進化する食卓

お鍋の季節到来!ポン酢好きがオススメする「板前ポン酢」

そろそろお鍋が恋しい季節が近づいてきました。ポン酢好きの我が家では一年中ポン酢が大活躍していますが、ポン酢と言えばやっぱりお鍋ですよね。熱々の具材を冷たいポン酢に付けて食べるあの幸せ、ちょっぴり冬が待ち遠しくなります。
いつも使っているポン酢はありながら、新しいポン酢も気になってしまうのがポン酢好きというもの。今回初めて買った「板前ポン酢」、一体どんなポン酢なのでしょうか。

「板前ポン酢」は、1795年創業「日本丸天醤油」が作っています

大阪のスーパーマーケットで見つけた「板前ポン酢」。兵庫県たつの市に本社がある「日本丸天醤油」が製造しています。醤油をはじめ、粉末調味料やつゆ、レトルト、たれ、ぽん酢など商品を製造販売しています。

日本丸天醤油の事業発祥の製品でもある、うすくち醤油をはじめ醤油のラインナップだけでもかなりの数があります。こいくち醤油、かつお醤油、だし入り減塩醤油、実入り山椒醤油などネット限定販売などのものを含めると10種類以上のお醤油が販売されています。

揖保乃糸などそうめんでも有名な兵庫県だけあって、「そうめんつゆ」だけでも何種類もあるのはさすがです。関東地方よりもポン酢の消費量も多い関西地方のメーカーだけあって、ポン酢のラインアップも7種類もあります。一体どんな味なのか気になります。ゆずの香りが強いポン酢、だしの風味が強いポン酢などそれぞれ特徴がありますが、「板前ポン酢」は瓶のラベルにも書かれているようにすだちの爽やかな酸味が特徴です。

板前と共につくった、妥協のない味「板前ポン酢」

ポン酢はかなり幅のある調味料です。ポン酢の酸味が苦手という方もいるようで、色々なメーカーから酸味がまろやかなタイプのポン酢もたくさん販売されています。
そして関東地方のスーパーマーケットだと大手メーカーのものが数種類しか置かれていないなんてこともよくあります。関東地方よりも関西地方の方がポン酢はよく売れているそうで、たこ焼きやお好み焼き、餃子やてっちり、てっさなど食文化による違いも関係しているのかもしれません。

「板前ポン酢」はインパクトのある、強いポン酢です。柑橘系の酸味がハッキリくっきり、そうでありながらだしの味も醤油の味もピンと伝わってくる強いポン酢です。私が普段使っている「旭ポン酢」もかなり強さのあるポン酢ですが、「板前ポン酢」も負けていません。

「旭ポン酢」の柑橘果汁はすだち、ゆこう、ゆずが使われていますが、すだちのキンとした酸味が際立っています。瓶の蓋を開けた瞬間から、爽やかな香りがぱっと広がります。すだちの鮮烈な香りとゆずのやさしい香りが合わさって、食欲が刺激されます。

どんな料理にも合わせやすい、鮮烈な風味を楽しめる「板前ポン酢」

私はポン酢が大好きで、なかでもキリッとした酸味の強いポン酢が好みです。この「板前ポン酢」はまさに私好み、店頭で見かけてつい買ってしまいましたが、大当たりでした。

ポン酢のいいところは「ちょっとひと味欲しいな」と思ったときにサッと手軽にかけられるところです。たこ焼きを食べていてもかつおぶしとソースに飽きたら、ねぎを乗せてポン酢をちょこっとかければ口直しにもなります。「板前ポン酢」はしっかりとした酸味とだしの風味がきいているので、熱々のたこ焼きにかけてもポン酢が負けません。

しょうがをきかせたもやしを入れて作る鶏つくね。淡白な鶏ひき肉としょうががアクセントになった鶏つくねに、すだちの華やかさとだしの風味、醤油の味が強い「板前ポン酢」がよく合います。照り焼きソースにすることもあるのですが、「板前ポン酢」の方が好評です。

「板前ポン酢」は大阪のスーパーマーケットで購入しましたが、帰って来てから都内でも高級スーパーやデパートでも売られている事に気づきました。地方で出会ったものに東京で出会うと、まるで自分が目が利くようになったみたいで少しうれしくなってしまいます。

日本丸天醤油「板前ポン酢」

大阪ポン酢 3種類味比べ 旭ポン酢、うらら香、板前手造り 360ml 各1本

価格:2,940円
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ひがのあや
東京都品川在住。小学生の2人の子供を育てながら、ファッション・グルメ・トラベル系のWEBライターとして取材・ライティング・リサーチ業務を行う。長いお休みには国内旅行で美味しいモノを食べ歩き、普段は時間があればアンテナショップやデパ地下を巡っている。