おいしいもの巡り

東京で食べられる上品系名古屋グルメ おいしい味醂粕漬けが食べられるミッドタウンの「鈴波」へ

時折無性に食べたくなる粕漬け。スーパーマーケットで買ってみても、甘すぎたり思っていた味と違ったり、家族が粕漬けの気分じゃなかったり、など意外とハードルが高い食材です。

そういうときは外でおいしい粕漬けを食べるのが一番。そして、そのついでにお土産を買って帰れるというおまけがあれば、なおよろし。
東京ミッドタウンにある「鈴波」では、一番おいしい状態で粕漬けが食べられる上、お土産も買って帰ることができます。

「鈴波」は名古屋・栄を中心に東京、大阪、千葉にも店舗があります

私が「鈴波」を知ったのは、名古屋に住んでいる知人に連れていってもらったのがきっかけでした。
名古屋グルメというと一番に思い浮かべるのは味噌カツや味噌煮込みうどんなど、赤味噌を使ったもの。その次に小倉トーストやあんかけスパゲティなど、B級グルメのような目先の変わったものといったところでしょうか。

もちろんいわゆる「名古屋グルメ」もおいしいけれど、味噌ではない気分の時もあれば、せっかくの旅行であれこれ食べたいからランチは重すぎないものにしたいということもよくある話。

私が行ったのは新幹線地下街にあるエスカ店でしたが、名古屋エリアだけでも6店舗、中部国際空港(セントレア)店と丹羽郡大口町にある工場直売店も合わせると愛知県内に8店舗あります。

東京にも8店舗、千葉(千葉そごう店)と大阪(高島屋店)にも1店舗ずつあります。

東京で魚介味醂粕漬け「鈴波」をおいしく味わうならミッドタウンへ

名古屋で人気の「鈴波」の味醂粕漬けは東京でも味わうことができます。
日本橋三越本店、銀座三越、伊勢丹新宿店、西武池袋本店、東武百貨店池袋店、大丸東京店とデパートを中心に都内に8店舗あります。

8店舗の中で食事を楽しむことができるのは、東京ミッドタウン六本木店と東京ミッドタウン日比谷店のみ。
ゆったりと食事を楽しめることもあり、一人で訪れた男性から家族連れ、年配の女性のグループなど幅広い世代の方が食事を楽しんでいました。

東京ミッドタウン六本木店と東京ミッドタウン日比谷店では、食事はもちろん魚介味醂粕漬けや守口漬の販売もしています。
おいしい食事を楽しんだ後家族へのお土産も買って帰れますし、お弁当も販売されています。

女性に人気の「鈴波」ランチはメニューが豊富です

今回伺ったのは「鈴波」東京ミッドタウン六本木店。
13時すぎとランチタイムには遅い時間でしたが、数組の行列ができていました。私たちの後ろにもどんどん人が並びます。名古屋だけでなく東京でも人気のお店です。

少しでも並んでいる間にメニューを決めようとしましたが、迷うほど種類が豊富です。
主なメニューは鈴波定食と鈴波御膳なのですが、鈴波定食にはミッドタウン限定の「鮭・いくら親子丼」付きのセットがあったり、鈴波御膳には「湯葉入り玉子蒸し」「さしみ」「若いもとろろ」「まぐろ山かけ」がそれぞれ付いたセットがあります。

メニューが少ないと選ぶのは簡単ですが、食べたいものをあれこれ迷うのも楽しいもの。鈴波のランチメニューは、メインの魚の味醂粕漬けの他に数種類の小鉢が付いています。
いろいろなものを少しずつ食べられるとあって女性に人気なのも納得です。

私が選んだランチメニューは「鈴波御膳」

お食事のメインである魚の味醂粕漬けは日替わりです。私が行った日はさわらでした。
迷いに迷った私が選んだのは、「湯葉入り玉子蒸し」が付いた鈴波御膳。

食事には新潟のコシヒカリ、味醂粕漬けに合うように赤味噌(豆味噌)を配合した赤だし、大和屋の守口漬をはじめとする季節のお漬物、ほどよい甘みの丹波黒豆、ひじきが入った小鉢、そしてグラスに入った梅粕酢が共通しています。

「湯葉入り玉子蒸し」は茶碗蒸しのようなものかと思っていたら、湯葉の入ったあんの中から温泉玉子が出てきます。ほっとする優しい味にわさびがいいアクセントになっています。

お目当てのさわらの味醂粕漬けは、ほわっと柔らかく上品な甘みが口の中に広がっていきます。この焼き魚の口直しに守口漬がよく合うこと! もともと守口漬が大好きというわけでもなかったので余計に驚きました。

「鈴波」では食後のお口直しには「梅粕酢」が用意されています

食後のお口直しに用意されているのが「梅粕酢」です。
この「梅粕酢」は料理が運ばれてきた時に店員さんが説明してくれるだけでなく、テーブルにも説明書きが置いてあります。

大和屋の守口漬や奈良漬で使われている3年熟成酒粕を原材料に、酢酸菌と紀州産の梅果汁の甘みを加えたお酢ドリンクとのこと。熟成期間が長い酒粕を使うことで他の粕酢と比べてうまみ成分が多く深みのある味になっていると書かれています。

ということは酒粕の味が強いのかなと飲んでみると、酒粕独特の風味は感じません。梅のまろやかな酸味、そして甘みのあるのにスッキリ飲める食後にぴったりのドリンクです。

上品系名古屋グルメ「鈴波」味醂粕漬けを東京で味わう

「鈴波」の食事は、味醂粕漬けをはじめどちらかというと甘みのあるものばかり。後から思い出せばそうも思いますが、食べているときは一切感じませんでした。
名古屋マダムにも人気の上品系名古屋グルメは、東京でも行列ができるほど人気となっています。おいしい粕漬けが食べたくなったらミッドタウンの「鈴波」へどうぞ。

魚介味醂粕漬け「鈴波」

鈴波 梅粕酢 200ml

価格:1,404円
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ABOUT ME
ひがのあや
東京都品川在住。小学生の2人の子供を育てながら、ファッション・グルメ・トラベル系のWEBライターとして取材・ライティング・リサーチ業務を行う。長いお休みには国内旅行で美味しいモノを食べ歩き、普段は時間があればアンテナショップやデパ地下を巡っている。