富山県に160年以上も前から作られている、昔ながらのシンプルなパッケージの「大門素麺」。素麺を包み込む紙には、一人一人生産者の名前が書かれています。作り手の名前が分かるだけで、ぐっと近くに感じる、そんなぬくもりを感じる素麺です。
「大門素麺」は10月から3月の寒い季節に作られます
大門素麺の産地・富山県砺波市の大門地区では、10月から3月の凍える寒さの中、素麺づくりが行われています。生地に加える塩加減によって大門素麺の味が決まります。その塩加減ひとつで、麺のコシや強さが決まります。そして塩加減は毎日変わりますが、すべて経験による勘で決められます。
昔は生地を手でこね足で踏むなどすべてが手作業でしたが、生地をかいたりよったりする作業は機械化が進んでいます。以前は手でよっていた生地も、現在は自動巻き機によって麺の太さを2.7cmから0.9cmになるまで細くします。
それから、かけ場機で生地を細く延ばしながら8の字型にかけます。その後むろ箱に入れて生地を寝かせ、さらに手と足を使って約60cmにし、はさにかけます。順に1m、1.3m、1.7mに延ばし、箸しん棒でくっつかないように広げ扇風機を当てて乾かします。
手作業で丸まげ状にされる「大門素麺」
くるくると丸まった「大門素麺」は、芸術的とさえ思えるような美しい形をしています。手のひらに乗るサイズの素麺を初めて見たときはその形に驚きました。
その特徴的な形を作るのは最も手のかかる作業です。完全に乾かないうちに丸めなければいけません。ほとんどの生産農家は夫婦で作り、あうんの呼吸で麺を手で切りながら、丸まげ状にしていきます。
その後仮包装し、10日間乾燥させて私たちの手元に届けられます。大門素麺は今も昔と変わらない味と形を守り伝えているのです。
袋の中には折りたたんだ麺が4つ入っています
「大門素麺」は昭和初期には60軒以上の農家で作られていましたが、今は13軒の生産者が伝統的な形と味を守り伝えています。昔ながらの袋には、生産者の名前が入っているのも特徴です。
包み紙を開くと、手のひらに乗るサイズに丸まった素麺が4つ入っています。手のひらサイズだからと言ってこのまま茹でてしまうと、長すぎてとても食べにくくなってしまいます。「大門素麺」は一つの固まりを半分に割ってから茹でるのが正解です。
「大門素麺」の美味しいゆで方・食べ方
材料
- 大門素麺 2束
こんなに細いのに、しっかりとしたコシのある素麺は食べごたえがあります。冷たい素麺はもちろん、温かくしても美味しくいただけます。するすると食べられるので風邪気味や食欲がないときにもおすすめです。
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