ほかほかのご飯には欠かせないお漬け物。誰にでも自分好みのお漬け物があるかと思います。遠くの街まで行かないと買えないもの、ある季節にならないと買えないものなども多いですよね。 エリアや季節が限定されるお漬け物もいいけれど、いつでもどこでも買える安心感のあるお漬け物も必要です。その中の一つが「岩下の新生姜」ではないでしょうか。 我が家でもみんな大好きな「岩下の新生姜」なので、栃木県栃木市にある「岩下の新生姜ミュージアム」へ遊びに行ってきました。 車でも電車でもアクセスできる「岩下の新生姜ミュージアム」 栃木県栃木市にある「岩下の新生姜ミュージアム」は、その名の通り岩下の新生姜について楽しく学べるミュージアムです。 ミュージアムだけでなく、新生姜をつかったメニューを楽しめるカフェも併設されています。 「岩下の新生姜ミュージアム」は電車でも車でも行きやすく、観光のついでに立ち寄るのにもちょうどいい場所にあります。栃木ICから車で15分、無料駐車場が第4駐車場まであり合計82台停められます。 電車の場合、JR線も東武線でも徒歩12分ほどです。車じゃないと行きにくいミュージアムも多いですが、「岩下の新生姜ミュージアム」は電車でも行きやすい場所にあります。 入場は無料ですが受付があり、パンフレットと館内の簡単な説明をしてもらえます。 ここでしか体験できない岩下漬け体験は、土日祝限定で開催されています。各回定員は10名で、体験時間は30分程度です。 お一人様800円で、小学生以下のお子さまは保護者の付き添いができます。受付時間は開始10分前までですが、定員制なので気になる方は入場後ショップレジで受付することをおすすめします。 グループでもファミリーでも楽しめる「岩下の新生姜ミュージアム」 無料のミュージアムというと、小さなお子さん連れファミリーをターゲットにしたところも多いですよね。ですが、「岩下の新生姜ミュージアム」は、カップルや友人グループ、家族連れまで年齢や性別を問わず楽しめるミュージアムになっています。 「岩下の新生姜ミュージアム」では、限定イベントも多く開催されています。「岩下の新生姜ミュージアム」へ行く予定が決まったら、ぜひイベントもチェックしてからお出かけください。 「岩下の新生姜ミュージアム」イベント情報 いつもで買えるお漬け物として親しみのある「岩下の新生姜」ですが、改めて言われると新生姜についてよく知らないことに気づきます。 目を引く大きなオブジェや興味を持つような展示物で、楽しく分かりやすく新生姜について学ぶことができます。 これまで新生姜を知らなかった子どもたちでも、土の中の新生姜の様子や、生姜や他の新生姜との違いも目で見ることができるので親しみやすさを感じるようです。 また生姜の効能を体験型ゲームで学べるコーナーは、大人から子どもまで行列ができるほどの人気ぶりでした。 「岩下の新生姜」のパッケージに入っているかのような写真が撮れるスポットや、話題になった新生姜ペンライトと新生姜型のかぶりもので撮影できるスポットも用意されています。 ここだけの新生姜グッズやおつまみが手に入る「岩下の新生姜ミュージアム」 ミュージアムのお楽しみの一つがミュージアムグッズです。 当然ながらのど飴やポテトチップス、ジンジャーエールにビール、カレーやポン酢まで色々な新生姜グッズがあふれています。新生姜ミュージアムショップは広くはないのですが、その充実ぶりに驚かされます。 中でもうっかり見過ごしがちなのが、ミュージアムショップではなく展示やアトラクションエリアの入口にある自動販売機です。 この自動販売機では、オンラインショップでは買えないミュージアム限定商品の「岩下漬けの素 500ml」が販売されています。 「この商品は飲用には適していません」と大きな注意書きもしてありますが、漬け物を作るための調味液です。 きゅうりやきゃべつ、セロリなどの野菜だけでなく、うずらやチーズ、海産物やフルーツまで漬け込んでもおいしいとSNSで話題の商品です。 ミュージアムショップでは200mlの小さなサイズも販売されていますので、おみやげにもおすすめですよ。 「岩下の新生姜ミュージアム」に行ってから子どもたちも興味をもち、「岩下の新生姜」を食べるようになりました。…
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リニューアルした京都駅チカお土産スポットをご案内してきましたが、最後にご紹介するのは「京都駅前地下街 ポルタ 東エリア」です。 ポルタはバス乗り場の真下に広がる地下街で地下鉄やJRともつながっているため、乗り換えなどのちょっとした時間に買い物するのに便利です。 以前から東エリアにお土産物コーナーはありましたが、いかにも観光客向けで普段は足が向きませんでした。 しかし2018年3月のリニューアルでおしゃれなショップも増え、ついつい立ち寄りたくなるスポットに生まれ変わりました。 お土産にも日常使いにも便利な「京都駅前地下街 ポルタ 東エリア」 すっかりおしゃれになりましたが、「京名菓」コーナーでは生八つ橋等の和菓子や漬物・佃煮・お茶など、定番のお土産がしっかりそろいます! リニューアル前からあった人気の阿闍梨餅も、もちろん引き続き購入可能です。 「京せれくと」は京都スイーツを集めたセレクトショップです。 地元京都の厳選スイーツが並び、京都駅ではここでしか購入できない商品も多くあるので要チェックです。 京都で味わう本格派フィナンシェ「KYOTO FINANCIER GION SAKAI」 京都らしい風情あふれる祇園の花見小路沿いに店を構える「洋菓子ぎをんさかい」。 そこで一部のお得意様だけに別誂えで作っていたフィナンシェを一般に解禁し、専門店にしたのが「KYOTO FINANCIER GION SAKAI」です。 本来のフィナンシェを忠実に作りたいという思いから生まれたオリジナルフィナンシェは、小麦粉を使わずアーモンドの粉末のみを使用して焼き上げられています。 シチリア産とカリフォルニア産の2種類のアーモンド粉末を使っているそうで、心地よい歯ざわりと口どけの良さを楽しむことができます。 当日焼き立ての商品は1つから購入可能です。日持ちは翌日までと短いですがお好きな数を買うことができるので、自宅用や気軽なおもたせなどにも重宝します。 すぐに食べると伝えれば簡単な包みで渡してくれるので、表面のサクサク感がほんのり残る焼きたてを食べ歩きで味わうこともできます。 ダブルの抹茶が香るKYOTO FINANCIER GION SAKAI「フィナンシェ…
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現在の京都駅ビルは2018年でオープンから20周年を迎えました。世界有数の観光都市「京都」の玄関口である京都駅は1日約20万人の乗降客数があり、その数は年々増え続けているそうです。 そんな京都駅周辺のお土産スポットは2017年から2018年にかけて大きく様変わりしました。それぞれに異なる特徴を持つ店舗を、おすすめ商品を交えながら紹介していきます。 第1回目はJR西口に2018年10月オープンした「京名菓・名菜処 亰(みやこ)」です。 特別なスイーツや老舗の和菓子、ちょっと贅沢なお惣菜やお弁当が揃う32店舗 観光客だけでなく、通勤通学や買い物などで多くの方が利用する京都駅。 中でも京都駅の2F部分に位置する西口は、近鉄との乗り換えや伊勢丹でのお買い物など、目的をもって行きかう人々が多いエリアです。 そんな立地に位置するこの店舗のコンセプトは『多様な駅利用者ニーズに応える京土産・京の食』。 京都観光のお土産はもとより自分へのご褒美、ちょっとした手土産、お弁当・お惣菜など、便利で楽しい売り場を目指しているそうです。 売り場は〈京名菓ゾーン〉と〈食品ゾーン〉の2つのゾーンに分かれています。 老舗ブランドから京都生まれの洋菓子ブランドまで揃う<京名菓ゾーン> 宇治茶の「辻利」や京菓子の「俵屋吉富」、「井筒八ッ橋本舗」などの老舗に加え、京都発のデニッシュパン専門店「グランマーブル」や人気ショコラトリー「Dari K(ダリケー)」の新ブランド「The Obroma 990 by Dari K(ジ オブローマ 990 バイ ダリケー)」など、新しい洋菓子ブランドが集まるのが向かって右側の<京銘菓ゾーン>。 京都の定番和菓子からここでしか手に入れられない洋菓子まで入手可能なので、大切な方への贈り物や自分へのご褒美探しにぴったりの売り場です。 そんな中からご紹介するのは、東京駅の行列スイーツとしても有名な「PRESS BUTTER SAND(プレスバターサンド)」です。 関西エリア初進出の京都店ではレギュラー商品「バターサンド」に加え、生地とバタークリームともに厳選した宇治抹茶を使った京都限定「バターサンド<宇治抹茶>」を販売しています。 京都駅限定!抹茶の渋みがバターと好相性「バターサンド<宇治抹茶>」 2種類販売されている「バターサンド」、もちろん京都駅限定の抹茶味を買ってみました! バターサンドに使われるクッキーは、「PRESS…
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銚子は日帰りで出かけるのにちょうどいい関東近郊の観光地の一つです。 東京のお隣、千葉県でありながら2時間ほどかかりますが、むしろこの時間が旅気分にさせてくれます。 きれいな青空と海、おいしい魚。ちょっと遠出してきたという解放感。 いつもの日常に行き詰まってしまったら、お出かけしてみましょう。 1645年から銚子で醤油製造を開始!品質は幕府お墨付きの「ヤマサ醤油」 日本で醤油が誕生したのは鎌倉時代のこと。 中国で覚えた味噌の製法を紀州湯浅の村民に教えていた僧が、仕込みを間違えてしまい偶然生まれました。 ヤマサ醤油を創業した初代濱口儀兵衛は、醤油発祥の地である紀州湯浅の隣りの広村(現広川町)の出身でした。 そして濱口家の家長は代々、紀州広村にある本家と銚子を行き来していました。 初代濱口儀兵衛が紀州から銚子に渡りヤマサ醤油を創業したのは1645(正保2)年、江戸幕府誕生のわずか42年後のことでした。 以前から和歌山と千葉には「勝浦」「白浜」など似た地名の場所が多いとは思っていました。 早くから漁業が盛んだった紀州から漁師たちが黒潮に乗って房総へ移住し、千葉県でも漁業の発展に尽くしてくれたことが関係しています。 醤油づくりに最適な気候が紀州と銚子はよく似ていることもあって、漁業だけではなく醤油の町としても発展していったのです。 銚子「ヤマサ醤油工場見学」は駅からアクセスしやすく駐車場もあります 「ヤマサ醤油」は、電車でも車でも行くことができる工場見学スポットです。 JR銚子駅からも10分もかからず、街のあちらこちらに案内表示がされています。車で行っても駐車場が用意されているのでアクセスしやすい工場見学です。 「ヤマサ醤油工場見学」は予約制になっています。10名以下ならばネットでも申し込みができます。なかなか予約できないということもないので、予定がしっかり決まった数日前でも十分間に合いますよ。 平日は映画上映約20分及び工場見学約30分、合計50分のコースです。 土、日、祝日、ゴールデンウィークやお盆の休業日には工場が稼働していませんので、約20分の映画上映と「タップトーク」という映像によるバーチャル体験のみとなります。 予約時間は午前9:00~11:00、午後1:00~3:00の間で平日は1時間ごと、休日は30分ごとに選ぶことができます。 私が参加したのは土曜日だったので30分の短いコースでした。 映像は工場見学でよく見られるタイプのものでしたが、場所を移動した「タップトーク」はここでしか体験できません。 最初は子ども向けだろうと思っていた大人たちが、みんな楽しそうに足を踏み出す瞬間があり楽しくなってしまいました。 しょうゆソフトクリーム手焼きせんべいを体験!「しょうゆ味わい体験館」 工場見学の後は、流れるように「しょうゆ味わい体験館」へ吸い込まれます。 しょうゆソフトクリームは絶対に食べようと決めてきましたが、なんだか手焼きせんべいもおもしろそうです。なかなかおせんべいを自分で焼く体験はできませんからね。 おせんべいを注文してお金を払うと、焼き台まで係の方が案内してくれ焼き方を説明してくれます。 1人1枚ずつ購入し、せっせと裏返し続けます。「なかなか焼き色がつかない」とか「それ焼きすぎじゃないの」とかあれこれ言いながら、好みの状態まで焼きあげ裏表にまんべんなくしょうゆをかければ完成です。 ソフトクリームは「しょうゆ」以外にも、「バニラ」「ミックス」そして「バニラカップ黒蜜風醤油かけ」の4種類あります。 以前キッコーマンの工場見学へ行った時もしょうゆソフトクリームを食べたので、ヤマサ醤油でもしょうゆソフトを選択しました。…
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今回はいよいよ試食編です。おみそ汁、麺類、カレー、丼もの、パスタ、そして甘いものから一つずつチョイスしました。アマノ フリーズドライステーション横浜店のイートインスペースをお借りして、さっそくお味見です。 試食したのは、小さめどんぶり 親子丼、三ツ星キッチン 枝豆のサーモンクリームパスタ、畑のカレー たっぷり野菜と鶏肉のカレー、にゅうめん すまし柚子、蟹のみそ汁、まごころ一杯 里芋とゆば、つぶあずき甘酒の7点です。 蟹のみそ汁(540円)※アンテナショップ限定 真っ先に気になったこの商品。こちらはアンテナショップ限定発売なので、どうしても食べてみたいと思いセレクトしました。そして何と言っても気になるのはそのお値段!「フリーズドライのおみそ汁」ながら、一つ540円という価格に期待が高まります。ネットなどでも販売されている「かに汁」の価格が3倍近くもする、このみそ汁の実力やいかに・・・。 大きなかにの足が現れました!肉厚のかにの身は圧巻! たっぷり4切れものかにの身が入っていました。なんとズワイガニの足がまるごとはいっているのだそうです。かにのだしがおみそ汁に染み出して、ため息がでるようなおいしさ。まさにごちそうと言えるぜいたくなみそ汁ですね。ぜひアンテナショップに行かれた際には食べていただきたい一品です。 里芋とゆば(172円)※アンテナショップ、通販・数量・季節限定 こちらは冬季限定商品の里芋とゆば。アマノフーズではお客様に楽しんでいただけるよう、季節の食材を使ったメニューが期間限定で発売されているそうです。「里芋とゆばのおみそ汁」もその一つ。皮をむくのに手間がかかる里芋がお湯をかけるだけで味わえるなんて、うれしいですよね。 ゆばがふわっと広がり、そのあとにころっとした里芋が浮かび上がります。白みそと水菜の風味もとても上品で、料亭でいただくようなやさしいお味です。里芋のほくほく感と、ゆばの豊かな味わいが幸せな気持ちにしてくれる一杯でした。 小さめどんぶり親子丼(270円) まさか親子丼がフリーズドライで作れるなんて、半信半疑でした。家で親子丼を作るときは、卵のとろふわ感を出すのにとても苦労しているので、フリーズドライで簡単においしい親子丼をつくれるのなら何よりの朗報です。 お湯を注いで30秒、とろみが出るまでかきまぜます。 一口たべてびっくり!ふわっとした卵が口の中にひろがります。だしがとても効いていて、一気に食べてしまいたくなるおいしさです。鶏肉の食べ応えもあるので、この親子丼一杯でお腹を満たしてくれそうです。時間がないときに、満足できる親子丼が一瞬でつくれるこの商品。我が家で常備することに決めました。 枝豆のサーモンクリームパスタ(216円) フリーズドライでおいしいパスタが作れるの?!パッケージをみたときに衝撃を受けました。具のサーモンもフリーズドライにしたら風味が落ちそう・・・。そう思いながらセレクトしたのがこちらです。 芳醇なクリームソースの香りがただよいます。最初は水っぽくて本当に大丈夫?!と思っていましたが60秒たつとゆでたてのもちもちパスタが現れました!ソースとパスタがしっかり絡んで濃厚な味を楽しめます。サーモンと枝豆の色合いもとてもきれいです。 カロリーも控えめなので、夜食や小腹が空いた時にいただきたいですね。 にゅうめんすまし柚子(237円) 食欲がないときや忙しいときに重宝するにゅうめん。ゆでる手間もなくササッと作れたらありがたいですよね。 お湯を注いだ瞬間にゆずの新鮮な香りがふわっと広がり、食欲をそそります。すまし汁のあっさりとした風味と、つるっとし喉ごしの麺があいまって、あっという間に食べきってしまいました。 とても優しい味なので小さいお子さんも喜んでくれそうです。お椀一杯分なので、みそ汁代わりに食卓に並べると献立がグレードアップしそうですね。 畑のカレー たっぷり野菜と鶏肉のカレー(280円) レトルトのカレーはよく目にしますが、フリーズドライのカレーは珍しいのではないでしょうか。カレーのとろみをフリーズドライでどこまで再現できるのか、興味津々です。 お湯を入れたときはスープカレーのようなシャバシャバした状態ですが、時間がたつにつれておいしそうなとろみが出てきます。…
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最近おいしいものを食べましたか?値段に関わらず、おいしいものを食べるとたちまち幸せな気分になります。 そして、さらに安くておいしいものだと、軽い感動の気持ちまで湧いてきます。 自宅へのお土産にも、お友達への手土産にもちょうどいい「BAKE CHEESE TART」のチーズタルト。そして「BAKE CHEESE TART」でもめずらしい、JR名古屋タカシマヤ店限定の「しるこチーズタルト」を、やっと購入することができました。 「BAKE CHEESE TART」は札幌の人気洋菓子店「きのとや」が展開している 私が初めて「BAKE CHEESE TART」のチーズタルトを知ったのは、ルミネエスト新宿店にできた行列を見たのがきっかけでした。行列のすき間からちらちらと見える焼き立てのチーズタルト。それがあまりにおいしそうで、時間に余裕があったこともあり、行列に加わってしまいました。 家に帰って食べると、これまで食べたことのないおいしさに衝撃を受けました。 ほわっと柔らかく、濃厚なのにしつこさを感じないチーズの風味。タルト生地はしっかりとしたバターの味を感じられるサクサクのタルトです。 後から北海道札幌の人気洋菓子店「きのとや」が展開しているお店だと知り、あの行列もこのおいしさも納得したものです。 「BAKE CHEESE TART」は日本国内に25店舗あり、関東だけでも12店舗あります。また韓国や台湾、タイやアメリカと海外にも23店舗あります。期間限定、店舗限定でいつもとは違うチーズタルトが販売されることもありますし、ご当地チーズタルトが販売されている店舗もあります。 名古屋駅直結の「BAKE CHEESE TARTジェイアール名古屋タカシマヤ店」 いつものチーズタルトもおいしいけれど、店舗限定、しかもご当地チーズタルトがあると聞いたらぜひとも食べてみたい! 名古屋でご当地ものと聞いたら多くの方が予想する通り、あんこを使ったチーズタルトです。 あんことチーズ。東京ではあまり見ないめずらしい組み合わせではありますが、名古屋ではわりと見かけるような気がします。我が家でも小倉トーストにクリームチーズを乗せて食べることもありますので、おいしさは保証済みです。 「BAKE CHEESE TART」は、名古屋エリアに「ジェイアール名古屋タカシマヤ店」と「mozo ワンダーシティ店」の2店舗あります。ご当地チーズタルト「しるこチーズタルト」が販売されているのはジェイアール名古屋タカシマヤ店だけなのでご注意ください。また「しるこチーズタルト」だけでなく「チーズタルト」や「BAKEミルクソフト」の販売もしています。 「BAKE…
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浜松市を中心に展開する「杏林堂」は、オンラインショップも充実 最近はスーパーマーケットだけでなく、ドラッグストアでも食料品や生鮮食品を取り扱うお店も増えています。そしてその中にはオリジナルの食品を販売するところも増えてきています。旅の途中に立ち寄った杏林堂は静岡県浜松市を中心に70店舗以上ある、黄色とエメラルドグリーンの看板が目印のドラッグストアです。 杏林堂は、トリイソースや野菜村、浜松餃子やハイラーメンなどこれまで「旅する食卓」でも取り上げてきた食材も数多く販売されていますが、それに加えて杏林堂でしか販売されていないオリジナル食品もたくさんあります。 「トリイソース」を使った「本当においしい トリイソース国産うるち米せんべい」と「本当においしい トリイソースカレー専用スパイスソース揚げせん」も杏林堂限定販売です。 浜松市で木桶熟成させて作られる、歴史ある「トリイソース」 私が「トリイソース」を知ったのは偶然でした。ふと立ち寄ったスーパーマーケットで、レトロな雰囲気のソースを見つけたのが出会いでした。普段ソースを使わなかった私がソースのおいしさに目覚めるきっかけともなったのが、この「トリイソース」です。 原料の野菜はもちろん、調味料にもこだわった「トリイソース」は、大正13年(1924年)創業の老舗です。 「トリイソース」には、たまねぎ、トマト、にんじん、にんにく、セロリというたっぷりの生野菜をが使われています。 半日かけてじっくり低温で煮込んでピューレにし、酢、砂糖、塩を半日かけてゆっくりと加えたら、香辛料を煮出していくようにまろやかな香りをソースに移していきます。 そして木桶でにソースを入れ、1~2ヶ月かけてじっくりとまろやかな味にしていきます。「トリイソース」は生の野菜を使うのも大きな特徴ですが、季節や気候によって糖度や味のバラツキの影響を受けてしまいます。それを大きな木桶で仕込んで熟成させることで、ロットごとのバラツキを少なくし一定の品質が保たれています。 材料の野菜は生のものをつかうだけあり100%国産。特に地元浜松のいい野菜を可能な限り仕入れるようにしています。酢は2ヶ月かけて自社で生産し、吟醸酒を作る時にのみ出る酒粕を地元の酒蔵から仕入れて使っています。 砂糖は精製前のさとうきびに近い種子島産の粗糖を使うことで、自然な甘味をソースの味に加えています。 他にも「本当においしい トリイソースの柿の種」が販売されている時もあるそうですが、私が行ったときはありませんでした。ぜひ食べてみたいけど、限定販売だと地元じゃないとなかなか難しそうです。 「本当においしい トリイソース国産うるち米せんべい」は、ほんのりソース味 私が杏林堂で買って帰ったのは「本当においしい トリイソース国産うるち米せんべい」。 「トリイソース」らしい、一般的なおせんべいに比べるとかなり黒みがかったソース色をしています。わくわくしながらかじってみると、サクッと軽い食感。思っていたより固さはなく、子どもでもお年寄りでも食べやすい固さです。 色がしっかりとソース色なので、辛味があったり味が濃いのかなと思っていましたが、予想したより濃いソース味ではありません。中は白いので、味のバランスはちょうど良く感じます。トリイソースの甘みと酸味はしっかりと感じられ、1枚食べるとついついもう1枚食べたくなる、そんなおせんべいです。 1枚だけだとあっさりめに感じられた「トリイソース」の味も、2枚目を食べるとそのスパイシーな風味と果物のような複雑な酸味をハッキリと感じることができます。 気がつけばついつい手が伸びて残りも少なくなってきました。普段はおせんべいをあまり食べない息子がとても気に入り「また買ってきて」と言っていたので、女性よりも男性ウケがいいおせんべいです。 杏林堂オンラインショップ トリイソース トリイ ウスターソース200ml 価格:469円 (2020/5/27 09:17時点) 感想(3件) 浜松市杏林堂限定!トリイのウスターソースをつかった本当においしいおせんべい was last modified:…
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東京では百貨店の催しなども多く、地方のおいしいものも比較的手に入りやすくなっています。オンラインショップのあるお店も多く、ともすると東京で手に入らないものはないと思いがちです。 ネットでは買えない、わざわざ買いに行くしかないもの。 私のわざわざ買いに行きたいおやつの一つ、藤田屋「大あんまき」をご紹介します。 藤田屋の「大あんまき」との出会い、それは偶然で突然 私が初めて「大あんまき」を知ったのは今から15年ほど前のこと。名古屋駅から近鉄電車に乗ろうとしていたとき、通路に小さなお店が出ていたのを見つけたのがきっかけでした。 これから乗る特急電車の車内で食べるおやつが欲しいと思っていたので、立ち寄ったのが「大あんまき」との出会いでした。 「大あんまき」はどら焼きのような生地で餡を包んだものかなと思い、ショーケースを見てみると驚くほど餡の種類が豊富です。 あずきや白あんなどポピュラーなものはもちろん、抹茶あんや栗の入ったもの、そして驚いたのがあんとチーズ、あんとカスタード、そして揚げた天ぷらあんまきなどの「大あんまき」です。 あんこも大好き、カスタードも大好きな私にとって、これ以上ない魅力的な組み合わせ。でもまさか一緒に食べるというのは思い付きませんでした。このわき上がってしまった興味はを止められるわけもなく、カスタードあんまきとチーズあんまきを買いました。 名古屋でも買える「大あんまき」ですが実は知立(ちりゅう)名物 初めて「大あんまき」を見つけたのは名古屋駅でしたが、豊橋駅や刈谷ハイウェイオアシスなどで藤田屋を見かけるたびに「大あんまき」を購入し、今では愛知県へ行くときには「どうしても買いたいものリスト」に入れています。 「大あんまき」を販売している藤田屋は、江戸時代に創業した愛知県知立(ちりゅう)市に本店があります。知立駅店や御在所サービスエリア店など9店舗常設店舗がありますが、期間限定店舗が多いのが特徴です。 出店予定は藤田屋の公式サイトに書かれていますが、それでも都内から行くのにはちょっと遠いエリアばかりなのでちょっと気軽に、というわけにはいきません。 それもそのはず。藤田屋の「大あんまき」は、当日製造、当日出荷にこだわり作り置きをしないのが特徴です。そのため「大あんまき」の皮はしっとりと柔らかく、あんは小豆の豆の味が感じられるほど甘さは控えめになっています。 あんもたっぷり、クリームもたっぷりの「大あんまき」 藤田屋の「大あんまき」は7種類あります。 ・粒あんの入った「黒」 ・あっさりとした「白」 ・黒あんに栗の粒が入った「栗」 ・白あんに抹茶を加えた「抹茶」 ・黒に衣を付けて揚げた「天ぷら」 ・チーズクリームとあんを合わせた「チーズ」 ・カスタードクリームとあんを合わせた「カスタード」 毎回どれも食べたくて買うまでに随分と悩むのですが、なにせ消費期限は翌日まで。結局いつもの、お気に入りを選んでしまいます。やっぱりここでしか食べられない「カスタード」と「チーズ」、そして「天ぷら」を買うことが多いです。 別のお店でもあんまきを買ったこともあるのですが、藤田屋の「大あんまき」は生地のしっとり感と独特のもっちりとした食感が違います。 あんとカスタード、両方入っているとしつこいのかなと思っていましたが、あんだけでなくカスタードも甘すぎません。あんにはないクリーミーな食感も加わって、初めて食べる新しい味わいは感激ものです。 チーズ味は、ほんのり塩味がきいてクリーミー。これまた粒の残ったあんとよく合います。むしろなぜ他のお店にはないんだろうと思ってしまうくらい、おいしい。 こんなにおいしいのに、年に数回しか食べられないなんて。切なさを感じてしまうほど、私のお気に入りのおやつです。 mozoワンダーシティ店では、期間限定の大あんまきも販売されているのだとか。これまたわざわざ買いに行きたいリストに追加しておかなくてはなりません。 藤田屋「大あんまき」…
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バウムクーヘンなどの洋菓子「CLUB HARIE」も展開する、老舗の和菓子屋「たねや」。子どもの頃、初めて「たねや」の最中を食べたときの衝撃は今も覚えています。 それまで最中と言えば皮の中に餡が入ったものしか食べたことがなかったのですが、餡と最中の皮が別々に入っている。そして食べる前に自分で餡を皮で挟んで食べる、初めて食べる皮のサクサク食感は本当に衝撃で、「こんなに美味しい最中、生まれて初めて!」とおもったことを今でも思い出します。それまでは和菓子は好きではなかったので、これが和菓子好きになったきっかけでもありました。 そんな「たねや」が2015年にオープンさせた「ラコリーナ」は、「たねや」の商品はもちろん「CLUB HARIE」の商品も揃っています。ここでしか買えない商品もあり、何よりそのジブリ映画に出てくるような「ラコリーナ近江八幡」、私も実際に行って来ました。 「ラコリーナ」は名神高速道路八日市ICから約40分です 「ラコリーナ」は東京、名古屋方面からだと名神高速道路八日市ICから約40分の場所にあります。JR近江八幡駅からバスも出ているので、散策のついでに立ち寄ることもできます。 広い駐車場が用意されていますが、土日祝日の11~16時は特に混雑する状況だとホームページにも書かれています。私が行ったのも土曜日の午後だったので、駐車場も満車状態でどこに停められるか探して、駐車場を出るときも数分かかってしまうような状態でした。 「ラコリーナ」は、1階で「たねや」と「CLUB HARIE」の商品が買え、2階にはバウムクーヘンカフェがある「メインショップ」、カフェも併設されている「カステラショップ」、ドリンクや軽食が買える「フードコート」、ケーキなどが買える「フードガレージ」に分かれています。 広い青空の下に広がる田園風景、「ラコリーナ」は初めて来た場所なのに懐かしさを感じる場所です。 メインショップの中は「たねや」「CLUB HARIE」で売り場が分かれています メインショップへ入ると、多くの人で大混雑しています。2階のカフェに並ぶ人が、1階近く階段まで並んでいますし、「たねや」にも「CLUB HARIE」にもお客さんが大勢います。特に「CLUB HARIE」の混雑は東京並みの大行列で、これから並んだら1時間ほどかかってしまうのではと思われるほどで、「買えるまで何分くらいかかりますか?」と店員さんに聞いて購入を諦める方も多く見られました。 そんな行列のお目当てはバタークリームをバームサブレでサンドした「バームサンド」やソフトクリームにバームサブレが乗った「バームソフト」です。ガラス張りの工房で目の前で焼き上げてられている「焼き立てバウムクーヘン」も人気です。 あまりに人がいすぎて「CLUB HARIE」の方はじっくりと見られませんでしたが、「焼き立てバウムクーヘン」は日本橋でも買えると心を強くして「たねや」の方へ向かいます。壁一面に貼られている和菓子の型に心がときめきます。定番の最中などの和菓子の他に「ラコリーナ」限定の桑の葉やトマト、オリーブを使った和菓子なども販売されていています。 「たねや」の中でも人気だったのが「できたて工房」で作る「どらソフト」です。5分ほど強烈に並び注文すると、目の前で「どらソフト」を作ってもらえます。持ち帰りはできませんが、店内にベンチがあるので座って食べられます。しっとりとして優しい甘さのあるどら焼きの皮に、たねや自慢の餡、そしてソフトクリームが三位一体となっておいしさが押し寄せてきます。ベンチの数は少なくはないけれど人が多いので座れるのか心配でしたが、皆さん譲り合って座っていて、立って食べている方はいませんでした。 「カステラショップ」や「フードガレージ」の雰囲気も味わいたい! 「メインショップ」を抜けると右側に「カステラショップ」、左側に「フードコート」と「フードガレージ」が見えます。広がる風景はまるでジブリ映画のよう、懐かしく気持ちもホッとするような景色に心癒やされます。 「カステラショップ」では自慢の「カステラ」と、ラコリーナ限定のふわふわ生地の「八幡カステラ」が販売され、カフェも併設されています。 「フードガレージ」には、「ギフトショップ」と「フードコート」に分かれています。「ギフトショップ」の中央にはシンボルのロンドンバスが置かれており、ヴィンテージ感のあるガレージをイメージしたおしゃれな雰囲気になっています。「ギフトショップ」限定のお菓子も数多く販売されています。 「フードコート」では、パン工房「ジュブリルタン」をはじめライスコロッケやお団子などの甘味、ドリンクなどが販売されています。 普段都会の中で暮らしている子どもたちも、映画の中のような世界を目の当たりにして大はしゃぎ。それは当然、だって私もはしゃいでましたから。「ラコリーナ」を存分に楽しんだ後は滋賀でのもう一つのお楽しみ。それは道路上に置かれた「とびだし坊や」を探すこと。通常版のとび太くんの他にも色々なバージョンがあるので、滋賀に行ったらぜひ探してみてください。 「ラコリーナ近江八幡」 まるでジブリの世界!和菓子屋のたねやグループが創り出した「ラコリーナ近江八幡」 was last…
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千葉県野田市にある、キッコーマン醤油の工場ものしりしょうゆ館に併設されている売店むらさき屋のみで販売されている「御用蔵醤油」。ここでしか買えない、と言われてしまうとついつい買ってしまいたくなるもの。ここでしか買えない「御用蔵醤油」買ってきました。 2種類あるキッコーマンの「御用蔵醤油」 キッコーマンの御用蔵醤油には2種類あります。毎年期間限定、数量限定、さらにむらさき屋とオンラインショップのみで販売される「しぼりたて生醤油御用蔵生」、そして同じくむらさき屋とオンラインショップのみでの販売となっている「御用蔵醤油」の2種類です。 「御用蔵醤油」は、昔ながらの瓶入りでラベルもレトロな雰囲気です。値段は1本1800円ほどする「しぼりたて生醤油御用蔵生」に比べると1/3程度ですが、それでも家の近所のスーパーで買う醤油に比べると倍程度のお値段です。 むらさき屋とオンラインショップでしか買えない「御用蔵醤油」 「御用蔵」とは宮内庁にお納めする醤油の専用醸造所です。現在でも宮内庁に納める醤油が御用蔵で作られ、昔ながらの伝統的な製法で醤油が作られています。国産の大豆、小麦、食塩が原材料に使われ、杉桶の中でもろみをじっくり一年間発酵・熟成させています。 工場見学の最後には「こちらとオンラインショップでしか販売されていない『御用蔵醤油』も販売されていますので、ぜひご覧ください」と案内があります。その言葉に導かれるかのように、店頭の一番目立つところに置かれた「御用蔵醤油」を手に取る方も多く見られました。 雑味のない、香り豊かな「御用蔵醤油」 「御用蔵醤油」の原材料は大豆、小麦、食塩のみととてもシンプルです。近くのスーパーで買えるキッコーマン醤油の原材料は、脱脂加工大豆、小麦、食塩、大豆アルコールです。どちらも本醸造の濃口醤油です。 「御用蔵醤油」、驚くのはその香りです。ツンとした角のない優しい香りなのに、しっかりとした筋のある醤油の香りがします。いつもかいでいる醤油の香りなのに、醤油の香りを初めて感じたような、そんな感動があります。 風味も角のない、ふわっと醤油の香りが広がります。煮物や炒め物ではなく、そのまま醤油を使う料理におすすめです。私はこんがり焼いた春野菜などと一緒に楽しみたいと思います。 キッコーマン御用蔵醤油の公式サイトはこちら