見学・体験レポート

京都「梅体験専門店 蝶矢(チョーヤ)」で梅酒や梅シロップを作ってみた

健康ブームにのって人気の梅酒や老若男女問わず楽しめる梅シロップ作り、気軽に体験できるお店が京都にオープンしたので行ってきました。今回ご紹介する「蝶矢」は、ご存知梅酒のチョーヤが手掛ける体験型店舗です

健康志向の人たちにも人気の梅酒

近頃、居酒屋などに行くとたくさんの種類の梅酒があるのに驚くことはありませんか?お酒があまり強くない私は、乾杯のビールのあとは梅酒のソーダ割りを1杯、というのが定番です。たくさんの種類があるとうれしい反面、1杯しか飲めない自分をうらめしく思ってしまうことも。

昔は割烹料理の食前酒か、お母さんの手作りくらいしか飲む機会のなかった梅酒ですが、健康指向もあって梅酒の需要は高まっているそうです。

「蝶矢」で梅酒を作るなら予約が必要です

今回ご紹介する「蝶矢」は、ご存知梅酒のチョーヤが手掛ける体験型店舗です。「チョーヤ」といえば、テレビCMなどでもお馴染みの梅酒メーカー。正式名称は「チョーヤ梅酒株式会社」というだけあって、その商品のほとんどは梅酒関連です。

梅体験は完全予約制のため、ホームページからの予約が必要となります。空きがある場合は当日店舗でも受付できるそうですが、私が予約を取ったときには1週間先までほぼ埋まっている状況でした。

梅、糖、お酒…「蝶矢」の梅体験で選べる材料は100通り以上!

所要時間は40~50分。1回の定員は6人です。

お店ではまず材料の説明があります。梅はおなじみの南高梅や、シャープな酸味が持ち味の古城など5種類から選べます。糖は氷砂糖や金平糖、アガぺシロップなど5種類、お酒はウォッカ、ブランデーなど4種類からそれぞれ選べるため、梅酒とシロップを合わせればその組み合わせは100通り以上!どれも魅力的で迷ってしまいます。


それぞれの梅で作ったシロップと、同じ梅を使って糖を変えたシロップを味見させてくれます。梅酒の試飲はありませんが、蜂蜜はシロップだと酸味が強く感じるけれど梅酒にするとマイルドになるなど丁寧に説明してくれるので、出来上がりを想像しながら選ぶことができます。

「梅体験専門店 蝶矢」では梅酒と梅シロップをお好みで作れます


梅酒には、和歌山県でしか栽培できない希少な品種「パープルクイーン」を選びました。赤みの強い小梅で、さくらんぼやアセロラのような爽やかな香りがします。種の比率が大きい分種からのエキスも溶け出して、梅酒にすると杏仁豆腐のような香りがほのかに感じられるというのも魅力的です。

合わせる糖は見た目がかわいい上、梅の赤を邪魔しない金平糖。釜で熱を加えながら作られるため、梅酒によく使われる氷砂糖より香ばしさが感じられます。
お酒はほんのり甘い香りが梅とよく合うホワイトラムにしました。

一方梅シロップには完熟南高梅をチョイス。果肉が柔らかく、漬け込んだあと取り出して、ヨーグルトに入れたりクリームチーズとともにクラッカーにのせてもおいしいという言葉に心動かされました。合わせるのは、コクがあるのにすっきりとした後味が楽しめるてんさい糖です。

「蝶矢」の梅体験スタート!手作りキットで誰でも簡単

選べるサイズはS、M、Lの3種類。割って飲むならそれぞれ1杯分、3杯分、6杯分が目安です。私はどちらもMサイズで作ることにしました。

サイズと材料を伝えると手作りセットが用意されます。
梅は収穫時期が短いため、旬の時期に急速冷凍したものを使います。冷凍の梅はエキスが出やすく失敗しにくいそうです。糖は1度に入れる分ずつ小分けしてあります。

まずはおしぼりで手を拭き、耳かきのような道具で梅のヘタを取り、梅と糖を交互に容器に詰めます。梅酒はここにお酒を加えるだけなので、実際の作業は5分ほどで終了です。後は家に持ち帰って、 出来上がりを待ちます。

容器のふたは完全密封ではありません。しっかりとした箱に入れてくれるので割れる心配は少ないですが、横にしたりしないよう注意は必要です。
すぐに飲んでみたいという方には、テイクアウトメニューもあります。

「蝶矢」で作ってお持ち帰り 梅シロップは1週間、梅酒は1か月で完成です

持ち帰った後は、1日一回ふたをしたままかき混ぜれば、1週間ほどで糖はすべて溶け、シロップは完成です。

さっそくお湯で割って飲んでみたところ、完熟梅だけあって酸味が穏やかでフルーティー。これまで青梅でシロップを作ったことはありましたが、ホットだと酸味がきついため炭酸水で割ったりかき氷にかけたりしていました。完熟梅なら温かくてもおいしいので、寒い季節にぴったりです。


梅の実も刻んでヨーグルトに入れてみました。酸味がヨーグルトとマッチし、凝縮された梅の香りを感じられる大人の味です。

梅酒は仕上がるまでに1ヶ月ほどかかるので、もうしばらくのお楽しみです。
完成後シロップは要冷蔵ですが、梅酒は常温保存可能です。また、梅酒は漬けた梅を取り出せば長期保存可能で、熟成により変わっていく味を楽しむことができるそうです。

京都「蝶矢」で知る梅酒の世界 梅の季節が待ち遠しい

家庭では、一度にたくさんの梅や糖の味の違いを比較をするのは難しいため、とても有意義な体験をすることができました。大量に漬け込むものと思っていた梅酒作りですが、少量から手軽に作れることがわかったので、家でももっとためしてみたいです。
今から来年の梅の時期が楽しみです。

梅体験専門店「蝶矢」
  • 住所:〒604-8117 京都府京都市中京区六角通堺町東入堀之上町 108
              CASA ALA MODE ROKKAKU 1F
  • 営業時間:10:00AM – 7:00PM
    休日:年末年始
    決済方法 : 現金、カード、QR、電子マネーなど
  • アクセス:烏丸御池駅(地下鉄烏丸線) 徒歩 7 分 / 烏丸駅(阪急京都線)、四条駅(地下鉄烏丸線) 徒歩 8 分 ※駐車場、駐輪場なし
  • 公式サイト:https://choyaume.jp/

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ABOUT ME
阿東いつ子
埼玉県出身。 おいしいものが大好きで、農業系の大学を卒業後、食品の研究開発、商品企画、販売と、食べ物から離れられず現在に至る。 結婚を機に京都市に移り住んだものの、いつまでたっても観光客気分が抜けません。