地方の食べ物でもちょっとお金を出せば、たいていのものは買える東京。
でもそこでしか味わえない、地元で愛され続けるお菓子というのも存在するもの。
この冬は滋賀に行くと決めてから、行きたいお店リストに入れていた大津の三井寺(みいでら)力餅本家。
こちらの名物「三井寺(みいでら)力餅」は消費期限が短く、通販されていないのでお店に行かないと食べることができません。
さてさてどんなお味かな?
三井寺力餅本家「三井寺力餅」とは?
滋賀県大津市にある三井寺力餅本家。
「三井寺力餅」は、三井寺の晩鐘を武蔵坊弁慶が比叡山までひきずった怪力にちなんで造られたそうです。
柔らか団子ときな粉が絶品で、わざわざその味を楽しむために訪れるお客さんがあとを絶たないのだとか。
駐車場とアクセス方法
三井寺力餅本家の目の前を通っているのが京阪京津線です。時折、店の目の前を路面電車が走っています。
路面電車にしては長い4両編成の車両を見た時はびっくり!
この車両がそのまま京都市営地下鉄を走るのだとか。路面電車を見ると旅気分が盛りあがるのは私だけではないはず。
また、三井寺力餅本家に専用の駐車場はありませんが、近くに公共駐車場があります。観光ついでに立ち寄るには便利な場所と言えるでしょう。
「三井寺力餅」は大津本店以外にも6ヶ所販売店があります
「三井寺力餅」を買いたい。でも、行程や時間によっては三井寺力餅本家浜大津本店に立ち寄るのはむずかしいということもあるかと思います。
浜大津本店以外の下記の場所でも「三井寺力餅」を購入することができます。
・名神草津PA上り線、下り線
・琵琶湖ホテル売店
・大津プリンスホテル売店
・三井寺風月堂売店
・名神大津SA下り線
・湖の駅
パーキングエリアやサービスエリア、ホテルの売店、湖の駅など、旅の途中でも購入できるので、旅の途中で立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
「三井寺力餅」をお土産にしたい!気になる日持ちと賞味期限
旅先でお土産を買うとき、一番気になるのは日持ちではないでしょうか。
三井寺力餅本家「三井寺力餅」の消費期限は2日。ちょっと短く感じますね。
自宅用か、旅から戻ってすぐに渡せる方限定のお土産かな。
浜大津本店で「三井寺力餅」を購入したとき「作りたてが一番おいしいので、少しでも早くお召しあがりくださいね」とお店の方に言われました。
「三井寺力餅」を一番おいしい状態で食べたいなら、三井寺力餅本家でできたてを食べるのがおすすめです。
力餅とお茶のセット、力餅と抹茶のセットの他にも、力餅ソフトクリームもありますよ。
もちろんできたてなので、極上のとろける食感を楽しめます。
早く食べたい! 三井寺力餅本家「三井寺力餅」
「三井寺力餅」は贈答用の箱入りのものと、自宅用の簡易包装のものと2種類あります。
私が購入したのは簡易包装の方で、注文してから、一つ一つ丁寧に作って詰めてくれます。
串に刺したお餅にしっかりと蜜を塗り、きれいなうぐいす色のきな粉をたっぷりとまぶしていきます。
容器に入れたらさらにきな粉をふりかけてできあがり。
作っているのを眺めながら待つ、贅沢な時間です。
大豆、青大豆、抹茶が入った、きれいなうぐいす色。
きな粉に甘みはついていませんが、蜜の上品な甘みを感じられます。
そしてとろーんとやわらかいお餅。
その日の夜に食べても十分やわらかく、できたてはどれほどやわらかいのかとますます興味がわいてきました。
あの場で1本食べてくればよかった、と後悔してもあとの祭り。
ちなみに「三井寺力餅」にたっぷりと入ったきな粉は、ホットミルクやヨーグルト、アイスクリームなどにかけて食べるのがおすすめだそうです。
甘みはないので、お好みで追加して最後までたっぷりとお楽しみください。
保存料や添加物が使われていないお餅は、一日経つとかたくなってしまうのが普通です。
できたてだからこその食感が命。
短い期間しか楽しめないおいしさだからこそ、逃さず味わいたいですね。