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キュートな形で話題の「とびばこパン」を食べてみた

xやInstagramで、「とびばこパン」を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。一度目にしたら忘れられない、懐かしさととびきりのかわいさを持っています。もちろんかわいいだけじゃなく味も抜群です。

大阪府堺市「パン ド サンジュ」で作られている「とびばこパン」

誰もが知っているのに今までなかったとびばこの形をしたパン。大阪府堺市にあるパン ド サンジュ店主の門田充さんによって考案されました。門田さんは元デザイナーという異色の経歴を持ったパン職人です。

デザイナーだったことをパンに活かしたい、デザインもパンも身近にあって人々を楽しく豊かな気持ちにしてくれるものを作りたい、そういった信念の元で考案されたのがこの「とびばこパン」なのだとか。

一般的な角食パンの型の角を削り取って特注したとびばこ型に、角食パンと同じ量の生地を入れます。型の容積が少ない分だけ密度が増し、きめ細かいふわふわのカステラのような食感になるのです。

一段ごとにスライスして食べたい、きめ細やかな「とびばこパン」

「とびばこパン」はやっぱり一段ごとにスライスしたいもの。「何段目食べる?」なんて、みんなでわいわいと楽しく食べられるのも魅力です。今回私が購入したのは五段タイプですが、ジャムやチョコレート、あんこの入った三段のミニサイズも販売されています。

天然酵母を使って作られている「とびばこパン」は、そのまま食べてもしっとりと柔らかく優しい甘さを感じます。トーストすると表面はサクッと軽い食感になり、中はしっとりふわっと甘さも増します。

どの段から食べればいいか迷ってしまう場合は、横ではなく縦に切るとみんな同じ大きさで食べられます。でも今度は字の書いた耳の部分を取り合うことになっちゃうかな。

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ひがのあや
東京都品川在住。小学生の2人の子供を育てながら、ファッション・グルメ・トラベル系のWEBライターとして取材・ライティング・リサーチ業務を行う。長いお休みには国内旅行で美味しいモノを食べ歩き、普段は時間があればアンテナショップやデパ地下を巡っている。