細長い小判型のお米に味噌のようなものをぬった「五平餅」。朝の連続テレビ小説『半分青い』に登場したり、木曽や飛騨の郷土料理としても有名です。 中部地方や長野県にある道の駅や高速道路のサービスエリアなどでよく売られていて、甘いにおいにそそられて購入したことがある人も多いはず。私も昨年、真夏に妻籠宿を旅したときに焼きたての「五平餅」を食べました。暑い中で食べたあつあつの「五平餅」、今でも鮮明に覚えています。 今回はその味を思い出しながら「五平餅」を作ってみました。 「五平餅」の名前の由来は神に捧げる「御幣」から 五平餅の起源はあまりにも古く、さだかな定説はありません。一般的なのは、神道において神に捧げる「御幣」の形をしていることからこの名がついたとするもの。実際、「御幣餅」と表記して販売しているところもあるそうです。 また、その昔、山深い仕事場で木こりの「五平」あるいは「五兵衛」が木の皮片に飯を握り付けて焚火で焼いて食べたのが今に伝えられたともいわれています。 その人物は木こりであったり猟師であったり、また大工とするものもあり、似たような伝承が各地に存在します。 いずれにせよ、江戸時代中期頃に木曽・伊那地方の山に暮らす人々によって作られていたものが起源というのが濃厚なのだとか。 米が貴重であった時代、ハレの食べ物として祭りや祝いの場で捧げられ、食べられていた郷土食です。 自宅でも手軽に作れる五平餅レシピ 五平餅を作るには何を用意したらいいのでしょうか?材料とレシピをご紹介します。 こちらのサイトを参考にさせていただきました。出典:https://daidokolog.pal-system.co.jp/recipe/2558 [penci_recipe] 五平餅はもち米ではなく、いつものごはんで作れます。意外にも家にある材料がほとんどなので、簡単に作れそうです。 五平餅の作り方をさらにじっくりお見せします 五平餅のレシピをもとに、私たちも実際に作ってみました。ここでは実際に作ってみてわかった美味しさのコツをご紹介します。 用意するものはこんな感じです。味噌や醤油、砂糖など、ほとんど家にあるもので作ることができます。くるみはダイソーで100円で買ってきました。 ごはんが冷めないうちに始めたいので、割り箸など必要なものはあらかじめ用意しておきましょう。 温かいごはんをすり潰す まずはごはんをすりこぎで潰していきます。冷めたいごはんでも作れますが、冷めているとすり潰しにくいので、電子レンジで温めてから潰す方が楽にすり潰せます。 すり潰し具合はお好みですが、粒が残っていてもおいしいですよ。 潰したごはんを小判形に整形する 五平餅の、小判型のあの形にしていきます。今回はビニール手袋を使いましたが、おにぎりを作る時のように手を濡らしても作ることができます。 割り箸をさして表面を乾燥させる 5本だと少し大きめの小判型になるので、お子さまが食べる場合には6本分で作るといいと思います。もしくは小さめの2つの小判型を1本の割り箸にさすと食べやすくなります。 ここで約20分、ごはんの表面を乾燥させます。裏返す必要はありません。この間にくるみ味噌だれを作ります。 くるみ味噌だれを作る まず、すり鉢でくるみをすり潰し、そこへ味噌やねりごまを加えていきます。材料を加えては混ぜ…を繰り返していくと、ふんわりいい香りがしてきて五平餅の味噌だれが完成します。 くるみがない場合は味噌を大さじ1から大さじ2に増やせば、シンプルな味噌だれになります。個人的には、やっぱりくるみがあった方が断然おいしいです。 ごはんにくるみ味噌だれを塗る…
長野県
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上諏訪で「上諏訪街道呑みあるき」というイベントを知ったのは、山登りの帰りに立ち寄ったお蕎麦屋さんで。 毎年春と秋に参戦していましたが、2019年春からイベントは一旦中止となり、次回の開催も未定です。 1998年より20年続いてきたこのイベント。 安全性や仕組みなどを再検討するためという理由からまだ開催予定の目途は立っていません。 楽しいイベントだったのでぜひまた開催されることを願っています。 今回はお気に入りのお蕎麦屋さん「手打ちそば処とみや」に集う仲間で、自主的に呑みあるきを楽しんできました。 500mの間に5軒立ち並ぶ酒蔵【諏訪五蔵】 【舞姫】【麗人】【本金】【横笛】【真澄】。 諏訪市の甲州街道沿い、わずか500mの間に5軒の酒蔵が立ち並んでいます。 霧ヶ峰の伏流水を仕込み水に使い、同じ水を使いながらもそれぞれ個性や特徴の違う酒を醸造してきた酒蔵。 良きライバル同士という関係でもありながら、同じ地域で協力し合い諏訪を酒の街として盛り上げていこう。 そんな心意気で立ち上げられたのが【諏訪五蔵】です。 【諏訪五蔵】では呑みあるきにぴったりの「諏訪五蔵 酒蔵めぐり」というクーポン券が販売されています。 グラスや手さげもセットになったごくらくセットは【諏訪五蔵】のどの蔵で購入できます。 全蔵共通クーポン券は2,000円(税込)。 各酒蔵をめぐって自慢の日本酒を味わえる呑み歩きにぴったりです。 諏訪五蔵 「信州舞姫」や「翠露」を醸造する酒蔵 【舞姫】 長野県諏訪市にある酒蔵です。 酒造りは、伝統手法にもとづき、蔵人が愛情を込めて醸しております。水は美しい大自然が息づく霧ヶ峰高原を源とする清冽なる伏流水。特定名称酒は酒造好適米を使用し、甘・酸・渋・辛・苦の五味が程良く調和した、旨口の日本酒造りに日夜励んでおります。 【舞姫】のホームページにはこのような挨拶文とともに、酒づくりや水・米へのこだわりが書かれています。 会社名にもなっている「信州舞姫」や「高尾の天狗」、「信州舞姫 うめ酒 日本酒仕込み」や「信州舞姫 あんず酒」などたくさんの種類を造られています。 女性醸造家が女性に喜んでもらえる日本酒を造りたいという思いで醸造した、白ワインのような日本酒「PRINCESS TIME」、伝統派・地域密着型の日本酒、地酒専門店用にブランド力のある日本酒など多種多岐にわたる日本酒が造られているのも特徴です。 その中でも「翠露 吟醸酒 超辛口 美山錦」は私の大好きなお酒。 これまで何度も購入しています。 信州舞姫 翠露純米大吟醸 中汲み生酒 磨き49 720ml 価格:1,980円 (2019/11/19…
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汽車のマークが描かれたポッポ牛乳。大手メーカーの牛乳と違い、どこでも売られているというわけではありません。私の大好きなオーケーストアやサミットなど、販売している店舗は限られていますが、都内でも購入できます。 八ヶ岳野辺山高原で作られているポッポ牛乳を製造するヤツレン直売所へ行ってきました。 ヤツレン「シュッポッポ牛乳」は野辺山周辺の酪農家の牛乳を使用しています 最近では豆乳も人気ですが、やはり牛乳を冷蔵庫に欠かさないという方も多いのではないでしょうか。そのまま飲む方もいれば、コーヒーに入れたり、紅茶に入れる方もいるでしょう。シリアルやグラノーラにかけて食べることもありますね。 ヤツレンは、平成13(2001)年に八ヶ岳高原農協連合会(通称八連)から乳製品部門の分社化により設立された会社です。ヤツレンとしては新しい会社ですが、昭和50(1975)年から親しまれている主力商品「シュッポッポ牛乳」もあり地元では昔から親しまれています。 我が家ではヤツレンの牧場牛乳やシュッポッポ牛乳を飲むことが多いです。素朴でかわらしい汽車の絵が描かれたパッケージと、野辺山周辺の酪農家の限定された牛乳を使用しているというところがお気に入りポイントです。 もちろん牛乳だけでなく、ヨーグルトやチーズも製造販売しています。 工場の隣には乳製品も高原野菜も買える「南牧村農畜産物直売所」 2016年6月にリニューアルオープンした、ヤツレン工場に併設されている南牧村農畜産物直売所。直売所の営業時間は8:30~17:30となっていますが、季節によって営業時間が変更されることがありますのでご注意ください。 店内には牛乳、ヨーグルト、生クリーム、チーズ、アイスクリームなどの乳製品が並んでいます。見たことのあるおなじみの商品、初めてみる商品、どれも欲しくなってしまうラインナップです。 乳製品だけではなく、近隣で採れた野菜も直売されています。八ヶ岳は高原ということもあり、東京ではあまり見慣れない高原野菜を買うことができます。 茎レタスという見慣れない野菜を見つけましたが、売り場に説明書きもありました。乾燥させると山くらげになる、と書いてあります。加工されたものは見たことがありましたが、野菜そのままの状態は初めて見ました。 ブロッコリーやパクチー、アイスプラント、そして東京では見かけないヘチマくらいの大きさのズッキーニなど直売所ならではの品ぞろえです。 ヤツレン直売所のソフトクリーム売り場で濃厚ソフトを堪能! これまで冬期休業だったソフトクリーム販売店舗も、通年での営業となりました。ソフトクリーム売り場の営業時間は9:00~17:00の、直売所とは時間が少し異なりますのでこちらも注意が必要です。 ソフトクリームは「ジャージー牛乳ソフトクリーム」と「ジャージー牛乳ソフトアンドヨーグルト」の2種類あります。 「ジャージー牛乳ソフトアンドヨーグルト」とは、カップコーンにクレモリス菌入り食べるヨーグルトが入り、その上にジャージー牛乳入りソフトクリームが入れられています。混ぜながら食べると、濃厚なソフトクリームとヨーグルトのあっさりとした風味が合わさります。ここでしか味わえないおいしさです。 うれしいことにシェアして食べられるように、ロングコーンとカップコーンのみも販売してくれます。小さなお子さんと一緒に食べる時や、他の場所でソフトクリームを食べてきちゃったなんて時にもうれしいですよね。 メニューはソフトクリームだけではありません。「アイスコーヒーフロート」「アイスストレートティーフロート」「アイスミルクショコラフロート」といった飲み物とソフトクリームを組み合わせたフロートメニューも充実しています。 お買い物後、レシートにも買い物袋にもおなじみの汽車の絵が描かれていました。ゆるキャラともまた違う、前に出ているのに出過ぎない、愛されている感じがホッとします。 今回はたまたま通りかかったのですが、次回はここを目的地の一つに入れて旅行してみたいな。 ヤツレン 新鮮牛乳や野菜も買える!絶品ソフトも楽しめる、ヤツレン直売店 was last modified: September 14th, 2020 by…
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旅に出たら何か新しい体験をしなくてはいけないというものでもない。 ただ電車に乗って日常を抜け出し、美味しいごはんとお酒を堪能する。 これも立派な旅。 列車旅が好きで、色々な観光列車に乗っています。 今回ご紹介するのは長野→軽井沢間を走る「ろくもん」です。 長野県を走る観光列車「ろくもん」とは 自然と文化に恵まれた軽井沢から、歴史の街・上田や善光寺のお膝元・長野までを走る 懐かしくて新しい、楽しい列車。 しなの鉄道が走らせてくれています。 こどももおとなも楽しめる空間に、信州の山の幸を堪能できる食堂車。 信州の木のぬくもりを乗せ、高原の風と共に観光列車「ろくもん」が走り抜けます。 列車デザインは、世界一の豪華列車「ななつ星」もデザインされた水戸岡鋭治氏。 列車内もファミリーやグループ向けで2人・4人掛けの対面席やソファ席のある1号車。 (※1号車ではお食事はついていないので注意が必要です。持ち込みはOKです!) 沿線地域の景観を楽しみながら食事ができるカウンター席とソファ席が並ぶ ラウンジ風のレイアウトである2号車。 障子とヒノキをふんだんに使った和風コンパートメントの個性的な車両で 個室のような空間の中で食事を楽しめる3号車。 用途に合わせて車両を選ぶことができます。 今回私たちは3号車に乗車しましたが、電車に乗っている感じがしないぐらい 心地よくゆっくりお酒とお食事を楽しむことができました。 観光列車「ろくもん」予約はネットでも電話でも 運行日が決まっているので注意が必要なのと 予約開始日にかなりの争奪戦になるのでご注意です。 なお、予約は旅行月の2か月前の1日から7日前までで、ネットで予約できるほか 軽井沢駅やろくもん予約センターに電話でも予約が可能となります。 日中だけでなく日本三大車窓であるJR姨捨駅へ乗り入れる「姨捨ナイトクルーズ」や 宿泊がセットになった「クルーズプラン」、シンプルに観光列車を楽しめる「乗車券+指定席プラン」など 旅の行程に合わせて「ろくもん」を楽しむことができるのもうれしいですね。 ろくもん…
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秋から冬にかけての温泉は、冷えた体をじんわりと温めてくれます。 温泉街をゆっくりと散歩しながら湯めぐりを楽しむ。 湧き出たままの温泉を味わいに渋温泉へ行ってきました。 豊富な湯量と異なる泉質を楽しめる渋温泉とは 長野県の北信エリアにある、渋温泉。 100%源泉掛け流し、贅沢にも自然の恵みを全身で感じることができる温泉なのです。 地面を掘ればすぐ温泉が出てしまうほど源泉が数多く存在し、温泉王国といわれる長野県の中でもめずらしい豊富な湯量と泉質を誇ります。 渋温泉にある温泉は、100%源泉掛け流し。 それぞれの源泉によって成分が異なるため、鉄分が多く褐色を帯びた湯から白濁した湯、緑がかった湯、無色透明の湯と違いを楽しむことができるのもうれしいところ。 源泉から湧き出たままの温泉の違いをたっぷりと楽しむことができるのが渋温泉の大きな魅力です。 効能も胃腸に効く湯から美肌までさまざま。 昔ながらの温泉街をゆったり歩く時間は日常を忘れさせてくれます。 街中から温泉が湧く渋では、自家源泉や個性的な浴室をいくつも備えた宿が多くあります。 趣きある宿の湯をじっくりと味わえるのは、温泉旅行の醍醐味ですよね。 街歩きに疲れたら、足湯「のふとまる」で疲れた足をほぐすのも最高です。 温泉は大切な資源。渋の人々が大切に守り続けておられます。 訪れる人々を癒してくれる温泉ですが、渋で暮らす人々にとっても温泉は大切な生活必需品。 現に九湯めぐりをしていた際、地元の方にもたくさんお会いしあたたかく迎えていただきました。 街の地下には源泉のトンネルとパイプが張り巡らされ、温泉を利用した給湯や暖房、道路に積もる雪を溶かすロードヒーティングなど有効に活用されているのだとか。 大切な資源でもある温泉を守るため、渋の方々は源泉の整備や引湯管に沈殿する温泉成分の清掃などを行っているそうです。 渋温泉宿泊者限定で楽しめる「九湯めぐり」 九つある外湯(共同浴場)を巡るのも渋温泉ならではの楽しみです。 渋温泉の旅館に泊まらないと入れない外湯が多いので、ぜひ宿泊されることをおすすめします。 外湯の利用時間は6:00~22:00まで。 宿泊した各旅館で、外湯めぐり専用の鍵を借りて入浴します。 うれしいことに、なんと入浴は無料なんです。 宿泊しない場合でも、9番湯の大湯(10:00~16:00)のみ一人500円で入浴することができます。 その場合は、渋温泉旅館組合事務所または渋温泉駐車場で入浴券の購入が必要となります。 渋温泉の九湯めぐりは、別名「厄除巡浴外湯めぐり」とも呼ばれています。 九湯めぐりをされる際は、ぜひ各宿で販売されている「祈願手ぬぐい」をお買い求め下さい。…
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あたたかかったり冷え込んだりが続く今日この頃。 日に日に秋が深まり、紅葉を楽しめる時期になりました。 観光列車に乗っておいしいワインを楽しんでみませんか? ゆったりのんびり長野電鉄「北信濃ワインバレー列車」 2016年12月に運行を開始した「北信濃ワインバレー列車」。 長野電鉄の特急車両「ゆけむり」を使用した観光列車です。 土日に運行され、長野駅と湯田中駅を結びます。 「のんびり号」のコンセプトは、長野から湯田中までの車窓の風景を のんびりと楽しんでもらうこと。 通常の特急列車では40分程の距離を、1時間20分かけてゆっくり進みます。 複数車両あるうち、1車両がワインバレー専用となります。 列車内にはワインカウンターがあります。 長野県原産地呼称ワイン、もしくは長野県産ブドウを使い 長野の地で醸造したワイン6~8種類を飲み比べることができます。 須坂市・中野市・飯綱町・高山村など 北信濃ワインバレーに位置するワイナリーから厳選したワイン(赤・白・ロゼ)。 銘柄は席に置かれている「本日のワインリスト」で確認することができます。 その時によってワインの種類は異なるそうなので、一度ならず何度でも乗車したくなってしまいます。 なお、5月~9月には地ビール(玉村酒造)も楽しめるそうです。 私が乗車した日のラインナップ。 【たかやしろファーム】 2012カベルネソーヴィニヨン&メルロー(赤) 2013ソーヴィニヨンブラン(白) 【サンクゼール】 長野ルージュ(赤) シオン2017(白) 長野県産シャルドネ使用 【楠ワイナリー】 パッサージュ・ルージュ2013(赤) 白滝原2016(白) 【カンティーナ リエゾー】…
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いつも時間に追われ 人をかきわけ通勤していて 気づいたらはりつめて 歯をくいしばってる自分。 そんな自分を一切どこかに置いて 自分だけの時間を過ごすことができる場所。 誰にも内緒にしておきたい。 でも、みんなに自慢して知ってほしい場所。 ****************************************************** 山登りをはじめて出会った本「山小屋ごはん」 その中で、フランス料理が食べられる山小屋があると知り早速訪れました。 それが今回ご紹介する「鷲が峰ひゅって」です。 丘の上に建つ、小さな山小屋「鷲が峰ひゅって」 八ヶ岳中信高原国定公園 霧ヶ峰高原の北西部に位置する八島ヶ原湿原に隣接した標高1656mの丘の上に建っている定員6名の小さな、静かな山小屋。 昭和34年からある薪ストーブやランプ、 眺めのよいお風呂などを大切にした宿泊施設です。 「ひゅって」という名前ですが、北アルプスなどにある山小屋とは少し異なり、 お風呂にも入れるし部屋は個室、消灯時間はあるものの個室なので夜もゆっくり自分たちのペースで過ごせます。 さらに朝と夜は、食堂の大きなテーブルで手作りの美味しいごはんを頂けます。 3つある「鷲が峰ひゅって」へのアクセス方法 「鷲が峰ひゅって」へのアクセス方法は3つあります。 まず1つめは公共交通機関を使う方法。 1、上諏訪駅または下諏訪駅からタクシー 各駅からそれぞれ30分程。 事前に鷲が峰ひゅってにタクシーをお願いしておけば定額となるので安心です。 2、上諏訪駅からのバス ※冬は運休しますのでご注意ください 中央線上諏訪駅から霧ヶ峰方面行きで47分。八島湿原下車、徒歩5分 2つめは自家用車で行く方法。…
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人を良くすると書いて「食」 だから楽しく美味しく 旅先で食べるごはんは美味しい。 それが居心地のいいお店ならなおさら。 「手打ちそば処とみや」に出会ったのは 偶然でした。 きっかけは山登り。 鷲ヶ峰に登るために上諏訪駅に降り立ち、 たまたま立ち寄ったお蕎麦やさん。 あまりにも居心地がよすぎて、 翌日下山してもう一度訪れたぐらい。 「手打ちそば処 とみや」のある上諏訪駅では足湯も楽しめます 東京方面から来た場合、山岳地帯を走り終え、眼下に 諏訪湖を眺められるようになると到着する駅。 諏訪盆地の真ん中に位置する 海抜759m、湖周15.9kmの信州一大きな湖である 諏訪湖観光や霧ヶ峰高原、上諏訪温泉の最寄駅にもなっています。 また上諏訪駅のホームには足湯があることでも 有名です。 駅から徒歩5分のこじんまりした「手打ちそば処 とみや」 上諏訪駅から歩いて5分、諏訪ICから車で約15分で着くのが 「手打ちそば処とみや」 お蕎麦はすべて信州産そば粉を使用した 十割と二八。 つゆはやや濃くて辛めの秘伝のつゆ。 さらに自家菜園や地元の野菜を使ったお料理。 「小さなお店の心からのおもてなし」がモットーの 22席の小さなお店です。 何よりお店のお父さんとお母さんの人柄に惚れて…
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近所なのに、いつも行くスーパーマーケットというのは決まってしまいがちです。近さだったり、品ぞろえだったり、値段だったり、人によって選ぶ基準は違うでしょう。いつもと違うスーパーマーケットに行くと、ついついあれこれ見てしまいお買い物をしたくなるのは誰でも同じ。お買い物を終えてレジに並んだその時、目に入ったのがこの小宮山製菓「あずみ野ミックス」。急に子どもの頃に食べたことがあるような懐かしさが胸に広がり、手に取りました。 3種類のお菓子が入る「あずみ野ミックス」を作る、小宮山製菓 小宮山製菓は「あずみ野ミックス」というお菓子の名前から分かるように、長野県安曇野市にあるお菓子メーカーです。小宮山製菓の看板商品は「サラバンド」というお菓子です。一枚一枚を薄く焼き上げた香ばしい生地にホワイトクリームが二層にサンドされています。クッキーのようですがクッキーとは違う生地の香ばしさとホワイトクリームの絶妙なハーモニーが楽しめるのだとか。 小宮山製菓が作る生地は、クッキーやビスケットと同じ小麦粉を原料にした煎餅です。小麦粉、砂糖、卵を練った生地でせんべいを焼いた後に、そのせんべいにクリームをサンドしたりしてた商品が数多く販売されています。 この小宮山製菓が作る、ざくっとした歯ざわりの生地はクッキーではなく「欧風せんべい」と呼ばれています。せんべいというとお米で作られたものを想像しますが、小麦粉で作られた関西地方でよく見られるタイプのせんべいに近いです。この独特な食感はクリームにもよく合い、クッキーとも関西風のせんべいとも全く違うお菓子になっています。 ピーナッツの風味が香ばしい「ロールピーナ」 3種類のお菓子が入った「あずみ野ミックス」の中で、一番シンプルなのが「ロールピーナ」です。カリッと軽い食感のあとに、ピーナッツの風味が口の中に広がります。以前食べた関西風のせんべいにもピーナッツが入っていましたが、やはりそれとは全く違います。 サクッと軽く、ピーナッツの粒は一切感じず鼻に抜ける風味にほんのりピーナッツを感じます。「ロールピーナ」が和か洋かと聞かれれば、間違いなく洋です。でもクッキーじゃない。まさに「欧風せんべい」というのがぴったりだと感じられるお菓子です。 食べる前からわくわくしてしまう「信州みそチョコせん」 信州を代表する食材である味噌が生地に練り込まれ、さらにチョコレートがコーティングされた「信州みそチョコせん」。一体どんな味なのかわくわくしてしまうネーミングですよね。味噌とチョコ、食べたことはないけれど間違いなく美味しそう。 袋を開けてみると味噌の香りは感じません。ロールされた味噌せんべいの中に、ホワイトチョコレートがコーティングされています。思っていたよりずっと上品です。かじってみるとまず味噌の味がし、生地の香ばしさは「ロールピーナ」以上にしっかりとしています。そこへホワイトチョコレートの上品な甘みが加わると、甘くてほんのりしょっぱい不思議なおいしさを味わえます。 レトロなパッケージがおしゃれな「アミーパピロ」 昭和っぽい懐かしさを感じる「アミーパピロ」、このすみれ色とまるでレースのようなスズランの模様がそう思わせるのでしょうか。パッケージを開けてみるとこれまでの2種類よりも太く、中に白いクリームが入れられているのが見えます。 食べてみると生地はこれまでよりザクッとして、クリームはあっさりと軽い風味です。クリーム入りなのでもっと重くどっしりとしたものかと思っていましたが、ペロリと食べられました。 3種類とも個性的で、どれもおいしい「あずみ野ミックス」。子どもの頃おばあちゃんちで食べたような懐かしさから買ってしまいましたが、期待していた以上に見た目も味もたのしいお菓子でした。 小宮山製菓 小宮山製菓 信州 あずみ野ミックス 16本 10入 価格:2,808円(2021/1/19 14:10時点)
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カルディのお菓子売り場の片隅にそっと売られていたのがこの栗落雁。パッケージも簡素で、華やかさのない真っ白な落雁。見ているとなんだか心が洗われるような気がしました。落雁なんて久しぶりだな、カルディで落雁って珍しいなぁと思って手にとって、原材料を見ると「えんどう・グラニュー糖・栗」の3つだけ。なんてシンプルなお菓子だろうとたちまち興味がわきました。 個包装になっている落雁を一つ口に入れて見ると、ぽりぽり、カリカリといい音がしました。最近では口どけ柔らかなお菓子が増えているので、落雁のような噛み応えのあるお菓子はなんだか久しぶりで、嬉しくなってしまいます。 落雁とは 落雁とは、粉に水飴や砂糖を混ぜて着色し、型にして乾燥させたお菓子のことです。伝統的なお菓子ですが、普段おやつとして食するというより、お盆にお供えする、お茶受けとして茶道の場で活躍するといった、やや「ハレの日」のお菓子というイメージです。 小布施町は栗の産地 長野県小布施市は国内屈指の栗の産地です。江戸時代には栗で年貢を納め、特に最高級の栗を将軍に献上するほどでした。 また、栗そのものだけではなく、栗きんとんや栗まんじゅう、栗羊羹、モンブランなど数多くの栗菓子の名産がたくさんあります。栗好きなら一度は行ってみたい町ですね。 落雁の味は材料次第 落雁の材料は基本的には「砂糖・水分・粉」だけです。しかしこの3つの材料にも違う種類があり、組み合わせ次第で新しい味が生まれます。 例えば砂糖もグラニュー糖、上白糖・三温糖・和三盆。粉もよく使われるのは米粉、寒梅粉ですが、その他微塵粉やいら粉も使われます。 水もただの水だけではなく、水飴を使って甘さをアップさせる場合もあります。 栗落雁の原料はえんどう? 栗落雁はえんどうを主原料にし、微粒状の栗をまぶして、固く打上げて作られています。栗粉は保存が難しいので、栗の味に近いえんどうと混ぜ合わせることで、栗の風味を出しつつ、食べやすい落雁に仕上げているそうです。 栗の味と比べてえんどうの味は意識しないと感じませんが、栗だけと違って、後味が少し香ばしい感じがします。 長野県の名物である栗落雁がカルディで見つかるのは驚きです。 小布施 栗らくがん16枚入 価格:357円 (2017/11/6 23:29時点) 感想(2件)