レストラン編に引き続き、直売所編でも「鳥羽マルシェ」の魅力をお伝えします! レストラン編でも触れましたが、三重県鳥羽市にある「鳥羽マルシェ」は、農協と漁協がタッグを組んで運営しています。そのおかげで新鮮な海産物と農作物どちらも手頃な価格で手に入れられます。 「まあ、食べてみないさ」というコンセプトからも、生産者の方々の地元を誇りに思う気持ちと温かさが伝わってきます。 刺身盛り合わせや伊勢海老も!「鳥羽マルシェ」鮮魚コーナー 海の近くに出かけると、市場やスーパーの鮮魚売場に買わなくてもつい足が向いてしまいます。その地域でしか獲れない魚や地方により異なる名前で呼ばれる魚が並んでいるのを見ると、海のない埼玉育ちの私はテンションが上がります。 「鳥羽マルシェ」には生け簀もあり、魚の他に牡蠣や伊勢海老なども買うことができます。 水産物は原則、鳥羽磯部漁業協同組合管内の漁協市場での買い付けているそうです。漁協市場から直送することで、新鮮かつリーズナブルな価格で販売できるのだとか。 1匹から買えて、さばき代300円でお造りにしてもらうこともできるので、観光客でも利用しやすいですね。 もちろん盛り合わせになったお刺身も売っていますので、いろいろ食べたい方はこちらがおすすめです。 お土産にいかが?「鳥羽マルシェ」には種類豊富な海藻もあります 海藻の種類が多いのも海の近くならでは。 わかめ・あおさといったメジャーなものから、ふのり・あらめなどの名前は聞いたことのあるもの、うしのした(イロロ)などというまったく想像の付かないものまで種類豊富です。 海藻は常温保存可能で日持ちもして軽いので、自宅用のお土産にもぴったりです。 海の幸だけじゃない!「鳥羽マルシェ」には新鮮野菜もたくさんあります 農産物コーナーには、生産者が毎朝オープンまでに出荷した新鮮な野菜が並びます。 野菜目当てで朝イチに来るお客さんも多いようで、人気商品はオープンから1時間も経たないうちに品薄になっていました。 イチゴやかんきつ類などの果物やお米もあり、電車でなく車なら買って帰りたいものばかりです。 お菓子や調味料、農産加工品などお土産にもぴったり お菓子やポン酢、漬物、お弁当などの地元の加工品もたくさん並ぶ中、ひときわ目立っていたのが「きんこ」という干し芋。 生産者が異なるものがなんと10種類もあり、よく見ると細いもの、丸いもの、色の濃いもの薄いものと少しずつ差があります。その中から、丸くて柔らかく、鮮やかな黄金色の「世古さんのきんこ」を買ってみました。 「きんこ」はさつまいも一種「はやと芋」を使った干し芋です。一般的な干し芋は蒸して作りますが、「きんこ」は煮た後に皮をむき、切って天日干しにします。煮てから切るので「にっきり」とも呼ばれます。 普通の干し芋に比べてモチモチ感があり、ねっとりとろけるような食感です。素朴な味ですが噛み締めるほどに甘さが増して、1つでかなりの満足感。体力勝負の海女さんに、おやつにとして愛されてきただけのことはあります。 そのまま食べても優しい甘さでおいしいですが、トースターであぶるとさらに味わいが引き立ちます。柔らかくなって甘さが増し、香ばしさも加わって、もはやスイーツです。 テイクアウトコーナーでも地元ならではの味が楽しめます ビュッフェレストランは時間が合わず利用できないときや、小腹が減ったときなどにうれしいのがテイクアウトコーナーです。 加茂牛コロッケや加茂牛カレー、牡蠣のチャウダー、ウタセエビ唐揚げなどご当地ならではのメニューが楽しめます。 中でもここでしか食べられないのが、サメ春巻き! 第7回Sea級グルメ全国大会で優勝したこともある逸品です。外はパリパリ、中はクリーミーなフレンチ春巻とのことですが、「サメ」「Sea級グルメ」「フレンチ」と気になる要素満載です。 そして見逃せないのが白ごはん200円! お刺身やコロッケと一緒に、おにぎりじゃなく白ごはんが食べたいというユーザーの気持ち、わかってます!…
野菜
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都内で生活していると、大きなショッピングセンターへ行くのはちょっとした遊園地にいくようなわくわく感があります。 人それぞれお気に入りのショッピングセンターがあると思いますが、用事がなくてもなんとなく行かずにはいられない私のお気に入りのショッピングセンターがイオンモール堺北花田店です。 大好きなショッピングセンターに、無印良品が世界初の食の専門売り場をオープンさせたと聞いたら行かないわけにはいきません。3月のオープンから、やっと行くことができました。 「無印良品」イオンモール堺北花田店は車でも電車でもアクセスしやすい イオンモール堺北花田店は大阪メトロ御堂筋線の北花田駅、2号出口すぐの場所にあります。駅直結なので雨の日でも安心ですし、迷う心配もありません。また車の場合でも、立体駐車場も平面駐車場も用意されています。 イオンモール堺北花田店にはリニューアル前も「無印良品」がありました。1階であることは変わりはありませんが、元々は阪急百貨店だった場所に移動しました。 食の専門売り場はもちろん、洋服や文房具、家具や「Cafe&Meal MUJI」がそろった世界最大級の無印良品です。 世界最大級なので、当然ながらとにかく売り場が広い!有楽町の無印良品も広いですが、イオンモール堺北花田店やはりワンフロアということもあり開放感がありゆったりとした雰囲気になっています。 無印良品らしい清廉さにウッディな作りが温かみを感じさせ、性別や年齢を問わなず誰でも受け入れてくれる雰囲気になっています。 イオンモール側から「無印良品」へ入ると、まずは婦人服売り場が目に入ります。その向かいには「Cafe&Meal MUJI」があり、開放感があるので人が吸い込まれるように入っていくのが見えました。もちろん私も吸い込まれました。 「無印良品」イオンモール堺北花田店は精肉、鮮魚、地元野菜もそろう イメージとしては左側が洋服や文房具、家具を取り扱うエリア、右側が食品エリアというのを思い浮かべていただければ分かりやすいのではないでしょうか。 どこにどんなものがあるかが直感的にわかるというのは、買い物する上で意識することはないものの大切なことです。 初めてのお店でも「これはあの辺りかな」とすぐわかるお店もあれば、そうでないお店もありますよね。 探し回りながらあれこれ見るのは楽しいけれど、できたら私はお目当てのものを見つけてからあれこれ見たいのです。 野菜売り場には地元大阪産の野菜が数多く並んでいます。生産者の名前はもちろん、大阪のどの辺りで作られたものなのかも表示されています。 おなじみの野菜からあまり見かけない珍しい野菜まで、野菜売り場だけでもついつい足を止めて眺めてしまう充実ぶりです。 奥へ進んでいくと鮮魚売り場、そしてその奥に精肉売り場があります。 鮮魚売り場は切り身の魚だけでなく、氷がいっぱい入ったショーケースにかつおや穴子などがまるごと並べられています。そのお隣にはホッキ貝やあわびなどの貝類も並んでいます。 精肉売り場も同様で、日本国内の牛肉、豚肉、鶏肉がそろっています。 そして肉売り場には、とんかつやメンチカツ、ピーマンの肉詰めなどデパ地下のようなお総菜売り場が併設されています。 「無印良品」イオンモール堺北花田店は値段も手頃なデパ地下感覚 お惣菜は揚げ物だけでなく、サラダやローストビーフ、焼きそばやお好み焼き、お弁当のラインナップも豊富です。店頭に並んでいる厳選された食材を使っていることもあって、どれも豪華でおいしそうです。 充実しているのは生鮮食品やお惣菜だけではありません。 調味料や食材も、日本各地の厳選された物がそろっているのでコンパクトなスペースなのに一日過ごせてしまいそうです。 ずらっと並んだ、お酢や油、お麩や乾物。派手さがないけどいいものが見事に並んでいるのを見るとわくわくします。 まるでデパ地下のようですが、デパ地下に比べると売り場がコンパクトなので買い物のしやすさを感じます。 お弁当も食材も文房具も衣類も、全部まとめてお会計ができるのは本当に便利です。…
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近所にはそれほど大きくない商店街ですが八百屋さんが多く、歩いて10分ほどの場所に4軒もあります。どの八百屋さんにもそれぞれ特徴があり、散歩がてら八百屋さんを回るのが私の楽しみです。特に、春は初めて見る野菜に出会えることが多く「のらぼう菜」も家の近所で見つけました。 埼玉県比企地域で栽培がさかんな「のらぼう菜」 出会いというのはいつも突然、それが恋でも野菜でも。場所は私のお気に入りの八百屋さん、そこでタイムサービスで売られていたのが「のらぼう菜」です。こうして珍しい野菜が安く買えるので、ついつい立ち寄っちゃう八百屋さんです。 「のらぼう菜」の第一印象は、茎や葉がちょっと菜の花に似ているかな。袋には「比企地域の伝統野菜」と書かれています。 調べてみると、埼玉県飯能市・比企郡小川町付近や東京都あきる野市、青梅市といった西多摩地方で多く栽培されているようです。特に今回買った埼玉県比企群では「比企のらぼう菜」として特産化もされています。 江戸時代初期には、「のらぼう菜」はすでに各地で栽培されていたと伝えられています。耐寒性に優れているので、江戸時代の大飢饉の際には人々を飢餓から救ったという記録が残っているほど、優れた葉物野菜です。 栄養面でも優れていて、鉄分、ビタミンAやビタミンC、食物繊維を豊富に含んでいます。収穫後はしおれやすいので、生産地近郊でのみ流通しています。だからこれまであまり目にしたことがなかったのですね。 「のらぼう菜」はおひたしでも、炒めても、マヨネーズ和えでもおいしい 「のらぼう菜」の外袋には、おひたしとマヨネーズ和えのお手軽レシピが書かれています。見た目が菜の花に似ているので苦味があるのかなと思っていたのですが、おひたしで食べられると言うことは苦味が少ないということでしょうか。 マヨネーズ和えや炒めものも魅力的、でも初めての野菜だから素材の味をしっかり感じたい。なので「のらぼう菜」はおひたしでいただくことにしました。 [penci_recipe] 沸騰したお湯に入れるとパッと鮮やかな緑色に変わります。これは菜の花と同じ、できあがりだけでなく料理中にも春を感じられます。茎の部分が長いのでアスパラガスのような適度な歯ごたえもあり、葉はやわらかく調和が楽しめます。 苦味がないのかなとは思っていましたが予想以上に苦味がなく、菜の花は得意ではない娘もあっという間に完食してしまいました。もう一度食べたいと思ってちょくちょく八百屋さんをのぞいていますが、再会はまだできません。次はちょっぴりごまを入れて、マヨネーズで和えてみたいな。
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生野菜は一日350グラム以上食べることが大切 忙しい毎日を送っていると、やはり気になるのが食事の乱れ。忙しいからとファストフードやコンビニの加工品ばかり食べていて、野菜不足になっていませんか?厚生労働省が策定した「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」によると、1日に生野菜を350g以上摂取することが健康に良いとされています。「緑黄色野菜120g、淡色野菜やきのこ、海藻類で230g」がベストバランスだそうです。しかしなかなか意識していないと達成できない量であることは間違いありません。 毎日少しでも生野菜を食べようと思うと、一番簡単なのはサラダです。朝の忙しい時になるべく包丁を使わなくてもすむように、さっと準備できるレタスやミニトマトは常備しておきたいもの。そして週末にサラダの材料をまとめて切って冷蔵庫に入れておくだけでも楽になりますね。 野菜はある程度定番でまわすとして、ここで工夫したいのがドレッシング。ドレッシングの種類をたくさん常備しておくと、同じ野菜でも全く違う味わいで楽しませてくれます。そういう意味でもドレッシングの役割はとても重要です。 実はドレッシングは和風タイプが人気です スーパーマーケットなどのドレッシング売り場には、あらゆる種類のドレッシングが並んでいます。同じ種類のドレッシングでも各メーカーによって味は違いますし、原材料も違います。カロリー控えめ、ノンオイルのものを選ぶ人もいます。 洋風のイメージの強いドレッシングですが、ドレッシングで人気の味は、ごま、玉ねぎ、醤油など和風のドレッシングの方がよく売れていると言われています。和食にも合う、おなじみの食材で作ったドレッシングは、食卓との調和も取りやすいということかもしれません。 やまびこ味噌を使ったJA兵庫六甲「ノンオイル 味噌ドレッシング」 醤油をベースに使っているドレッシングはスーパーマーケットでも販売されています。醤油と並んで日本を代表する調味料、味噌を使ったドレッシングはなかなかお目にかかることはできません。 JA兵庫六甲の直売所14カ所で販売されている「ノンオイル 味噌ドレッシング」は、兵庫県三田市で作られたお米と兵庫県内産の白大豆で仕込んだ「やまびこ味噌」を使って作られています。「ノンオイル 味噌ドレッシング」には原料の約2割に「やまびこ味噌」が使われ、1年以上の時間をかけて開発された商品です。 「ノンオイル 味噌ドレッシング」の瓶をしっかりと振ってから蓋を開けると、味噌の香りがします。ノンオイルなのでサラサラとした液体状かと思っていましたが、予想していたよりもかなり重量感があり濃厚です。 どれだけ濃厚なお味噌の味がするのだろうと思って食べてみると、これまた予想を裏切られ、爽やかな柚子の風味が際立っています。味噌の風味はもちろんするのですが、味噌の濃厚さに爽やかな酸味が加わり、サラダが美味しく引き立ちます。 味噌というとどうしても和風だと思ってしまいがちですが、「ノンオイル 味噌ドレッシング」には和風という枠にこだわる必要はないように感じました。蒸し豚にも使ってみましたが、味噌の甘みが豚肉によく合い、脂身のしつこさを酸味が消してくれるという絶妙なたれになりました。 何にかけても美味しくなる「ノンオイル 味噌ドレッシング」、これからも料理に使うのが楽しみです。 パスカルさんだ
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これまで普段ソースを使わないと言ってきたのですが、おいしいソースに出会うたびにどんどんソースにハマってきています。そんな中出会ったのが「トリイソース」です。これまでほとんど見ていなかったソース売り場がとても魅力的で、私のソース探しの旅が始まりました。 地元浜松の工場や食堂で愛されてきた「トリイソース」とは 1924(大正13)年からソース作りを始めた「トリイソース」。家業は農業でしたが新しいもの好きの初代が、市場でいろいろな食品を目にする中で、当時「西洋醤油」と呼ばれていたソースに注目しソースの製造を始めました。 浜松はホンダやヤマハ、スズキといった楽器などをはじめとする工業製品の生産拠点です。「トリイソース」(創業当時は「タカラソース」)は創業以来、浜松を中心に地元の工場や食堂にソースを提供し、愛されてきたのです。 二代目の頃、当時は家庭でソースを使うということがなく、業務用のソースのみを製造していました。スーパーマーケットが増えていくにつれ、家庭用に昔ながらのウスターソースを復刻させ家庭用ソースの製造にも取り組むようになりました。 そして三代目は、安定供給が優先され食品添加物が使われていたソースをなるべく食品添加物を使わない製法をに切り替えていきます。「トリイのウスターソース」「トリイの中濃ソース」をはじめ、9つもの商品が完全無添加のソースにすることに成功しました。原材料名を見ても、家庭の台所にあるものばかりが書かれているので安心です。 大正13年の創業からソース作りに使い続けている木樽は「トリイソース」の原点ですが、これまでの伝統と技法を大切にしながらも時代に合った、嗜好に合ったソース作りを目指しています。 「トリイソース」は野菜から作る木桶熟成ソースです ソースは何からできているのか知っていますか? 野菜や香辛料でできているんだろうとは思っていましたが、「トリイソース」は生の野菜をひとつひとつカットし、その野菜を低温で煮込み、できたソースを木桶で熟成して作られています。 「トリイソース」に使われる野菜は、ペーストやパウダーに加工されている野菜を使うのではなく生の野菜をカットして使っています。生野菜を使うことで糖度や味に違いが出ますが、大きな木桶の中で熟成させることで仕込みロットごとのばらつきを平準化し、一定の品質が保たれるよう仕込が行われています。 一般的なソースは粉末の香辛料をソースに混ぜて作られています。「トリイソース」では香辛料をそのまま漬け込み、香辛料からにじみ出てくる風味でソースに味をつけます。そのため、強く刺激的な香辛料の風味ではなく、じっくりと染みだした、しっかりとソースになじんだまろやかな風味となっています。 野菜や香辛料を加工・加熱する工程を減らし、温度変化も少なくすることで、本来素材が持っている風味をきちんと保ったままソースにすることができる。これこそが「トリイソース」の魅力です。 完全無添加の「トリイソース」、野菜の味を感じます 瓶に入り厚紙のラベルが巻かれた「トリイソース」、ちょっとレトロで懐かしさがありながらおしゃれなデザインになっています。私が買った静岡県内のスーパーマーケットには「ウスターソース」と「中濃ソース」が置かれていましたが、「オムライスをおいしくするソース」「カレー専用スパイスソース」「野菜とくだもの完熟ソース」「桶底のちから」と6種類のソースが作られています。 トリイソースの「中濃ソース」を味わってみると、これまで食べてきたソースとの違いに驚きます。野菜の味がするソースってこういうことだったのか、と食べてみて分かりました。まず最初にふわっとスパーシーな風味がして、それから優しい甘さを感じ、そしてもう一度喉を通るときギュッとした辛みを感じます。 トリイソースの「中濃ソース」と旬のレンコンで作る甘辛炒め [penci_recipe] 今が旬のれんこんは、体調を崩しやすいこの時期にぴったりの食材です。サクッとしたれんこんの食感に甘辛いトリイソースの「中濃ソース」がよく合います。ソースだけで味付けしたと思えない深い味わいになりました。子どもたちからも「おかわりないの?」と聞かれるほど評判でした。瓶もかわいいトリイソース、ぜひ他のソースも揃えて並べてみたくなります。 トリイソース「中濃ソース」 トリイ 中濃ソース200ml 価格:469円 (2020/5/27 09:19時点) 感想(5件) 野菜たっぷり「トリイソース」中濃を使った甘辛炒めレシピ was last modified: May 27th,…
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毎日お野菜食べてますか? 15歳以上だと1日に350g必要だと言われています。おいしく野菜を食べるためにも欠かせないのがマヨネーズです。東京都調布市にあるマヨネーズを楽しく体感しながら学べる、キユーピーの「マヨテラス」へ行ってきました。 「マヨテラス」は完全予約制のキユーピーの見学施設です 1925年にマヨネーズを日本で初めて製造・販売したキユーピー。「マヨテラス」はキユーピーマヨネーズの歴史、美味しさの秘密など楽しみながら学ぶことができます。見学するには事前予約が必要で、土日祝日は休館日になっています。 大人気の「マヨテラス」はなかなか予約が取りづらくなっています。見学希望月の2か月前の1日、9:30から受付が開始されます。何か月も手帳に付箋を貼って、1日の9:30に「マヨテラス」のサイトにアクセスするのを予約が取れました。見学を希望するなら、2か月前の1日の9:30に「マヨテラス」のサイト、もしくは電話で予約を取りましょう。 「マヨテラス」は京王線「仙川駅」から徒歩7分の場所にあります。駐車場は利用できないので、公共交通機関を利用しましょう。駅を出ると跨線橋からキユーピーの建物が見えますので、迷うことはありません。 「マヨテラス」は4つのエリアに分かれています 建物に入ると、まず目に入るのが実際のマヨネーズ(450g)の約50万倍の大きさの木製のマヨネーズ型の「マヨネーズドーム」です。受付前にはトマトやブロッコリーなどのかわいい野菜の形をした椅子が置かれています。 まずツアーは「キユーピーギャラリー」から始まります。マヨネーズの誕生から、日本で開発されたキユーピーマヨネーズについて、キユーピーの歴史について説明を受けます。子どもでも楽しく説明が聞けるよう参加型になっているので、子どもたちもしっかりと説明を聞いていました。 そして大きなマヨネーズ型の「マヨネーズドーム」に進みます。この中ではキユーピーマヨネーズの美味しさの秘密や工夫について教えてもらえます。マヨネーズは酸素にふれると酸化してしまい、おいしくなくなってしまいます。そのため薄く見えるマヨネーズの容器も、実はポリエチレンとプラスチックが何層にも重ねてあるのです。一人一人手に取って容器を見ることができ、大人も子どもも目を丸くして触っていました。 実際に工場にいるような体験ができる「マヨテラス」 お次は「ファクトリーウォーク」でマヨネーズが工場でどのように作られているかを見ることができます。現在「マヨテラス」がある場所は、以前は工場でしたが今は研究施設になっています。1分間に卵を600個も割ることができる機械の映像を見ながら、実際に使われていた機械の部品を使って、卵を割り黄身と白身を分ける様子を説明してもらえます。子どもだけでなく大人も驚きの連続です。 その後、実際に工場で使われている機械を使った楽しい体験ができます。指示通りにマヨネーズの原材料と量、賞味期限を確認し、機械でピッとQRコードを読み取らせます。1分以内と制限時間があるので、盛り上がります。2〜3人のグループに分かれ、全員体験できます。 「キユーピーキッチン」でオリジナルソース作りを体験! 最後はキユーピーマヨネーズと、キユーピーのドレッシングやジャムを使ったオリジナルソース作りを体験できます。「せっかくなので家ではできないことを体験していただきたい」の言葉に、子どもはもちろん大人でもテンションが上がります。確かに家ではこんなことできないし、させられません。 オリジナルレシピをメモできる用紙も用意されているので、お気に入りのオリジナルレシピを家でももう一度作ることができます。ドレッシング以外にも醤油やケチャップ、ピーナッツやフライドオニオン、しそやコリアンダーまで用意されています。 テーブルには試食のサラダと一緒に130gのマヨネーズが置かれています。オリジナルソース作りに使った後は持ち帰ることができます。我が家は3人で行ったので、1本を3人で使い2本はそのまま持ち帰りました。自分が作ったオリジナルソースが一番おいしいと言い合いながら試食していると、あっという間に終了時間です。 「マヨテラス」はお土産付き、「キユーピーショップ」も併設されています 「マヨテラス」の見学は、最後にお土産をもらって終了です。大人用の袋には「キユーピーキッチン」にも置いてあった「レモンドレッシング」が1本入っていました。まさに今日買って帰ろうと思っていたのでうれしい! さらにマヨネーズを使ったレシピブックが入っています。話題のマヨネーズプリンのレシピも載っています。 子ども用の袋にはかわいいキユーピー人形とマヨテラス柄の鉛筆が入っています。マヨネーズについて分かりやすく書かれた「マヨネーズのヒミツ」も入っています。一緒に行った息子は高学年だったので「大人用とお人形が入った子ども用オア好きな方どうぞ」と言われていました。こういうお心遣いもうれしかったです。 「マヨテラス」には同じ敷地内に「キユーピーショップ」が併設されています。かわいいキユーピー人形やオリジナルグッズに加え、ここでしか買えない「マヨテラス」限定グッズも販売されています。またかわいいキユーピーの顔のたまごサブレも販売されています。 カフェスペースも併設されていて、お酢を使ったドリンクやコーヒーを飲むことができます。 「キユーピーショップ」でぜひ見ていただきたいのが「キユーピー3分クッキング」のスタジオを1/20のサイズで再現した模型です。こんな風に撮影されてるんだ!と驚くこと間違いなし、ぜひ実物をご覧ください。 「マヨテラス」の公式サイトはこちら お土産付き!東京都調布市の「マヨテラス」でキユーピーマヨネーズに詳しくなっちゃおう was last modified: September 7th, 2017…
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「フォロのドレッシング」は徳島のイタリアンレストランの味 徳島県内にある百貨店のイタリア料理店で使われていたドレッシングが評判で、それを再現した「フォロのドレッシング」。原材料は、食用植物油脂(大豆油・なたね油)、醸造酢、玉葱、砂糖、醤油(大豆・小麦)、食塩、ニンニク、マスタード、胡椒というなじみのあるものばかりです。 「フォロのドレッシング」は野菜嫌いのお子さんでも食べられる 家にもある調味料で作られている「フォロのドレッシング」は、どこか懐かしく一度食べると病みつきになる味だと評判です。中には野菜嫌いのお子さんも、このドレッシングだと食べてくれた、なんていう声も。苦手なものでも美味しく食べられることが一番です。野菜が苦手なお子さんが、ドレッシング一つで食べられるようになるなら親の負担も減りますよね。 サラダだけじゃもったいない!豚肉にもよく合う「フォロのドレッシング」 ただちぎっただけのレタスや、電子レンジでチンしただけでのきゃべつ、切っただけのトマト。サラダと呼んでいいのかというくらいのシンプルな野菜に「フォロのドレッシング」をかけるだけで、どんどん箸が進みます。 サラダが美味しくなるのはもちろんなのですが、「フォロのドレッシング」は肉にも魚にもよく合います。豚しゃぶのたれとして使ったり、塩こしょうしてソテーした白身魚のソースとして使ったりしても、これがまたおいしいんです。ドレッシングを食べるために「今日は何にしようかな」と考えてしまうほど。 「フォロのドレッシング」はカルディ以外でも購入できます 「フォロのドレッシング」には保存料や着色料は使われていません。加熱されていない生ドレッシングなので、賞味期限も60日間と短めです。 シンプルでおしゃれなパッケージの「フォロのドレッシング」は、カルディだけではなく、大きめのスーパーマーケットでも販売されています。 今回購入した「レギュラー」のほかに、にんじんがたっぷり入った「セノーラ」、徳島県産のゆずが入った和風の「ゆず」があります。「セノーラ」は見かけたことがありますが、次は「レギュラー」と「ゆず」を買おうと思います。 フォロのドレッシング (レギュラー)330ml 価格:498円(2017/10/13 15:15時点)
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珍しいお野菜との出会いはいつも偶然、そして突然です。月に何度か大型スーパーへ行くのですが、そこでは通常の野菜売り場とは別に、千葉県からの産直野菜が販売されています。 きゅうりやじゃがいもなどいつもの野菜の他に、タケノコやとうもろこしなど旬にしか食べられない野菜、そして初めて見る珍しい野菜が置いてあることがあります。ついつい初めての出会いを期待して毎回のぞいてしまいます。 栄養は?味は?そもそも「スイスチャード」とは? 「スイスチャード」は「うまい菜」や「常菜」と呼ばれる野菜の仲間です。 パプリカやトマトなどは、緑、赤、オレンジ、黄色などカラフルなものもよく目にします。カラフルな野菜はエネルギーをもらえるような気がして、特に暑い夏はカラフルな野菜を料理に使うようにしています。 今回黄色いズッキーニやカラフルなトマトと一緒に並んでいたのは、茎がカラフルな葉物野菜です。初めましてのお野菜、その彩り、そして「スイスチャード」というちょっとおしゃれな名前。気にならないわけはありません。 「スイスチャード」は和名はフダンソウ(不断草)で、ほうれん草と同じ仲間です。茎がもっと太く緑色のものは、京都では「うまい菜」として、また「チャード」や「常菜(とこな)」、「いつも菜」など全国各地で様々な呼び名で親しまれている野菜です。カロテンやミネラルも豊富で、夏の疲れにも効果的だそう。 「スイスチャード」のまっすぐに伸びカラフルで美しい色合いの茎は、小松菜よりやや太いかなと感じるくらい。葉はやや厚みがあり、広げてみると女性の手のひらくらいの大きさになる部分もあります。そして長さは私の肘から下くらい、葉物野菜にしたらなかなか立派な大きさです。 サラダも生食も「スイスチャード」の美味しい食べ方 初めての食材は、どう料理するのかを考えるのも楽しい時間です。「スイスチャード」を生でサラダで食べようかな、茹でておひたしにしようかな、炒めてみようかな。食材を美味しく食べるため、努力は惜しみません 「スイスチャード」の茎は、パキッとした赤やオレンジ、黄色と鮮やかな色をしています。袋に付いていた食べ方のメモには「サラダでも食べられます」と書いてあります。茎を食べやすいサイズにカットしてスティック野菜のよう食べたり、スムージーに使っても鮮やかな色合いを楽しむことができます。 茎はピンとした固さがあるので、シャキシャキの歯ざわりを楽しめます。野菜の苦味や雑味がお好きな方は、生で食べるのがおすすめです。 おすすめ!「スイスチャード」の美味しいレシピ 「スイスチャード」は、火を通してもあまり色が変化しないと食べ方のメモにも書いてあります。私は生で食べるよりは火を通してたっぷり食べたい、ということでオリーブオイルで炒めることにしました。 [penci_recipe] 強火で炒めることで、スイスチャードのシャキッとした食感を楽しむことができます。その分焦げやすいので、短時間で仕上げましょう。にんにくと塩こしょうのみ、というシンプルな味付けはスイスチャードの持っている味わいを引き立てます。 スイスチャードはほうれん草や小松菜よりも、味が濃くシャキシャキ感があります。大地の味がすると言えばいいのかな、野菜の力強い味わいを感じます。にんにくと炒めても負けないしっかりとした風味があり、塩こしょうだけで十分美味しく食べられます。ちなみに色は違っても味に違いは感じません。 子供もくせになる「スイスチャード」のシャキシャキ感 最初はカラフルな「スイスチャード」に少しドキドキしていた子どもたちも、そのシャキシャキ食感と深いおいしさに驚いていました。筋っぽいかなと短めに切りましたが、5cmほどの長さで切ればもっとシャキシャキ感を楽しむことができたと思います。 スイスチャード 三重県伊賀産 価格:180円 (2020/6/12 11:30時点) 人気のカラフル野菜!「スイスチャード」を美味しく食べる簡単レシピ was last modified: June 12th,…
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毎年夏になると実家からとうもろこしが送られてきます。年に数度、違った品種が送られてくるので家族みんなで楽しみにしています。母は直売所に買いに行って当日便で送ってくれるので、朝採れたとうもろこしがその日の夕方に届くのです。「とうもろこし送るよ」と連絡が来た日は、朝からわくわくして待ち構えます。 とうもろこしの生産量が全国2位の千葉県 北海道に次いで千葉県はとうもろこしの生産量が全国第2位です。6月中旬から7月中旬あたりまで、県内ではとうもろこしの直売所はもちろん、スーパーでも採れたてのとうもろこしが並びます。 とうもろこしは手に入ったら、すぐに茹でるのが美味しく食べるポイントです。我が家でもとうもろこしが届いたら、家族みんなで皮を剥いて大きなお鍋で茹でます。最近ではレンジで美味しく茹でる方法もありますが、一度に10本届くのでやはりお鍋を使うのが早くて便利です。 粒が柔らかく生でも食べられる「ゴールドラッシュ」 送られてくるとうもろこしの中でも、毎年一番最初に送られてくるのが「ゴールドラッシュ」という品種です。粒がとても柔らかく、生でも食べられてるほど。 茹で上がったアツアツのとうもろこしにかぶりつくと、実がぷちゅっとはじけて口の中でじんわりと甘みが広がります。実は小さめですが優しくぴかぴかと光り、驚くほど甘いのが「ゴールドラッシュ」の特徴です。 新鮮なとうもろこしは、ひげまでもつやつやとしています。皮を剥いているときのぎゅぎゅっとした感じ、夏が来るんだなと実感する毎年の恒例行事です。 ゴールドラッシュ 約5kg【送料無料】 価格:4,860円 (2020/6/15 10:07時点)
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いつも買い物はスーパーマーケットを利用することが多いのですが、私の家の近所には八百屋さんが何軒も立ち並んでいる商店街があります。野菜を買いに行くと、スーパーでは見られない旬の野菜が並んでいることも多く、それが楽しみでついついのぞいてしまいます。 「おかひじき」は海藻ではなく野菜です 「おかひじき」という名前から海藻だと思われがちですが、4月〜6月ごろまでが旬の野菜です。かつては日本全国で日当たりのいい海岸などに自生していましたが、その数も減り絶滅が危惧されているのが現状です。 現在では山形市と米沢市で「おかひじき」の栽培が盛んに行われ、山形県おきたま地方の伝統野菜として全国に出荷されています。しゃきしゃきっとした食感とクセのない味なので、好き嫌いなくどなたでも食べられる味です。 「おかひじき」はクセがなくて栄養分が豊富です 「おかひじき」は緑黄色野菜です。カリウムやカルシウム、マグネシウム、鉄分、ミネラルが豊富に含まれています。どれも骨を形成し丈夫にするのに必要な栄養分です。高齢の方や女性、お子さんなど骨を丈夫にしたい方にはおすすめの食材です。緑黄色野菜なのでβカロテンも豊富です。 私も初めて「おかひじき」を購入しましたが、塩を入れた熱湯で1分ほど茹で、冷水で冷やせばおひたしになります。調理も簡単なので、ぜひ見かけたら手に取ってみてください。 おかひじき 1パック 100g前後 価格:286円 (2020/6/1 11:17時点)