見学・体験レポート

【新潟伊勢丹】で見つけた新潟ならではの食のおみやげ3選

その土地にしかないローカルスーパーを見るのは楽しいけれど、駅の近くのデパ地下や道路を入っていて見かけた大手チェーンスーパーなどでも初めて見る食品を見つけることができます。今回は新潟にある伊勢丹で、おいしいものを探してきました。

ロイアルヒルホルスタインズの「飲むフレッシュヨーグルト」

新潟伊勢丹の乳製品売り場でを見ていると、ふと目に留まったロイアルヒルホルスタインズの「飲むフレッシュヨーグルト」。手のひらに乗るサイズのまっ白なボトルに、おしゃれな牛の絵とロゴが描かれた飲むヨーグルトです。あまりのパッケージのかわいさに思わず買ってしまった、いわゆる「パケ買い」です。

ロイアルヒルホルスタインズは、新潟県新潟市江南区横越地域で乳牛を育て牛乳を搾りチーズやヨーグルトを製造しています。横越地域は比較的市街地に近いところにありながら、雄大な阿賀野川の川風を受け豊かな自然に恵まれた場所です。そこで牛たちは、ストレス無くのびのびと過ごせるよう、きれいで清々しい環境で育てられています。

「飲むフレッシュヨーグルト」は生乳100%。低温殺菌し、じっくりと発酵された飲むヨーグルトです。ふたを開けてみると、ヨーグルト特有の酸っぱい香りはしません。飲んでみると、これまで飲んだことのないタイプの飲むヨーグルトです。酸味は全くと言っていいほど感じられず、まるでキャラメルのように濃厚な深い甘みがします。

小さな150mlサイズだったので、あっという間に飲み終わってしまいました。思った以上のおいしさに、ちょっと呆然としてしまいました。ヤスダヨーグルト以外にもこんなにおいしい飲むヨーグルトがあったなんて知りませんでした。

ロイアルヒルホルスタインズ

新潟の上古町商店街、通称「カミフル」で見つけたステキなものたち 老舗とハイセンスな店が揃った上古町商店街、カミフル 新潟市の「カミフル」と呼ばれる上古町商店街は、古町通1〜4番町にあります。新...

ロイアルヒルホルスタインズ 150ml×9本入

価格:3,100円
(2017/12/15 14:47時点)

新潟の郷土料理を手軽に味わえる「越後のお総菜 のっぺ

パウチに入った「越後のお総菜」シリーズは、見慣れない新潟のお総菜が食べきりサイズになっています。食べきりサイズなのでお値段も手ごろで、お土産にも買いやすいのも魅力の一つです。

私が選んだのは、新潟県の代表的な家庭料理「のっぺ」。とろみのついた煮物のことで、地域や家庭によって具材やとろみのつけ方にも違いがあるようです。確かに家庭料理のいいところは、「今日は○○がないから入れないでおこう」「今日は○○があるからこれも入れちゃおう」など具材に融通がきくところです。

「越後のお総菜」の「のっぺ」には里芋、にんじん、ごぼう、れんこん、こんにゃく、椎茸、銀杏、なめこ、貝柱が入っています。お正月にはいくらや蒲鉾が入っていたり、大根やちくわ、鶏肉などが入っていることもあり、家庭によって味や具材がちょっとずつ違う地域に根付いたお総菜です。

「越後のお総菜」の「のっぺ」はそのままでも食べられますが、私は温めて食べることにしました。小さめにカットされた具材は、素材の味が感じられる薄めの味付けになっています。むちっとした里芋、歯ごたえが心地よいれんこんやごぼうなど、食感の違いも楽しめます。

特に里芋は「のっぺ」には欠かせない具材で、里芋のもつぬめりでとろみがついているのが新潟ののっぺの特徴なのだそうです。
「のっぺ」は私がいつも食べている煮物とは、ちょっと違います。もっとあっさりとしていて、いくらでも食べられてしまいそうです。

越後のお総菜「のっぺ」

「しょうゆ赤飯」って何?新潟県長岡のご当地赤飯を作ってみた 初めて新潟を旅行した時に食べた「しょうゆ赤飯」。今回買って帰りたかったものの一つだったのですが、「しょうゆ赤飯」運がなく、ようやく手に...

スパイシーなカレー味にすっかりやみつき、鳥惣「若鶏半身揚げ」

ボリュームのある若鶏半身の唐揚げ。知る人ぞ知る新潟名物でもありますが、このボリューム、そしてスパイシーなカレー味は他にはない味です。鶏の半身を唐揚げにしているだけあって、もも肉やむね肉など食感や風味の違いを楽しむことができます。

新潟伊勢丹の中に入っている「鳥惣」では焼き鳥などのお総菜と一緒に「若鶏半身揚げ」も販売されています。東京でもクリスマスの時によく見かける鶏もも唐揚げもありますが、「若鶏半身揚げ」は鶏もも肉のから揚げよりも一回り大きめのサイズになっています。

はじめはそのボリュームに驚きますが、「若鶏半身揚げ」は簡単に手で分けることができます。そして骨離れもいいので、お子さんでもぱくぱくと食べられるのも「若鶏半身揚げ」の魅力です。スパイシーさのあるカレー味ですが、お子さんが辛いと感じるほどではありません。

新潟伊勢丹は旅の合間に立ち寄るのにもちょうどいい広さで、東京では見かけない商品も沢山そろっています。どれも買って帰りたいけれど荷物と相談しながらお買い物をするのも旅の楽しみです。今回の新潟旅行には抜かりなく保冷バッグを持っていったので、お買い物を存分に楽しめました。

ABOUT ME
ひがのあや
東京都品川在住。小学生の2人の子供を育てながら、ファッション・グルメ・トラベル系のWEBライターとして取材・ライティング・リサーチ業務を行う。長いお休みには国内旅行で美味しいモノを食べ歩き、普段は時間があればアンテナショップやデパ地下を巡っている。