京都駅の烏丸口を出るとまっすぐ前にそびえ立つ京都タワー。1964年完成の独特な姿は、海のない京都の街を照らす灯台をイメージしているそうです。
京都タワーの土台部分は地下3階、地上9階建てのビルになっており、レストラン、ホテル、お土産屋さんに銭湯まである複合施設です。
そのうちの地下1階~地上2階の商業ゾーンが全面的にリニューアルし、「KYOTO TOWER SANDO(京都タワー サンド)」として、2017年4月にオープンしました。
食事もショッピングもサクッと楽しめる「京都タワー」
「街・駅に続く、3つめの選択肢へ。これまでにない、これからの京都。」が京都タワー サンドのリニューアルコンセプト。
京都の中心地四条周辺と京都駅の間に位置するランドマーク「京都タワー」の認知度を活かし、街と駅、観光客と生活者をつなげる結び目となる商業施設です。
地下1階は「京都を味わう食べ歩きが楽しいフードホール」がテーマとなっており、地元の名店から話題の人気店まで揃った京都の食を堪能できる飲食フロアです。ラーメン、餃子、豚カツなどのガッツリ系からクレープやドーナツなどのスイーツまでバラエティーに富んだショップがあり、店内カウンターを含め約400席のフロア内は自由に飲食可能です。
一人でサクッと食事を済ませるにも便利ですし、グループで来店していろいろなメニューをシェアして食べるのも楽しいです。ランチやおやつはもちろん、深夜23時までの営業しているので仕事帰りの1杯や、2軒目使いにも重宝します。
京都タワー サンドのおすすめ!きな粉スイーツ専門店「吉祥菓寮」
「吉祥菓寮」の歴史は、江戸時代中期に初代北川源左衛門が桂離宮横に菓子茶房を構えたところから始まります。
それから13代のち、1934年に前身となる「桂華堂」が創業し、当時まだ珍しかった「煎り大豆」を節分豆として売り出しました。
時代はさらに下って 2006年。初代から数えて16代目が東山にオープンさせたのが「吉祥菓寮」です。「煎り大豆」のように、シンプルな中にもこだわりが凝縮された味を追い求める、きな粉スイーツの専門店です。
定番のお土産を買いたいけれど、あまりにもベタすぎるのはイヤ!そんなわがままを叶えてくれるのがこちらの「HANNARI(はんなり)」です。見た目は京都土産の定番 生八つ橋そのものですが、ニッキを使っていないため、お子さまやニッキが苦手な方も美味しくいただける優しい味です。
ホワイトショコラや生チョコといったラインナップもありますが、きな粉スイーツ専門店ということなので、きな粉キャラメル味をチョイスしてみました。
濃厚なキャラメルソースにきな粉を混ぜ合わせたクリームが生八つ橋で包まれていて、口の中で絶妙に溶け合います。香ばしいきな粉の香りがキャラメルと相性抜群で、コーヒーにもよく合います。
吉祥菓寮「HANNARI(はんなり) きな粉キャラメル」
価格:648円 |
京都タワー サンドのおすすめ!焼きたてバームクーヘン「京ばあむ」
2007年の発売以来、すっかりお土産の定番として定着した「京ばあむ」。
京都の地下水でつくった豆乳と、口溶けの良い国産100%の小麦粉を合わせたスポンジ生地。そこへ宇治抹茶と煎茶をブレンドした抹茶生地を重ねたバウムクーヘンは、しっとりほわほわの口当たり。子どもも大人も、もらってうれしいお土産です。
京都タワーサンド店では店舗で「京ばあむ」を焼いています。焼きたてを手にいれることができるので、食べ歩きや自宅用におすすめです。
大人のほろ苦スイーツ「京ばあむブラウニー」
「京ばあむブラウニー」は、「京ばあむ」をまるでミニチュアにしたようなかわいい見た目。でも見た目とは裏腹に、濃厚で甘さ控えめの大人の味です。抹茶ブラウニーを抹茶チョコレートでコーティングしており、外はサクッ中はしっとりと食感のコントラストも楽しめます。
宇治茶の老舗「森半」の抹茶を使用し、深みのある味わい。さらに抹茶の他に碾茶(抹茶の原料となる茶葉)を使っているからか、噛むほどに心地よい苦味が口の中に広がります。
4個入りでそれぞれ個包装になっているので、友達に配るにも、一人でゆっくり食べるのにも便利です。
ご紹介した以外にもお菓子や漬物・化粧品・和雑貨など京都らしさがギュッと凝縮されているので、少ない時間でお土産を選びたいときや、電車の時間まで少し間がある時などに使いやすいお土産スポットです。
京都駅と地下で繋がっているので、雨の日にも便利!京都観光の際にはぜひ立ち寄ってみてください。
吉祥菓寮 HANNARI(はんなり)生八つ橋 4色詰め合わせ(抹茶/きな粉キャラメル/桜/生チョコ)20個入 価格:1,296円 |
価格:1,166円 |