進化する食卓

笹井屋「本かぶせ茶 なが餅」は四日市の銘茶かぶせ茶を使ったほんのり甘い和菓子

以前三重県四日市のお土産でいただいてから大好物になった笹井屋の「なが餅」。お土産で頂いたり自分でも購入していましたが、これまで本かぶせ茶の「なが餅」が販売されていることに気づいていませんでした。もちろん、迷うことなくレジへ持っていきました。

三重県はお茶処、渋みの少ない本かぶせ茶が有名です

お茶と言えば静岡県が有名ですが、三重県も生産量第3位のお茶の産地です。三重県は日本茶の中でも、特にかぶせ茶の生産量は日本一なのです。四日市市のある三重県の北勢地域ではかぶせ茶の生産が盛んに行われています。

かぶせ茶の特徴は、茶葉の育て方にあります。新芽に覆いをかぶせて日光をさえぎることで、渋みが少なくうま味の強い風味を出すことができます。茶葉の緑色は濃く、爽やかな煎茶の風味と玉露のうま味を持ち合わせています。

お伊勢さん菓子博2017にも出品された「本かぶせ茶 なが餅」

「お伊勢さん菓子博2017」(第27回全国菓子大博覧会・三重)には、全国からおよそ1800点ものお菓子が集まりました。地元三重県からも数多くのお菓子が出品され、笹井屋からは「なが餅」と「本かぶせ茶 なが餅」が出品されました。

「本かぶせ茶 なが餅」は「なが餅」と比べると、まず色が違います。しっかりとしたお茶の緑色をしています。歯切れのいいお餅とさらっとした餡が心地よい食感です。口の中にかぶせ茶の風味が広がり、甘さ控えめの餡との一体感がまた絶妙です。

「本かぶせ茶 なが餅」も季節限定ですが、桜の季節には「さくらなが餅」も販売されています。季節限定の「なが餅」を食べると、必ず定番の「なが餅」も食べたくなるのでどちらも両方買って帰ろうと思います。

笹井屋「本かぶせ茶 なが餅」の公式サイトはこちら

ABOUT ME
ひがのあや
東京都品川在住。小学生の2人の子供を育てながら、ファッション・グルメ・トラベル系のWEBライターとして取材・ライティング・リサーチ業務を行う。長いお休みには国内旅行で美味しいモノを食べ歩き、普段は時間があればアンテナショップやデパ地下を巡っている。