先日購入した「純国産うま黒烏龍茶ティーバッグ」。スーパーマーケットで市販されているものとどう違うのでしょうか。味に違いはあるのかな? 飲み比べてみました。 三重県産「純国産うま黒烏龍茶ティーバッグ」 「純国産うま黒烏龍茶ティーバッグ」は三重県松阪市にある茶来まつさかが作っています。自社農園で計画性のある安定した土づくりを行い、しっかりとした管理行っています。お茶を健全に生育し病害虫の発生を減らし、安全で安心なお茶が収穫されその後製茶されます。 ティーポットに約300mlの熱湯を入れ、ティーバッグを入れてから約2〜3分待つと美味しい黒烏龍茶が飲めます。 中国福建省産「黒烏龍茶ティーバッグ」 普段家ではたっぷり飲みたいので、やかんにティーバッグをポンと入れてお茶を作っています。最近は黒烏龍茶がお気に入り。やはり美容と健康のためにポリフェノールを摂っておきたいので、黒烏龍茶を選んでみました。 急須でも煮出しでもm水出しでも飲めるのでお好みに合わせ作れます。お湯出しと水出しでは別のお茶なのかと思うほど風味が変わるので、気分に合わせて入れています。 2種類の黒烏龍茶を飲み比べ 2つのティーバッグとも、パッケージにあるおすすめの淹れ方通りに作ります。まずは「純国産うま黒烏龍茶」から飲んでみます。茶来まつさかの黒烏龍茶は、烏龍茶の華やかな味と香りもありながら、ほうじ茶のような香ばしさがあるのが特徴です。 中国福建省産の黒烏龍茶はどうでしょう。飲み比べるとやや香りがないように感じます。いつも飲んでるときは特に感じていませんでしたが、香りも味もやや物足りなく感じます。後味もふわっと香って、すぐに抜けてしまいます。 「純国産うま黒烏龍茶」は、いい香りが体中に広がってそのまましばらく体内に残ってくれる感じ。中国茶の華やかさと日本茶の繊細な風味のいいとこどり、そんな黒烏龍茶です。 「純国産うま黒烏龍茶」の茶来まつさかの公式サイトはこちら 国産 黒烏龍茶 ティーバッグ 8g×10包 送料無料 三重県産 価格:1,000円(2020/9/30 17:16時点)感想(23件)
三重県
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国内のみならず世界中でも高い人気を誇る、松阪牛。松阪牛は脂肪の溶け出す融点が低く、舌触りがいいことでも知られています。そのため胃にもたれにくく消化が良いのも特徴です。 松阪牛を日常的に食べるのはなかなか難しいですが、「松阪牛牛脂」を使えば手軽に松阪牛の美味しさを堪能できます。 松阪まるよしの「松阪牛牛脂」との出会いはアンテナショップ アンテナショップ巡りをしていたときに出会った、松阪まるよしの「松阪牛牛脂」。アンテナショップに行くと、どれも欲しくなってしまい何を買おうかあれこれ迷います。迷っていたとき、後ろから声が聞こえてきました。 「あら、松阪牛の牛脂なんて売ってるのね」と女性のお客さん。「そうなんですよ」と店員さんが応えます。「これで野菜炒めするとすごくおいしいのよねー」とお客さんが言うと「そうなんですよ!おっしゃる通り。よくご存じですね!」とかぶせるように店員さんの声が弾みます。たまたま聞こえてきた会話なのに、もう気になって仕方ありません。 ひとまず心を落ち着けるかのように店内を一周し、迷わず「松阪牛牛脂」を手に取りました。 高級感あるゴールドのラベル、540円で手に入る極上の味 手のひらサイズの箱を開けると、瓶に入った「松阪牛牛脂」が入っています。瓶にはゴールドのラベルが貼られ高級感があります。瓶の中に密封された袋が入っていて、そこに「松阪牛牛脂」が入っています。 松阪牛の脂の融点は低いですが、さすがに冬場は白く固まっています。冬場でもカチカチに固まっているのではなく、指で押すと形が変わるほどの柔らかさです。 「松阪牛牛脂」をサラダ油などの代わりに使うことで、いつもの料理に松阪牛のコクやうま味が加わり料理がグレードアップします。 「松阪牛牛脂」の松阪まるよしの公式サイトはこちら 松阪牛 まるよし 松阪牛牛脂 378円 価格:378円(2020/9/25 12:01時点)
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伊勢神宮参りのお土産といえばやはり赤福が有名です。でも実は伊勢には美味しいお餅のお土産も揃っています。それぞれ特徴の異なる5種類の餅菓子を創業が古い順にご紹介します!お餅を通して伊勢の歴史を感じてみませんか? 【太閤出世餅】創業は室町時代!太閤秀吉ゆかりの餅菓子 「太閤出世餅」を製造する「太閤餅」は、永禄8年(1565年)伊勢神宮のお膝元で参拝客のお休み所として店を構えたそうです。 店名の由来となる太閤秀吉は、天下統一を果たすまでに幾度も伊勢神宮を参拝し、さらには一時途絶えた式年遷宮の復興にも尽力しています。江戸時代後期に書かれた「神都長嶺記」には秀吉が焼餅を「美味也」と称賛したと記されているそうです。 「太閤出世餅」は粒あんと餅の量のバランスがよく、あんの豆の香りとほんのり香ばしい餅の味を両方しっかり味わえます。香ばしさがあとを引き、2~3個は軽く食べられます。 個包装になっていて、8個の袋入りや箱入りなら5日程度日持ちするので、職場などへのお土産にも向いています。 内宮宇治橋前の茶屋では、ほうじ茶・抹茶付のお盆セットをいただくことができます冬場はぜんざい、夏場は氷入り抹茶のセットといった季節メニューもあるので、参拝のあと一服しに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。 「太閤出世餅」 【二軒茶屋餅】毎月25日はくろあんの日「二軒茶屋餅角屋本店」 二軒茶屋餅は、天正3年(1575年)の創業と伝えられているそうです。当時伊勢神宮への参拝は陸路と海路があり、海路から勢田川を上った舟付場には参拝客をもてなす2軒の茶屋があったそうです。そのため辺りは二軒茶屋と呼ばれるようになり、それが餅の名にもなったと言い伝えられているそうです。 そのうちの1軒の「角屋」は、現在「伊勢角屋麦酒」として地ビールの醸造販売も行っています。お餅とビール、不思議な組み合わせに感じますが、どちらも参拝客をもてなすという思いは同じなのかもしれません。 二軒茶屋餅角屋本店 伊勢角屋麦酒 詰合セット 価格:5,896円 (2019/11/19 10:17時点) おはらい町周辺では、おかげ横丁にある「名産 味の館」などいくつかのお店で「二軒茶屋餅」を買うことができます。普段はこしあんですが私が伺った25日は月に1度のくろあんの日。戦前までは黒砂糖であんを作っており、それが復活するのが毎月25日なのだそうです。 「名産 味の館」 柔らかなお餅に香り高いきな粉をまとった「二軒茶屋餅」。25日限定のくろあんは、黒糖の風味がほんのりではなくかなりしっかり感じられます。コクがありコーヒーにもよく合いました。 賞味期限は翌日まで。食べきれない場合は冷凍保存可能です。自然解凍そのままだと少し硬かったため電子レンジ10秒だけ温めたところちょうどよい柔らかさになりました。油で揚げても美味しいそうです。 【へんば餅】馬で伊勢神宮を目指した旅人の憩いの茶屋「へんばや商店」のお餅 伊勢神宮の近くを流れる宮川は、江戸時代までは、橋が架かることなく渡し船などで往来していたそうです。 そんな宮川を渡る前に、馬などでやって来た参拝客が立ち寄る茶屋がありました。参拝客がここから馬を返して参拝したことから、いつしかへんば(返馬)餅と呼ばれるようになったそうです。 ほんのり香ばしいお餅は、米粉を使っているからかしっかりとした弾力があり食べ応えがあります。口溶けのよいしっかり甘めのこしあんとの相性がよく、食べれば旅の疲れが吹き飛ぶようです。 賞味期限はこちらも翌日まで。固くなってしまったらフライパンなどで軽く焼くと柔らかさと香ばしさが戻るそうなので、多めに買って冷凍しておくのもいいですね。 「へんばや商店」 【岩戸餅】明治から続くお土産屋さん「岩戸屋」の銘菓 明治43年(1910年)創業の岩戸屋は、お多福が目印のお土産屋さんです。 「岩戸餅」の他にも「生姜糖」や「お多福饅」などオリジナルの商品がたくさんあるので、伊勢土産を探すにはもってこいです。…
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「鳥羽マルシェ」は伊勢のお土産スポット&ビュッフェレストラン 市内全域が伊勢志摩国立公園内にあり、風光明媚な景色やレジャー、グルメなどが楽しめる三重県鳥羽市。飼育種類数日本一を誇る「鳥羽水族館」や、島全体が真珠のテーマパークとなっている「ミキモト真珠島」など、外せない観光スポットがたくさんあります。 観光前にまずは腹ごしらえ! という時は、地元の食材が味わえる「鳥羽マルシェ」がおすすめ。「鳥羽マルシェ」は、地域が誇る海産物や農作物の産直市場と、郷土食を中心とした地産地消ビュッフェレストランです。 「鳥羽マルシェ」は駐車場はないので、電車がおすすめ! 農協と漁協がタッグを組んで運営している鳥羽マルシェ。このような形態のお店は全国的に見ても珍しいことだそうです。でもそのおかげで新鮮な野菜と海産物を一緒に手に入れることができるのです。 直売所や道の駅などは車でないと行きづらい所が多いですが、「鳥羽マルシェ」はJR・近鉄の鳥羽駅から徒歩約2分! 電車旅でも気軽に立ち寄ることができます。駐車場はないので、車で訪れる際は近隣駐車場を利用します。すぐ隣にある佐田浜第一駐車場は、1時間まで無料で停められます。 建物の外には自由に入れる足湯もあって、のんびり旅におすすめのスポットです。 「鳥羽マルシェ」のビュッフェレストランは予約がおすすめ! 旅行前、鳥羽水族館近くでランチを食べらるお店を探していたところ、「鳥羽マルシェ」のビュッフェレストランを発見! すぐさま電話予約を入れました。 予約は11:00~11:15までに入店できる場合にのみ可能です。その時間には来られないときや予約人数が上限に達した場合は、直接来店してウェイティングシートに記名します。直売所が開店する10:00以降は、レストランオープン前でもウェイティングシートに記名できます。口コミサイトを見ても人気店のようなので、前もって予約したほうがよさそうです。 到着したのは10:50頃。直売所は買い物客と、レストランの開店を待つ人とでで賑わっていました。 オープン時刻になると予約した方から名前を呼ばれ、会計を済ませたら60分間食べ放題のスタートです。 この日は事前に予約した人と11時までにウェイティングシートに記名した人だけで8割ほど席が埋まっていました。1月下旬の平日でこの程度なので、週末や夏休みなどはもっと混むのでしょう。 「鳥羽マルシェ」では月替わりで季節の料理がいただけます ビュッフェメニューは月替わりで、デザートも含め約25種類ほどあります。 また、プラス料金でオプションメニュー(このときは10食限定加茂牛ハンバーグ)をオーダーすることもできます。 地魚のマヨソース炒めや穴子ご飯などの魚介メニュー、わさび菜のかきあげやふろふき大根などの野菜メニュー、鳥羽市加茂地区で飼育されている加茂牛を使ったカレーやオムレツ、ミートソースとバラエティー豊富な料理が並びます。 メニューからも鳥羽市は食材に恵まれた土地であることがわかります。 お米は鳥羽志摩産特別栽培米コシヒカリの「珠光(たまひかり)」を使用。ピザには三重産小麦を使い、トマトも地元のものを使うなど、地産地消への強いこだわりを感じます。 数あるメニューの中でも、この土地ならではと感じたのがわかめのしゃぶしゃぶです。生わかめを軽くしゃぶしゃぶしたら、もみじおろしとポン酢でいただきます。 香りが良く柔らかいのにシャキシャキ! 乾燥わかめではこうはいきません。 彩りがきれいな「てこね寿司」は赤身の刺身を醤油に漬け込み、寿司飯と一緒に食べる郷土料理です。漁師が仕事の合間に食べていたのが起源なのだとか。 刺身に味がついているので、海鮮ちらしより食べやすく見た目も華やか。家でも真似したくなるメニューです。 また、牡蠣グラタンや穴子飯などボリュームのあるメニューもあるので、食べ盛りの子どもを連れての家族旅行にもちょうどいいですね。 直売所でさばいてもらった伊勢海老を持ち込める!ビュッフェレストラン 1人1皿限りですが、新鮮なお刺身も食べられます。日によって魚の種類が変わるそうで、この日はイナダでした。1皿に5切れなので、海鮮をお目あてに鳥羽を訪れた方にはちょっと物足りないかもしれません。…
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伊勢名物といえば絶大な知名度を誇るのが「赤福」。しかしそれ以外にも歴史のある餅菓子がたくさんあります。 今も昔も伊勢参りの楽しみはやっぱり「赤福」 2000年もの歴史を持つ伊勢神宮。 「お伊勢参り」として庶民が伊勢へ参拝するようになったのは、五街道などの交通網が発達した江戸時代のこと。「一生に一度はお伊勢参り」と言われるほど大ブームだったそうで、年間何百万人もの人が参拝に訪れたのだとか。 旅の楽しみの大きな割合を占めるのがご当地グルメです。今と違い徒歩で伊勢神宮を目指した当時の参拝客は、手軽に食べられて腹持ちのよいお餅を好んで食べたそうです。 そのため桑名から伊勢までの参宮街道沿いにはいくつもの名物餅が生まれ、別名「餅街道」と呼ばれるようになりました。 古くからお伊勢参りの旅人にとって、道中の茶店でほっと一息憩い楽しむ名物餅は、お腹と心を満たす格別なものだったのでしょう。 お伊勢参りに行ったら寄っておきたい「赤福 本店」 伊勢神宮 内宮宇治橋前から五十鈴川沿いに続く「おはらい町」は内宮の鳥居前町として栄えてきました。石畳の通り沿いにお伊勢さん特有の建物が軒を連ね、風情ある街並みに旅行気分がくすぐられます。 その中でもひときわ目を引くのは、伊勢らしい切妻屋根と正面に掲げた大きな看板の「赤福」の金文字。 そう!「赤福本店」です。 赤福は1707年創業。現在の赤福本店の建物は1877年に建てられたそうです。 赤福本店では店内で赤福を作る様子も見ることができます 歴史を感じる店内に入ると、番茶のこうばしい香りが鼻をくすぐります。 会計を済ませ奥に進むと「餅入れさん」と呼ばれる女性職人が一つ一つ赤福を作るところを見ることができます。ひとりが均等に餅を丸め、もうひとりがあんをのせ、指先で筋をつけて形を整えます。その独特の形は、伊勢神宮神域を流れる五十鈴川のせせらぎをかたどっており、あんにつけた三筋の形は清流、白いお餅は川底の小石を表しているそうです。 さらに奥に進むと畳敷きの座敷と五十鈴川に面した縁側があります。好きな席に着いて赤福が運ばれてくるのをを待ちます。 作りたての赤福と番茶のメニューはたった税込210円 まもなく運ばれてきたのは、番茶と赤福2つ。これで税込210円です。 観光地にも関わらず、この価格でお菓子とお茶がいただけるとはなんとも良心的です。 作りたての赤福はモチモチやわらか! たっぷりのこしあんは切れの良い甘さなので、伊勢うどんでお腹いっぱいだったのに2つともペロリと食べてしまいました。 お土産でもらった赤福もおいしいですが、情緒ある本店でいただく作りたての赤福は格別です。 本店では赤福のみの取り扱いですが、すぐ向かいにある別店舗やその他直営店などでは冬は赤福ぜんざい、夏は赤福氷や冷やしぜんざい等季節メニューも楽しめます。 賞味期限は夏は2日・冬は3日が目安 赤福が伊勢土産と知ったのは、大人になってからかもしれません。それまでは漠然と「名古屋より西のほうのお土産」と思っていました。 私がぼんやりとしていたのかもしれません。しかし赤福は、新大阪駅で大阪らしい商品を押しのけてお土産売上上位に入るそうなので、「名古屋より西のお土産」というくくりはあながち間違いではありません。 これほど広い範囲で一社の単一商品がお土産として定着しているものは珍しいのではないでしょうか。大阪で売れている赤福は、もちろん京都でも購入できます。赤福のホームページによると賞味期限は夏は製造日共2日、冬は製造日共3日と短めなので、お土産で渡す場合はご注意ください。 夏期(5月中旬~10月中旬)は製造日共2日間、冬期(10月中旬~5月中旬)は製造日共3日間です。…
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レストラン編に引き続き、直売所編でも「鳥羽マルシェ」の魅力をお伝えします! レストラン編でも触れましたが、三重県鳥羽市にある「鳥羽マルシェ」は、農協と漁協がタッグを組んで運営しています。そのおかげで新鮮な海産物と農作物どちらも手頃な価格で手に入れられます。 「まあ、食べてみないさ」というコンセプトからも、生産者の方々の地元を誇りに思う気持ちと温かさが伝わってきます。 刺身盛り合わせや伊勢海老も!「鳥羽マルシェ」鮮魚コーナー 海の近くに出かけると、市場やスーパーの鮮魚売場に買わなくてもつい足が向いてしまいます。その地域でしか獲れない魚や地方により異なる名前で呼ばれる魚が並んでいるのを見ると、海のない埼玉育ちの私はテンションが上がります。 「鳥羽マルシェ」には生け簀もあり、魚の他に牡蠣や伊勢海老なども買うことができます。 水産物は原則、鳥羽磯部漁業協同組合管内の漁協市場での買い付けているそうです。漁協市場から直送することで、新鮮かつリーズナブルな価格で販売できるのだとか。 1匹から買えて、さばき代300円でお造りにしてもらうこともできるので、観光客でも利用しやすいですね。 もちろん盛り合わせになったお刺身も売っていますので、いろいろ食べたい方はこちらがおすすめです。 お土産にいかが?「鳥羽マルシェ」には種類豊富な海藻もあります 海藻の種類が多いのも海の近くならでは。 わかめ・あおさといったメジャーなものから、ふのり・あらめなどの名前は聞いたことのあるもの、うしのした(イロロ)などというまったく想像の付かないものまで種類豊富です。 海藻は常温保存可能で日持ちもして軽いので、自宅用のお土産にもぴったりです。 海の幸だけじゃない!「鳥羽マルシェ」には新鮮野菜もたくさんあります 農産物コーナーには、生産者が毎朝オープンまでに出荷した新鮮な野菜が並びます。 野菜目当てで朝イチに来るお客さんも多いようで、人気商品はオープンから1時間も経たないうちに品薄になっていました。 イチゴやかんきつ類などの果物やお米もあり、電車でなく車なら買って帰りたいものばかりです。 お菓子や調味料、農産加工品などお土産にもぴったり お菓子やポン酢、漬物、お弁当などの地元の加工品もたくさん並ぶ中、ひときわ目立っていたのが「きんこ」という干し芋。 生産者が異なるものがなんと10種類もあり、よく見ると細いもの、丸いもの、色の濃いもの薄いものと少しずつ差があります。その中から、丸くて柔らかく、鮮やかな黄金色の「世古さんのきんこ」を買ってみました。 「きんこ」はさつまいも一種「はやと芋」を使った干し芋です。一般的な干し芋は蒸して作りますが、「きんこ」は煮た後に皮をむき、切って天日干しにします。煮てから切るので「にっきり」とも呼ばれます。 普通の干し芋に比べてモチモチ感があり、ねっとりとろけるような食感です。素朴な味ですが噛み締めるほどに甘さが増して、1つでかなりの満足感。体力勝負の海女さんに、おやつにとして愛されてきただけのことはあります。 そのまま食べても優しい甘さでおいしいですが、トースターであぶるとさらに味わいが引き立ちます。柔らかくなって甘さが増し、香ばしさも加わって、もはやスイーツです。 テイクアウトコーナーでも地元ならではの味が楽しめます ビュッフェレストランは時間が合わず利用できないときや、小腹が減ったときなどにうれしいのがテイクアウトコーナーです。 加茂牛コロッケや加茂牛カレー、牡蠣のチャウダー、ウタセエビ唐揚げなどご当地ならではのメニューが楽しめます。 中でもここでしか食べられないのが、サメ春巻き! 第7回Sea級グルメ全国大会で優勝したこともある逸品です。外はパリパリ、中はクリーミーなフレンチ春巻とのことですが、「サメ」「Sea級グルメ」「フレンチ」と気になる要素満載です。 そして見逃せないのが白ごはん200円! お刺身やコロッケと一緒に、おにぎりじゃなく白ごはんが食べたいというユーザーの気持ち、わかってます!…
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これまで赤だしのお味噌汁を外で飲むことはありましたが、家ではほとんど作ったことがありませんでした。ずっと以前に豆味噌を使ってみたこともあったのですが、しっかりとした固さのある豆味噌は使いにくくそれ以来買っていませんでした。先日「カクキュー」に行ったときに「赤だし味噌」を購入したので、久々の赤だしに挑戦です。 「赤だし」とは豆味噌を使ったお味噌汁のことです 「赤だし」とは愛知県を中心に東海地方で好んで飲まれる、豆味噌を使ったお味噌汁のことです。愛知県では赤だし用に「赤だし味噌」が販売されています。豆味噌が大豆と塩のみで作られているのに対して、「赤だし味噌」には豆味噌をベースに米味噌やだしなどの調味料が加えられています。 この「赤だし」という呼び名は、関西地方で呼ばれ始めたと言われています。「白味噌」を日常的に使う関西地方では、その味噌の色の違いから普段のお味噌汁と区別して「赤だし」と呼び始めました。確かに白味噌と比べると、柔らかさも色も同じお味噌とは思えないほど違いを感じます。今日はいつものお味噌汁と違うことが伝わるよう「赤だし」という言葉が生まれたのでしょう。お味噌汁の味がこれだけ違えば、その時の気分に合わせてお味噌汁を変えられます。 ひと言で味噌と言っても風味が全然違うお味噌が全国に存在しています。もし、自分の好みに合わないお味噌だった場合は、自分好みのお味噌と合わせることで食べやすくなります。以前豆味噌を使って「赤だし」を作った時はうまくいかず、好みではなかったのもあり毎回米味噌と豆味噌を合わせてオリジナル味噌を作ってから使っていました。 「赤だし味噌」で作る赤だしにおすすめの具材はどんなもの? お味噌汁の具材、どんなものがお好きですか? 我が家はお豆腐、わかめ、ねぎ、大根などのシンプルな具材のローテションが多いです。普段は米味噌を使っているのですが、豆味噌にはどんな具材が合うのでしょうか。 「赤だし」には、なめこ、あさりやシジミ、玉ねぎとお豆腐、わかめと油揚げなどの具材がよく合います。そして今回新発見だったのですが、三重県を旅行した時に食べた豚汁が赤だしでした。東海地方では当たり前のことなのかもしれませんが、初めてだったのでとても驚きました。豚肉の甘さ、大根やごぼうとの相性もとても良く、美味しくいただきました。豆味噌のしっかりとした風味は、主張のある具材にも負けることなくまろやかに包み込んでくれます。 カクキューの「赤だし味噌」は出汁入りではありません 「赤だし味噌」の中には、だしが加えられたものもあります。カクキューの「赤だし味噌」だしは加えられていません。「赤だし味噌」は基本的に豆味噌と米味噌を混ぜ合わせたもので、そこへだしなどが加えられています。 私が今回購入した「赤だし味噌」には黒糖や酒精が入っていますが、同じカクキューの「赤出し味噌金カップ」には水あめやカラメル色素が入っています。同じ「赤だし味噌」でも原材料が違います。 豆味噌は固くて使いにくいという印象がありましたが、「赤だし味噌」は柔らかく使いやすい固さになっています。溶けにくいということもないので、いつものお味噌と同じように使うことができます。 豆味噌はお味噌の中でもしっかりとした固さと風味があるので、味噌に負けないよう濃いめにしっかりとだしを取るのが美味しく作るポイントです。いつも通りのだしで「赤だし」を作ったら「美味しくない」と家族に不評だったのですが、いつもより濃いめのだしにしたら「美味しい」と言ってもらうことができました。 カクキュー赤だし味噌500g 価格:604円 (2017/10/13 15:08時点) 感想(3件)
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よくみるとそれぞれ違うごま油の色 ごま油と聞くと何色のものが思い浮かびますか? 飴色〜濃い茶色というのが一般的な胡麻油の色でしょうか。我が家にあるごま油も茶色でした。でも実はもっと透明の白いごま油や、茶色を通り越して黒いごま油もあるのです。 それぞれはどんな使い方の違いがあるのでしょうか? 白いごま油は2種類ともシンプルな味わい まず白いごま油には「純正胡麻油」と「太白胡麻油」の2種類があります。 天ぷら屋さんの揚げ油として使われることも多い「純正胡麻油」は、ごまを軽く焙煎してから油を圧搾しています。ごまの香りはしますが、素材の邪魔をしない軽くて上品な香りです。 白いごま油のもう1種類「太白胡麻油」は、サラダ油のような色でごまの香りはしません。これは「太白胡麻油」には焙煎していないごまが使われているからで、サラダやパスタ、シフォンケーキなどのお菓子作りにも使うことができるのだとか。 黒いごま油は中華や韓国料理にぴったり まるでタレや醤油のような黒い胡麻油もあります。定番のかどやのごま油(写真左)もよくみると結構黒いです。黒い胡麻油はしっかりとごまを焙煎したものや、メーカーによっては黒ごまを使ったごま油もあります。黒い胡麻油は力強いごまの香りが特徴で、中華料理や韓国料理に合うようです。 かどや 黒ごま油 150g 【 かどや製油 かどや ごま油 胡麻油 ゴマ油 黒ごま油 黒ゴマ油 黒ゴマ 小豆島工場 限定 ラベル 】 価格:540円(2019/11/1 18:24時点)感想(0件) 飴色のごま油はどんな料理にも合う万能タイプ そして私が今回購入したのが「九鬼ヤマシチ純正胡麻油」。綺麗な飴色の「純正胡麻油」です。我が家はよくナムルを作るので、火を通さずに食べても油っぽさのない胡麻油を探していました。九鬼の数あるごま油の中でも、屋号である「ヤマシチ」が付くのはこの「純正胡麻油」だけです。 九鬼…
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伊勢名物といえば、赤福が有名です。東京近辺では手に入りにくいので、お土産でいただくと思わず笑みがこぼれてしまうもの。赤福も大好きなのですが、私が伊勢に行ったら必ず買うのが「虎屋ういろ」です。ういろうは愛知県の名物というイメージがありますが、伊勢のういろは別物です。しっかりした弾力ともっちり食感と、豊かな風味を味わってしまうと、もう他のういろうは食べられません。 「虎屋ういろ」とは? 伊勢地方では、黒砂糖でつくられたういろが定番です。愛知名物の青柳ういろうも、「白、黒、抹茶〜」というCMソングがおなじみですが、そこでも黒ういろうは定番商品です。虎屋ういろでは黒ういろをはじめ様々な材料を加えてアレンジし、定番のういろと季節限定のういろを合わせて約35種類ものういろがあります。 厳選された材料を使い昔ながらの手作業で作られた生ういろは、防腐剤が使われていないので消費期限が短いのも特徴です。店頭で購入したら「明日までのお日持ちです」と言われました。日持ちがしないので、一度にそう何本も購入できません。なので余計にどれを選ぼうか迷ってしまいます。 そして多くのういろうは米粉が使われていることが多いのですが、虎屋ういろは小麦粉も使用されています。「虎屋ういろ」はピンと角ができるほどしっかりしていて、もちもちぷるぷるの食感です。 定番ういろも魅力的、季節ういろも魅力的な「虎屋ういろ」 私がういろを買いに行った日、店頭には白、黒、抹茶、よもぎ、栗などの定番ういろの他に、マンゴー、すいか、宇治金時など10種類前後のういろが並んでいました。「虎屋ういろ」の消費期限が短いのは分かっているのですが、どれを何本買おうか毎回迷います。 「虎屋ういろ」は定番のういろも季節ういろも、どれも懐かしいのに新しさがあり、どれも美味しいのです。毎回店頭で「よもぎは絶対外せない!」とか「前回は黒を諦めたから今回こそ!」などと定番ういろを見ながら家族それぞれが主張し始めます。季節ういろも魅力的なので「やっぱり新しいのは食べてみたい」とか、「去年食べられなかった味を今年こそ!」と後から来たお客さんに何度も先を譲りながらもなかなか決まりません。 そんな私のお気に入りは、定番のよもぎです。爽快な香りと深い色で、よもぎを味も香りもしっかりと感じられます。よもぎういろに挟まれているのは、国産小豆の粒が残る小倉ういろです。甘さはありながら素材の味もしっかりと感じられ、もちもちとしているけれど歯切れがよく、それはもう絶妙な美味しさです。 伊勢志摩限定だった「伊勢茶栗ういろ」、夏と言えば「スイカういろ」 家族の好みと翌日までに食べきれる量を考えた結果、定番ういろから「伊勢茶栗ういろ」「抹茶」の2本、季節限定「スイカういろ」の合計3本を買いました。以前は伊勢志摩限定だった「伊勢茶栗ういろ」は、伊勢茶の風味とこしあんういろが組み合わせられた上に、たっぷりと栗も敷き詰められています。力強い伊勢茶の風味と上品なこしあんのういろ、そこへ栗も加わってなんとも贅沢なういろです。 上質な抹茶をたっぷりと使用した「抹茶」は、抹茶の風味はもちろん、もちもちっとした生地の優しい甘みが味わえるういろです。あっさりとした甘みは老若男女問わず人気のういろです。 そして夏限定の「スイカういろ」は和菓子とは思えない、キュートなスイカ模様のういろです。スイカ果汁が使われ、種部分は小豆が散りばめられています。見た目だけでなく、味もしっかりとスイカの味がします。 ういろにはプラスチック製の切り分けられる楊枝が付いてきます。最初はどのくらいの厚さに切ったらいいのか迷いましたが、羊羹よりも分厚めの約3cmくらいで切るのがおすすめです。もちっとした食感だけでなく歯切れの良さも味わうことができます。 定番ういろだけでも10種類ほどあり、日によっても店舗によっても品ぞろえが異なります。私の運のせいなのか、定番ういろでもなかなかお目にかかることができないものもあります。ハーフサイズでもっと沢山の種類が買えたらいいのにな。 「虎屋ういろ」の公式サイトはこちら
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三重県の伊賀地域は、年間の平均気温が約14℃と三重県内でも低いエリアで、その上寒暖差のある盆地特有の気候が、暑さに弱い牛の肥育に向いています。 中でも「精肉のオクダ」の伊賀牛は伊賀米や酒粕を使用した飼料で育てられ、口溶けのいい伊賀牛が育てられています。 伊賀盆地で育てられる伊賀牛 伊賀牛は、伊賀産肉牛生産振興協議会会員が飼養管理する黒毛和種の雌の未経産牛で、最終肥育地として伊賀市・名張市の伊賀盆地で12ヶ月以上飼われ、肉用として出荷される牛にのみその名を使うことが許されています。 奥田牧場は、飼育する黒牛から生まれた「伊賀生まれ、伊賀育ち」の仔牛も生産、育成しています。 自社牧場で伊賀牛を育てる、精肉のオクダ 伊賀牛は肉質がよく、芳醇な香りとコクにとろけるような柔らかさが特徴です。「精肉のオクダ」は、伊賀牛を自社牧場で育てています。契約農家で収穫された伊賀米を飼料として使い、それを季節によって酒粕や乳酸菌発酵の配合を変えるなど工夫を凝らし、霜降りの脂の質の向上に成功しました。 通常、肉牛を育てるために使用されるえさは8種類程度ですが、オクダの牧場では18種~22種類のエサが自社配合されています。その上で霜降り利点が活かされる限界まで霜降りの量を抑え、赤身のうま味と部分とのバランスが整った肉質を追求しています。 精肉のオクダではすき焼きやしゃぶしゃぶ用、ステーキ用のお肉だけでなく、伊賀牛を使った「おかずみそ」などの商品も展開しています。 精肉のオクダの公式サイトはこちら おかずみそ(にんにく入り)110g 価格:869円 (2020/7/17 10:28時点)