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【レシピ】すいおうたっぷりケーク・サレ

ケールにも匹敵すると言われるほど高い栄養価をもつ「すいおう」。だからこそ、栄養価を損なわないように食べたいものです。今回は、葉と茎をさっと炒め、ケーク・サレの具にしてみました。

ケーク・サレは、フランス語で「塩味のケーキ」という意味です。甘くないケーキで、野菜や肉、魚介類などを具材として使うのが特徴です。炒めることにより、加熱時間を短くできるほか、水にビタミンが流出することも防ぐことができます。

すいおうたっぷりケーク・サレ

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人数: 4人分


料理時間:

材料

  • 薄力粉…125g
  • ベーキングパウダー…5g
  • 卵…2個
  • 牛乳…70g
  • サラダ油…70g
  • 塩…小さじ1/4
  • 黒胡椒…適量
  • ▸ フィリング
  • たまねぎ…200g
  • サラダ油…大さじ1
  • すいおう…100g
  • ぶなしめじ…50g
  • サラダ油…大さじ1/2
  • 塩…小さじ1/4

工程

▸ 下準備
1.玉ねぎを粗みじん切りにする。
フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、強火で玉ねぎを炒める。3分ほど炒め部分的に焦げ目がついてきたら弱火にし、飴色になるまで10~20分ほど炒める(半量程度になる)。バットに広げ冷ましておく

2.すいおうを切る。葉柄は皮をむき、2cmの長さに。葉は縦に半分に切ったあとで、5mm幅の細切りにする。ぶなしめじは粗みじん切りにする
3.フライパンにサラダ油を大さじ1/2を熱し、ぶなしめじを炒める。火が通ったらすいおうを加え、全体に油がいきわたるよう炒める。塩小さじ1/4、こしょうを加える。バットに広げ冷ましておく
4.オーブンを180℃に予熱する

▸ 生地

1.ボウルに卵を入れて泡だて器でよく撹拌する。牛乳を加えさらに混ぜる。撹拌しながら、サラダ油を少しずつ加えていく
2.塩、黒胡椒を加えた後、炒め玉ねぎを加える
3.薄力粉とベーキングパウダーを、ふるいにかけ、ボウルに入れる
4.菜箸3本を垂直にたて、ボウルを回転させながら、小さな円を描くように薄力粉を混ぜ合わせる(撹拌しないように気を付ける)。30回ほど混ぜ、粉っぽさがなくなったら、炒めたすいおうとぶなしめじを加え、ゴムベラでさっくりと混ぜる
5.パウンドケーキ型に油を塗り、生地を流し入れる
6.180℃のオーブンで60分焼く

アドバイス

焼きあがったら少しそのまま置いておきます。粗熱がとれたくらいの状態が食べごろです。
調理のポイントは、玉ねぎをじっくり炒めること。飴色に近い状態(生のときの重量の半量程度)まで炒めることで甘味とこくが生まれ、いいアクセントになります。
もう一つ気を付けたいのは、薄力粉を入れた後の混ぜ方。混ぜすぎるとグルテンが形成されすぎてしまい、粘りがでてしまいます。
粉っぽくなくなるくらいを目安にして混ぜてください。

ABOUT ME
蒼井 翠
北海道で生まれ、全国各地で育つ。専門紙で10年超、記者をした後、再び大学へ。食の知識を深めるべく、親子ほど年の離れた学生と学ぶ日々を送る。地域に根付く食、そして、食を支える人々。その思いを届けることが、目下の目標。