「ああ、本物のヨーグルトなんだな」と思ってしまいます。 またヨーグルトの上に水分がたまっていることがあります。これは最近ブームにもなり広く知られるようになりましたが、ホエイ(乳清)と呼ばれるものです。牛乳の栄養成分であるタンパク質やミネラル、ビタミンなどが含まれるもので、ヨーグルトの中には「捨てないでください」と注意書きがしてあるものもあります。 手軽に飲めるヤスダの「ドリンクヨーグルト」 バタバタと忙しい朝食時にもちょうどいいヤスダの「ドリンクヨーグルト」。小腹が空いたおやつの時間にもサッと飲めるのでとても便利です。そしてうっかりヨーグルトを買い忘れてしまったときにも。 ドリンクヨーグルトには甘みが加えられています。ちょっと甘い物がほしいな、って時にこの甘さがちょうどいい。甘さはしっかり感じるけれど甘すぎることはなく、ヨーグルトのコクと酸味がきちんとしているので罪悪感を感じることなく飲めるのも素晴らしい。 「プレーンヨーグルトとドリンクヨーグルト、どっちを選ぶ?」と聞かれたら、「どっちも!」が正解です。どちらも美味しいのはもちろん、どちらも冷蔵庫に入っていて欲しい。口にするとホッとするのもヤスダヨーグルトのいいところ。食べたい時にいつでも食べられるよう常備しておきたいヨーグルトです。 地域と共に発展していく「ヤスダヨーグルト」 ヤスダヨーグルトは生産から加工販売まで一貫体制です。酪農家が大切に絞った牛乳を活かしたい、その思いからヤスダヨーグルトが生まれました。牛乳を使ったヨーグルトを通して、健康を広げたい、おいしさを広く届けたい、そういった思いで日々心を込めてヨーグルトが作られています。 そして美味しいヨーグルトを多くの人に届けたいというのはもちろん、安田町(現阿賀野市)の酪農家が安心して生活できるようにという願いもあります。地元の産業を安定させ、地域を活性化させていきたいという強く熱い信念がある会社です。 新しい商品も続々展開されています ヤスダヨーグルトというとプレーンヨーグルトとドリンクヨーグルトのイメージが強いです。プレーンタイプ以外では、オリゴ糖やビフィズス菌を加えた「とろけるヤスダヨーグルト」や、生クリームを加えた「ヤスダヨーグルトPrime」、フローズンヨーグルトや発酵バターなども販売されています。 また、上質なホエイを使ったスキンケア商品やヤスダヨーグルトを使ったお酒「ウシッシュ」など、珍しく新しい商品も登場しました。 ヤスダヨーグルトの色々なヨーグルトを試してみたいけれど、プレーンヨーグルトやドリンクヨーグルト以外を見つけるのはなかなか困難です。 シンプルが一番【ヤスダヨーグルト】は食べる派?飲む派? was last modified: September 19th,…
こども
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真っ赤なラベルに、比内地鶏の文字がインパクトを与える「比内地鶏ガラスープの素」。「UMAMY」の黄色い文字が、これは美味しいに違いないという印象を与えます。さて、どんなお味がするのでしょうか。 秋田のおいしさが勢ぞろい、UMAMYブランド 「秋田のおいしいをひとさじで」をコンセプトにしたUMAMYブランドは、美味しさはもちろん手軽に日常使いできる調味料が揃っています。中でも「比内地鶏ガラスープの素」は、UMAMYブランド第一弾の看板商品です。 ハタハタで作った魚醤しょっつるの粉末を入れた魚介系だしの素や、秋田県産の野菜を使った野菜だしの素、その他にもラーメンや塩など、シリーズ展開されています。 細かな顆粒の「比内地鶏ガラスープの素」 「比内地鶏ガラスープの素」の蓋を開けると、乳白色の粉末が入っています。これまで私が使っていた鶏ガラスープの素に比べると、軽く粉が細かいような印象を受けます。ほわっと優しく、美味しそうないい香りがします。 食塩やオ二オンパウダー、ガーリックパウダー、魚醤加工品などが入っているので、「比内地鶏ガラスープの素」を小さじ4杯に400mlのお湯を加えるだけで、美味しいスープの完成です。 そのお味は優しく柔らかいのに、しっかりとしたうま味を感じます。特にその後味が私は好きです。さらっとしているのに、喉にしっかりとうま味が残る感じ。そしてまた次の一口が飲みたくなるスープです。 スープが美味しいのはもちろん、チャーハンなどの料理に使うこともできます。オムライスのチキンライスに使っても美味しいだろうな。創作意欲がわいてくる調味料と出会うことができました。 「比内地鶏鶏ガラスープ」の公式サイトはこちら
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欲しいと思っていたヨーグルトメーカーを買ってはや数ヶ月。ヨーグルトだけでなはく、甘酒なども作れます。早速乾燥の米こうじを使って甘酒を作ってみましたが、思っていた味となんだかちょっと違う。そこで生の米こうじを使って甘酒を作ってみました。 秋田県のアンテナショップ「あきた美彩館」は品川駅の近くにあります 東京には数多くのアンテナショップがあります。その多くは有楽町・銀座エリアに集中しています。日本橋エリアにもアンテナショップは多いですね。 秋田県のアンテナショップ「あきた美彩館」は、JR・京浜急行線品川駅の高輪口から歩いて3分ほどの場所にあります。近くには水族館や映画館もあり、にぎやかな場所ですがゆったりとした空気が流れています。 中へ入ると、さらにゆったりとした気持ちになります。奥には秋田名物の稲庭うどん、きりたんぽ、ハタハタ、比内地鶏、いぶりがっこ、そしておいしい日本酒が楽しめるダイニングスペースがあります。 秋田県のおいしいものが沢山そろった「あきた美彩館に」は、東京のスーパーでは見かけたことのないものが沢山そろっています。東京でも見かける「いぶりがっこ」も、スライスされたものやカットされていないものなど種類も豊富です。 またハタハタなどを原料に使って熟成させた魚醤「しょっつる」や味噌などの調味料、お米、バター餅などのお菓子、山菜など実に多くの秋田らしいものが並んでいるので見ているだけでも楽しめます。 「ヤマキチ」の米こうじで、おいしい甘酒をつくりたい! アンテナショップでは、いつも家庭で使っているような調味料を見るのが楽しみです。いつもと同じ味噌や醤油でも、地域によって色々なメーカーがあるのを見るのはとても楽しいものです。 今回私がこうじをさがしていたのは、自宅でもおいしい甘酒を作りたいから。 最初にヨーグルトメーカーを使って甘酒を作った時は、乾燥米こうじ100gとごはん200g、お湯300mlで作ってみました。もったりとしていて、飲むというよりは食べる甘酒と言った方が近い甘酒ができました。味は思っていたよりは濃厚な甘さでもなく、ちょっとがっかり。 さらっと飲みたいので、次に作った時にお湯を多めに入れてみたのですが、予想通りさらっとはしていますが味も薄い甘酒ができました。 米こうじを探しにアンテナショップに行くと、秋田県由利本荘市のヤマキチ味噌醤油醸造元の米こうじを見つけました。飾り気のないシンプルな「こうじ」という文字が、いかにもおいしい甘酒が作れそうな予感がします。 同じレシピで作ろうと思っていたのですが、調べてみると生の米こうじだけで甘酒を作る方法もあることを知りました。 [penci_recipe] 一口飲んでみると「この味が飲みたかった!」と納得してしまう濃厚な甘さの甘酒です。とろっと感もちょうど良く、お店で買うものと遜色ありません。甘酒好きな方は、ぜひ米こうじのみで甘酒を作ってみてください。 「ヤマキチ」の米こうじで作る、便利な「醤油こうじ」 米こうじを買ったら、作ってみたかったものがもう一つありました。それは塩こうじよりもうま味成分のグルタミン酸が10倍以上もあるという醤油こうじです。 必要なものは米こうじと醤油、それが同量ずつ必要なので作りたいときに作りたいだけ作ることができます。熱湯で殺菌した容器によくほぐした米こうじと醤油を入れて混ぜ合わせます。足りなければ米こうじがひたひたになるまで醤油を足し、60℃で6〜8時間に設定します。途中で米こうじが醤油を吸っていたら、醤油を足してかき混ぜましょう。 鶏肉を漬け込んで焼いたり、ポテトサラダの隠し味にしたり、納豆に入れてみたりとあれこれと使えるのが便利です。醤油味なのでどんな料理にも合わせやすいので、和食だけでなく洋食にも中華にも隠し味として入れられる、万能調味料です。 甘酒がお目当てで米こうじを買いましたが、万能調味料の醤油こうじまで作ることができました。自宅でやっとおいしい甘酒が作れました。こうじたっぷりなので美容にもよく、米こうじと水だけなのでお子さんでも安心して飲むことができます。
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とろけるような食感の求肥を大納言小豆のあんでくるんだ「あも」を始めとした、人気商品がたくさんある「叶 匠寿庵」。 全国の百貨店に店舗がありますが、その発祥は滋賀県で大津市には農園も持っています。 「寿長生の郷(すないのさと)」と名づけられた農園の広大な敷地には、和菓子の材料となる梅や柚子が植えられ、季節ごとに来園者の五感を楽しませてくれます。 梅の実が熟す梅雨の時期、「寿長生の郷」の梅狩りに行ってきました。 無料シャトルバスも!「寿長生の郷」へのアクセス 「寿長生の郷」は、琵琶湖から流れる瀬田川の丘陵地にあります。 市街地からは遠いため、自家用車での来園者がほとんどです。 名神瀬田西・東インターからはともに約20分で、大阪や名古屋方面からも多くの観光客が訪れます。 最寄駅のJR琵琶湖線石山駅からは、無料シャトルバスが1日4往復運行しています。 タクシーで20分ほどの距離のため、無料なのは大変ありがたいです。 「寿長生の郷」の梅はどんな梅? 「寿長生の郷」には城州白梅(じょうしゅうはくばい)という品種が約1,000本も植えられています。 他の品種よりも熟す時期が遅く、例年6月下旬から収穫が始まります。 実が大きくなるにつれて白っぽくなるのがその名の由来。 大粒で果肉が厚く、桃のような甘い香りの高級品種です。 しかし他の品種と比べると収穫量が少なく、京都府城陽市の青谷地域以外ではほぼ栽培されていないそうです。 叶 匠壽庵の創業者は梅の菓子に合う素材を求めて全国を歩き、この品種にたどり着いたのだとか。 6〜7月初旬に楽しめる「寿長生の郷」の梅狩り 梅狩りの参加費はひとり500円。 ですが、梅狩りをするとお菓子の購入や食事に使える500円券がもらえます。 また「寿長生の郷」で食事などをすると、そちらで梅狩りの無料券がもらえます。 梅狩りは実質無料ですが、収穫した梅を持ち帰るには別途料金が必要です。 受付時に持って帰りたい量を伝え、1kgあたり1,080円支払い、渡されたビニール袋に収穫した梅を入れていきましょう。 粒が大きく、黄色みがかった実を選んで収穫します。 日が良く当たった梅は鮮やかな赤みが差し、いい香り。 梅が傷つかないようにそーっと袋に入れ、袋の端が閉じられるくらいまで集めたら最後に計量してもらいましょう。 1㎏を越えた分は100gあたり108円で持ち帰ることができます。 収穫後には梅ジュースをいただきました。…
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地方の食べ物でもちょっとお金を出せば、たいていのものは買える東京。 でもそこでしか味わえない、地元で愛され続けるお菓子というのも存在するもの。 この冬は滋賀に行くと決めてから、行きたいお店リストに入れていた大津の三井寺(みいでら)力餅本家。 こちらの名物「三井寺(みいでら)力餅」は消費期限が短く、通販されていないのでお店に行かないと食べることができません。 さてさてどんなお味かな? 三井寺力餅本家「三井寺力餅」とは? 滋賀県大津市にある三井寺力餅本家。 「三井寺力餅」は、三井寺の晩鐘を武蔵坊弁慶が比叡山までひきずった怪力にちなんで造られたそうです。 柔らか団子ときな粉が絶品で、わざわざその味を楽しむために訪れるお客さんがあとを絶たないのだとか。 駐車場とアクセス方法 三井寺力餅本家の目の前を通っているのが京阪京津線です。時折、店の目の前を路面電車が走っています。 路面電車にしては長い4両編成の車両を見た時はびっくり! この車両がそのまま京都市営地下鉄を走るのだとか。路面電車を見ると旅気分が盛りあがるのは私だけではないはず。 また、三井寺力餅本家に専用の駐車場はありませんが、近くに公共駐車場があります。観光ついでに立ち寄るには便利な場所と言えるでしょう。 「三井寺力餅」は大津本店以外にも6ヶ所販売店があります 「三井寺力餅」を買いたい。でも、行程や時間によっては三井寺力餅本家浜大津本店に立ち寄るのはむずかしいということもあるかと思います。 浜大津本店以外の下記の場所でも「三井寺力餅」を購入することができます。 ・名神草津PA上り線、下り線 ・琵琶湖ホテル売店 ・大津プリンスホテル売店 ・三井寺風月堂売店 ・名神大津SA下り線 ・湖の駅 パーキングエリアやサービスエリア、ホテルの売店、湖の駅など、旅の途中でも購入できるので、旅の途中で立ち寄ってみてはいかがでしょうか。 「三井寺力餅」をお土産にしたい!気になる日持ちと賞味期限 旅先でお土産を買うとき、一番気になるのは日持ちではないでしょうか。 三井寺力餅本家「三井寺力餅」の消費期限は2日。ちょっと短く感じますね。 自宅用か、旅から戻ってすぐに渡せる方限定のお土産かな。 浜大津本店で「三井寺力餅」を購入したとき「作りたてが一番おいしいので、少しでも早くお召しあがりくださいね」とお店の方に言われました。 「三井寺力餅」を一番おいしい状態で食べたいなら、三井寺力餅本家でできたてを食べるのがおすすめです。…
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銚子は日帰りで出かけるのにちょうどいい関東近郊の観光地の一つです。 東京のお隣、千葉県でありながら2時間ほどかかりますが、むしろこの時間が旅気分にさせてくれます。 きれいな青空と海、おいしい魚。ちょっと遠出してきたという解放感。 いつもの日常に行き詰まってしまったら、お出かけしてみましょう。 1645年から銚子で醤油製造を開始!品質は幕府お墨付きの「ヤマサ醤油」 日本で醤油が誕生したのは鎌倉時代のこと。 中国で覚えた味噌の製法を紀州湯浅の村民に教えていた僧が、仕込みを間違えてしまい偶然生まれました。 ヤマサ醤油を創業した初代濱口儀兵衛は、醤油発祥の地である紀州湯浅の隣りの広村(現広川町)の出身でした。 そして濱口家の家長は代々、紀州広村にある本家と銚子を行き来していました。 初代濱口儀兵衛が紀州から銚子に渡りヤマサ醤油を創業したのは1645(正保2)年、江戸幕府誕生のわずか42年後のことでした。 以前から和歌山と千葉には「勝浦」「白浜」など似た地名の場所が多いとは思っていました。 早くから漁業が盛んだった紀州から漁師たちが黒潮に乗って房総へ移住し、千葉県でも漁業の発展に尽くしてくれたことが関係しています。 醤油づくりに最適な気候が紀州と銚子はよく似ていることもあって、漁業だけではなく醤油の町としても発展していったのです。 銚子「ヤマサ醤油工場見学」は駅からアクセスしやすく駐車場もあります 「ヤマサ醤油」は、電車でも車でも行くことができる工場見学スポットです。 JR銚子駅からも10分もかからず、街のあちらこちらに案内表示がされています。車で行っても駐車場が用意されているのでアクセスしやすい工場見学です。 「ヤマサ醤油工場見学」は予約制になっています。10名以下ならばネットでも申し込みができます。なかなか予約できないということもないので、予定がしっかり決まった数日前でも十分間に合いますよ。 平日は映画上映約20分及び工場見学約30分、合計50分のコースです。 土、日、祝日、ゴールデンウィークやお盆の休業日には工場が稼働していませんので、約20分の映画上映と「タップトーク」という映像によるバーチャル体験のみとなります。 予約時間は午前9:00~11:00、午後1:00~3:00の間で平日は1時間ごと、休日は30分ごとに選ぶことができます。 私が参加したのは土曜日だったので30分の短いコースでした。 映像は工場見学でよく見られるタイプのものでしたが、場所を移動した「タップトーク」はここでしか体験できません。 最初は子ども向けだろうと思っていた大人たちが、みんな楽しそうに足を踏み出す瞬間があり楽しくなってしまいました。 しょうゆソフトクリーム手焼きせんべいを体験!「しょうゆ味わい体験館」 工場見学の後は、流れるように「しょうゆ味わい体験館」へ吸い込まれます。 しょうゆソフトクリームは絶対に食べようと決めてきましたが、なんだか手焼きせんべいもおもしろそうです。なかなかおせんべいを自分で焼く体験はできませんからね。 おせんべいを注文してお金を払うと、焼き台まで係の方が案内してくれ焼き方を説明してくれます。 1人1枚ずつ購入し、せっせと裏返し続けます。「なかなか焼き色がつかない」とか「それ焼きすぎじゃないの」とかあれこれ言いながら、好みの状態まで焼きあげ裏表にまんべんなくしょうゆをかければ完成です。 ソフトクリームは「しょうゆ」以外にも、「バニラ」「ミックス」そして「バニラカップ黒蜜風醤油かけ」の4種類あります。 以前キッコーマンの工場見学へ行った時もしょうゆソフトクリームを食べたので、ヤマサ醤油でもしょうゆソフトを選択しました。…
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駅弁の定番「シウマイ弁当」や赤いパッケージの「昔ながらのシウマイ」など、横浜はももちろん都内や近郊でもよく見かける崎陽軒のシウマイ。 神奈川や東京では取り扱う店舗も多く、駅構内に店舗があるところも多いです。千葉、埼玉、ではデパートやPASAR(パサール)に店舗があり、テレビCMも放送されていたりと身近な存在です。 今回は横浜にある、崎陽軒の横浜工場へ見学に行ってきました。 崎陽軒の工場見学はネットでも予約できますが、数分で枠が埋まります 崎陽軒の工場見学は以前から行われていましたが、2017年8月にリニューアルしました。看板商品の「シウマイ」に加えて「弁当」製造ラインも見学できるようになりました。 また、これまで一日の受け入れ人数は100名様でしたが、リニューアル後は1日180名様と大幅に増えました。 予約方法も電話予約のみの受付でしたが、インターネット予約もできるようになりました。 工場見学は、毎月末と年末年始を除いた水・木・金・土曜日に開催されています。工場見学は平日しか行っていないというところも多いですが、土曜も開催されているのでファミリー層にも人気です。 工場見学の所要時間は約90分で、開催時間は9:30~、11:00~、12:30~、14:00~の4回に分かれています。駐車場は3台となっていますので、工場見学の予約時に駐車場も一緒に予約します。 工場見学の予約受付は、見学日の3ヶ月前の同日0時に開始されます。なので希望する日が決まったら、開始時刻と同時に予約をしましょう。 私は土曜日に見学希望だったので、受付開始の0時にしっかりスタンバイして臨みました。予約サイトは繋がりにくくなっていましたが、なんとか無事に予約を済ませたのが0時7分。もうカレンダーには×がついていました。大人気なのは知っていましたが、わずか7分で受付終了になるとは驚きです。 もし予約手続きの途中で満席になってしまった場合は、自動的にキャンセル待ちへ切り替わります。また、予約ページのカレンダーに×が付いていても、キャンセル待ちに登録することができます。その時点で何人がキャンセル待ちをしているか、人数も見られます。 第三京浜道路の港北I.C.からすぐの場所で、もう工場が見えているので迷うことはありません。工場の入口には見慣れた崎陽軒のショップもあるので、工場見学にありがちな入口どこ問題も起こりません。 崎陽軒の工場見学はグループに分かれて見学し、土足厳禁です 受付で名前を告げると、首から提げる工場見学用のネームホルダーを渡されます。この日は赤と緑があり、2グループに分かれて見学します。 工場見学中はお手洗いに行けないので、必ず先に済ませておくよう言われます。お手洗いに行くのも用意された専用の履き物に履き替える必要があります。 最初は崎陽軒の歴史VTRを見るので、お手洗いを済ませるとそのお部屋に案内されます。工場見学の方が揃うまで、お子さんには「シウマイ弁当」のパズルや「崎陽軒のシウマイレシピ」など待ち時間も飽きないよう心遣いを感じます。 この「シウマイ弁当」のパズルですが、いつも見ているから簡単だろうと思って始めたもののこれが意外と難しい。こっちじゃないあっちじゃないとやっていると、待ち時間はあっという間でした。 崎陽軒のシウマイ工場は小学3、4年生の社会の教科書にも掲載されています。しかも数ページに渡って書かれていました。我が家の子どもたちも教科書で見たと大喜びで、家に帰ってからも復習するようにじっくりと見ていました。 崎陽軒工場見学は「歴代ひょうちゃん」の展示からスタート 映像を見終わったら、工場見学スタートです。私たちのグループは「歴代ひょうちゃん」から。もう一つのグループはもう一つ映像を見た後でシウマイの製造工程見学からスタートだったようです。 ずらりと並んだひょうちゃんは圧巻で、写真撮影タイムまで設けてくれます。 初代のひょうちゃんは1955(昭和30)年に漫画家の横山隆一さんの手により誕生しました。いろは文字にちなんで48種類あります。どれも味のある表情をしています。 二代目ひょうちゃんは1988(昭和63)年に誕生し、イラストレーターの原田治さんがデザインしています。創業80周年を記念したもので、80種類登場しました。原田治さんらしい、かわいらしさあふれるデザインになっています。三代目ひょうちゃんは2003(平成15)年からで、初代ひょうちゃんの復刻版になっています。期間限定やレアものなど、特別なひょうちゃんも展示されています。 2015(平成27)年にひょうちゃんの還暦を記念した赤いちゃんちゃんこを着たひょうちゃんも展示されていますが、特にレアだった金色の還暦ひょうちゃんはカメラを向けずにはいられません。 その他にもキャッツやオペラ座の怪人、JRや横浜・F・マリノスとのコラボひょうちゃんなど一つ一つじっくり見たくなるひょうちゃんは大人も子どもも夢中になって見ていました。 崎陽軒のシウマイ原材料は9つのみ、冷めてもおいしい秘訣は? 崎陽軒の工場見学は、展示物は写真撮影はできますが工場で製造している様子は撮影することができません。後からじっくりと製造の様子を見直したい方は、しっかりとパンフレットに載っていますので安心です。 せっかく崎陽軒の工場見学に来たからには、知りたいのがシウマイのおいしさの秘密です。もちろんその秘密もしっかりと教えてもらえます。崎陽軒のシウマイに使われている原材料は、豚肉、玉ねぎ、干帆立貝柱、グリンピース、塩、こしょう、砂糖、でんぷん、そして皮用の小麦粉の9つのみです。 工場見学では原材料が展示されていて、干帆立貝柱は手に取らせてもらえます。この干帆立貝柱を一日水に漬けて戻してから使うことで、豚肉のうま味も引き出し冷めてもおいしいシウマイが完成します。…
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金銀のキラキラ銀紙につつまれたなつかしのお菓子「フィンガーチョコレート」とは 子どもの頃、いつも食べていたのに大人になって食べなくなってしまったお菓子はありませんか?五円チョコとか、カルミンとか、よっちゃんいかとか。駄菓子屋さんで選ぶお菓子はつい同じようなものばかりだけど、今思えばお母さんやおばあちゃんが買ってくるお菓子もいつものお菓子が多かったように思います。「またこれー!」と感想のつもりで言ったら「文句言うなら食べなくていいよ」と怒られ、それでもしっかりと食べていたことを思い出しました。 そんなお菓子の一つが「フィンガーチョコレート」。すっかり忘れていたこのお菓子の存在。最近思い出すきっかけとなった、ある出来事がありました。電車の中で息子がご婦人に席をお譲りした時、お礼と一緒に手渡されたのが小さな小分け袋に入れられた「フィンガーチョコレート」でした。 お母さんやおばあちゃんが買ってくる、いつものお菓子の中にあったあの「フィンガーチョコレート」。金色、銀色のキラキラの紙に包まれた、中にビスケットが入ったチョコレート菓子です。 今でもスーパーで買える、カバヤ「フィンガーチョコレート」 いただいた「フィンガーチョコレート」を食べながら、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。最後に食べたのはいつだったんだろう。調べてみたら、今でも売られていることを知り、早速近所のスーパーマーケットを探しました。 1軒、2軒と回ってもなかなか見つけることができません。あんなに身近なお菓子だったはずなのに、こんなに見つけられないとは。自分で買ったことがないのでどんなパッケージだったかも覚えていないので、チョコレート菓子の棚を一つ一つ確認しながら確かめていきます。 ついに見つけた「フィンガーチョコレート」は、金色の大袋入り。高級感と昭和感のある雰囲気は、やっと見つけたという感動をますます盛り上げてくれます。 袋の裏には、「フィンガーチョコレート」を使ったアレンジスイーツのレシピが書かれています。 特に「デコフィンガーチョコレート」は、とびきりかわいいくとても簡単そう。チョコペンと飾りがあれば、すぐ作れるので、お子さんでも簡単に作る楽しさを味わうことができます。フィンガーチョコレートのレシピ帳 大人も子どももハマるおいしさ「フィンガーチョコレート」 袋を開けると、ふわっとチョコレートの香りがします。金色、銀色、そしてピンク色。この銀紙にわくわく感を感じるのは昭和の子どもならではの気持ちなのかと思っていたら、平成の子どもたちも目をキラキラさせて「フィンガーチョコレート」の包み紙をそーっと開いています。 またこの包み紙というのがいいんです。ピッと引き裂いて開ける袋は密封できるし便利なのですが、ミルキーや箱キャラメル、そしてこの「フィンガーチョコレート」のような包み紙には独特の良さがあります。 「フィンガーチョコレート」を口に入れると、ざくざくとしたビスケットの噛みごたえのある食感が心地よく響きます。食べた瞬間「フィンガーチョコレート」の包み紙で折り鶴を作るのが好きだったことを思い出しました。味覚はすごいですね。 あの日以来、我が家の常備おやつとなった「フィンガーチョコレート」。個包装でサッと食べられる上に腹持ちがいいところがお気に入りです。子どもが遊びに持っていくのにも、習い事に行く前に食べていくのにもちょうどいいお菓子。長く愛されてきたお菓子「フィンガーチョコレート」、これからはもっと大切にしていきたいな。 カバヤ フィンガーチョコレート 109g 価格:236円(2021/1/19 14:24時点) カバヤ フィンガーチョコレート 109g ×6袋 送料無料 価格:2,985円(2021/1/19 14:24時点) カバヤ「フィンガーチョコ」に再会!金銀の包み紙が懐かしい was last modified: January…
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先日「松山あげ」を購入し、あっという間に使い切ってしまった私。刻みタイプは手軽に使えるので、お味噌汁にたっぷりと入れたら2日でなくなってしまいました。近くのスーパーマーケットを探したけれど、やはり置いていても刻みタイプのみ。置いてあるだけでうれしいのですが、やっぱり違うサイズのものも食べたいと思っていました。そして、こういう時に頼りになるのはアンテナショップ。新橋にある愛媛県のアンテナショップ「香川・愛媛せとうち旬彩館」へ行ってきました。 「松山あげ」は全4種類、うち3種類はアンテナショップにもあります 「松山あげ」は全部で4種類あります。一番大きな約140×200mmサイズの「松山あげ」が3枚入った「大判」、約110×150cmサイズの「松山あげ」が3枚入った「小判」、こちらの2つはカットされていないタイプです。 私が毎回買っているのが45g入りの「きざみ」、そしてあらかじめ細切りにされた松山あげが30g入った「糸切り」、こちらは使いやすいようにカットされたものになっています。 愛媛県のアンテナショップ「香川・愛媛せとうち旬彩館」には「大判」「小判」「きざみ」の3種類を見つけることができました。これで食べたくなったらいつでも買いに行くことができます。 大判の「松山あげ」を使って「松山あげ丼」を作ってみました 「松山あげ丼」のレシピは、程野商店のホームページに記載があります。割り下は我が家愛用、鎌田醤油「だし醤油」を使うことにしました。鎌田醤油は香川県のお醤油なので、アンテナショップ同様、香川県と愛媛県のコラボです。 [penci_recipe] ちょっと風邪っぽかったので、今回は「青ねぎ」をたっぷりと使ってみました。味は親子丼のような風味ですが、「松山あげ」にしっかりと味が含んでもっちりじゅわっとしたおいしい丼になりました。こんなに簡単に作れるのにこのおいしさとは驚きです。 程野商店のレシピには「青ねぎ」と「京ねぎ」を入れると書かれていました。「青ねぎ」は白い部分が関西地方でよく食べられているねぎのことだろうと予想できたのですが、では「京ねぎ」というのはどんなねぎなのでしょう? 「京ねぎ」という名前ですが、「長ねぎ」「白ねぎ」と呼ばれているあの白い部分の多いねぎのことです。「ねぎ」も全国で色々な呼び名があるものですね。 お味噌汁に丼、炊き込みご飯にもつかえる「松山あげ」 初めて「松山あげ」を包丁で切ったのですが、ザクッザクッと包丁に心地よい刺激が伝わってきました。やみつきになりそうな気持ちよさで、2パック買ってきたけれどこれまた後いう間になくなってしまいそうです。 「松山あげ」はお味噌汁に入れるのはもちろん、「松山あげ丼」にしても予想していた以上においしかったです。常温で保存できる上に賞味期限も長いので、常備しておけば必要な時にいつでも料理に使えます。バタバタしがちな夕食の準備ですが、確実においしい一品が作れる食材というのはとても助かります。次は「松山あげ」を使って炊き込みご飯を作ってみようと考えています。 程野商店「松山あげ」 松山あげ(油揚げ) 大判3枚入り【程野商店】 価格:227円 (2020/5/19 10:49時点) 感想(43件) 鎌田だし醤油 2本入 (500ml) 送料無料 価格:1,809円 (2020/7/9 09:45時点) 感想(106件) 「松山あげ」を存分に味わえる愛媛の郷土料理「松山あげ丼」 was…
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ローカルスーパーやアンテナショップに行くと、近所のスーパーマーケットには売られていないような珍しい練り物に出会うことがよくあります。冷蔵コーナーに置かれている練り物は強く心が惹かれるけれど、どう食べたら一番おいしいのか分からないものも多いのが現実です。 先日テレビを見ていたら、愛媛のご当地練り物「じゃこ天」を使って炊き込みご飯を作っていました。「じゃこ天」は比較的東京でも手に入りやすいご当地練り物で、これまではフライパンで焼いて食べたことしかありませんでした。その炊き込みご飯があまりにおいしそうで、私も作ってみることにしました。 「じゃこ天」はほたるじゃこなどの小魚が原料です 「じゃこ天」は手のひらに乗るサイズ、約5cm×約10cmほどの長方形をしています。私が購入した「じゃこ天」は、愛媛県のアンテナショップ「香川・愛媛せとうち旬彩館」で購入した田中蒲鉾本店のもので、1袋に5枚入っています。 「じゃこ天」は、ほたるじゃこなどの宇和海近海のそれほど深くないところでとれた小魚から作られています。10cmほどのほたるじゃこを、一尾ずつ丁寧に身に血が残らないよう頭と腹わたを取り除いていきます。血が少しでも残ってしまうとじゃこ天の色がにごってしまうので、丁寧に行われます。 さばいた身をすりつぶし機に入れ、電動式の杵と石臼で練り上げ、その後調味料を入れて仕上げます。約60gほどの身を竹ベラですくって木枠に入れ、均等になるよう押し込んで型成されたものを一枚ずつフライヤーに入れて揚げていきます。 全体の作業を通して、鮮度を保つために氷水に手を入れて冷やしながら作業したり、石臼を氷で冷やしながら作業しています。 「じゃこ天」と「松山あげ」をつかって炊き込みご飯を作ります 炊き込みご飯を作るのに「じゃこ天」ともう一つ欠かせないのが「松山あげ」です。せっかく愛媛の「じゃこ天」を使うのだから、あげも愛媛の「松山あげ」にこだわりたい、まぁ要するに「松山あげ」が便利でおいしいからですが。炊き込みご飯は意外と手間がかかるので、一手間でも省略したいもの。油抜きしなくていい「松山あげ」が最適です。 [penci_recipe] 「じゃこ天」からだしが出ると聞き、だしは一切入れずに作ってみました。「松山あげ」は大判のものを細めに刻んで使いましたが、普通の油あげを油抜きして使うこともできます。具材はごぼうがなければ入れなくてもいいですし、代わりにきのこなどのお好きなものを使ってください。 ほかほかの炊き込みご飯は、部屋中にいい香りが広がって幸せな気分になります。「今日ご飯なに?」ってわくわくした顔の子どもたちに答えるようにこちらも笑顔になります。食べられはするものの「じゃこ天」には時たま大きな骨が入っていることがあります。 娘は魚があまり好きではないので、「じゃこ天」も嫌がるかなと思いながらこっそり見ていると、全く気づいていない様子でおいしそうに食べています。魚の味もしっかりと感じるのに、魚が得意ではない子どもでもおいしく食べることができます。 「おかわり!」の声が続いて、「じゃこ天」の炊き込みご飯はあっという間になくなってしまいました。「じゃこ天」さえあれば簡単に作れるので、我が家の炊き込みご飯の定番になりそうです。 田中蒲鉾本店じゃこ天」 (株)田中蒲鉾本店 手押じゃこ天10枚入箱入り 価格:2,052円 (2020/5/13 09:35時点) 感想(8件)