子どもの頃から大好きなチロルチョコ。今でも新しい味が出たり、コンビニで見かけるとついつい買ってしまうほど。そんな大人ゴコロもくすぐるチロルチョコだけを取り扱うショップが、秋葉原にもできたので張り切ってお買い物に行ってきました。
子どもの頃からおやつの定番だった「チロルチョコ」
私が子どもの頃からあった「チロルチョコ」。包み紙はちょっぴりオトナな濃いチョコレート色、そこに書かれた「TIROL」の文字、そしてぴしっとした四角い形。
中に入っているコーヒーヌガーも、10円で買えるのにデザインがおしゃれなのも、背伸びをしたい子どもゴコロをくすぐりました。
私が子どもの頃は定番のチロルチョコに加えて、いちごのゼリーが入ったものやビスケットが入ったものなど少ないながらも数種類ありました。見つけるとついつい全種類買ってしまい、どれから食べようか迷ったことも楽しい思い出です。
今でもおなじみの、定番のチロルチョコが誕生したのは1979年のこと。元々は三つ山で10円だったチロルチョコが20円、30円と値上がりしていく中で「やはりチロルチョコは10円でないと」という思いから、今のあの形のチロルチョコが誕生したのです。
子どもの頃のチロルチョコに比べて、今のチロルチョコは大きくなったと感じる方も多いと思います。
これはコンビニやスーパーのレジに対応するため、チロルチョコにもバーコードを付ける必要があったからです。これまでのサイズより少し大きめになり、価格も20円のチロルチョコが誕生しました。だからと言って10円のチロルチョコもなくなったわけではありません。
今ではコンビニ限定や期間限定、地域限定などとてもたくさんの種類のチロルチョコが販売されています。旅先で見たことのないチロルチョコを探すのも楽しいですね。
地域限定品も扱う、秋葉原にある「Shop チロルチョコ」
チロルチョコを製造しているのは、明治38(1903)年に福岡県田川市で菓子製造を始め、大正時代に設立された松尾製菓株式会社です。平成15(2005)年に創業100周年を迎えた松尾製菓は、販売・企画部門をチロルチョコ株式会社として独立させました。
今でもチロルチョコは福岡県田川市の工場で作られています。その工場の近くには、規格外のB級品を販売するチロルチョコのアウトレットショップがあります。大きな袋にどっさり入ったチロルチョコ、行ってみたいけどなかなか福岡に行く機会はありません。
そう思っていたら、なんと秋葉原にもアウトレット品を扱う「Shop チロルチョコ」が2018年3月都内にもオープンしていたのです。場所は秋葉原、チロルチョコ株式会社の本社が入っているビルの1階です。
JR秋葉原駅からだけでなく東京メトロ銀座線末広町の駅からも近く、迷うこともないほど便利な場所にあります。
店内はそれほど広さはありませんが、お客さんも沢山いてとても活気があります。東京では買えない、ご当地限定のチロルチョコも販売されています。店内へ入った瞬間から、珍しいチロルチョコが並んでいるのでドキドキわくわくが止まりません。
またチョコレートだけでなく、「チロルチョコとけこむカレー」や「カフェモカ」、「きなこもちドリンク」などチロルチョコを使った食品も並んでいます。チロルチョコモチーフの文房具やグッズなどもあり、どれもキュートなものばかりです。
「Shop チロルチョコ」ではアウトレット品はお一人様1つまで
福岡でしか買えなかったチロルチョコのアウトレット品が、秋葉原でも買うことができます。大袋に入ったチロルチョコが500円で買えるとあって、ほぼ人が途切れることがありません。やはりみなさん気になっている様子。子どもの頃の夢だった大人買いが、ワンコインで実現できるとあれば気になるのも当然です。。
この日は定番のコーヒーヌガーが入ったチロルチョコと、モーツァルトチロル、そして三ッ山のナッツ入りヌガーが入ったミルクヌガーが販売されていました。
チロルチョコは包み紙がしてあるものが袋に入っていましたが、モーツァルトとミルクヌガーは包み紙はなく、そのまま大袋に入っています。
アウトレットコーナーの商品は「お一人様1個でお願いします」と書いてあります。お一人様はお子さんもカウントされますので家族で行っても、友人と行っても、しばらくおやつには困りません。
行く日によって品揃えも変わるでしょうから、またお買い物に行きたいなと思ってます。このたっぷり買ったチロルチョコがなくなったら、と思っていますが日に日にチロルチョコは減っていくので思っていたよりもその日は早く来そうです。