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【検証】家で簡単に!一番おいしいお餅の焼き方はどれ?

空気がひんやりしてくると食べたくなるのが焼きたてアツアツのお餅。お餅はつきたてが一番ですが、炙って表面がカリッとした食感を楽しむのもまた良しですよね。

今回は毎日でも食べたいほどお餅大好きな私が、トースター、フライパン、魚焼きグリル、ガス火 etc…どの焼き方が家庭で一番おいしく焼けるのか検証してみました。

今回検証したのはこの焼き方

今回は、家庭でできるこちらの焼き方でお餅を焼いてみました。

  • トースター
  • フライパン
  • 固形燃料
  • ガス火
  • 魚焼きグリル
  • 電子レンジ

焼き加減の目安として、個人的な好みである「中はもっちり、外はほんのりきつね色」を目指してみました。

果たして一番私好みに焼きあがるのはどの焼き方なのでしょうか。

【お餅の焼き方】オーブントースター

我が家でもお餅を食べるときの定番は、やっぱりトースター。

タイマーをかければ手間いらずでお餅が焼きあがるので、忙しい朝などはトースターが大活躍します。

トースターを使ったお餅の焼き方

  1. 1~2分ほどトースターを予熱したら網の上にアルミホイルを敷いてお餅を少し離して並べます。アルミホイルは食べ物がくっつきにくい素材を使用している製品使用がおすすめです。
  2. トースターで焼いていきます。我が家では「BALMUDA The Toaster 」というトースターを使用していますが、クラシックモードの220度で7分ほど焼きました。※トースターによってはさらに短時間で焼けるものもあるので、時間は焼き加減をみながら調整してみてください。

トースターを使ったお餅の焼きあがり

私はもうすこしこんがりと焼けているのが好みなのですが、トースターの性質上この程度の焼き具合が限界なようです。膨らみ加減はバッチリですね。

しかしながら中はふっくら、もっちり「いつものおいしいお餅」です。

【お餅の焼き方】フライパン

続いてはどのご家庭でも必ずああるフライパン。初めてフライパンを使ってお餅を焼いてみました。

フライパンを使ったお餅の焼き方

1.アルミホイルを敷いて1分ほどフライパン予熱したら、お餅を少し離して並べ中火で5分ほど焼きます。

※今回はIHを使用しているのですが、ガス火の場合は弱めの中火くらいがいいかもしれません。焦げないよう焼き加減をよく見るようにしてください。

2.下面に色がついたらひっくり返し、さらに5分ほど焼きます。

3.逆側にも焦げ目がついたらできあがりです。

フライパンを使ったお餅の焼きあがり

表面に焦げ目はついたのですが、中のふっくらさがイマイチ…。家にフライパンしかない場合以外はあえてこの焼き方はおすすめしません。

【お餅の焼き方】ガス火

ガス火と、餅焼き用の網を使用して焼いてみました。

網は、自宅にあったユニフレーム社の 「fan マルチロースター」という製品を使用しています。餅焼き用の網は100円ショップなどでも販売されているので、そちらを使うのも良いのではないでしょうか。

【ガス火を使ったお餅の焼き方】

1.網の上に少し離してお餅を乗せたら、弱火で4~5分ほど焼きます。

2.裏側が少し色づいたら裏返してさらに4〜5分ほど焼きます。

焦げすぎないようにお餅を置く位置は調整してみましょう。

3.程よく膨らんだらできあがり!

表面は最高の仕上がりですが、中のふっくらさはトースターと比べるといまひとつでした。

【お餅の焼き方】固形燃料

旅館の陶板焼きやアウトドア料理などで使われる固形燃料。家に余ったものが1つあったので、試しに使ってみることにしました。

固形燃料はダイソーで購入することも可能です。

【固形燃料を使用したお餅の焼き方】

1.固形燃料用のポケットコンロに固形燃料をセットしたら、ガス火でも使用した網を乗せます。

2.お餅を乗せて点火します。

3.10分ほどして裏側に色がついたら裏返します。

固形燃料は思いのほか焼くのに時間がかかるようです。

4.さらに10分ほど焼いたら固形燃料が燃え尽きるので、網からおろします。固形燃料はガス火と比較してかなり火力が弱いことがわかりました。

こちらができあがりです。

ご覧の通り外側に焼き色は入っていませんが中は柔らかくなっていました。

「食べられなくはないな…」というのが正直な感想です。アウトドアで手軽にお餅を焼きたいときなどはいいかもしれませんね。

【お餅の焼き方】魚焼きグリル

システムキッチンに付属している魚焼きグリル。

我が家では魚はフライパンで焼くので、ほとんど魚焼きグリルを使ったことがありませんでした。

家にトースターがないという友人から、実は魚焼きグリルはトースターの代用品として使えると聞いたことがあるので、お餅を焼いてみることにしました。

【魚焼きグリルを使用したお餅の焼き方】

1.魚焼きグリルのアルミホイルを敷いて、1〜2分予熱します。

2.アルミホイルの上にお餅を少し離して並べます。

3.4〜5分ほど強火で加熱します。全体が少し全体が膨らんだように見えたら裏返します。

4.さらに3分ほど焼いて「ぷくー」となってきたなと思ったら火を止めます。

焼きすぎるとグリルの上部にお餅が張り付いてしまうので、目を離さず焼き加減をチェックすることが重要です。

こちらが焼きあがりです。

ほんのり焼き色がついて良い感じ!

中もふっくらもちもちで最高の仕上がりでした。

【お餅の焼き方】電子レンジ

「一家に一台」といわれるほどベーシックな家電、電子レンジ。

手軽にお餅が焼けそうなのでトライしてみました。

【電子レンジを使用したお餅の焼き方】

1.お餅を軽く水にひたします。

2.耐熱皿にクッキングシートを敷いて、お餅を乗せます。

クッキングシートを敷くと、張り付き防止になります。

3.ラップをせず電子レンジで30秒(700ワット)加熱します。

4.こちらが焼きあがりです。焦げ目はありませんが全体的に柔らかい仕上がり。

辛味餅やきなこ餅などに合いそうですね。

加熱しすぎるとお餅がぺしゃんこになるので、電子レンジで加熱している間は庫内をチェックして、膨らみ始めたら加熱を止めるくらいがいいかもしれません。

1分加熱してぺしゃんこになってしまったお餅

【まとめ】総合順位

6種類のお餅の焼き方を試してみて、独断と偏見で総合順位をつけてみました!

1位 魚焼きグリル

焼き色、中の柔らかさがともにパーフェクト!家族からも大好評でした。

2位 オーブントースター

安定したおいしさ。タイマーをかければあとは焼きあがるのを待つだけのところもGOOD。

3位 ガス火

中は少し硬かったけれど見た目と、外側の焼き加減が素晴らしい。膨らむ様子を見守るのも楽しい!

4位電子レンジ

焦げ目はつかないが柔らかさはバッチリ。時短なのも良い。

5位フライパン

もっちりと焼くことができないのであえてフライパンを使用するほどでもないが、火とフライパンがあればできるので汎用性が高い。

6位固形燃料

まさに労多くして益少なし!焼くのに20分かかった上に固形燃料のコストもかかるのでおすすめはできません。食感もいまひとつでした。

魚焼きグリルで焼いたお餅は本当においしかったので、魚焼きグリルがご家庭にある方はぜひお試しを!

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旅する食卓編集部
「食べることを通じて、まるで旅に出たような新しい発見や楽しさを届けたい!」と願う編集チームです。国内外のご当地料理や、現地の風景や文化を感じられるグルメ情報、そして旅先の味をおうちで楽しめるレシピなどを親しみやすくご紹介しています。