都内で生活していると、大きなショッピングセンターへ行くのはちょっとした遊園地にいくようなわくわく感があります。 人それぞれお気に入りのショッピングセンターがあると思いますが、用事がなくてもなんとなく行かずにはいられない私のお気に入りのショッピングセンターがイオンモール堺北花田店です。 大好きなショッピングセンターに、無印良品が世界初の食の専門売り場をオープンさせたと聞いたら行かないわけにはいきません。3月のオープンから、やっと行くことができました。 「無印良品」イオンモール堺北花田店は車でも電車でもアクセスしやすい イオンモール堺北花田店は大阪メトロ御堂筋線の北花田駅、2号出口すぐの場所にあります。駅直結なので雨の日でも安心ですし、迷う心配もありません。また車の場合でも、立体駐車場も平面駐車場も用意されています。 イオンモール堺北花田店にはリニューアル前も「無印良品」がありました。1階であることは変わりはありませんが、元々は阪急百貨店だった場所に移動しました。 食の専門売り場はもちろん、洋服や文房具、家具や「Cafe&Meal MUJI」がそろった世界最大級の無印良品です。 世界最大級なので、当然ながらとにかく売り場が広い!有楽町の無印良品も広いですが、イオンモール堺北花田店やはりワンフロアということもあり開放感がありゆったりとした雰囲気になっています。 無印良品らしい清廉さにウッディな作りが温かみを感じさせ、性別や年齢を問わなず誰でも受け入れてくれる雰囲気になっています。 イオンモール側から「無印良品」へ入ると、まずは婦人服売り場が目に入ります。その向かいには「Cafe&Meal MUJI」があり、開放感があるので人が吸い込まれるように入っていくのが見えました。もちろん私も吸い込まれました。 「無印良品」イオンモール堺北花田店は精肉、鮮魚、地元野菜もそろう イメージとしては左側が洋服や文房具、家具を取り扱うエリア、右側が食品エリアというのを思い浮かべていただければ分かりやすいのではないでしょうか。 どこにどんなものがあるかが直感的にわかるというのは、買い物する上で意識することはないものの大切なことです。 初めてのお店でも「これはあの辺りかな」とすぐわかるお店もあれば、そうでないお店もありますよね。 探し回りながらあれこれ見るのは楽しいけれど、できたら私はお目当てのものを見つけてからあれこれ見たいのです。 野菜売り場には地元大阪産の野菜が数多く並んでいます。生産者の名前はもちろん、大阪のどの辺りで作られたものなのかも表示されています。 おなじみの野菜からあまり見かけない珍しい野菜まで、野菜売り場だけでもついつい足を止めて眺めてしまう充実ぶりです。 奥へ進んでいくと鮮魚売り場、そしてその奥に精肉売り場があります。 鮮魚売り場は切り身の魚だけでなく、氷がいっぱい入ったショーケースにかつおや穴子などがまるごと並べられています。そのお隣にはホッキ貝やあわびなどの貝類も並んでいます。 精肉売り場も同様で、日本国内の牛肉、豚肉、鶏肉がそろっています。 そして肉売り場には、とんかつやメンチカツ、ピーマンの肉詰めなどデパ地下のようなお総菜売り場が併設されています。 「無印良品」イオンモール堺北花田店は値段も手頃なデパ地下感覚 お惣菜は揚げ物だけでなく、サラダやローストビーフ、焼きそばやお好み焼き、お弁当のラインナップも豊富です。店頭に並んでいる厳選された食材を使っていることもあって、どれも豪華でおいしそうです。 充実しているのは生鮮食品やお惣菜だけではありません。 調味料や食材も、日本各地の厳選された物がそろっているのでコンパクトなスペースなのに一日過ごせてしまいそうです。 ずらっと並んだ、お酢や油、お麩や乾物。派手さがないけどいいものが見事に並んでいるのを見るとわくわくします。 まるでデパ地下のようですが、デパ地下に比べると売り場がコンパクトなので買い物のしやすさを感じます。 お弁当も食材も文房具も衣類も、全部まとめてお会計ができるのは本当に便利です。…
大阪府
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一寸法師ゆかりの地といわれる、安立(あんりゅう)商店街 大阪にある住吉大社は全国の住吉神社の総本社であり、日本を代表する神社の一つです。お正月に家族と住吉大社に初詣に行った帰りに歩いていると、「安立商店街」という名前の雰囲気のある商店街があることに気がつきました。 安立商店街の近くには路面電車の阪堺電車が走っていて、とても趣があります。吸い込まれるようにアーケードがついた商店街へ入ると、小さな一寸法師の垂れ幕がかかっているのに気が付きました。 誰もが知っている昔話の一寸法師。 子どものいないおじいさんとおばあさんが子宝祈願に参ったのがこの住吉大社だったそうです。 安立商店街は「一寸法師ゆかりの町」として、お椀の舟に乗って針の刀を振りかざしている勇ましさの中にもかわいらしさのある一寸法師の「あんりゅーくん」の垂れ幕がかかっていました。 兵庫県・大阪府・奈良県に65店舗ある「関西スーパー」 お正月だからお休みのお店も多いことは分かっていたけれど、立ち寄ってみると「関西スーパー」は営業していました。 「関西スーパー」は、大阪府と兵庫県に65店舗を持つローカルスーパーです。 店内はお正月と言うこととお昼前という時間のためか、落ち着いた雰囲気で店員さんものんびりとした感じ。東京のスーパーマーケットのような雰囲気ではなく、商店街の一つのお店と言った雰囲気なのが妙に心地よく感じます。きっと時期と時間が違えば全く違う雰囲気なんだろうな。店頭に自転車がほとんど停まっていなかったことから、そう推測してしまいました。 「関西スーパー住之江店」は2階建て。1階にはレジと生活用品、野菜やパン売り場があり、2階には肉や魚、調味料やお菓子、牛乳などが販売されています。私の好きな関西ならではの「旭ポンズ」や「板前手造りポン酢」も販売されていました。関西ではおなじみのお菓子「鶯ボール」ももちろんありました。 最近ローカルスーパーに立ち寄ると必ず牛乳売り場も見るようにしています。地域によって見たことがない色々な牛乳、コーヒー牛乳、ヨーグルトを見ることができるので楽しいんです。買って帰れればもっといいのですが、買ってすぐに飲めるコーヒー牛乳を買う程度にとどめています。 限定イベント「ミニドーナツつかみ取り」では大阪の人情もつかみ取り あれこれお買い物を済ませると、この日限定で500円以上のレシートで小学生以下の子どもが「ミニドーナツつかみ取り」のイベントに参加できるとお知らせが貼ってあることに気づきました。 レシートを持って入口のすぐ横にあるサービスカウンターに向かうと、縦型の透明な箱にミニドーナツ入れられているのが見えます。レシートを見せると店員さんが「はい、お兄ちゃんいっぱい取ってってー」と声をかけてくれました。 緊張しながら右手を入れドーナツを取り店員さんの持っていたビニール袋に入れると、「チョコが少ないな」と言って店員さんが箱に手を入れチョコ味のミニドーナツをいくつも追加してくれます。 その勢いに圧倒されながら娘が箱に手を入れてミニドーナツを取った後、「はいこれおまけー」と、またまたミニドーナツを追加してくれています。さらにはお兄ちゃんの袋にも追加。 私たちも店員さんもニコニコで手を振り、先ほど引いたおみくじで大凶が出た息子も、今年はいいお正月だと言いながらお店を出ました。 おやつにあの時のミニドーナツを食べるたび、「あのつかみどりは楽しかった」と言っている子どもたち。このドーナツを食べ終わっても、ミニドーナツを見るたびに思い出せる楽しい思い出ができました。 関西スーパー
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実家から届く荷物はいろいろなものが入っていて、まるで宝箱のようにわくわくします。そんな宝箱に入っていたのが、初めて見る旭ポン酢の「ぶっかけポンズ」です。うどんにもポン酢を使う我が家に、また新しいポン酢が仲間入りしました。 発売から50周年を迎えた「旭ポンズ」 大阪府八尾市の旭食品が作る「旭ポンズ」。ポン酢好きの間でも、食通と言われる方々からの評価も高く、「このポン酢でないと!」というファンの多いポン酢です。一度「旭ポンズを食べてしまうともう他のポン酢は食べられない、という方までいるパンチのある力強さがあります。 北海道産の昆布、大分産の椎茸、宮崎県や熊本県といった九州産のかつお節、徳島県の特定生産者から仕入れるスダチと原材料にもこだわりがあります。全国を回って見つけた厳選素材に加え、素材同士の相性まで考え抜かれ、スダチやユズ、ユコウの果汁の配合は今でも二代目社長高田悦司氏が行っています。 味にうるさい大阪人も納得する「旭ポンズ」は、水炊きや鍋物だけでなく酢の物や肉や魚のたたき、そして餃子のたれなどあらゆる料理に合わせることができます。 新ジャンルのポンズを目指して作られた「旭ぶっかけポンズ」 私はポン酢が大好きなので一年中ポン酢を使いますし、我が家では決して切らすことのない買い置き必須の調味料です。ですが、一般的にポン酢というとお鍋のイメージが強く冬のイメージが強いように思います。ポン酢を夏の間も楽しんで欲しいと開発され誕生したのが「旭ぶっかけポンズ」です。 「旭ポンズ」のラベルには、「うどんすき、湯豆腐、かにちり、てっちり、牛豚水炊、かしわ水炊、焼肉、しゃぶしゃぶ」と冬を連想するメニューが書かれています。対して「旭ぶっかけポンズ」には、「うどん・そうめん、冷やし中華、和風パスタ、冷奴、サラダ、冷しゃぶ」と夏を連想させるメニューが書かれています。 「旭ぶっかけポンズ」のラベルにはうどんが描かれていますので、うどんにかけることが前提にあるポン酢です。うどんとポン酢はよく合うのに、うどん用のポン酢が販売されているのを見たことがありませんでした。 あつあつうどんにも、冷たいうどんにも「旭ぶっかけポンズ」 「旭ポンズ」はキリッとしたとがった酸味が特徴的なポン酢ですが、「旭ぶっかけポンズ」はお子さんも喜ぶ、甘みのあるまろやかなポン酢です。酸味は柔らかくなっていますが、香りはそのままフレッシュなスダチの香りがします。 おすすめはうやはりうどん。讃岐うどんのようなうどんにかけてもおいしいのですが、稲庭うどんのような、細くてつるっとしたうどんの方が「旭ぶっかけポンズ」の風味を強く感じることができます。 讃岐うどんに「旭ぶっかけポンズ」をかけるなら、ゆでたうどんを水で洗わず湯切りしただけのあつあつの麺にかけることをおすすめします。もちもちっとしたうどんから爽やかな香りが漂い食欲がないときでも、つるんとさっぱり食べられます。 いつもの「旭ポンズ」に慣れてしまっていると、料理に使った場合「もっと酸味が欲しい」と物足りなさを感じてしまいます。ただ、酸味がそんなに得意でないけれど香りがとてもいいので、すっぱいのが苦手な娘はとても気に入っていました。餃子やたこ焼き、お好み焼きやしゃぶしゃぶにもこのポン酢を愛用しています。 旭食品「旭ぶっかけポンズ」 旭ポン酢 旭ぶっかけポン酢 味比べ 360ml 価格:1,960円 (2020/7/10 10:39時点)
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おせんべいはお好きですか? 私はスーパーマーケットに行くと煎餅売り場は必ず寄るのですが、意外と自分好みの煎餅を見つけるのって難しいものです。それは旅行先でも同じこと。地方のスーパーマーケットの方が煎餅売り場が充実していることもあって、まとめ買いすることもよくあります。 今回私が見つけたのは「お徳用詰合せせんべい」。関東でよく見る煎餅とは全く違います。私はこのタイプの煎餅も大好きですが、関東ではなかなか手に入りにくいので迷わず買うことにしました。 関東地方の煎餅と関西地方の煎餅は違うもの? 日本全国には色々な種類の煎餅があります。岩手県の「南部煎餅」や埼玉県の「草加煎餅」、兵庫県の「炭酸煎餅」や福岡県の「二◯加煎餅(にわかせんぺい)」など、有名な煎餅を挙げてみても色々な種類があります。 関東では、草加煎餅のようにうるち米を原料とした固めでパリッとしたものが一般的です。スーパーマーケットでもうるち米や米を使った煎餅の種類が多く、薄くて丸い煎餅や四角く膨れているもの形に違いはあれど味はそれほど大きく変わりません。その他には「ぬれ煎餅」や「歌舞伎揚げ」なども定番で人気があります。 一方、大阪でも米を使った煎餅は多くみられます。関東の売り場より「瓦煎餅」のような、小麦粉や卵、砂糖を使った甘いものも多いです。関東で人気の「歌舞伎揚げ」と似た「ぼんち揚げ」は、関西では昔からある人気の煎餅です。また「おにぎりせんべい」は三角の形をした、サクッとした柔らかさもある煎餅も人気です。 「せんべい詰め合わせ」には4種類の甘い煎餅が入っています 袋の中には4種類の煎餅が入っています。シンプルな煎餅が2種類、ナッツが入ったものが2種類、合わせて4種類入った詰め合わせです。どれも米でなく、小麦粉や玉子、砂糖を使った甘みのある煎餅です。 丸い形に宝船が描かれた「玉子煎餅」は、まるでクッキーのようなザクッとした食感のある煎餅です。関西地方ではよく売られている「玉子煎餅」は、小判型だったり四角かったり、玉子煎餅に押されてる焼き印もそれぞれ違います。表面の固さや中の柔らかさなど、それぞれ違いもあるので「玉子煎餅」には奥深さがあります。 もう一つシンプルな煎餅が、「たんさん」と煎餅に文字が書かれた炭酸煎餅です。「カルルス」と呼ばれることもあるこの煎餅は、兵庫県にある有馬温泉や城崎温泉の名物でもあります。淡い焼き色の付いた、パリッ、カリッとした軽い食感の煎餅です。 これらは関東のスーパーマーケットでも買えることも多いですが、詰め合わせは珍しいです。 ナッツが入って食べごたえのある煎餅も2種類入った「せんべい詰合せ」 4種類の煎餅のうち、2種類には豆が入っています。型で焼いていない素朴な形をした「鬼フライ」は、関東では見かけたことがありません。中に入っているのは空豆、しっかりとした豆の食感と空豆独特の風味が感じられます。ザクッと生地の食感とコリッとした空豆の味がよく合い、1枚でもボリュームを感じます。 もう1種類はピーナッツが入ったピーナッツせんべい「ピーやん」です。名前もかわいらしい「ぴーやん」は、花の模様が型押しされています。空豆よりもカリッとした歯ざわりで、食感も軽いです。ざくざく食感の生地とピーナッツの香ばしさは手が止まらなくなります。 醤油味の煎餅もおいしいけれど、関西風の小麦粉で作った玉子煎餅も時々無性に食べたくなります。「煎餅詰合せ」の中で、私の一番のお気に入りは「鬼フライ」です。初めて食べたということもあって、ついつい手が伸びてしまいました。ずっしりの「鬼フライ」のあとは、軽い食感の「カルルス」を食べてのローテションが最高です。 今回は4種類入った「せんべい詰合せ」でしたが、まだまだ関西には色々な玉子煎餅があると思うともっと探したくなります。 大阪萬幸堂「せんべい詰合せ」 大阪萬幸堂 焼き菓子ミックス 無選別250g 価格:323円(2017/11/2 14:07時点) 関西のスーパーで見つけた、関東とは全く違う「せんべい詰合せ」 was last modified: November 2nd, 2017 by…
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大阪といえば、食い倒れ。たこ焼き、551蓬莱の豚まん、いか焼き、串かつ、お好み焼き。 美味しいものがこれでもかと存在する大阪ですが、実はまだまだ関西以外の人が知らない美味しい食べ物があるんです。 今回紹介するのもその一つ。りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」です。 りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」とは りくろーおじさんの焼きたてチーズケーキとは、大阪だけでしか買えない焼きたてほわほわの絶品チーズケーキ。買えるお店は大阪駅、天王寺駅など主要デパートに計10店舗ほどあり、関西の人にはおなじみの人気店です。逆に関西の人にとっては「え?東京にはないの?」と驚かれてしまうかもしれません。 りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」人気の秘密はぷるぷる感 りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」は、新大阪駅の構内にあり、毎日チーズケーキを求めて長い行列ができています。並んでいる間にチーズケーキを焼いている様子を見ることができます。そこでびっくりしたのは焼きあがったばかりのチーズケーキがぷるぷると揺れている光景でした。 チーズケーキがぷるんぷるん震えるなんて、完全に予想外でした。それでいて焼きたてのほわーっと立ち上る湯気を見ていれば、チーズケーキがふわふわなのも言うまでもありません。でも、とにかく美味しそうなんです。 この様子はお店の公式動画の方がわかりやすいので、こちらに掲載します。 りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」は冷やしても温めても美味しい 毎日行列ができるのにはもう一つ理由があります。 りくろーおじさんのお店の「焼きたてチーズケーキ」の価格はなんと672円(税別)!大阪でたくさんお土産を買った後でも、これも買っちゃおうかなと行列に並んでしまうお値段です。 ただし賞味期限は製造から3日以内。購入するタイミングには気をつけましょう。 そしてりくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」は常温でも、冷やしても、温めても美味しく食べられます。 焼きたての温かいまま食べるとふわふわ、しゅわしゅわの絶品チーズケーキ。 冷やして食べると、きゅっとケーキが締まって美味しさもアップします。 常温のチーズケーキは素材の風味が際立ち、噛むたびにとろけそうになる美味しさなのだとか。 今回新大阪から東京に帰って食べたので、冷蔵庫で冷やしてから食べました。でも焼きたての温かいまま食べてみたいなと思っていたら、公式サイトに電子レンジでの温め直し方が載っていました。食べ終わる前に気づいていれば、焼きたての味を楽しめたのに! そんな事を思いながら箱を見ると、しっかり箱にも温め方が書かれていました。早く食べたいという気持ちが先走ってしまっていたことを反省しました。 もちろん冷たくして食べても、ふわっと、じゅわっと柔らかく弾力があり、すぐにまた食べたくなる美味しさです。次回は温めて食べてみたいと思います。 りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」の隠し味は自慢のレーズン! りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」は、チーズも卵も牛乳も厳選され尽くしたものをたっぷりと使用しています。 そしてりくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」の一番のこだわり底に散りばめられたレーズンです。 普通のレーズンはやや固く、噛んでいるうちにぐにゃぐにゃっとした歯ざわりになるのが苦手という人もいます。実は私もそうでした。でも「焼きたてチーズケーキ」に入っているレーズンは自家製シロップを使って、ふっくらしっとりとしていて、全然嫌いではありませんでした。 レーズンのぐにょっとした歯ざわりは全く感じられず、しっとりぷりっとした食感です。レーズンはフルーツなんだと改めて実感できる、焼きたてチーズケーキによく合う優しい甘みと爽やかな酸味になっています。 りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」はネット販売も開始! かつては通販も行っておらず、関西に行かないとりくろーおじさんのチーズケーキを購入することはできませんでした。 現在はネットでの通販も開始され、大阪に行かなくても購入できるようになりました。3月頃まで北海道、青森県、秋田県、沖縄県離島などお届けに2日かかる地域にはお届けできないなど制限がありますので、ご確認の上ご注文ください。 とは言え、りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」は大阪へ行かないと焼きたてが食べられません。自由に大阪へ遊びに行ける日が待ち遠しいです。 りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」、公式サイトはこちら りくろーおじさんオンラインショップ…
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兵庫県をはじめとする大阪府、京都府などの関西地方では誰もが知っているのに、全国的にはほとんど知られていない「ポールウインナー」。見た目はよくある魚肉ソーセージです。初めて見たときは「普通の魚肉ソーセージじゃないの?」と戸惑いましたが、食べてびっくり、お肉の味がするウインナーです。 「ポールウインナー」は関西では給食にもでるくらい人気 他にはない独創的なものを作りたいという思いから「ポールウインナー」は研究・開発されました。セロハンでウインナーソーセージを作ったのは伊藤ハム創業者の伊藤傳三氏が初めてでした。 当時セロハンは飴や薬などを包むのに使われていたので、その裁ちくずを適当な大きさに切りそろえ筒状になるようにのり付けして作られていたのだとか。その当時からパッケージや主な原材料はほとんど変わらず、昔ながらの味を守っています。 いつ食べても「懐かしい!」と思うのにはもう一つ理由があります。1965年から1990年代までは、学校給食でも提供されていました。「小学生の頃いつもおやつに食べていた」「冷蔵庫にはいつも入ってた」なんていう、日常に当たり前に存在しているのが「ポールウインナー」です。 公式サイトで「ポールウインナー」の目撃情報を確認できます 進学や就職で関西地方から関東など他の地方に出てから「ポールウインナーをみんな知らない!?」「ポールウインナーが売ってない!」とがく然とする方も多いのだとか。そのためか「ポールウインナー」の伊藤ハムの公式サイトでは、取扱店舗とは別に「ポールウインナーみーつけた!」というポールウインナーの目撃情報を共有できるページがあります。 これを見れば自宅近くで「ポールウインナー」を売っているお店がどこなのかすぐに分かります。コメントも一緒に投稿されているので、「ポールウインナー」を見つけた喜びと同時に「ポールウインナー」がいかに愛されているかが伝わってきます。とても見やすいのでついつい自分の家の近所を調べてしまいました。これで我が家はいつでも「ポールウインナー」を入手できます。 「ポールウインナー」が全国展開できない理由は? 関西地方では圧倒的な人気の「ポールウインナー」は、これまで何度も販売エリアを拡大しようと試みられてきました。メディアやネットなどで紹介される機会は増えているものの、なかなかうまくいかないのだそうです。 その理由はハッキリとは分かっていませんが、理由の一つは関東ではおなじみの魚肉ソーセージに見た目が似すぎていることでしょう。おなじみの魚肉ソーセージは直径2cmほどの太いタイプのものが多いですが、「ポールウインナー」は1cmほどと細長いタイプです。見た目がちょっと物足りなく感じさせるのかもしれません。 そしてもう一つの理由が値段です。今回私が購入した「ポールウインナー」は10本入りで494円、魚肉ソーセージは5本入りで127円でした。倍ほど値段が違うのは、一般的にはなかなか大きいのではないでしょうか。 いつも身近にある庶民的なものだからこそ、手に取ってみるまでの見た目と値段が重要なのでしょう。見た目では違いが感じられないので、なかなか買うところまでいかないのかもしれません。 でも、「ポールウインナー」は魚肉ソーセージとは全く違います 見た目がそっくりの「ポールウインナー」と魚肉ソーセージですが、実際どう違うのか食べ比べてみました。違いがよく分かるよう、魚肉ソーセージも「ポールウインナー」と同じように細いタイプのニッスイの「おさかなのウインナー」を購入しました。 「ポールウインナー」には豚肉、マトン、牛肉のほかに魚肉のたらも使われています。「おさかなのウインナー」には魚肉としか書かれていませんでしたが、魚肉ソーセージの多くはたらのすり身を使って作られています。 開け方にはどちらも違いはなく、はさみなどを使わずにぺりっと簡単に開けて食べることができます。 色はかなり違いがあります。「ポールウインナー」は肉を使っていることもありますが赤みがあり、着色料や発色剤が使われています。「おさかなのウインナー」は白に近い淡いピンク色で、クチナシやトマトリコピンで着色しています。 そして食べてみると、味は全く違います。「おさかなのウインナー」は、プリンとした歯ざわりで、あっさりとしたシンプルな味わいです。マヨネーズを付けて食べてもいいですね。「ポールウインナー」を口にしてみると、魚肉ソーセージのような弾けるような感じではなく、ハムに近い食感です。そしてどっしりとした肉の重みを感じる味がします。粒こしょうを付けて食べても美味しいワイルドな味わいなので、クセを感じる方もいるかもしれません。 我が家でも「おさかなのウインナー」派と「ポールウインナー」派できれいに分かれ、男性陣にはポールウインナーが人気でした。そのままでももちろん食べられますが、お肉の味がしっかりしているのでナポリタンなどの料理に使っても美味しくなります。 おやつはもちろん、夕食前にお腹が空いて待ちきれない子どもにもおかず代わりに渡せます。おつまみにも使えますし、あと一品欲しいと言うときにもアレンジして料理しやすい「ポールウインナー」。次回は手巻き寿司にも使ってみたいです。 伊藤ハムの「ポールウインナー」公式サイトはこちら 伊藤ハム ロイヤルポールウインナー ソーセージ 10本入 価格:398円(2017/11/2 15:10時点) 関西では大人気「ポールウインナー」が全国展開しない理由を考えてみた…
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TwitterやInstagramで、「とびばこパン」を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。一度目にしたら忘れられない、懐かしさととびきりのかわいさを持っています。もちろんかわいいだけじゃなく味も抜群です。 大阪府堺市「パン ド サンジュ」で作られている「とびばこパン」 誰もが知っているのに今までなかったとびばこの形をしたパン。大阪府堺市にあるパン ド サンジュ店主の門田充さんによって考案されました。門田さんは元デザイナーという異色の経歴を持ったパン職人です。 デザイナーだったことをパンに活かしたい、デザインもパンも身近にあって人々を楽しく豊かな気持ちにしてくれるものを作りたい、そういった信念の元で考案されたのがこの「とびばこパン」なのだとか。 一般的な角食パンの型の角を削り取って特注したとびばこ型に、角食パンと同じ量の生地を入れます。型の容積が少ない分だけ密度が増し、きめ細かいふわふわのカステラのような食感になるのです。 一段ごとにスライスして食べたい、きめ細やかな「とびばこパン」 「とびばこパン」はやっぱり一段ごとにスライスしたいもの。「何段目食べる?」なんて、みんなでわいわいと楽しく食べられるのも魅力です。今回私が購入したのは五段タイプですが、ジャムやチョコレート、あんこの入った三段のミニサイズも販売されています。 天然酵母を使って作られている「とびばこパン」は、そのまま食べてもしっとりと柔らかく優しい甘さを感じます。トーストすると表面はサクッと軽い食感になり、中はしっとりふわっと甘さも増します。 どの段から食べればいいか迷ってしまう場合は、横ではなく縦に切るとみんな同じ大きさで食べられます。でも今度は字の書いた耳の部分を取り合うことになっちゃうかな。 「とびばこパン」のパン ド サンジュの公式サイトはこちら
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最近では料理や素材によって塩を変えるのも珍しいことではありません。専門店やデパートはもちろん、家の近くのスーパーでも色々な塩が揃っています。 ハーブやトリュフが入った塩や、粗塩、ピンク色の塩。見ているだけでも楽しく、つい時間を忘れてしまいます。 でも実際買ってみると、使い方がよく分からず持て余してしまうことも多いもの。日常の食事にも使いやすく、美味しい塩を見つけたい、そう思うのは当然のことです。 今でも料理人に愛用される「水塩」 「水塩」は、昔からある調味料です。海水を煮詰めて不純物を取り除いたもので、かつては「うしお(潮)」と呼ばれていました。 現在では家庭にも醤油が普及したこともあり、一般的では使われることはほとんどなくなりました。しかし、料理人たちの間では自前の「水塩」を使う人も多く、今では世界の料理人からも注目を集めています。 塩ではなく「水塩」を使うことで、素材への浸透力が格段に上がります。下ごしらえに使えば、生臭さを消すこともできます。 下ごしらえから仕上げの調味まで、幅広くつかうことができます。家族に塩分を控えなければいけない場合でも、個別にシュッと調味でできる手軽さも魅力です。 下ごしらえにも仕上げにも使えるスプレー式調味料「昆布の水塩」 手軽に「水塩」を使うならスプレー式が便利です。スプレー式なら、ムラにならず素材に均一に味をつけることができます。 塩をそのまま振るよりも液体の方が浸透力がいいので、しっかりと下味をつけることができます。また、下味だけでなく、肉や魚の臭み取りにも使えます。 料理が完成した後「あれ、ちょっと物足りない?」なんてこと、ありますよね。そんな時、塩を振っても味が均一にならず、塩辛い部分と味が薄い部分と分かれてしまったりすることも。 スプレー式の「水塩」なら、シュッと一吹きすれば、均一に味を整えることができます。 「昆布の水塩」は、「森」「海」「玄」の3種類 「水塩」には塩だけでなく、だしが入ったものやハーブが入ったものがあります。 松前屋の「昆布の水塩」は、塩分量などが異なる「森」「海」「玄」の3種類があります。「森」は、昆布のうま味にローリエやパセリなどのハーブと香辛料が加えられ、塩分濃度15%です。 昆布に加え鰹節・帆立・椎茸のうま味が加えられた塩分濃度約17%の「海」、そこへ藻塩を加えた塩分濃度25%の「玄」と、それぞれ特徴があります。 下ごしらえや臭み消しに使いたい方は「森」を、オールマイティに使いたい方には「海」を、一夜干しやしっかりとした塩味を好む方には「玄」と使い分けることができます。 とは言っても、実際「水塩」はどれくらいの塩加減なのか分からないですよね。塩分濃度も異なる3種類ですが、ワンプッシュの塩分量は0.03〜0.05gです。 塩ひとつまみは大体0.6g程度、「昆布の水塩」だと20プッシュに相当します。 冷や奴に醤油をたらり、これで塩分量は1gです。「昆布の水塩」を10プッシュかけたとしても、0.3gほど。約7割も塩分量をカットできます。 だしの風味がたっぷり濃厚なので、物足りなさを感じることなく塩分をカットすることができます。 減塩 昆布の水塩 (海) 化学調味料無添加 150ml 価格:1,264円 (2020/5/21 09:42時点)…
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炊きたての熱々ご飯で作るおにぎりは、どんなごちそうにも勝るものがあります。でも、おにぎりを美味しく作るのって、結構難しいものです。 おにぎりを美味しく作るポイントは、力加減と塩加減。握る回数は多くても5回まで。5回までで形を整えるようにしましょう。 この「形を整える」程度の力加減が重要です。握る、のではなくご飯の形を整えることを意識して、ふんわり握ってください。 塩加減は普通のお塩だとひとつまみかふたつまみですが、今回は「昆布の水塩」を使います。1〜3プッシュおむすびにスプレーするだけで塩だけでなくだしのうま味もある、おいしい塩むすびが作れます。 〈材料〉 ご飯 食べたいだけ 昆布の水塩 海 海苔 〈作り方〉 1、手をきれいに洗っておく。 2、しっかり水気を拭き取った手に「昆布の水塩 海」を2プッシュスプレーする。 3、食べやすい量のご飯を手に乗せ、力をこめず3〜5回程度で形を整える。 4、仕上げにおむすびの全体に「昆布の水塩 海」をワンプッシュして海苔を巻けば完成。 仕上げのワンプッシュはお好みでかけてください。柔らかいご飯だと「昆布の水塩 海」をかけると水分量が多くなりすぎてしまうので、注意が必要です。 作ってすぐ食べるのではなく、お弁当などで時間が経ってから食べる場合は塩加減を多めにしておくのもポイントです。 「昆布の水塩 海」は浸透力がよく、塩を使うよりも少ない量で塩味を感じることができます。塩分が気になる方でも、美味しく食事を楽しむことができます。 「昆布の水塩 海」の公式サイトはこちら 減塩 昆布の水塩 (海) 化学調味料無添加 150ml 価格:1,264円 (2020/5/21 09:42時点) 感想(5件) -大阪府-「昆布の水塩 海」で作る塩むすび was last modified:…
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「水塩」 聞き慣れない名前ながらも、どこかなじみのある響き。古来、海水を煮詰めて作られた調味料は「水塩」と呼ばれて、隠し味や下味に使うことで素材の邪魔をすることなく、うま味を引き出してくれます。 日本だけではなく世界中で「UMAMI(うま味)」が注目されていることもあり、日本だけではなく世界各国の料理人にも使われています。 減塩なのに、しっかり塩味「昆布の水塩 海」 現在では醤油の普及もあって、「水塩」は一般家庭で使われることは少なくなりましたが、最近では塩ブームもあって、家庭で沸かしたお水に塩を入れて、「水塩」を作る方もいるようです。私が見つけた「昆布の水塩」は、「水塩」に昆布のうまみが加わっているのがよく分かるネーミングです。そんなネーミングと使いやすそうなスプレーボトルに惹かれて購入しました。 私が手に取った「昆布の水塩 海」は、昆布、鰹節、帆立、椎茸のうま味が加えられています。昆布だけだと思っていたのに、なんだか得した気分です。塩分濃度は約17%。1プッシュがおよそ0.034gの食塩相当量になっています。醤油の塩分濃度と同じくらいですが、使用量が少なくて済む分減塩になります。 舐めてみると、しっかりとした塩味とだしのうま味を感じます。スプレー式なので、もう少し塩分が欲しいなと思ったらシュッと塩分を足すことができます。 昆布の味にこだわる「松前屋」 明治45年に松前昆布本舗として創業された「松前屋」だけあって、昆布の味にはこだわっています。「松前屋」という店の名も、「昆布は北海道、北海道は松前」から付けられたと言われています。 「松前屋」では、北海道の道南で取れる最高級真昆布を使用しています。さらに素材の味を最大限引き出すよう、2〜3年一定の温度の元で寝かせ熟成させているのです。 その後、製品になるまでの間に何度も厳しい選別が行われます。100年以上に渡って受け継がれてきた独自の技法・技術を用いて最高級真昆布のうま味を凝縮し製品にしていきます。「昆布の水塩 海」も、昆布のうま味がしっかりと感じられながらも鰹節、帆立、椎茸のうま味も交わり幾重にもうま味を感じることができます。 手軽なのに複雑なうま味が出せる「昆布の水塩 海」をうまく使いこなせれば、料理上手も夢ではありません。 「松前屋」の「昆布の水塩 海」公式サイトはこちら 減塩 昆布の水塩 (海) 化学調味料無添加 150ml 価格:1,264円 (2020/5/21 09:42時点) 感想(5件) -大阪府-昔ながらの調味料にうまみを加えた「昆布の水塩 海」 was last modified: May 21st, 2020 by…