進化する食卓

旭食品「旭ぶっかけポンズ」は近畿地区のスーパー限定の新商品

実家から届く荷物はいろいろなものが入っていて、まるで宝箱のようにわくわくします。そんな宝箱に入っていたのが、初めて見る旭ポン酢の「ぶっかけポンズ」です。うどんにもポン酢を使う我が家に、また新しいポン酢が仲間入りしました。

発売から50周年を迎えた「旭ポンズ」

大阪府八尾市の旭食品が作る「旭ポンズ」。ポン酢好きの間でも、食通と言われる方々からの評価も高く、「このポン酢でないと!」というファンの多いポン酢です。一度「旭ポンズを食べてしまうともう他のポン酢は食べられない、という方までいるパンチのある力強さがあります。

北海道産の昆布、大分産の椎茸、宮崎県や熊本県といった九州産のかつお節、徳島県の特定生産者から仕入れるスダチと原材料にもこだわりがあります。全国を回って見つけた厳選素材に加え、素材同士の相性まで考え抜かれ、スダチやユズ、ユコウの果汁の配合は今でも二代目社長高田悦司氏が行っています。

味にうるさい大阪人も納得する「旭ポンズ」は、水炊きや鍋物だけでなく酢の物や肉や魚のたたき、そして餃子のたれなどあらゆる料理に合わせることができます。

新ジャンルのポンズを目指して作られた「旭ぶっかけポンズ」

私はポン酢が大好きなので一年中ポン酢を使いますし、我が家では決して切らすことのない買い置き必須の調味料です。ですが、一般的にポン酢というとお鍋のイメージが強く冬のイメージが強いように思います。ポン酢を夏の間も楽しんで欲しいと開発され誕生したのが「旭ぶっかけポンズ」です。

「旭ポンズ」のラベルには、「うどんすき、湯豆腐、かにちり、てっちり、牛豚水炊、かしわ水炊、焼肉、しゃぶしゃぶ」と冬を連想するメニューが書かれています。対して「旭ぶっかけポンズ」には、「うどん・そうめん、冷やし中華、和風パスタ、冷奴、サラダ、冷しゃぶ」と夏を連想させるメニューが書かれています。

「旭ぶっかけポンズ」のラベルにはうどんが描かれていますので、うどんにかけることが前提にあるポン酢です。うどんとポン酢はよく合うのに、うどん用のポン酢が販売されているのを見たことがありませんでした。

あつあつうどんにも、冷たいうどんにも「旭ぶっかけポンズ」

「旭ポンズ」はキリッとしたとがった酸味が特徴的なポン酢ですが、「旭ぶっかけポンズ」はお子さんも喜ぶ、甘みのあるまろやかなポン酢です。酸味は柔らかくなっていますが、香りはそのままフレッシュなスダチの香りがします。

おすすめはうやはりうどん。讃岐うどんのようなうどんにかけてもおいしいのですが、稲庭うどんのような、細くてつるっとしたうどんの方が「旭ぶっかけポンズ」の風味を強く感じることができます。
讃岐うどんに「旭ぶっかけポンズ」をかけるなら、ゆでたうどんを水で洗わず湯切りしただけのあつあつの麺にかけることをおすすめします。もちもちっとしたうどんから爽やかな香りが漂い食欲がないときでも、つるんとさっぱり食べられます。

いつもの「旭ポンズ」に慣れてしまっていると、料理に使った場合「もっと酸味が欲しい」と物足りなさを感じてしまいます。ただ、酸味がそんなに得意でないけれど香りがとてもいいので、すっぱいのが苦手な娘はとても気に入っていました。餃子やたこ焼き、お好み焼きやしゃぶしゃぶにもこのポン酢を愛用しています。

旭食品「旭ぶっかけポンズ」

旭ポン酢 旭ぶっかけポン酢 味比べ 360ml

価格:1,960円
(2020/7/10 10:39時点)

ABOUT ME
ひがのあや
東京都品川在住。小学生の2人の子供を育てながら、ファッション・グルメ・トラベル系のWEBライターとして取材・ライティング・リサーチ業務を行う。長いお休みには国内旅行で美味しいモノを食べ歩き、普段は時間があればアンテナショップやデパ地下を巡っている。