日本のローカルフード

ハガキ応募による抽選販売だった「レインボーラムネ」の今

幻の「レインボーラムネ」はどんなラムネ?

イコマ製菓本舗の「レインボーラムネ」は、テレビや雑誌などで何度も紹介され、そのおいしさと入手の困難さから「幻のラムネ」とも呼ばれています。一度食べるとその美味しさゆえに人におすそわけしたくなる、そしてまた食べたくなる、とどんどんとリピーターを生み出していくのが「レインボーラムネ」の魅力です。

北海道産の「ビートグラニュー糖」、コーンスターチや香料など特別な材料は使っていないのに、他のラムネでは決して味わえない独特の食感が「レインボーラムネ」の魅力。外はカリッとしているのに、中はとろりと柔らかなくちどけは、忘れられない味わいです。

抽選応募だったイコマ製菓本舗の「レインボーラムネ」

イコマ製菓本舗では、インターネットなどによる通信販売はありません。かつては3月と9月の年2回、はがきによる抽選販売が行われていましたが現在は行われていません。

かつてはイコマ製菓本舗店頭での販売も行われていましたが、2021年からはそれも休止されています。

はがきでの応募がどのようなものだったのかというと、応募が開始されるとイコマ製菓本舗のホームページに申し込み方法が記載されます。応募期間にしか詳細は記載されず、なんと応募受付期間は5日間しかありませんでした。3月と9月の応募時期が近づくと、そわそわしながらイコマ製菓本舗のホームページをこまめにチェックしたものです。

「レインボーラムネ」応募はがきに記載した内容

1、氏名
2、郵便番号、住所
3、電話番号(固定電話必須)
4、数量
5、支払い方法(郵便局またはコンビニ振込)
6、受け渡し方法(発送・引取り)

はがきの送付先は株式会社イコマ製菓本舗宛で、当選すると2週間以内にイコマ製菓本舗からはがきが届きました。

当選すると、はがき1枚につき1袋700g入りを最大12袋まで購入することができました。販売価格は1袋500円(税込)。プレゼント用の箱や小分けの袋も有料で用意されています。送料は1件700円でした(2019年11月時点)。

電話番号は固定電話必須。今では携帯電話しか持っていないという方や、登録していない番号からの着信は出ないという方も多いので時代の流れを感じます。

2017年3月の応募はがき総数は105,500通。その倍率は40倍前後になることも多かったのだとか。年に2回しか購入チャンスがないだけでなく抽選販売ともなると、幻のラムネとよばれるのも納得です。

今は「レインボーラムネ」はふるさと納税のみ

はがきでの抽選販売もない。店頭でも買えないなら……もう買えないの?

ご安心ください! 現在「レインボーラムネ」はふるさと納税で入手できます。

1つめの注意点は期間が不定期であり、数量限定&期間限定での受付であることです。相変わらず気軽に手に入るわけではありません。驚くことに最短で8分で品切れしたこともあるのだとか。

それでもふるさと納税の受付さえすれば、あとは待っているだけで「レインボーラムネ」が届くのですから入手しやすくなったと感じる方もいるのではないでしょうか。

2つめの注意点は、お届け日が分からないこと。大人気な上にひとつひとつ丁寧に作られていますので、気長に待つしかありません。返礼品の発送が完了すると出荷通知メールが来ますよ。

受付開始日などは、生駒市ふるさと納税のX(旧Twitter)で、受付開始の情報をチェックしましょう。

ほわんとまんまる、かわいい色づかいの「レインボーラムネ」を、ぜひ

イコマ製菓本舗の「レインボーラムネ」公式サイトはこちら

ABOUT ME
ひがのあや
東京都品川在住。小学生の2人の子供を育てながら、ファッション・グルメ・トラベル系のWEBライターとして取材・ライティング・リサーチ業務を行う。長いお休みには国内旅行で美味しいモノを食べ歩き、普段は時間があればアンテナショップやデパ地下を巡っている。