埼玉出身の私にとっては、子供の頃「なぜか家によくあるお菓子」だった五家宝や十万石まんじゅうといった埼玉銘菓。東京にいるとお目にかかる機会がほとんどありませんが、時々むしょうに食べたくなります。そんな時の願いを叶えてくれるお店が新宿のオフィス街にあると聞いて、早速訪れてきました。
埼玉にもアンテナショップがある!?
池袋からなら20分ほどでアクセスできる、東京のベッドタウン・埼玉。
埼玉都民という言葉もあるくらい、東京と一体化していることはみなさんもご存知の通り。そんな埼玉にもアンテナショップがあることをご存知ですか?
アンテナショップと聞くと、銀座や日本橋界隈にあるような華やかな路面店を想像する方が多いかもしれませんが、我らの埼玉のアンテナショップは一味違います。
埼玉のアンテナショップは、なんとコンビニエンスストアの一角にあるんです!
東京の「リトルサイタマ」はナチュラルローソンにあり
埼玉のアンテナショップがあるのは新宿駅からおよそ5分ほどの場所にある、ナチュラルローソン新宿駅西店。新宿郵便局が目印です。
お店を訪れる前に、埼玉県庁のご担当の部署にお問い合わせをしたところ「アンテナショップと言っても、コンビニのちょっとした1コーナーなのであまり期待しないでくださいね」という控えめなコメントをいただきました。
ご担当者の方も弱腰になってしまう埼玉のアンテナショップは、どのような展開を見せているのでしょうか…。
こちらが埼玉のアンテナショップです!
ご担当の方のお言葉通り、かなりコンパクトにまとめられたアンテナショップです。どのようなものを販売しているのか、おすすめの商品を中心にご紹介します。
埼玉のアンテナショップで買える埼玉の名物
埼玉のアンテナショップで買えるおすすめの品をご紹介します!
・五家宝
熊谷で、江戸時代の頃より親しまれている伝統的な和菓子。
あられ状にして俵形に固めたあられに、甘いきな粉がまぶされています。
サクッとした歯ごたえと、きなこの甘い風味があとを引く銘菓で、私も大好物です。
お昼頃にお店に行ったところ店頭に2つしか残っていなかったので、人気のアイテムなのかもしれません。
・十万石まんじゅう
「うまい、うますぎる、十万石まんじゅう」のフレーズは埼玉県民全員におなじみ。棟方志功が描いたパッケージもインパクト絶大な十万石まんじゅうは「翔んで埼玉」にも登場して話題を呼びました。
「いつか食べてみたい」と思って思っている方は新宿へ!24時間いつでも十万石まんじゅうが手に入りますよ。
・ねぎみそせんべい
日本屈指のブランド野菜、深谷ねぎを使用したねぎみそせんべい。
袋を開けた瞬間ねぎの豊かな香りふわ〜っとが広がるので、ご自宅で召し上がることをおすすめします。
・しゃくし菜
秩父地方で作られているしゃくし菜のお漬物です。正式には雪白体菜という名前の野菜ですが、「飯じゃくし(しゃもじ)」に似ていることからしゃくし菜と呼ばれているそうです。
しゃくし菜の漬物は歯切れがよく、癖のないおいしさ。ごはんの供としてそのまま食べても美味しいですが、油で炒めたり、おまんじゅうやおやきのあんにもぴったりです。
・酒粕かすてら
こちらは埼玉のアンテナショップで初めて出会った埼玉のお菓子。
昔懐かしい街並みでおなじみ、川越にある「鏡山」という日本酒の酒造メーカーが手がけた酒粕入りのカステラです。
気になったので、購入して食べてみました。
パッケージを開けるとびっくり!
酒蔵にいるような、芳醇なお酒の香りを感じます。
お味もふんわりとした優しい酒粕の風味が絶品。大人のおやつにぴったりです。
アルコールは入っていないので、子どもや妊婦さんも安心して食べられますよ。
・大宮盆栽だー!
こちらは大宮ある盆栽のまち・大宮盆栽村のご当地サイダー。勢い溢れるネーミングに惹かれて思わず購入してしまいました。
キャチフレーズは「盆栽みたいにチクチクする!?炭酸強めのサイダー」。国産天然炭酸水を使用して作られているそうです。
早速、イートインスペースでいただいてみました。
しゅわっと強めの飲み口で、味わいはすっきり。後味も爽やかでお風呂上がりに飲み干したくなるようなおいしさでした。
他にもこんなアイテムが…
アンテナショップでは、他にも、狭山茶や
埼玉の小学生におなじみ「森乳業」のパック飲料など、コンパクトな売り場ながら「埼玉の味」を楽しめるラインナップが揃っていました。
24時間いつでも埼玉と出会えるナチュラルローソン新宿西店。
「あの味」が恋しくなったらぜひ足を運んでみてくださいね。
価格:432円 |
価格:1576円 |
価格:594円 |