近所で催事が行われるたびに買いに行っていた「やみつきしみかりせん」。 好きすぎて催事の期間中に何度も買いに行ったり、多めに買ってお友だちに配ることもありました。 「次は3月に催事やるからね」と店員さんに教えてもらったのが去年の12月。このご時世で催事がなくなり少しがっかりもしましたが、オンラインショップでお取り寄せして楽しんでいます。 そのオンラインショップがリニューアルグランドオープン! いつもは季節ごとに入れ替わりで販売している「やみつきしみかりせん」の7種類の味を、一度にお届けしてくれる夢のようなセットが販売されました。 「やみつきしみかりせん」を製造する煎餅工房さがえ屋 以前、「庄内地方寄り道グルメ旅2」でもご紹介した、山形県寒河江市(さがえし)に本店がある煎餅工房さがえ屋。私が「やみつきしみかりせん」を知ったきっかけもこちらの記事でした。 煎餅工房さがえ屋の前身である有限会社寒河江屋が設立され、通信販売が開始されたのは1987年。関西ではおなじみの「ぼんち揚」を製造するぼんち株式会社より設立され、1990年には直営店舗「煎餅工房さがえ屋」が開店しました。 「おせんべい・おかきで四季を楽しんで頂きたい」という思いから、煎餅工房さがえ屋ではそれぞれの季節にあったおせんべいやおかきを提案しています。 煎餅工房さがえ屋の人気商品「やみつきしみかりせん」を見ても、通年販売されているのは醤油味の「やみつきしみかりせん」のみ。季節によって七味唐辛子味やゆず、和山椒などが期間限定で販売されています。 「やみつきしみかりせん」はどこで買えるの? 煎餅工房さがえ屋は、山形市の北西に隣接する山形県寒河江市に本店があり、エスパル山形店(山形駅)、山形市内にある山形南店、エスパル仙台店(仙台駅)と合わせて4店舗の直営店舗があります。 直営店舗以外にも取り扱い店舗があります。本店のある寒河江市にさらに2店舗、山形市内に3店舗、米沢市など山形県内に13店舗で「煎餅工房さがえ屋」の商品を購入することができます。宮城県では地元の百貨店「藤崎」を中心に8店舗でお取り扱いがあります。 また、山形県や宮城県以外でも「やみつきしみかりせん」のみではありますが、取り扱いのある店舗があります。東京では銀座にある山形県のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」や日本橋高島屋 S.C.、阪急百貨店大井食品館、東京駅や上野駅、秋葉原駅にある地産品ショップ「のもの」など都内13店舗で販売しています。 神奈川県では横浜市のモザイクモール港北 都筑阪急やルミネ横浜やアトレ川崎にある有隣堂など5店舗で、千葉県では柏高島屋で販売しています。 兵庫県では川西阪急、三田阪急、宝塚阪急、西宮阪急の4店舗、福岡店では博多阪急で販売しています。 私は「おいしい山形プラザ」に買いに行ったことがあるのですが、人気商品なので品切のことも多く買えたことがありません。催事は今のところまだ予定されていないので、確実に手に入れたい方はオンラインショップでの購入をおすすめします。 「やみつきしみかりせん」はどんなおせんべい? 「やみつきしみかりせん」は、「濡れせんべいの一歩上をいく煎餅を作りたい」という職人の想いがカタチにしたおせんべいです。ぬれ煎餅の深い味わいと今までにない歯ごたえをあわせ持った新しい食感のおせんべいで、カリッとした食感と甘じょっぱいたれがくせになります。 「やみつきしみかりせん」は1枚のおせんべいを割ったような、ちょっと変わった形。かなり固いので、食べやすいサイズにしているのかと思っていたのですが、焼きたてあつあつの大判煎餅をあえて割り、うまみの強い本醸造特級醤油で作った独自のしみせんだれをたっぷりとしみ込ませているとのこと。 その後、時間をかけて低温でじっくりと乾燥させることで醤油の風味が引き立ち、あのカリッカリのおせんべいに仕上げているのだそうです。 今の季節は海老味から七味唐辛子味に変わったところ。これから冬になると毎年人気のゆず味が登場します。春には和山椒、夏には海苔が販売されます。 「夢のやみつきしみかりせん7種 10袋セット」 「やみつきしみかりせん」にすっかりハマってしまった私に、「煎餅工房さがえ屋」から1通のメールが送られてきたのは8月の終わりのこと。9月1日にさがえ屋ネット店がリニューアル・グランドオープンということでオープン記念企画のお知らせでしたが、その内容が「夢のやみつきしみかりせん7種 10袋セット」を1000セット限定で予約販売するというもの。 醤油、和山椒、海苔、海老は各1袋、七味唐辛子、柚子、胡麻、は各2袋の合計7種 10袋。まさにしみかりせんオールスターズ! いつもは一度に買えないしみかりせんが勢ぞろいした夢のようなセットです。 ネット店だけの限定なので、買い逃さないよう9/1の朝一番に購入。その後、予定通り9/11に発送と連絡が来て翌日「夢のやみつきしみかりせん7種…
菓子
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伊勢神宮参りのお土産といえばやはり赤福が有名です。でも実は伊勢には美味しいお餅のお土産も揃っています。それぞれ特徴の異なる5種類の餅菓子を創業が古い順にご紹介します!お餅を通して伊勢の歴史を感じてみませんか? 【太閤出世餅】創業は室町時代!太閤秀吉ゆかりの餅菓子 「太閤出世餅」を製造する「太閤餅」は、永禄8年(1565年)伊勢神宮のお膝元で参拝客のお休み所として店を構えたそうです。 店名の由来となる太閤秀吉は、天下統一を果たすまでに幾度も伊勢神宮を参拝し、さらには一時途絶えた式年遷宮の復興にも尽力しています。江戸時代後期に書かれた「神都長嶺記」には秀吉が焼餅を「美味也」と称賛したと記されているそうです。 「太閤出世餅」は粒あんと餅の量のバランスがよく、あんの豆の香りとほんのり香ばしい餅の味を両方しっかり味わえます。香ばしさがあとを引き、2~3個は軽く食べられます。 個包装になっていて、8個の袋入りや箱入りなら5日程度日持ちするので、職場などへのお土産にも向いています。 内宮宇治橋前の茶屋では、ほうじ茶・抹茶付のお盆セットをいただくことができます冬場はぜんざい、夏場は氷入り抹茶のセットといった季節メニューもあるので、参拝のあと一服しに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。 「太閤出世餅」 【二軒茶屋餅】毎月25日はくろあんの日「二軒茶屋餅角屋本店」 二軒茶屋餅は、天正3年(1575年)の創業と伝えられているそうです。当時伊勢神宮への参拝は陸路と海路があり、海路から勢田川を上った舟付場には参拝客をもてなす2軒の茶屋があったそうです。そのため辺りは二軒茶屋と呼ばれるようになり、それが餅の名にもなったと言い伝えられているそうです。 そのうちの1軒の「角屋」は、現在「伊勢角屋麦酒」として地ビールの醸造販売も行っています。お餅とビール、不思議な組み合わせに感じますが、どちらも参拝客をもてなすという思いは同じなのかもしれません。 二軒茶屋餅角屋本店 伊勢角屋麦酒 詰合セット 価格:5,896円 (2019/11/19 10:17時点) おはらい町周辺では、おかげ横丁にある「名産 味の館」などいくつかのお店で「二軒茶屋餅」を買うことができます。普段はこしあんですが私が伺った25日は月に1度のくろあんの日。戦前までは黒砂糖であんを作っており、それが復活するのが毎月25日なのだそうです。 「名産 味の館」 柔らかなお餅に香り高いきな粉をまとった「二軒茶屋餅」。25日限定のくろあんは、黒糖の風味がほんのりではなくかなりしっかり感じられます。コクがありコーヒーにもよく合いました。 賞味期限は翌日まで。食べきれない場合は冷凍保存可能です。自然解凍そのままだと少し硬かったため電子レンジ10秒だけ温めたところちょうどよい柔らかさになりました。油で揚げても美味しいそうです。 【へんば餅】馬で伊勢神宮を目指した旅人の憩いの茶屋「へんばや商店」のお餅 伊勢神宮の近くを流れる宮川は、江戸時代までは、橋が架かることなく渡し船などで往来していたそうです。 そんな宮川を渡る前に、馬などでやって来た参拝客が立ち寄る茶屋がありました。参拝客がここから馬を返して参拝したことから、いつしかへんば(返馬)餅と呼ばれるようになったそうです。 ほんのり香ばしいお餅は、米粉を使っているからかしっかりとした弾力があり食べ応えがあります。口溶けのよいしっかり甘めのこしあんとの相性がよく、食べれば旅の疲れが吹き飛ぶようです。 賞味期限はこちらも翌日まで。固くなってしまったらフライパンなどで軽く焼くと柔らかさと香ばしさが戻るそうなので、多めに買って冷凍しておくのもいいですね。 「へんばや商店」 【岩戸餅】明治から続くお土産屋さん「岩戸屋」の銘菓 明治43年(1910年)創業の岩戸屋は、お多福が目印のお土産屋さんです。 「岩戸餅」の他にも「生姜糖」や「お多福饅」などオリジナルの商品がたくさんあるので、伊勢土産を探すにはもってこいです。…
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地方の食べ物でもちょっとお金を出せば、たいていのものは買える東京。 でもそこでしか味わえない、地元で愛され続けるお菓子というのも存在するもの。 この冬は滋賀に行くと決めてから、行きたいお店リストに入れていた大津の三井寺(みいでら)力餅本家。 こちらの名物「三井寺(みいでら)力餅」は消費期限が短く、通販されていないのでお店に行かないと食べることができません。 さてさてどんなお味かな? 三井寺力餅本家「三井寺力餅」とは? 滋賀県大津市にある三井寺力餅本家。 「三井寺力餅」は、三井寺の晩鐘を武蔵坊弁慶が比叡山までひきずった怪力にちなんで造られたそうです。 柔らか団子ときな粉が絶品で、わざわざその味を楽しむために訪れるお客さんがあとを絶たないのだとか。 駐車場とアクセス方法 三井寺力餅本家の目の前を通っているのが京阪京津線です。時折、店の目の前を路面電車が走っています。 路面電車にしては長い4両編成の車両を見た時はびっくり! この車両がそのまま京都市営地下鉄を走るのだとか。路面電車を見ると旅気分が盛りあがるのは私だけではないはず。 また、三井寺力餅本家に専用の駐車場はありませんが、近くに公共駐車場があります。観光ついでに立ち寄るには便利な場所と言えるでしょう。 「三井寺力餅」は大津本店以外にも6ヶ所販売店があります 「三井寺力餅」を買いたい。でも、行程や時間によっては三井寺力餅本家浜大津本店に立ち寄るのはむずかしいということもあるかと思います。 浜大津本店以外の下記の場所でも「三井寺力餅」を購入することができます。 ・名神草津PA上り線、下り線 ・琵琶湖ホテル売店 ・大津プリンスホテル売店 ・三井寺風月堂売店 ・名神大津SA下り線 ・湖の駅 パーキングエリアやサービスエリア、ホテルの売店、湖の駅など、旅の途中でも購入できるので、旅の途中で立ち寄ってみてはいかがでしょうか。 「三井寺力餅」をお土産にしたい!気になる日持ちと賞味期限 旅先でお土産を買うとき、一番気になるのは日持ちではないでしょうか。 三井寺力餅本家「三井寺力餅」の消費期限は2日。ちょっと短く感じますね。 自宅用か、旅から戻ってすぐに渡せる方限定のお土産かな。 浜大津本店で「三井寺力餅」を購入したとき「作りたてが一番おいしいので、少しでも早くお召しあがりくださいね」とお店の方に言われました。 「三井寺力餅」を一番おいしい状態で食べたいなら、三井寺力餅本家でできたてを食べるのがおすすめです。…
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金銀のキラキラ銀紙につつまれたなつかしのお菓子「フィンガーチョコレート」とは 子どもの頃、いつも食べていたのに大人になって食べなくなってしまったお菓子はありませんか?五円チョコとか、カルミンとか、よっちゃんいかとか。駄菓子屋さんで選ぶお菓子はつい同じようなものばかりだけど、今思えばお母さんやおばあちゃんが買ってくるお菓子もいつものお菓子が多かったように思います。「またこれー!」と感想のつもりで言ったら「文句言うなら食べなくていいよ」と怒られ、それでもしっかりと食べていたことを思い出しました。 そんなお菓子の一つが「フィンガーチョコレート」。すっかり忘れていたこのお菓子の存在。最近思い出すきっかけとなった、ある出来事がありました。電車の中で息子がご婦人に席をお譲りした時、お礼と一緒に手渡されたのが小さな小分け袋に入れられた「フィンガーチョコレート」でした。 お母さんやおばあちゃんが買ってくる、いつものお菓子の中にあったあの「フィンガーチョコレート」。金色、銀色のキラキラの紙に包まれた、中にビスケットが入ったチョコレート菓子です。 今でもスーパーで買える、カバヤ「フィンガーチョコレート」 いただいた「フィンガーチョコレート」を食べながら、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。最後に食べたのはいつだったんだろう。調べてみたら、今でも売られていることを知り、早速近所のスーパーマーケットを探しました。 1軒、2軒と回ってもなかなか見つけることができません。あんなに身近なお菓子だったはずなのに、こんなに見つけられないとは。自分で買ったことがないのでどんなパッケージだったかも覚えていないので、チョコレート菓子の棚を一つ一つ確認しながら確かめていきます。 ついに見つけた「フィンガーチョコレート」は、金色の大袋入り。高級感と昭和感のある雰囲気は、やっと見つけたという感動をますます盛り上げてくれます。 袋の裏には、「フィンガーチョコレート」を使ったアレンジスイーツのレシピが書かれています。 特に「デコフィンガーチョコレート」は、とびきりかわいいくとても簡単そう。チョコペンと飾りがあれば、すぐ作れるので、お子さんでも簡単に作る楽しさを味わうことができます。フィンガーチョコレートのレシピ帳 大人も子どももハマるおいしさ「フィンガーチョコレート」 袋を開けると、ふわっとチョコレートの香りがします。金色、銀色、そしてピンク色。この銀紙にわくわく感を感じるのは昭和の子どもならではの気持ちなのかと思っていたら、平成の子どもたちも目をキラキラさせて「フィンガーチョコレート」の包み紙をそーっと開いています。 またこの包み紙というのがいいんです。ピッと引き裂いて開ける袋は密封できるし便利なのですが、ミルキーや箱キャラメル、そしてこの「フィンガーチョコレート」のような包み紙には独特の良さがあります。 「フィンガーチョコレート」を口に入れると、ざくざくとしたビスケットの噛みごたえのある食感が心地よく響きます。食べた瞬間「フィンガーチョコレート」の包み紙で折り鶴を作るのが好きだったことを思い出しました。味覚はすごいですね。 あの日以来、我が家の常備おやつとなった「フィンガーチョコレート」。個包装でサッと食べられる上に腹持ちがいいところがお気に入りです。子どもが遊びに持っていくのにも、習い事に行く前に食べていくのにもちょうどいいお菓子。長く愛されてきたお菓子「フィンガーチョコレート」、これからはもっと大切にしていきたいな。 カバヤ フィンガーチョコレート 109g 価格:236円(2021/1/19 14:24時点) カバヤ フィンガーチョコレート 109g ×6袋 送料無料 価格:2,985円(2021/1/19 14:24時点) カバヤ「フィンガーチョコ」に再会!金銀の包み紙が懐かしい was last modified: January…
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浜松市を中心に展開する「杏林堂」は、オンラインショップも充実 最近はスーパーマーケットだけでなく、ドラッグストアでも食料品や生鮮食品を取り扱うお店も増えています。そしてその中にはオリジナルの食品を販売するところも増えてきています。旅の途中に立ち寄った杏林堂は静岡県浜松市を中心に70店舗以上ある、黄色とエメラルドグリーンの看板が目印のドラッグストアです。 杏林堂は、トリイソースや野菜村、浜松餃子やハイラーメンなどこれまで「旅する食卓」でも取り上げてきた食材も数多く販売されていますが、それに加えて杏林堂でしか販売されていないオリジナル食品もたくさんあります。 「トリイソース」を使った「本当においしい トリイソース国産うるち米せんべい」と「本当においしい トリイソースカレー専用スパイスソース揚げせん」も杏林堂限定販売です。 浜松市で木桶熟成させて作られる、歴史ある「トリイソース」 私が「トリイソース」を知ったのは偶然でした。ふと立ち寄ったスーパーマーケットで、レトロな雰囲気のソースを見つけたのが出会いでした。普段ソースを使わなかった私がソースのおいしさに目覚めるきっかけともなったのが、この「トリイソース」です。 原料の野菜はもちろん、調味料にもこだわった「トリイソース」は、大正13年(1924年)創業の老舗です。 「トリイソース」には、たまねぎ、トマト、にんじん、にんにく、セロリというたっぷりの生野菜をが使われています。 半日かけてじっくり低温で煮込んでピューレにし、酢、砂糖、塩を半日かけてゆっくりと加えたら、香辛料を煮出していくようにまろやかな香りをソースに移していきます。 そして木桶でにソースを入れ、1~2ヶ月かけてじっくりとまろやかな味にしていきます。「トリイソース」は生の野菜を使うのも大きな特徴ですが、季節や気候によって糖度や味のバラツキの影響を受けてしまいます。それを大きな木桶で仕込んで熟成させることで、ロットごとのバラツキを少なくし一定の品質が保たれています。 材料の野菜は生のものをつかうだけあり100%国産。特に地元浜松のいい野菜を可能な限り仕入れるようにしています。酢は2ヶ月かけて自社で生産し、吟醸酒を作る時にのみ出る酒粕を地元の酒蔵から仕入れて使っています。 砂糖は精製前のさとうきびに近い種子島産の粗糖を使うことで、自然な甘味をソースの味に加えています。 他にも「本当においしい トリイソースの柿の種」が販売されている時もあるそうですが、私が行ったときはありませんでした。ぜひ食べてみたいけど、限定販売だと地元じゃないとなかなか難しそうです。 「本当においしい トリイソース国産うるち米せんべい」は、ほんのりソース味 私が杏林堂で買って帰ったのは「本当においしい トリイソース国産うるち米せんべい」。 「トリイソース」らしい、一般的なおせんべいに比べるとかなり黒みがかったソース色をしています。わくわくしながらかじってみると、サクッと軽い食感。思っていたより固さはなく、子どもでもお年寄りでも食べやすい固さです。 色がしっかりとソース色なので、辛味があったり味が濃いのかなと思っていましたが、予想したより濃いソース味ではありません。中は白いので、味のバランスはちょうど良く感じます。トリイソースの甘みと酸味はしっかりと感じられ、1枚食べるとついついもう1枚食べたくなる、そんなおせんべいです。 1枚だけだとあっさりめに感じられた「トリイソース」の味も、2枚目を食べるとそのスパイシーな風味と果物のような複雑な酸味をハッキリと感じることができます。 気がつけばついつい手が伸びて残りも少なくなってきました。普段はおせんべいをあまり食べない息子がとても気に入り「また買ってきて」と言っていたので、女性よりも男性ウケがいいおせんべいです。 杏林堂オンラインショップ トリイソース トリイ ウスターソース200ml 価格:469円 (2020/5/27 09:17時点) 感想(3件) 浜松市杏林堂限定!トリイのウスターソースをつかった本当においしいおせんべい was last modified:…
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もうすぐ「ひなまつり」。 私は小さい頃から「ひなあられ」が好きで、節分が終わる頃に「ひなあられ」が店頭に並び始めるのが待ち遠しかったものです。 私が食べていたのは縦に細長く白やピンク、緑や黄色と淡い色が付けられ、あられのまわりにお砂糖がまぶされているというもの。中には砂糖がけの大豆が入っていたり、ちょっと大きめでまんまるのあられが入っているものもありました。 大人になるまで「ひなあられ」と言えば当然このタイプでした。でも関西出身の夫と知り合って、関西には全く違うタイプの「ひなあられ」が存在していることを知りました。 関東の「ひなあられ」はポン菓子に砂糖をからめた甘いタイプ 私が小さい頃から食べてきた「ひなあられ」は、一種類でした。 ひなまつりというお祝いの日にふさわしく、見た目もきれいです。女の子のおまつりというという特別感、そしてこの季節しか食べられないお菓子、というのがますます胸をときめかせます。 ほわほわ淡い女の子の大好きな色合いに加えて、そして口に入れるとやさしい甘さとシャリシャリという口どけ。 他のお菓子にはない、このはかない食感が私を惹きつけてやみません。 関東の「ひなあられ」は、うるち米を揚げ砂糖をまぶし色を付けて作られています。中には餅を揚げて同様に砂糖をまぶし色を付けたまんまるのあられや、煎った大豆に砂糖をまぶしたものも入っています。 餅で作ったまんまるタイプのものだけが入った「ひなあられ」も関東では一般的です。子どもの頃はこの大きめのものを弟と取り合って、ケンカをしながら食べた記憶がよみがえります。 関西の「ひなあられ」はしょっぱいあられタイプ 関東で生まれ育った私にとって、「ひなあられ」は1種類しかありませんでした。 だからこそ関西の「ひなあられ」を見つけた時の衝撃は忘れられません。言ってしまえば、男雛と女雛くらい全く印象が違うではありませんか。 関東の「ひなあられ」は色彩も淡くふわふわとした印象なのに対して、関西のひなあられは同じ桃色でもビビッドな桃色がパッケージにも使われています。 関東の「ひなあられ」にはお雛様がやさしげなイラストで描かれているのに対して、凛とした雛人形の写真が使われています。 関西の「ひなあられ」は、形は直径1cmほどのまんまる。色は茶色、そしてピンク、黄色、白もあります。 でも関東の淡い色合いとは違い、明らかにエビやアオサを使っていると分かるあられ感の強いものとなっています。 そんな関西風の「ひなあられ」の中には、艶やかに光るものが混じっていることに気が付きます。それはチョコレートに包まれた「ひなあられ」。 今では柿の種やポテトチップッスがチョコレートに包まれたお菓子もよく目にしますからそんなに驚かないでしょうが、初めてこの「ひなあられ」を食べた時はそれはもう驚きました。 チョコレートの甘さとおせんべいの塩気は、止まらなくなるおいしさです。関西ではどこの家庭でも起こるのでしょうが、我が家の子どもたちもチョコレートの数をきっちりと分けて食べていました。 関東と関西では、お雛様にも違いがあります 雛人形にも、関東と関西で好まれる顔には違いがあります。関東では目は大きめで口元にもかすかに笑みを浮かべているようにも見えます。我が家のお雛様も、やさしいお顔をしています。それに対して関西では、切れ長の目にスッと鼻筋が通った気品あふれる、 いわゆる京美人のお顔立ちが好まれるそうです。 関東の「ひなあられ」も、関西の「ひなあられ」も今ではどちらも私の大好きなお菓子です。毎年この季節になると、東京では買えない大阪の「ひなあられ」を送ってもらい、食べ比べるのもひな祭りの恒例行事となっています。 知ってた?関東と関西で雛祭りの「ひなあられ」はこんなに違う was last modified:…
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新潟旅行はあれこれ計画してたけれど、午前中は時折激しい雨が降るあいにくのお天気。予定を変更したおかげでちょっと時間に余裕ができたので、「hickory03travelers(ヒッコリースリートラベラーズ)」で教えてもらった「にいがた人形横町」へ立ち寄ってみました。 古いお店と新しいお店が入り混じる「にいがた人形横町」 「hickory03travelers(ヒッコリースリートラベラーズ)」があるカミフルこと上古町商店街からも近い「人形横町」は、カミフルとはまた違う雰囲気を持っています。 最近は商店街でもシャッターが閉まってたさみしい雰囲気のところも多く、活気のある商店街とそうでないところの差が激しいです。「人形横町」はお天気の良くない平日だったので、静かながらも生き生きとした空気がありました。 1951(昭和26)年10月に創立した「人形横町」は、ギザギザと赤い模様が入った屋根の下に小さなお店が並んでいます。軒先に大きな鮭が吊されていたり、豆が並んでいたかと思えばおしゃれなアメリカン雑貨のお店やカフェがあったりと、昔ながらの懐かしさを感じるお店と新しさを感じるお店が一緒に並んでいます。 自慢のピーナッツと新潟の懐かしいお菓子が並ぶ「笠原豆店」 「hickory03travelers(ヒッコリースリートラベラーズ)」で教えてもらったおすすめのお店、「笠原豆店」へ行ってみます。オレンジ色の看板がよく目立ち、店頭には沢山のピーナッツやお菓子が並べられています。 中へ入ると壁にもお菓子がいっぱい並べられていて、わくわくしてしまいます。そして店内には店主のおばちゃんと、座っておしゃべりを楽しむお客さんのおばあちゃんがいます。 どのお菓子も東京では見かけたことのない、初めて見るお菓子ばかりです。どれも新潟ではおなじみのお菓子のようで、案内してくれた友人に聞いていくつか新潟おなじみだと言うお菓子を選びました。「あら、懐かしいのばっかり選んだわねー」とおばちゃんに褒められた「ゆか里」「網代焼」「笠原のカレー豆」の3つ。私が選んだわけじゃないのになぜか得意げに微笑む私。 「ゆか里」は、「hickory03travelers(ヒッコリースリートラベラーズ)」でも販売されていた「浮き星」の元になっているお菓子です。お湯や水を注いで飲んだり食べたりしてたもので、明治33年創業の「明治屋」さん1軒のみで作られています。 「新野屋」の「網代焼」は、明治36年に考案された誰にでも喜ばれる身近なお菓子です。はじめは小魚を使っていたことから小魚型となり、漁の道具の名前から『網代焼』と命名されました。 今はえび粉を使われ、しょう油だれで仕上げた今でも人気の小型のおせんべいです。 そしてお店の人気商品「笠原のカレー豆」、こちらも「hickory03travelers(ヒッコリースリートラベラーズ)」で「カレー豆は2種類あって、うちにもある弥彦のものは結構置いてるところもあるけど、笠原のものは笠原にしか置いてないよ」と聞いて絶対購入しようと決めてきたものです。新潟の懐かしい味、東京に帰ってからじっくりと旅のことを思い出しながら味わうのが楽しみです。 笠原豆店を出てからふと気づくと、店の軒先に落花生が干されているのが目に入りました。こんな風に干すんだ!と興味津々で見ていると、わざわざ中からおばちゃんが出てきて「こないだ近くの小学生が掘ったのよ」と説明してくれました。子どもたちはピーナッツがどうやってなるか知らないから、と。私も知りませんでした。 店頭に新潟らしい魚がずらりと並ぶ「にいがた石山」 人形横町を歩いて行くと、まるでタイムスリップしたかのようなお店が目に入りました。今の季節だけという鮭が軒先に何本も吊り下げられていて、店頭には古めかしいレジとそろばんが置いてあります。店頭では干物も作られていて、見ているだけで心ときめく風景です。 吊り下げられている鮭をよく見てみるとぬいぐるみも混じっていたり、店頭に飾られているトートバッグには「NINJO&YOKOCHO」と書かれていたり、遊び心も感じます。 高級海産物を取り扱うお店ですが、私が購入したのは「金時豆」。今回どうしても買って帰りたくて友人に何軒も回ってもらったのに、残念ながら買えなかった「しょうゆ赤飯」。「しょうゆ赤飯」には、小豆ではなく金時豆が入っています。金時豆は東京でも買えることは分かっていましたが、やっぱり新潟で買って帰りたかったのです。 このかわいいトートバッグですが、人形横町でお買い物をして5枚引換券を集めるともらえるそうです。 なんの予習もなくふらりと立ち寄った人形横町ですが、こんなにも素晴らしいお店に出会えるとは思いませんでした。ガイドブックもいいけれど、やっぱりそこで生活している人の情報はいきいきしています。こういうことがあるから旅はやめられません。 にいがた人形横町 人の温かみと優しさを感じた「にいがた人形横町」 was last modified: January 4th, 2018 by…
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老舗とハイセンスな店が揃った上古町商店街、カミフル 新潟市の「カミフル」と呼ばれる上古町商店街は、古町通1〜4番町にあります。新潟の総鎮守、白山神社の表参道でもあり、老舗と新しいハイセンスなお店とが並んでいる話題の商店街です。私たちが伺った火曜日は残念ながら定休日のお店が多く、商店街はとても静かでした。年中無休のスーパーに慣れてしまって、定休日の意識がなかったのが悔やまれます。 いつもは地元の人たちで賑わっているカミフルは、静かだけれども熱気を感じられるとても素敵な商店街でした。整然とした街並み、手描き風のマップなど、お店は閉まっていても商店街のあちらこちらに街を大切にしている空気を感じます。 おしゃれな新潟土産が揃う「ヒッコリースリートラベラーズ」 カミフルの中でもひときわ目を引くおしゃれな店構えの「hickory03travelers(ヒッコリースリートラベラーズ)」。ヒッコリースリートラベラーズのオーナーである合同会社アレコレの本業はデザイン会社です。もともと酒屋さんだったという木造二階建ての建物をお店としてオープン。自分たちのオリジナルのTシャツや雑貨や地元の他の会社とのコラボ商品などを販売しています。 地方都市「新潟」だからできることを追求しているヒッコリースリートラベラーズ。 そんなお店で見つけたステキなモノを2つ紹介します。 カミフルの週末限定カフェ「マリールゥ」のパンケーキミックス カミフルにほど近い場所にある週末限定のカフェ「マリールゥ」。 「マリールゥのパンケーキミックス」もヒッコリースリートラベラーズで販売されています。「マリールゥのパンケーキミックス」は卵と牛乳を使わずに豆乳とオリーブオイルだけで美味しいパンケーキを作ることができます。 卵と牛乳のアレルギーのあるお子さんでも食べられるとあって口コミで全国的に広がり、最近ではデパートや食料品店でも見かけるようになりました。添加物や香料も使っていない、粉の風味をしっかりと感じるシンプルなパンケーキ。私も以前から商品名は知っていましたが、新潟の小さなカフェから生まれたというのは驚きでした。 きらきら輝く、色とりどりのお菓子「浮き星」 ヒッコリースリートラベラーズの扉を開けるとパッと目に飛び込んでくるのがこのカラフルな「浮き星」です。 一見金平糖かなと思ってしまいますが、実はもち米(あられ)に砂糖蜜をかけたお菓子なのです。 元々は「ゆか里」という名前で新潟のローカルなお菓子でしたが、数年前にヒッコリースリートラベラーズがデザインを刷新。 「浮き星」という名前で売り出したところ、可愛いと評判になりました。メディアでも多く取り上げられて、縮小していた生産も一気にアップして嬉しい悲鳴を上げているそうです。 手のひらサイズのパッケージにレトロな白鳥のラベルがはられています。これは冬になると新潟に訪れる白鳥がモチーフだとか。 淡くかわいらしい色をした「浮き星」はジンジャー、ミント、いちご、抹茶、コーヒー、柚子、mixプレーン、ミルク、浮き星mixと、味の種類も豊富です。店内に用意されていた試食用の「浮き星」をスプーンですくい、手のひらに乗せてから口の中へ入れてみます。カリッとした食感と甘さの後に、香ばしいあられの味がします。 その他にも新潟県燕市にある「ツバメコーヒー」や雪国緑茶、雪国紅茶など、おしゃれでおいしい新潟の味が揃っています。食べ物だけでなくオリジナルデザインの洋服やグッズもおしゃれなものが揃っています。 旅先で観光地を巡るのももちろん楽しいけれど、地元の商店街をぶらぶらしてみるのも新しい発見があって良いものですね。 「hickory03travelers(ヒッコリースリートラベラーズ)」 浮き星(うきほし)3個入り ヒッコリースリートラベラーズ 価格:2,600円 (2017/11/21 16:30時点) 新潟の上古町商店街、通称「カミフル」で見つけたステキなものたち was last…
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子どものころ好きだったお菓子を覚えていますか? 聞かれてパッと思い付くお菓子もあれば、お菓子売り場でふと見つけて「ああ、これ好きだったな」と思い出したりするお菓子もあります。記憶の奥底で眠ってたお菓子に会うと、思い出が一気によみがえります。私が今回出会った記憶に残るお菓子は、八雲製菓の「ウイスキーボンボン」です。 子どものころ、ちょっと背伸びした大人気分を味わった「ウイスキーボンボン」とは 子どものころ、いつも食べているお菓子とはちょっと違う、大人っぽさを味わえるお菓子がありました。例えば秋になると販売される、ラムレーズンが入ったロッテの「Rummy(ラミー)」。他のラムレーズンとは違って濃厚なラム酒の香りと風味が味わえるチョコレートは、1片しか食べさせてもらえないことも子どもにとっては特別なお菓子でした。 ウイスキーボンボンとは そしてもっと特別なお菓子が「ウイスキーボンボン」です。ボンボンとは、フランス発祥のブランデー・ウイスキー入りシロップなどをチョコレートなどで包み込んだ菓子。日本ではキャンディーに入ったウィスキーボンボンがよく知られています。外側は半透明のきれいな色、そしてカリッとしていて中からウイスキーが出てきてシャリシャリとした独特な食感。いつもあるお菓子ではなく、頂き物だったり親戚の家で食べたりした印象の方が強いです。 「ウイスキーボンボン」を作る八雲製菓は、今は甘納豆やゼリー菓子を中心に製造していますが、「ウイスキーボンボン」が原点になっています。砂糖の中にお酒を閉じ込めるという難しい技術に加え、素材の質、気温や湿度にも気を配るという「ウイスキーボンボン」を作る時の姿勢が、今もお菓子作りにいかされているのだとか。 関東地方で「ウイスキーボンボン」を買えるお店 最近ではすっかり「ウイスキーボンボン」も見かけなくなって、その存在はすっかり記憶の奥へと仕舞い込まれていました。何年ぶりというレベルではなく、何十年ぶりなんじゃないかなというくらい。 久々に「ウイスキーボンボン」を見つけたのは、お菓子問屋の「二木の菓子」でした。「二木の菓子」は関東地方にお住まいの方なら一度はおなじみのCMを見たことがあるのではないでしょうか。菓子問屋の「二木の菓子」には、日本のお菓子や海外のお菓子などが数多く揃っていています。「良い品が安く何でも揃う二木の菓子」がキャッチコピーで、珍しいお菓子も安いので、私がよく行くアメ横にある店舗はいつも人があふれています。 「二木の菓子」で「ウイスキーボンボン」を見つけた瞬間、ぶわっと胸に広がる甘く懐かしい思いが広がりました。 大人になってから味わう「ウイスキーボンボン」 しばらく手に取って眺めてしまうほど懐かしさを覚えます。まるで子どもの頃の手紙でも見つけたような、そんな気持ち。この手描き風のグラスやお酒の瓶が描かれたパッケージ、そそして透けて見える色とりどりの「ウイスキーボンボン」。大人になった今見ても十分ときめきます。 開けてみると、個包装された「ウイスキーボンボン」が出てきます。子どもの頃はキャンディのようにくるくるっと包まれていたように思いますが、今は透明の袋に入れられています。 白、黄色、ピンク、緑。淡い色の「ウイスキーボンボン」を口に入れると、ひんやりとしていてつるんとした舌触り。カリッと噛んでみると中からウイスキーが出てきて、シャリシャリとしたボンボンの食感を楽しめます。ウイスキーの風味が強かったような気がしていましたが、それは子どもだったからかな。大人になったからこそできる「ウイスキーボンボン」の楽しみかたもあります。紅茶やコーヒーに入れてみたり、炭酸水に入れてみると甘みだけでなくほんのりとウイスキーの香りを楽しむことができます。 あまりの懐かしさに友人にもおすそわけしてみたくなりました。なにかと慌ただしいこの時期、少しでも癒やされる時間を過ごせますように。 八雲製菓「ウイスキーボンボン」 ウイスキーボンボン 110g【八雲製菓】 価格:266円(2020/9/4 11:09時点)感想(11件)
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川崎というとどんなイメージですか? 流行りの工場夜景や川崎大師、藤子・F・不二雄ミュージアムもあったり、通勤・通学に便利な街としてだけでなく観光やショッピングも楽しめる街です。 そんな川崎のお土産が、ぱっと思い浮かびますか? 私のお気に入りの川崎土産は、堂本の「大師巻」です。 「大師巻」とは? 作るのは、明治42(1909)年創業の堂本製菓! 神奈川県川崎市に本店と工場のある「堂本」は、明治42(1909)年創業のおせんべい屋さんです。買えるお店は、川崎駅のアトレや川崎アゼリア、川崎大師の仲見世など。川崎区にある工場直売所では毎月第2・第4曜日に全品1割引きとなるセールが行われ、大人気になっています。 平日の午後でも売り切れてしまうことがあるほど人気の「大師巻」。確実に手に入れたいなら、予約がおすすめです。 私は「大師巻」に出会ったのは友人からのちょっとしたおすそ分けでした。かしこまらずに食べてみたら、そのおいしさにびっくり。すぐに売っているお店の場所などを調べました。もちろん友人に「すっごくおいしかったよ!」とメッセージも送りました。友人は川崎に親戚がいるのだそうで「よくもらうんだけど、本当においしいんだよね」と教えてくれました。 人気の「大師巻」の他に、醤油や七味など7種類の味がある「だるま煎餅」、スリランカカレー煎餅やマヨネーズ煎餅など定番から一風変わった風味のものまで揃っています。 「大師巻」はくるりと巻かれた厚めの海苔が特徴です 「大師巻」は見た目も特徴のあるおせんべいです。揚げたおせんべいに、おせんべいよりも大きな厚みのある海苔が1枚1枚手で巻かれています。この海苔は黒い袈裟をまとったお大師様の姿に見立てられているのだとか。 袋の中にきれいに並べられた「大師巻」は、まるで海苔巻きが並べられているかのよう。3本入りも15本入りも丁寧に作られたおせんべいが、とても丁寧に袋に入れられているのでどなたかに差し上げるのにもぴったりです。甘党ではない方への贈り物に毎回悩まされていましたが、「大師巻」はどなたにも好まれるシンプルなおせんべいなので差し上げやすいのも魅力です。 私が買ったのは大袋の15本入り。最初は15本の袋だと多いかなと思ったのですが、食べ始めると「もう1袋買っておけばよかった」と思ってしまうほどあっという間に食べ終わってしまいました。 「大師巻」は醤油と塩の2種類の味があります 「大師巻」には塩味と醤油味の2種類あります。どちらも厚めの海苔の中に包まれているのは、さっくりとした揚げ煎餅です。一般的なおせんべいと比べても、「大師巻」の揚げせんべいはサクッとしながらほろっと柔らかい食感になっています。 塩味の「大師巻」はそれほど塩気は強くありませんが、おせんべいの香ばしさや甘さを引き立てるほどよい塩味になっています。しっかりと厚みのある海苔のパリッとした歯ざわりも心地よく、気づけばついつい手が伸びてしまいます。 醤油味は、塩味に比べるとハッキリとお醤油の味を感じることができます。キリッと辛口の醤油味と揚げ煎餅の甘み、そして海苔の風味、どれもバランスがよくしみじみとそのおいしさを噛みしめてしまいます。 個人的には醤油味の「大師巻」の方が好きだけれど、やっぱりどちらも味わいたいので次回も「塩」と「醤油」両方買っちゃうだろうな。 「堂本」大師巻