1999年にオープンした千葉県鴨川市にある総合交流ターミナル「みんなみの里」は、無印良品のコンセプトに沿って「里のMUJIみんなみの里」としてリニューアルオープンしています。 「Café&Meal MUJIみんなみの里」も併設され、平日でも駐車場がいっぱいになるほど人気のスポットです。 都市部と農漁村の交流をめざす「里のMUJIみんなみの里」 旅のルートの決め方は、人によってそれぞれ違うと思います。友人と旅行したら旅行のスタイルが全く違って驚いた、なんて経験をされた方もいるでしょう。 私は地図を読むのが得意ではないので、ガイドブックを見てもいまいち距離感や場所の感覚がつかめません。なので、大体のエリアで行きたいところをピックアップしておいて、行けたら行くというスタイルを取っています。 千葉に旅行すると決まってあれこれ下調べしているときに、「里のMUJIみんなみの里」がリニューアルオープンしたというニュースをたまたま見つけました。 「里のMUJIみんなみの里」は、都市部と農漁村の交流をめざす鴨川市総合交流ターミナル「みんなみの里」をリニューアルしました。 2018年1月にデビューした、東京と房総半島を結ぶJR東日本の自転車&サイクリスト専用トレイン「B.B.BASE」。この「里のMUJIみんなみの里」には「B.B.BASE」のエイドステーションが用意されています。休憩やトイレだけでなく、空気入れや工具も用意されています。 有楽町の無印良品では、入ってすぐの場所に日本各地の見たことのない調味料をはじめとする食材が並んでいます。その無印良品が「里のMUJIみんなみの里」を手掛けると知っては行かないわけにはいきません。 「里のMUJIみんなみの里」では地域の食べ物が盛りだくさん! 駐車場からお店に向かう、わずかな間にも臼や小さな水車などが置いてあるのが目に留まります。こういうのを見るとちょっとテンションが上がるのはなんでしょうね。 大きな袋いっぱいに入ったもみがらや、そのもみがらを炭にしたものも販売されています。 「里のMUJIみんなみの里」の店内はとても広々としていて明るく、開放的な空間が広がっています。道の駅のように近くで採れた野菜なども並べられ、海苔や海藻、それらを使った加工品などがきれいに並べられています。 冷蔵コーナーには旬のびわや、新鮮な卵を使ったスイーツも販売されています。「里のMUJIみんなみの里」には休憩できるテーブルや椅子が用意されているので、こちらで購入して外のテラスで休憩されている方も多かったです。 千葉県内の道の駅でもよく見かける定番の商品もあれば、初めて見るような珍しいものもあり、さすがの無印良品と言いたくなる品ぞろえです。 「Café&Meal MUJI」も併設されており、平日でもお客さんでにぎわっていました。営業時間は09:00~18:00ですが、1月~1月までは17:00閉店となります。 こちらでもレジでMUJIpassportを出せば、MUJIマイルを溜めることができます。 里山トラスト活動の一つ、「大山千枚田」への支援 あまり印象がないかもしれませんが、千葉県は日本でも生産量上位10位に入るほどお米が生産されています。 千葉県内ではコシヒカリやふさこがね、ふさおとめといった品種の米が作られ、特にコシヒカリは千葉県内で約7割の作付け面積を占める主力品種です。 「里のMUJIみんなみの里」の近くに、都内から一番近い棚田として観光客も増えている大山千枚田があります。 棚田は傾斜地にあり、狭い田が多く連なっているのが特徴です。見ている分にはとても美しい棚田ですが、機械が入れない場所も多く、大規模営農が困難な田が多いのが現実です。 また、高齢化よって生産者が減る中で、水田を維持していくことが課題となっています。 2014年から始まった里山トラスト活動の一環で、無印良品は大山千枚田で稲作を続ける生産者を支援しています。 酒用の米ではなく、私たちが普段食べている飯用米を使って、亀田酒造株式会社が2017年に日本酒を醸造しました。 大山千枚田で作られた長狭(ながさ)米、コシヒカリの新米を100%使った「日本酒」は、お米の風味を損なわないよう、濾過も加水せずに原酒のまま瓶詰めしたものです。里山トラストではさまざまな体験イベントも行われています。手づくり味噌・醤油の会イベントや自然酒の会、田植え体験など無印良品のホームページから申し込みができます。 田植え中の棚田もきれいでしたが、また季節によって違う表情を見られると思います。「里のMUJIみんなみの里」へ行ったら、ぜひ「大山千枚田」も訪れてみてください。 「鴨川里山トラスト」…
無印良品
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クリスマスを準備する「アドベント」の期間に食べるお菓子として、ヨーロッパではおなじみのシュトーレン。 日本でもいろいろなお店で売られるようになったので、今年こそは買ってみよう!という人も多いのではないでしょうか。 でも、実際どこのシュトーレンを買ったらいいのか、ちょっと悩みますよね。 今回は1000円以下で手に入るカルディ、コストコ、無印良品、成城石井、タカキベーカリー 、業務スーパー、そして「【2020年】成城石井、カルディから手作りまで!クリスマスの新定番シュトーレン(シュトレン)を大調査!」で紹介した手作りシュトーレンを食べ比べしてみました! 7人で10種類のシュトーレンを食べ比べしてみました 今回は7人の女性ライターが集結して、10種類のシュトーレンを食べ比べしてみました。 実際に食べたシュトーレンは以下の通りです。 コストコ/クーヘンマイスター社 シュトーレンアソート4つ入り(クリスマス味、マジパン味、青リンゴ味、バター味) 価格988円(税込) カルディ/シュルンダー ミニマジパンシュトーレン プレーン 価格 538円(税込) 業務スーパー クラシックシュトーレン 価格777円(税込) 無印良品 シュトーレン 価格3個入り290円(税込) 成城石井 オリジナル・5種ドライフルーツ プチサイズ 価格500円(税抜) タカキベーカリー ミニシュトレン 価格518円(税込) 梅酒香る ちょっぴり和風の手作りシュトーレン(手作り)…
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クリスマスが近づいてくると、パン屋さんやお菓子屋さんに並び始める「シュトーレン(シュトレン)」。ここ数年で手軽に買える機会が増えてきたので、今年こそは買ってみようかな?という人も多いのではないでしょうか。かくいう私もその一人。と言ってもホテルで売っているような高価なシュトーレンには手軽に手が出せないので、2,000円台以下のプチプライスで買えるシュトーレンについて調べてみました。 シュトーレン(シュトレン)とは シュトーレンとは、ドイツの伝統的なパン菓子のこと。ずっしりとしていて、パンとケーキの間のような食感です。ラム酒浸けのドライフルーツやナッツなどを、バターや砂糖とともに小麦粉に練りこんで、イーストや酵母などを使い発酵させて焼き上げます。生地に溶かしたバターをしみ込ませ、その上からさらに砂糖をたっぷりまぶすので、他の焼き菓子と比べても日持ちが良いそうですよ。 シュトーレンは一般的に「アドベント」と呼ばれるクリスマスの準備期間に、薄くカットして少しずつ食べていきます。アドベントの間に日々シュトーレンが熟成して、味が変わっていくのも楽しみの一つなのだとか。クリスマスが近づくについれて、シュトーレンがどんどん小さくなっていき、クリスマスイブに全部食べ切るー。なんだかとっても素敵な習慣ですね。 シュトーレンはどれくらい日持ちする? 「旅するパン屋」タキビベーカリー(TAKIBI BAKERY)のスパイスティーシュトーレンと渋皮栗のシュトーレンが2,800円(税抜)で発売中。(写真はタキビベーカリーのもの)パッケージが素敵なので、ギフトにもおすすめです。 コストコのシュトーレン クーヘンマイスター社のシュトーレンアソート4つ入り988円(税込)で発売中お味はクリスマス、マジパン、青リンゴ、バター4つの味がお楽しみいいただけます。 ゴディバ&パスコのシュトーレン 今年はパスコがゴディバとコラボレーション。 「ショコラシュトーレン」は、ベルギー産チョコレートチップ、チョコペースト、ミックスフルーツ、ヘーゼルナッツを入れて焼き上げたシュトーレンです。濃厚なカカオの風味が楽しめる一品。製品は化粧箱入りです。 12月15日〜関東、中部、関西、中国、四国地区のスーパーで販売開始予定とのことです。 セブンイレブンのシュトーレン タカキベーカリー製のシュトレンを2020年12月1日現在発売中。価格は518円(税込)となっています。 スターバックスコーヒーのシュトーレン(完売) セブンイレブンと同じくタカキベーカリー製のシュトーレンをポーチ入りで1,950円(税抜)で11月3日に発売。残念ながらほぼすべての店舗で即日完売となったそうです。なお、年内の再販の予定は立っていないとのこと。 HOKUOのシュトーレン 首都圏を中心に展開するベーカリーHOKUOではさまざまなサイズのシュトーレンを販売しています。大サイズが2,200円、大のハーフが1,100円、大の2枚入りが300円、小サイズが1,300円、小のハーフが650円、(税込)で販売しています。少量から買えるので、まずはお試しで食べてみたい、という方はいかがですか? 無印良品のシュトーレン 一口サイズのシュトーレンが11月下旬ごろから販売されます。例年価格は3個入り290円(税込)です。 シャトレーゼのシュトーレン シャトレーゼでは12月1日から12月25日までクリスマスシュトーレンを発売。価格は1本1000円(税抜)です。自社ワイナリー直送の樽出し生ワイン白(主体品種:シャルドネ種)で漬け込んだドライイチジクにレーズンを合わせた、本格的なスパイス香る芳醇なシュトーレンです。人気の商品なので、確実に手に入れたい方は今年こそ予約を入れておきましょう! リトルマーメイド のシュトレン 全国に200店舗以上のお店を展開する人気ベーカリー「リトルマーメイド」 でも今年は11月1日よりシュトレンを販売しています。1本830円(税抜)、ハーフサイズで430円(税抜)のほかに、スライス7枚入り430円(税抜)スライス3枚入り220円(税抜)サイズもお値段も手頃なので、ちょっとしたギフトにもおすすめです。 業務スーパーのシュトーレン コスパの高い食品を扱う「業スー」では、ドイツ直輸入のシュトーレンを発売予定。昨年は一箱777円(税別)という驚きの安さで販売していました。500g入りで大容量なので、コスパ重視の人におすすめですよ。たっぷり食べられるのでパーティーにいかがですか。 【作るならこれ】梅酒香る…
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都内で生活していると、大きなショッピングセンターへ行くのはちょっとした遊園地にいくようなわくわく感があります。 人それぞれお気に入りのショッピングセンターがあると思いますが、用事がなくてもなんとなく行かずにはいられない私のお気に入りのショッピングセンターがイオンモール堺北花田店です。 大好きなショッピングセンターに、無印良品が世界初の食の専門売り場をオープンさせたと聞いたら行かないわけにはいきません。3月のオープンから、やっと行くことができました。 「無印良品」イオンモール堺北花田店は車でも電車でもアクセスしやすい イオンモール堺北花田店は大阪メトロ御堂筋線の北花田駅、2号出口すぐの場所にあります。駅直結なので雨の日でも安心ですし、迷う心配もありません。また車の場合でも、立体駐車場も平面駐車場も用意されています。 イオンモール堺北花田店にはリニューアル前も「無印良品」がありました。1階であることは変わりはありませんが、元々は阪急百貨店だった場所に移動しました。 食の専門売り場はもちろん、洋服や文房具、家具や「Cafe&Meal MUJI」がそろった世界最大級の無印良品です。 世界最大級なので、当然ながらとにかく売り場が広い!有楽町の無印良品も広いですが、イオンモール堺北花田店やはりワンフロアということもあり開放感がありゆったりとした雰囲気になっています。 無印良品らしい清廉さにウッディな作りが温かみを感じさせ、性別や年齢を問わなず誰でも受け入れてくれる雰囲気になっています。 イオンモール側から「無印良品」へ入ると、まずは婦人服売り場が目に入ります。その向かいには「Cafe&Meal MUJI」があり、開放感があるので人が吸い込まれるように入っていくのが見えました。もちろん私も吸い込まれました。 「無印良品」イオンモール堺北花田店は精肉、鮮魚、地元野菜もそろう イメージとしては左側が洋服や文房具、家具を取り扱うエリア、右側が食品エリアというのを思い浮かべていただければ分かりやすいのではないでしょうか。 どこにどんなものがあるかが直感的にわかるというのは、買い物する上で意識することはないものの大切なことです。 初めてのお店でも「これはあの辺りかな」とすぐわかるお店もあれば、そうでないお店もありますよね。 探し回りながらあれこれ見るのは楽しいけれど、できたら私はお目当てのものを見つけてからあれこれ見たいのです。 野菜売り場には地元大阪産の野菜が数多く並んでいます。生産者の名前はもちろん、大阪のどの辺りで作られたものなのかも表示されています。 おなじみの野菜からあまり見かけない珍しい野菜まで、野菜売り場だけでもついつい足を止めて眺めてしまう充実ぶりです。 奥へ進んでいくと鮮魚売り場、そしてその奥に精肉売り場があります。 鮮魚売り場は切り身の魚だけでなく、氷がいっぱい入ったショーケースにかつおや穴子などがまるごと並べられています。そのお隣にはホッキ貝やあわびなどの貝類も並んでいます。 精肉売り場も同様で、日本国内の牛肉、豚肉、鶏肉がそろっています。 そして肉売り場には、とんかつやメンチカツ、ピーマンの肉詰めなどデパ地下のようなお総菜売り場が併設されています。 「無印良品」イオンモール堺北花田店は値段も手頃なデパ地下感覚 お惣菜は揚げ物だけでなく、サラダやローストビーフ、焼きそばやお好み焼き、お弁当のラインナップも豊富です。店頭に並んでいる厳選された食材を使っていることもあって、どれも豪華でおいしそうです。 充実しているのは生鮮食品やお惣菜だけではありません。 調味料や食材も、日本各地の厳選された物がそろっているのでコンパクトなスペースなのに一日過ごせてしまいそうです。 ずらっと並んだ、お酢や油、お麩や乾物。派手さがないけどいいものが見事に並んでいるのを見るとわくわくします。 まるでデパ地下のようですが、デパ地下に比べると売り場がコンパクトなので買い物のしやすさを感じます。 お弁当も食材も文房具も衣類も、全部まとめてお会計ができるのは本当に便利です。…
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味噌の賞味期限は1年以上あります 味噌は保存食ですので、腐りにくく日持ちのする食べ物です。賞味期限としては冷蔵保存で1年程度あり、表面にカビが生えたり、ひどく変色したりしていなければ、食べても問題はありません。 しかし味噌は空気に触れることで、だんだん発酵が進み、色も黒ずんで、味もやや渋みを帯びた味に変化します。最近はあらかじめ発酵を止める酒精という成分が含まれている味噌も多いので、それほど気にならない場合も多いですが、好きな味噌だからこそ、味が変わってしまうのは残念でもあります。 味噌だけではなく、調味料全般に言えますが、調味料は特に「いつまで食べられるか」判断するのはすごく難しいです。「開封後はお早めに」と言われても、なかなか早く使いきれない時もあります。 味噌の場合は、買った時の容器そのままで保存するなら付属の薄い半透明のシートできちんと味噌の表面を覆い、空気に直接触れないように保管すること。別の容器で味噌を保存するなら、蓋つきの容器に入れるようにするのが大切です。 味噌の保存容器は琺瑯のバットがオススメ 昭和を代表する料理研究家、辰巳浜子さんがその著書『みその本 みその料理』の中で家庭用のみその保存について、次のように書いています。 「瀬戸引きのバットを用意して、各種のみそを区切って入れ合わせます。 バットのふたをあければ、好むままに、合わせみそ、ふくさみその配合が自由自在です。」 「みそとみその区切りに、だしこんぶを用いればみその味もよくなり、三ヶ月も経つとこんぶがおいしいみそ漬けになります。」 瀬戸引きというのは今でいう琺瑯(ホーロー)のこと。バットとは四角い平べったい容器のことです。 今では区切りのあるバットもありますが、だし昆布で区切り、それを食べるという発想はさすがと言わざるを得ません。それとも昔の方はこうやって工夫していたのでしょうか。 味噌の保存にいい琺瑯容器は無印やニトリでも買えます 食材の保存に琺瑯がいいというのはよく言われています。容器に匂いがつきにくいので、キムチとか漬物とか、もちろん味噌にぴったりなのです。雑菌がつきにくい、熱伝導が良い、直火OKなのも嬉しいです。 琺瑯のネックはお値段です。プラスチックの容器に比べて割高感が否めません。しかしタッパーやその他100均の容器とは品質に格段の違いがあります。タッパーや100均のケースをオススメしない一番の理由は、容器に匂いが残って、味噌の風味が悪くなってしまうことです。長く大事に使いたいなら、味噌の保存には琺瑯の容器をオススメします。 味噌は4種類冷蔵庫にあると料理の幅が広がります 味噌はどの味噌が美味しいのかというのは一概に言えません。それぞれの好みが違う上に、味噌の種類は日本全国で約4000以上。米味噌、麦味噌、豆味噌といった主要材料による違いや、塩分量、発酵方法、発酵時間によって実に様々です。手前味噌のように、自宅で自家製するお味噌もあります。 美味しい味噌を見つけたいなら、自宅の冷蔵庫には4種類の味噌を常備することをお勧めします。 賞味期限は1年以上あるのですから、あまり使わない味噌があっても気にする必要はありません。ご家庭の定番味噌を1種類、それとは別に赤味噌、白味噌といった種類の違う味噌を2種類。定番は米味噌のご家庭が多いでしょうから、最後のもう1種類はあえて麦味噌か豆味噌から選ぶと、それぞれの味の違いが引き立ちます。 これはあくまで一例で、ご家庭によって塩分量の違う4種類を揃えておいて、年配の方には塩分少なめ、部活で忙しい子供には塩分多めの味噌というパターンもあります。また、それぞれの土地の味噌を楽しむという意味で、蔵ごとに4種類食べ比べて見ても楽しいかもしれません。 味噌の種類が豊富であれば、たとえ毎日同じ具材でも、少しずつ違う味わいを楽しむことができます。もちろんそれらをブレンドして、新しい味にチャレンジしてみることも楽しみの一つになりますね。 味噌の保存と使い分けを知るのは料理上手への第一歩! was last modified: November 16th, 2017 by おいかわ…