進化する食卓

【千葉県ご当地ソフト】ピーナッツ専門店の絶品ピーナッツソフトクリーム「PINEKI(ピネキ)」

「千葉県といえば?」と聞かれたら3位以内にはランクインすると思われるピーナッツ。
日本人にもおなじみ、定番のマメですが、国内で流通しているピーナッツの約9割が外国産です。
となると残り1割が国産ピーナッツですが、その国内産ピーナッツの約8割が千葉県で生産されています。

千葉県内にはピーナッツ専門店もあり、初めて「ピーナッツ専門店」の看板を見た時は驚きました。
街中に専門店があるなんて、さすがピーナッツと言えば千葉と言われるだけのことはあります。

千葉・館山へ旅行すると、毎回立ち寄る木村ピーナッツの直売店「PINEKI(ピネキ)」。
「ご当地ソフトクリームでも食べようか」という軽い気持ちだったのですが、いい意味で裏切られました。

「ピネキ」の営業時間とアクセス

おいしいピーナッツソフトが食べられるピーナッツ専門店の直売店「PINEKI(ピネキ)」。
館山観光のついでに立ち寄れる、便利な場所にあります。

「PINEKI(ピネキ)」は富津富浦道路終点「富浦IC」から国道127号線を左折し、そのまま道なりに車を走らせていると到着します。
営業時間は9:00~18:00。
元旦のみ休業するので、年末年始はお気をつけください。

TVで紹介され話題になったことをきっかけに、「PINEKI(ピネキ)」を訪れる方も増えたのだとか。

「PINEKI(ピネキ)」のソフトクリームは濃厚、なのにさっぱり。
普段あまりソフトクリームやピーナッツを食べないという人でも、このソフトクリームは特別。
初めて訪れた時「ひと口程度でいいのよね」と自分の分を頼みませんでした。
ひと口じゃすまない程度を食べたところで、おとなしく自分の分も買いに行きました。
そこからはおなかがいっぱいだったとしても、1人1本買うようにしています。

ピーナッツの深いコクがあって、なめらか。
しっかりとミルク感もあるけれど、ピーナッツの濃厚さを押さえる役割を果たし、ちょうどいいバランスにしてくれています。
酪農が盛んな千葉だからということもあるのかな。
このピーナッツソフトクリームに、千葉のおいしいがぎゅっと詰まっているようなそんなご当地ソフトクリームです。

ピーナッツソフトクリームは税込400円(2019年12月現在)。
コーンかカップを選ぶことができます。
濃厚なせいか非常に溶けやすいので、特に小さなお子さまはカップの方がおすすめです。

店内の冷凍ケースでは「ピーナッツアイス」「いちごアイス」「メロンアイス」も販売されています。
メニューにはピーナッツソフトクリームを使ったパフェもあります。

「PINEKI(ピネキ)」
千葉県館山市下真倉236-3
営業時間 9:00~18:00
休業日 毎年1月1日のみ休業
直売所の電話番号:0470-22-3488

「PINEKI(ピネキ)」 アクセス

「ピネキ」はピーナッツ専門店の直売所

「PINEKI(ピネキ)」は栽培から製造、販売まで行っている「木村ピーナッツ」の直売店。
なので店内には自宅用の徳用タイプのものからお土産用、贈答用のものまで、たくさんのピーナッツ商品が並んでいます。

普段ピーナッツをよく食べている、という方でも千葉県産のものを食べている方は少ないのではないでしょうか。
食べ比べると分かるのですが、実は驚くほど違います。

千葉産ピーナッツと言えば、一番有名なのが「千葉半立」。という品種。
「PINEKI(ピネキ)」には、小さなお手軽サイズから家族みんなで食べられる350g入りの殻付きタイプが販売されています。

また、千葉県産のピーナッツに塩味やバター味、砂糖をまぶしたみぞれなど味をつけたもの、
甘煮ピーナッツやピーナッツ味噌など柔らかいタイプのピーナッツもあります。

柿の種やピーナッツ甘納豆、ピーナッツペーストなど、さすがピーナッツ専門店ならではの品ぞろえ。
製造も行っていることから、はねだしなどのお得な商品が並んでいることもあります。

ソフトクリームもおいしいけれど、それだけじゃもったいない。
関東圏の方には、近くに感じるけれどなかなか遠い千葉県。

千葉のお土産というと、ピーナッツのお菓子などをお土産にすることは多いと思います。
お土産はやっぱりここでしか買えないものがいい。
おいしいものを選びたい、お土産に驚いてほしい。
それならやっぱり、千葉土産にはピーナッツがおすすめです。

木村ピーナッツ

千葉産ピーナッツといえば「千葉半立(ちばはんだち)」と「Qなっつ」

しつこいですが、千葉と言えばピーナッツ。
千葉駅前の歩道と車道を分けるポールにピーナッツの飾りがつけられているほど、千葉といえばピーナッツなのです。

その中でも最高級品種として知られているのが「千葉半立(ちばはんだち)」。
一般的に、成長していくにつれ葉が上に開く落花生。
しかし「千葉半立ち」は、上ではなく斜めに葉が広がるように育っていきます。
まるで葉っぱが半分しか立ち上がっていないように見えることから「千葉半立ち」という名がついたと言われています。

「千葉半立ち」はピーナッツ専門店でも目に付く場所に並べられていることが多いです。
最高級と言われるだけあって、普段スーパーで見る外国産ピーナッツと比べるとかなりのお値段に感じるのも正直なところ。

中国産ピーナッツだと100g100円程度で買えますが、「千葉半立ち」は店舗よって多少の差はあるものの100g500〜550円程度。
栽培の難しさから収穫量が少ない貴重なピーナッツです。

濃厚でクリーミーな味は、いつもの外国産ピーナッツと比べるとまるで別物。
噛むたびに香ばしさとコクが口の中に広がり、ついつい手がのびてしまうおいしさです。
贈り物やお土産に選ばれることも多い品種で、収穫時期が11月頃のため今の時期なら新豆を楽しむことができます。

そして2018年に登場した新品種で、注目と人気を集めているのが「Qなっつ」。
「これまでのピーナッツを超える味」という意味がこめられ、アルファベットの順番で「P」の次の「Q」を使った「Qなっつ」という愛称で呼ばれています。

「Qなっつ」はおつまみというよりはおやつ向き。
その一番の特徴は、はっきりとした甘みです。
口に入れるとまず柔らかい甘みを感じ、噛んでいくごとにまったりとした甘みへ変化していきます。
初めて食べたときはその甘みに混乱してしまいました。

収量が安定していることから、今後は「Qなっつ」の作付面積が増えてくると言われています。
「Qなっつ」の値段は、100gあたり350〜400円弱。
人気TV番組「青空レストラン」で紹介されたことや、台風15号の影響などで入荷してもすぐに売り切れてしまうところも増えています。
まだまだ都内で見かけることはめずらしい千葉県産ピーナッツですが、「千葉半立ち」「Qなっつ」は千葉ではスーパーで売られていることもあります。

千葉県産ピーナッツに興味が出てきたのではないでしょうか。
まずは手軽に楽しめるピーナッツ専門店「PINEKI(ピネキ)」のソフトクリームを。
このピーナッツソフトクリームを食べたら、千葉県産のおいしいピーナッツにますます興味がわきますよ。

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ABOUT ME
ひがのあや
東京都品川在住。小学生の2人の子供を育てながら、ファッション・グルメ・トラベル系のWEBライターとして取材・ライティング・リサーチ業務を行う。長いお休みには国内旅行で美味しいモノを食べ歩き、普段は時間があればアンテナショップやデパ地下を巡っている。