寒い寒い毎日。
寒い!寒いと言ってるだけじゃつまらない。
どうせなら寒い冬を満喫しよう!と
ワカサギ釣りをしに諏訪湖へ行ってきました。
よく聞くワカサギとは、一体どんな魚?
ワカサギはキュウリウオ科に属する冷水性の硬骨魚で、
昔から公儀御用魚とされていた種類の魚です。
かなり小さな魚で成魚でも15cm程度にしかならず、日本海側では島根、
太平洋側では千葉から北は北海道までと分布はかなり広く生息しています。
ワカサギ釣りは氷上釣りの他にドーム船やボート釣りも
ワカサギ釣りというと氷の上で氷に穴をあけて釣りをするイメージが強いですが
釣り方は様々で、その場所の自然環境によってもかわってきます。
今回は3つの種類を調べてみました。
●氷上穴釣り
ワカサギ釣りと聞くと誰もが思い浮かべるのがこの氷上穴釣りです。
氷の穴あけから自分で行う氷上穴釣りは、ダイレクトに冬のレジャー感を満喫できるワカサギ釣りです。
ただ、大自然の中行うものなので注意点は多く、徹底的な防寒対策から、テント内での一酸化炭素中毒や転倒への対策はしっかり調べておく必要があります。
テントやミニストーブなどの防寒グッズは現地で借りることができるので、
自分の足元や手袋などは「やりすぎ」という位に防寒対策が必須です。
北海道や東北、甲信越で体験することができます。
●ドーム船・屋形船
今回私が体験したのが「ドーム船」です。
ワカサギ釣りの種類の中でも一番快適・安全に楽しめるのがこの「ドーム船・屋形船」の方法です。
船内の温度も暖房が効いているので温かく、釣りのポイントも船が案内してくれますので
家族連れ、初心者の方にオススメです。
また、トイレも船上の別室に併設されていることが多いので女性の方も安心です。
今回私が体験したドーム船では、船の外に簡易トイレが設置されていました。
●ボート釣り
ボート自体を楽しみながらワカサギ釣りができるのが「ボート釣り」。
氷上穴釣りやドーム船・屋形船と比べるとボート釣りは一番自由度が高い釣り方です。
ポイントへも自分で移動し、ロープでボートを固定させるのも自分で行います。
注意点としては防寒着は必ず持っていくこと。
じっとしていると風や湖からの冷気で体力が奪われるので、
最初は温かくて着ていなくてもボートに1、2枚は積んでいきましょう。
ワカサギの釣り方
今回私が使用したエサは「紅サシ」。
1人1袋もあれば十分とのことでしたが、今回は2人で1袋でも余るぐらいでした。
針にエサを付けたら水中に落とし、オモリの重さでポイントの「底」まで着きます。
底に着いた印は糸がたるむこと。
糸がたるんだら張るまで調整し、1cmほど糸の緊張をゆるめます。
この状態になったらあとは「誘い」と呼ばれる動きを行っていきます。
「誘い」とは、手首のスナップを効かせて竿を上下に動かします。
ずっと同じ動作をするのではなく、クイックイッと動かし3~5秒待って
またクイックイッと動かしてください。
早く動かしすぎてもワカサギがエサに追いつかないので、水中のワカサギの動きの早さを想像しながら加減しましょう。
今回私は「誘い」のコツがつかめず、糸をたらしたままでしたがそれでも釣ることができました。
●釣ったワカサギの調理
今回は上諏訪駅でいつも行く「手打ちそば処 とみや」さんで天ぷらにしていただきました。
自分たちで釣ったワカサギをあてに、諏訪の地酒をいただく。
これもまた旅の醍醐味です。
●諏訪湖観光汽船
今回お世話になったところです。
ワカサギの回遊行動に合わせたオリジナルの仕掛けを用意していただけた上に
専用の釣り竿を貸して頂き、さらに釣ったワカサギを入れるザルや餌入れ、
持ち帰り用の袋まで準備頂いたので、手ぶらで行っても安心して楽しむことができました。
もちろん自前の竿の持ち込みもOKです。
私が体験したのはドーム船の2時間体験セット
税込3,900円で 朝9時、11時、13時の時間指定となります。
それぞれ開始時間の20分前には集まる必要があります。
なお、結氷時は全面運休となるそうですので注意が必要です。
2時間体験以外にも、1時間体験や1日体験などコースもたくさんあるので、
それぞれの行程に合わせて選択することができます。
なお、ワカサギ釣りは9月中旬から3月頃までですので
ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。