正直大人になるまで日本酒の美味しさがわからなかった私。いや、大人になってもしばらくは正直ビールの方が美味しいと思っていました。大人になって日本酒が呑めるようになって、美味しさもわかるようになって自分が住んでいる京都に酒どころがあるのがとても嬉しいのです。 京都の酒蔵が集まっている場所といえば伏見。2019年12月1日に、伏見銘酒協同組合が主催の『酒蔵開き』が開催されると聞いて訪れてきました。 伏見の酒蔵開きは毎年12月・1月・2月の3回行われる 毎年12月と1月、2月にそれぞれ1日ずつ開催されている酒蔵開きですが、800g 500円の、ここでしか買えない酒粕を購入できるのは12月のみ。 私たちは会場に11時すぎに着いて並んだんですが、売り切れで購入することができませんでした。購入された方にお話を聞くと、なんと9時頃から並ばれていたとか。来年こそはぜひ購入したいものです。 試飲は購入が目的の無料のものと、その年によって異なる日本酒が吞める試飲チケット(300円)を購入する2種類があります。 まずは300円で試飲チケットを購入。このチケットで「しぼりたて新酒」と「限定酒」の2種類をいただくことができます。 試飲するために並ぶのですが、途中途中で日本酒の説明もあったりするので、飽きることはありませんでした。 飲み比べで知る自分の日本酒の好み まずは「純米吟醸 無濾過生原酒」。約1か月じっくり低温発酵で醸されたお酒で、酒蔵開き限定のお酒です。 「エレガントな口当たりが特徴」と説明いただきましたが、まさにエレガント。 アルコールは14度あるそうですが、とても飲みやすくするすると呑めてしまいます。蔵の方とお話をすると、和食に合わせて飲むのがオススメとのことでした。 続いていただいたのが「しぼりたて たれ口」 こちらは搾り機からそのまま組み上げた無濾過無調整のお酒で、自然の炭酸ガスが残っていますよと聞いたとおり、ほのかに微発泡。アルコールは19度あります。 味はかなりガツンとくる味で日本酒好きな友人はこちらが好みと言っていました。私は最初に飲んだ「純米吟醸 無濾過生原酒」の方が好みでした。イベントなどで色々なお酒を試せると自分の好みがわかるので楽しいです。 「純米吟醸 無濾過生原酒」も「しぼりたて たれ口」も酒蔵開きでしか呑めないお酒なので、300円の価値は十分にあると思います。 また、チケットを購入しなくても日本酒を購入するための試飲をすることができます。こちらはグループごとにテーブルに並んだお酒の中から試飲してみたい日本酒を2つ選ぶことができます。日本酒ベースの梅酒や甘いお酒もあって飲みやすかったです。 「神聖」で純米吟醸の酒粕を購入 蔵開きで酒粕を買うことができなかったので、「神聖」で純米吟醸の酒粕を購入しました。お店の方と話していると、蔵開きで買う酒粕も美味しいけどお酒としてはこちらの純米吟醸が美味しいよとのことでした。帰って粕汁にしていただきましたがとても美味しかったです。 伏見の私のお気に入りのお店「鳥せゑ」 蔵開きを楽しんだ後は、伏見の私のお気に入りのお店「鳥せゑ」へ。幼い頃父に連れてきてもらって以来お気に入りのお店です。 ここは焼き鳥が本当に美味しいです。1本から注文することができるので、友人と訪れても各々食べたいものを頼めるのもいいところです。 そしてこのお店では、日本酒も蛇口から出てくる出来立てのものが飲むことができます。 伏見の酒蔵開きでは酒蔵見学も 耳にしたことはあったけど初めて訪れた「伏見 酒蔵開き」想像以上に人が多くて並びましたが、ここでしか飲めない日本酒を頂けるのは本当に価値があると感じました。 他にも日本酒を楽しめるお店や、各酒蔵で見学もできますのでぜひ日本酒を楽しみに伏見に訪れてはいかがでしょうか。 京都の酒どころ【伏見】の酒蔵開きで日本酒三昧を楽しもう was…
飲み比べ
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先日購入した「純国産うま黒烏龍茶ティーバッグ」。スーパーマーケットで市販されているものとどう違うのでしょうか。味に違いはあるのかな? 飲み比べてみました。 三重県産「純国産うま黒烏龍茶ティーバッグ」 「純国産うま黒烏龍茶ティーバッグ」は三重県松阪市にある茶来まつさかが作っています。自社農園で計画性のある安定した土づくりを行い、しっかりとした管理行っています。お茶を健全に生育し病害虫の発生を減らし、安全で安心なお茶が収穫されその後製茶されます。 ティーポットに約300mlの熱湯を入れ、ティーバッグを入れてから約2〜3分待つと美味しい黒烏龍茶が飲めます。 中国福建省産「黒烏龍茶ティーバッグ」 普段家ではたっぷり飲みたいので、やかんにティーバッグをポンと入れてお茶を作っています。最近は黒烏龍茶がお気に入り。やはり美容と健康のためにポリフェノールを摂っておきたいので、黒烏龍茶を選んでみました。 急須でも煮出しでもm水出しでも飲めるのでお好みに合わせ作れます。お湯出しと水出しでは別のお茶なのかと思うほど風味が変わるので、気分に合わせて入れています。 2種類の黒烏龍茶を飲み比べ 2つのティーバッグとも、パッケージにあるおすすめの淹れ方通りに作ります。まずは「純国産うま黒烏龍茶」から飲んでみます。茶来まつさかの黒烏龍茶は、烏龍茶の華やかな味と香りもありながら、ほうじ茶のような香ばしさがあるのが特徴です。 中国福建省産の黒烏龍茶はどうでしょう。飲み比べるとやや香りがないように感じます。いつも飲んでるときは特に感じていませんでしたが、香りも味もやや物足りなく感じます。後味もふわっと香って、すぐに抜けてしまいます。 「純国産うま黒烏龍茶」は、いい香りが体中に広がってそのまましばらく体内に残ってくれる感じ。中国茶の華やかさと日本茶の繊細な風味のいいとこどり、そんな黒烏龍茶です。 「純国産うま黒烏龍茶」の茶来まつさかの公式サイトはこちら 国産 黒烏龍茶 ティーバッグ 8g×10包 送料無料 三重県産 価格:1,000円(2020/9/30 17:16時点)感想(23件)
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上諏訪で「上諏訪街道呑みあるき」というイベントを知ったのは、山登りの帰りに立ち寄ったお蕎麦屋さんで。 毎年春と秋に参戦していましたが、2019年春からイベントは一旦中止となり、次回の開催も未定です。 1998年より20年続いてきたこのイベント。 安全性や仕組みなどを再検討するためという理由からまだ開催予定の目途は立っていません。 楽しいイベントだったのでぜひまた開催されることを願っています。 今回はお気に入りのお蕎麦屋さん「手打ちそば処とみや」に集う仲間で、自主的に呑みあるきを楽しんできました。 500mの間に5軒立ち並ぶ酒蔵【諏訪五蔵】 【舞姫】【麗人】【本金】【横笛】【真澄】。 諏訪市の甲州街道沿い、わずか500mの間に5軒の酒蔵が立ち並んでいます。 霧ヶ峰の伏流水を仕込み水に使い、同じ水を使いながらもそれぞれ個性や特徴の違う酒を醸造してきた酒蔵。 良きライバル同士という関係でもありながら、同じ地域で協力し合い諏訪を酒の街として盛り上げていこう。 そんな心意気で立ち上げられたのが【諏訪五蔵】です。 【諏訪五蔵】では呑みあるきにぴったりの「諏訪五蔵 酒蔵めぐり」というクーポン券が販売されています。 グラスや手さげもセットになったごくらくセットは【諏訪五蔵】のどの蔵で購入できます。 全蔵共通クーポン券は2,000円(税込)。 各酒蔵をめぐって自慢の日本酒を味わえる呑み歩きにぴったりです。 諏訪五蔵 「信州舞姫」や「翠露」を醸造する酒蔵 【舞姫】 長野県諏訪市にある酒蔵です。 酒造りは、伝統手法にもとづき、蔵人が愛情を込めて醸しております。水は美しい大自然が息づく霧ヶ峰高原を源とする清冽なる伏流水。特定名称酒は酒造好適米を使用し、甘・酸・渋・辛・苦の五味が程良く調和した、旨口の日本酒造りに日夜励んでおります。 【舞姫】のホームページにはこのような挨拶文とともに、酒づくりや水・米へのこだわりが書かれています。 会社名にもなっている「信州舞姫」や「高尾の天狗」、「信州舞姫 うめ酒 日本酒仕込み」や「信州舞姫 あんず酒」などたくさんの種類を造られています。 女性醸造家が女性に喜んでもらえる日本酒を造りたいという思いで醸造した、白ワインのような日本酒「PRINCESS TIME」、伝統派・地域密着型の日本酒、地酒専門店用にブランド力のある日本酒など多種多岐にわたる日本酒が造られているのも特徴です。 その中でも「翠露 吟醸酒 超辛口 美山錦」は私の大好きなお酒。 これまで何度も購入しています。 信州舞姫 翠露純米大吟醸 中汲み生酒 磨き49 720ml 価格:1,980円 (2019/11/19…
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皆さんは、普段何でだしをとっていますか? 一口でだしといっても鰹、煮干し、顆粒だし、パックだしなどいろいろな種類がありますよね。 今回はもうすぐお正月!ということでお雑煮にも使えるあご入りだしを7種類飲み比べてみました。 高い人気を誇る茅乃舎を超えるあごだしは現れるのでしょうか!? そもそも、「あごだし」とは? まずはじめに、「あごだし」についてご紹介します。 あごだしとは、飛び魚の煮干しをつかっただしのこと。 九州地方や山陰地方では飛び魚のことを「あご」と呼ぶため、「あごだし」という名前が定着したようです。 あごの煮干しは独自の旨味がある上品な出汁がとれるので、最近では西日本だけでなく、全国的な人気を集めています。 あご入りのだしを7種集めてみました! それでは、今回飲み比べをするあごだしを7種類ご紹介します。 ※表示している価格は全て税込です 茅乃舎だし(福岡) 5袋入り 386円 1袋あたり約77円 あごだしを全国区に押し上げたと言っても過言ではない茅乃舎のだし。 焼きあご(焼き飛び魚)、鰹節、うるめ鰯、真昆布4つの国産素材を粉末にした本格だしです。 千年屋 あご入り極旨だし(東京/広島) 21袋入り862円/1袋あたり41円 味付けいらずが謳い文句のこちらの商品。東京のメーカーが販売を行なっていますが、製造所は広島にあるようです。 原材料には鰹節粉末、煮干しうるめ鰯粉末、鯖節粉末、鰹だし顆粒、飛び魚粉末などが使用されています。 シーラック 九州炭火焼あごだし(静岡) 10袋入り538円/1袋あたり約53.8円 シーラック 九州炭火焼あごだしは、化学調味料、着色料、保存料不使用、無添加にこだわりのある商品。 焼津本枯鰹だしと九州産の炭火焼あごの他、昆布、片口鰯、しいたけなどを使用しています。 味の兵四郎…
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今では当たり前のように私たちの身近にあるペットボトル入りの紅茶。 この当たり前を作ったのが、日本で初めての本格紅茶のペットボトル飲料・キリン「午後の紅茶」です。 赤いラベルのストレートティー、黄色いラベルのレモンティー、白いラベルのミルクティー。 誕生してから約30年間、定番商品はリニューアルを重ね、いつ飲んでも飽きのこないおいしさが魅力です。 神奈川県にある「キリンビバレッジ 湘南工場」では、「キリン 午後の紅茶」のおいしさの秘密を体感できるツアーが開催されています。 大好きな午後ティーの秘密を探ってきました。 キリンビバレッジ 湘南工場の工場見学&アクセス キリンビバレッジ 湘南工場では、2種類の工場見学ツアーが開催されています。 休館日・年末年始を除いて全日開催されている、無料の「午後の紅茶ツアー」。 大人から子どもまで楽しめる、約90分間の工場見学です。 予約は電話とインターネットでの受付。 開始時間は10:30と14:30から選ぶことができます。 インターネットでは、3ヶ月前の1日から受付が開始されます。 予約開始と同時に予約でいっぱいになってしまうということはありません。 3ヶ月先の週末なら余裕をもって予約を取ることができます。 予約のキャンセルもネットでできるので、意外に数週間後の週末に空きがでて予約が取れることもあります。 午後の紅茶ツアー もう一つの工場見学ツアーは、不定期開催で有料(税込500円)の「午後の紅茶おいしさとこだわりの研究室」。 20歳以上を対象とした、大人限定の工場見学となっています。 月に一回程度の開催で、さらに日時が指定されたツアーです。 大体開催日の2ヶ月ほど前から予約ができるようになりますので、友人や母娘で参加しても楽しめます。 午後の紅茶おいしさとこだわりの研究室 キリンビバレッジ 湘南工場へのアクセスは、敷地内に専用の駐車場があります。 工場入口にいる守衛の方に、工場見学であることを告げて案内してもらいましょう。 電車の場合は、JR相模線・倉見駅からキリンビバレッジ…
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工場見学へ行ってみたいけれど車で行かなくてはいけなかったり、予約を取るのが大変だと思っている方もいるのではないでしょうか。そんな工場見学ビギナーにおすすめ、性別や年齢を問わず誰でも楽しめて、比較的予約も取りやすい人気の工場見学「キリンビール 横浜工場」へ行ってみませんか? 電車でも行けるので、ビールの試飲もしっかり堪能できます。 キリンビール横浜工場には駐車場があるので、車でも電車でもOK 神奈川県横浜市にある「キリンビール横浜工場」は、電車でも車でも行くことができるとあって大人気の工場見学です。電車で行く場合は京浜急行線「生麦駅」より徒歩約10分です。車で行く場合は敷地内に駐車場がありますが、週末などは非常に混雑するので早めに行かれることをお勧めします。 キリンビール横浜工場では3種類の見学ツアーが開かれています 「キリン一番搾りおいしさの秘密発見ツアー」、「ファミリーツアー」、「自然の恵みを感じるツアー」の3種類のツアーがあり、電話でもインターネットでも予約できます。 「キリン一番搾りおいしさの秘密発見ツアー」は、休館日と年末年始を除く全日行われている約80分間のツアーです。「キリン一番搾り」について原料から製造、パッケージングまで目で見て味わって知ることがことができます。小学生以下のお子さんにはビールができるまでの工程が分かりやすく書かれたパンフレットが用意されています。 5歳~9歳の子どもとその家族向けの「ファミリーツアー」は、土、日、祝日に開催され、開催時間は日によって違いますが約80分間のツアーです。ビールを飲めないお子さんにも分かりやすく、ビールの原料やビールの瓶や缶などを実物を手に取ったりクイズ形式で学ぶことができます。 庭園のビオトープを巡る「自然の恵みを感じるツアー」は、ビール製造工程が紹介された後、緑豊かな庭園とビオトープを散策しながら、キリンの歴史や環境について知ることができる85分間のツアーです。2018年度からは4月~10月の日曜日に開催されることになっています。 どのツアーにも「キリン一番搾り生ビール」などのビールや「キリン午後の紅茶」などのソフトドリンクの試飲を楽しめる時間が含まれています。 また20歳以上限定で「ビールづくり体験教室」も開催されています。今回は開催されていませんでしたが、以前行ったときは皆さんとても楽しそうにビール作りを楽しんでいる様子をガラス越しに見ることができました。 キリンビール工場見学の「ノミモノ・ラボ」は予約不要で入れます キリンビール 横浜工場の「ノミモノ・ラボ」は、飲み物の可能性と楽しさを研究員の目線で体感できる場所です。そして工場見学の前後の時間だけでなく、予約がなくても楽しむことができる場所です。 ビール醸造をバーチャル体験することができる「Myビールをつくってみよう!」や、写真を撮影してビールの貯金箱「Myカートンをつくってみよう!」など子どもも楽しめるコーナーが充実しています。 もちろん楽しいだけでなく、ビールの原料やビールの造り方をパネルを見るだけでなく子どもも楽しめるように見やすく分かりやすく知ることができる工夫がされています。大人にも分かりやすく、工場見学の前に予習ができてしまいます。 またビールだけでなくパッケージにも沢山の工夫と改良がされてきてることをご存知でしたか? いつも目にしているはずなのに、知らなかった沢山のことを知ることができるコーナーです。 キリンビール 横浜工場の見学ツアーではビール3種類を飲み比べできる キリンビール 横浜工場の見学ツアーはどのツアーにも、ツアーのラストにビール3種類とソフトドリンクを試飲できる時間が含まれています。試飲は3杯までで、キリンビール工場限定のチーズ味の柿の種もおつまみとしてみんなに配られます。 今回のビールの試飲は「キリン一番搾り生ビール」「一番搾り横浜づくり冬期限定醸造」「キリン一番搾り(黒生)の3種類。これまでに何回もキリンビール横浜工場へ来ていますが、新発売のビールを発売前に試飲できたり、季節限定のビールだったり試飲はその時々で変わります。もちろん「キリン一番搾り生ビール」は定番なのでいつ来ても試飲することができます。 キリンビール横浜工場の試飲は、ビールだけでなくソフトドリンクの試飲が充実しているのも他のビール工場とは違うところ。ソフトドリンクも基本的に3杯まで飲むことができますが、小さなお子さんでも飲める「小岩井純水りんご」や、小学生に人気の「キリンレモン」や「午後の紅茶」などどれを飲もうか迷ってしまいます。 ちょっと酔ってしまったかな、なんて時は温かい「生茶」や「ファイア挽きたて微糖」など合計7種類、ホットも合わせると10種類の中から選べるので試飲タイムはあっという間に過ぎてしまいます。 キリンビール 横浜工場の見学ツアーが終わったら、ファクトリーショップでお買い物 見学ツアーの最後は、工場限定グッズも揃うファクトリーショップでお買い物を楽しむことができます。毎回試飲タイムにいただく、工場限定のチーズ味の柿の種をお土産に買って帰るのが我が家のお約束です。 限定の柿の種以外にも、「キリン一番搾り生ビール」を練りこんだクッキーを使ったお菓子やベビースターラーメン本格ピリ辛明太子味など工場限定のお菓子を購入できます。食べ物だけでなく、王冠の形をしたマグネットや聖獣麒麟をかたどったクリップなどの文房具や「午後の紅茶」のトートバッグや一番搾りのTシャツなどキリンビールの工場でしか買えないグッズが揃っています。 「キリンビール 横浜工場」は、ツアーが違えば見学の内容も異なる上、試飲できるビールも変更されるので何度行っても大人も楽しめる工場見学です。…
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キリンの9つの工場でつくられた47都道府県の一番搾りから、関東の7種類の一番搾りと定番の一番搾りを詰め合わせたセットです。地域の人と一緒に地元のことを考えてつくった特別な味わいの一番搾りを楽しめます。 日本マーケティング賞を受賞した「47都道府県の一番搾り」はビールを通じて地元を好きになってもらいたいという熱い思いから生まれました。ビールの売り上げが鈍化する中でも消費者の郷土愛をくすぐり多くの支持を集め、目標の2倍以上の出荷実績を記録した大ヒット商品です。 地元の気質や風土、文化に合わせた一番搾り キリンビールの主力ブランド「一番搾り」を通じて47都道府県の地元愛を呼び覚まし、地元を盛り上げるという思いを実現するべく、各都道府県の食・文化・情報に精通している住民とワークショップを実施し、地元の気質や風土、文化に合わせた一番搾りを開発したそうです。アルコール度数、のどごし、甘味や苦みなどで地元らしさを表現しています。 それぞれの地域の名物をつまみに飲めば旅した気分を味わえますし、出身地の一番搾りを持ち寄ってご当地自慢をしながら飲んだり、同郷の人たちでご当地あるあるや懐かしい話に花を咲かせながら飲むのも楽しいですね。 以下、関東それぞれの一番搾りをご紹介します。 ■横浜づくり:ブラウンの色合いが目にも美しい、軽やかな飲み口。異国情緒漂うおしゃれな街に相応しい華やかな印象の一番搾りです。 ■取手づくり:うまいもんどころ茨城の豊かな食材に負けない、しっかりと飲みごたえのある味わいです。パッケージの「いばらき」の「き」だけ大きく強調している遊び心もいいですね。 ■群馬に乾杯:群馬の麦の豊かで力強い味わいと、絹のようになめらかな泡が最高です。言葉は荒いが情に厚い群馬の人に似た一番搾りです。 ■栃木に乾杯:栃木県産大麦麦芽の豊かなうまみと、ホップの香りが華やぐ一番搾りです。栃木の米も使用していてすっきりと楽しめます。 ■東京に乾杯:麦の芳醇なうまみと華やかな香りがひろがり、それでいて、すっきりとした味わいに仕上がっています。常に新しいものを生み出し続ける東京らしい一番搾りです。 ■千葉に乾杯:ワイワイ飲める、すっきりとした味わいと、目にも楽しい菜の花色の一番搾り。海の幸、山の幸、どちらも豊富な千葉県の旬の食材を引き立ててくれる一杯です。 ■埼玉に乾杯:やわらかい口当たりと、爽やかな麦の余韻が絶妙にとけあう、バランスのとれた一杯。「ダ埼玉」と言われようとも、私のように地元をこよなく愛する、埼玉の輪にぴったりの一番搾り。 ■定番の一番搾り:新一番搾りが発売されて、今ではほとんどお目にかかれない旧一番搾りが入っています。昔からの一番搾りファンには嬉しいですね。 一番搾り麦汁だけを贅沢に使用、だからうまみが多い CMでも紹介されていてご存知の方も多いと思いますが、おいしさへのこだわりはなんといっても一番搾り製法。世の中の一般的なビールは、一番搾り麦汁と二番搾り麦汁でできています。「一番搾り」で使うのは、麦芽を砕き、糖化してつくったもろみから最初に流れ出る一番搾り麦汁だけ。工場見学に行くと、一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べができますが、濃さが全然違うんです。一番搾り麦汁は甘味とコクがあってとても美味しいです。うちの小さな娘もおかわりをしたほどです。 さらに、原料は麦100%。副原料を一切使わないため多くの麦が必要になり、キリンの通常のビールに比べ1.5倍の麦を使っています。そのおいしいところだけが一番搾り製法で丁寧に引き出され、上質な味わいになります。 また、「一番搾り」は2010年にビールの本場ドイツで生産を開始し、「KIRIN ICHIBAN」の商品名で欧州各国で販売されています。法律により麦芽100%のビールのみが醸造を許されているドイツ。厳格な基準の中、生産が実現したのは日本のビールブランドとしては初の快挙!一番搾り製法というニッポンの技が認められ、「KIRIN ICHIBAN」は欧州でも予想を超える人気を博しています。
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JR秋葉原駅構内にある「ミルクショップ酪」。 随分昔からあるので、総武線ユーザーの方にはお馴染みかもしれませんが、意外に利用したことがある方は少ないのではないでしょうか。私も普段よく目にしていたものの、買ったことはありませんでした。 立ち飲みスタイルなので、最初は購入するのに、女性はちょっぴり勇気がいります。でも一度利用するとまた行きたくなる魅力があります。 「ミルクショップ酪」は3,000本以上売れる日もある 「ミルクショップ酪」では、多くの牛乳が瓶で売られています。ずらりとならんだ牛乳瓶。タイムスリップしてしまったかのような、レトロな雰囲気。目移りしてしまうほどたくさんのコーヒー牛乳やフルーツ牛乳は、選ぶだけでもわくわくします。種類が多いのですが、とても見やすい場所に商品名が貼ってあるので、定食屋のメニューのような見やすさです。 注文すると瓶の蓋を開けて渡してもらえ、飲み終わったらそのまま瓶を返却します。蓋が空いているので、持ち帰りはできません。 サラリーマンやカップル、外国人観光客など客層は様々ですが、間違いなく言えることは 滞在時間は平均1分以下!! ということです。 みんなサッと注文してゴクッと飲んで瓶を返して、パッと去って行きます。 「ミルクショップ酪」では、この「ミルクショップ酪」では多い日は3000本の牛乳が飲まれているんだそうですよ。せっかくの機会なので普段あまり飲んだことがないコーヒー牛乳を飲んでみることにしました。 ドリップコーヒーを使った「飛騨コーヒー」 「飛騨コーヒー」の瓶は、くびれて太くなった部分と底に近い部分に赤い点線のラインが入っています。そして「飛騨」の文字と飛騨牛のロゴマークが入った、歴史を感じさせるデザインです。 高まる期待を抑えて一口飲んでみると、不思議な味。今まで飲んだコーヒー牛乳とは違う、ちょっとクセのある味です。口に含んだときには甘いと感じたのに、後からコーヒーの味と苦味がしっかりとあります。ごくんと飲み込むと、コーヒーの心地よい苦味が残りスッキリとした味わいです。 「飛騨コーヒー」は、飛騨産牛乳100%で作られています。コーヒー牛乳のコーヒーもこだわっているのが「飛騨コーヒー」の特徴です。コーヒー牛乳にはインスタントコーヒーや濃縮液が使われることが多いのですが、毎朝ドリップしたコーヒーが使われているそうです。 牛乳の味わいもしっかりあるのに、さっぱりとした味わい。一口飲むともっと飲みたくなる「飛騨コーヒー」。こうしている今もまた飲みたくなってきました。リフレッシュにちょうどいい、大人にもおすすめしたいコーヒー牛乳です。 飛騨牛乳、飛騨コーヒーの公式サイトはこちら 牛乳瓶が少なくなった理由とは? 牛乳瓶は子どもたちが運ぶのも重く、一般的に牛乳が瓶ではなく紙パック化されてきたこと、リユースにかかる人件費など様々な条件が重なった結果、瓶から紙パックに変更されてきました。 牛乳瓶というと給食や銭湯の牛乳といったイメージでしょうか。懐かしいと感じる世代の方も多いと思います。若い世代の方でも地域によっては給食が牛乳瓶だった、という方もいらっしゃるでしょう。私も転校した先の学校で1学期間だけ牛乳瓶だったことがあるので、懐かしさを感じました。最初はキャップがうまく開けられず苦労したのもいい思い出です。 今ではすっかり珍しくなった瓶牛乳を飲みたくなった方、日本中の珍しいコーヒー牛乳を飲みたくなった方。JRに乗ってぜひ「ミルクショップ酪(らく)」に立ち寄ってみてはいかがでしょう。
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毎日急須で淹れて飲んでいる方も、ペットボトルのお茶は毎日飲んでいるという方も、最近ではそれぞれの形で楽しんでいる日本茶。身近な存在でありながら、実は違いをよく知らないという方も多いのではないのでしょうか。今回は赤坂にある土橋園さんに日本茶について教わりました。 土橋園だからこそ飲める、珍しい「荒茶」 「荒茶」とは、問屋さんに卸される前の選別されていない日本茶です。お茶を生産、製造しているお茶農家の方が飲んでいるもので、抹茶を飲まれる機会の多い方は敢えて「荒茶」を選んでいる方も多いそうです。 細かくなった部分や茎の部分など選別されていない分、本来の日本茶の味を楽しめます。茶葉を見ると、大きさにばらつきがあるように見えます。 試飲させていただくと、確かに普段飲んでいる日本茶より色も明るく、生生しい緑を感じる味になっています。これは美味しい!爽やかさが格別です。 「煎茶」は選別されブレンドされた仕上げ茶です 「煎茶」は、土橋園では産地の掛川まで出向き、荒茶を吟味した後でブレンドの割合や蒸すの温度や時間なども指定してオリジナルのお茶に仕上げています。どこのお茶メーカーでもオリジナルブレンドの煎茶を持っているのが一般的です。 茶葉はどれも色も大きさも均一的です。「煎茶」はお茶屋さんが独自に作るオリジナルブレンドなので、一つのお店でいくつもの種類があることがあります。産地や茶摘みの時期、甘みや苦味などそれぞれ特徴が出るように作られています。渋みが強い方がいいのか、ぬるめに飲みたいとか自分の好みに合ったものを選ぶことができます。 「煎茶」を試飲させていただくと、「荒茶」よりも甘みや渋みのバランスが取れ、ホッとする味わいです。日本茶の苦味や渋みが好きだという方も多く、どっしりとした風味がしっかり感じられます。 茎の部分だけ選別され、ファンも多い「茎茶」 「茎茶」は、お茶の茎の部分だけ選別して集められた日本茶です。茎茶にしかないコクや甘みがあり、強い香りも特徴です。淹れ方も「荒茶」や「煎茶」違い、熱湯で淹れられますが渋みや苦味が少なく、「茎茶」が好きだというファンも多いです。 茶葉は「荒茶」や「煎茶」と全く違い、白く細長い茎がたっぷりと入っています。日本茶の甘い香りがして、癒やしの時間にぴったりです。 これまで日本茶や煎茶とひとくくりにしてしまっていましたが、思っていた以上に味に違いがありました。日本茶の美味しさに改めて気づかされたので、これからは家でもゆっくりお茶を楽しんでみたいと思います。 赤坂銘茶土橋園の公式サイトはこちら
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寒い季節に恋しくなる、あたたかいスープ。冬の朝食には欠かせないメニューです。中でもコーンスープは、大人から子どもまで幅広い世代に人気です。 常備している家庭も多いかと思いますが、そのコーンスープどうやって選んでいますか? なんとなくいつも飲んでいて、身近な存在のコーンスープ。味の違いがないわけはありません。そう思ったら飲み比べたくなりますよね。 とうもろこしといえば北海道、ということで北海道のコーンスープを飲み比べました。 5種類の北海道コーンスープ飲み比べ! 集めたコーンスープは北海道のアンテナショップやセレクトショップで購入したレトルトの商品5つです。 にしきや「コーンポタージュ」160g 276円 クレードル「北海道コーンスープ」250g 359円 北海道ダイニングキッチン「北海道紋別産ゴールドコーンポタージュ」80g×4袋 720円 札幌日清「おいしい北海道コーンポタージュ」16gj×8本 864円 アリスト「北海道スイートコーンで作ったコーンポタージュ」20g×3袋 410円 まずはコーンスープ飲み比べの準備をしよう 1と2はペースト状のレトルト。1(下図左)は電子レンジで温めてそのまま頂けます。 2.(上図上)はお鍋で牛乳と混ぜて作ります。 その他は粉タイプなので、お湯で溶いて頂きます。同じ粉タイプでもサラサラしているもの(3)、コーンのツブツブ(乾燥コーン)が入っているもの(5)、パセリの緑が含まれるもの(4)で意外にも全然違います。 飲み比べに参加したのは男女あわせて5人。出来上がりも同じコーンスープでも色も香りも違います。 にしきや【コーンポタージュ】濃厚なコーンでダントツ人気! 青いパッケージに黄色のとうもろこしが書かれたパッケージもおしゃれなコーンポタージュ。一般的なコーンスープの2倍以上、60%ものコーンペーストが入っています。 作り方は、500wの電子レンジで約2分加熱して温めます。沸騰したお湯にパウチごと入れて温めることもできます。 「色が濃い!とうもろこしというよりかぼちゃみたい」「離乳食にも使えそう」「朝食より夜食べたい感じ。レストランのコースで出てくるスープみたい」「ちょっとした贈り物用に常備したい」「とうもろこしの味が濃くって、とうもろこしそのままの甘さがいい」 総合評価コーン感オシャレ クレードル【北海道コーンスープ】マイルドで甘めな味わい! スイートコーンをふんだんに使ったコーンスープです。とうもろこしだけでなく、生クリームや砂糖、バターなど北海道産の原材料が使用され、食品添加物も使用されていません。 作り方は袋の中身と250mlの牛乳を鍋に入れて火にかけます。かき混ぜながら沸騰させないよう温めます。牛乳の量はお好みで調整してください。今回は200mlの飲みきりパックの牛乳を使用しました。 「強すぎないけどしっかりとした甘さがある」「他のスープに比べるとちょっと手間がかかるけど、それでも買いたくなる味」「人数が多くても一度に作れるのがいい」「牛乳っぽさがコーンによく合う」「牛乳200mlでちょうどいい」 総合評価コーン感オシャレ 【北海道紋別産ゴールドコーンポタージュ】チーズやオニオンの味が強め 化学調味料や保存料を一切使用しておらず、特に糖度の高いスイートコーンをパウダーにしています。それでいて、粉末しょうゆ、オニオンパウダー、チーズパウダーなどとうもろこしだけでない美味しさを味わえます。 作り方は、1袋の中身を器に入れ熱湯または温めた牛乳150mlを注ぎ、すぐにかき混ぜれば完成です。 「チーズというか、他の風味が強いね」「コーン感があまり感じられないな」「じゃがいものポタージュみたい」「甘さが優しい」「今回はお湯だったけど、牛乳でも作ってみたい」 総合評価コーン感オシャレ…