お茶好きの私としては、日本一のお茶処静岡へ行くと「どんなお茶を買って帰ろうか」とわくわくしていまいます。最近では国産紅茶も数多く登場しているので、これまで以上に目移りしてしまいます。
今回見つけたのは鈍く光るゴールドのパッケージに富士山が描かれた、ちょっぴりレトロな雰囲気を持つ荒井園の「富士山紅茶」です。
静岡県御殿場市にある荒井園が作る「富士山紅茶」
静岡県御殿場市にある荒井園。荒井園は1888年(明治21年)に創業し、1930年(昭和5年)には献上茶に選ばれ、お茶の栽培や加工技術を向上させてきました。戦後、近隣のお茶農家の委託製茶や茶問屋としての役割も果たしています。
荒井園では煎茶やかぶせ茶、ぐり茶などの日本茶はもちろん紅茶も種類が豊富です。「富士山紅茶」も、「オリエンタルブレンド」と「ハイランズ」の2種類があります。「檸檬紅茶」や「生姜紅茶」などの香り付けされた紅茶や、中国茶の製法で作られた釜炒り緑茶や中国の緑茶に使い風味を持つ烏龍茶も「富士清茶」として販売されています。
英国グレートテイストアワーズを受賞している「富士山紅茶」
今回私が購入したのは「富士山紅茶オリエンタルブレンド」です。便利なティーバッグもありましたが、たっぷり楽しめるようにリーフを選択しました。しっかりとした茶葉で、ストレートで飲んでもミルクを入れても美味しく飲めます。
カップに注いでいるときにふわーっと立ちのぼってくる香り、これがまたいいんですよね。「富士山紅茶」には、適度な渋みとしっかりとしたコクと香りがあります。この適度な渋みがミルクを入れた時に、ガラリとうま味に変わります。
英国グレートテイストアワーズを2011, 2012, 2013, 2016受賞しているだけあって、バランスがいいのに特徴のある紅茶です。「ハイランズ」の方もぜひ飲んでみたくなりました。
「富士山紅茶」荒井園の公式サイトはこちら