見学・体験レポート

週末は日本酒の試飲会も!新潟館「ネスパス」は名産品の宝庫

東京には全国各地のアンテナショップがあります。現地では当たり前でも初めて見るもの、旅先で食べて美味しかったものが東京でも買える素敵な場所です。おしゃれなショップが建ち並ぶ表参道には、新潟県のアンテナショップがあります。数年前に旅行してとっても素晴らしい場所だった新潟県。もう一度行きたいと思いながらなかなか叶わずにいたので、都内で新潟を満喫してきました。

表参道ヒルズの裏手に表参道・新潟館「ネスパス」はあります

有楽町や日本橋にはアンテナショップが集中していますが、新潟県のアンテナショップは表参道にあります。表参道ヒルズを目印にすると分かりやすく、迷うことはありません。東京メトロの表参道駅A2出口が最寄りで、徒歩数分で到着します。JR原宿駅からでも15分程度で行くことができます。

表参道ヒルズの裏手に位置する表参道・新潟館「ネスパス」は、のぼりも数多く並んでいます。入口の横にはテントもあり、この日は新潟名物の笹だんごを販売していました。日曜日だったこともあって続々とお客さんが入り、レジには行列ができ活気がありました。

表参道・新潟館「ネスパス」1Fでは新潟の物産品が販売されています

店内は沢山のお客さんであふれています。新潟といえばお米、小さなパックに入ったお米や新米の予約販売も始まっています。日本酒も数多く並び、私が行った日も試飲が行われていました。

ほぼ毎週末、表参道・新潟館「ネスパス」に日本酒の蔵元さんが来て試飲会が開かれているのだとか。表参道・新潟館「ネスパス」のホームページには、どこの蔵元さんが来るのか書かれています。興味のある蔵元さんが来る日に訪れてみるのもいいですね。

新潟県限定で販売されている「サラダホープ」は、東京ではここでしか買えません。おせんべい好きの私としては迷わず手が伸びます。サラダホープはサクッと軽いあられで、塩味、海老しお味、チーズ味、わさび味が販売されています。柿の種とセットになったものや、食べきりサイズが入ったパックも販売されていています。

その他にも冷蔵コーナーではレトロなパックに入った「ミルクヨーカン」や何種類あるヤスダヨーグルト、甘酒、コーヒー牛乳、海産物などが所狭しと並んでいます。新潟から産地直送で届く野菜や、そば、お麩、油揚げ、調味料など豊富な品揃えでじっくり見るには時間がいくらあっても足りません。新潟は食の宝庫だというのがよく分かります。

表参道・新潟館「ネスパス」B1Fは「新潟食楽園」、新潟の味を堪能できます

お昼時だったので、表参道・新潟館「ネスパス」B1Fにあるお食事処「新潟食楽園」で食事をすることにしました。メニューを見てみるとへぎそばやタレカツ丼など、新潟らしいメニューが並んでいます。休日の表参道なのでランチもなかなかのお値段なのだろうと思っていましたが、表参道価格から考えれば安いとさえ思ってしまうお値段です。

ランチタイムでも地酒を楽しむこともでき、メニューを見ながら楽しそうにじっくりと選んでるご夫婦も見かけました。店内は外の喧噪がうそのような、和風の落ち着いた雰囲気です。一人で食事もしやすく、家族連れでも入りやすいアットホームさがあります。

たれかつやお刺身など、新潟の味覚がたっぷりの「新潟御膳」は、残念ながら完売。迷った末に「へぎそば」と、今月のおすすめメニュー「佐渡産島黒豚のしゃぶしゃぶ〜柚子胡椒和え〜」を選びました。

「へぎそば」のほんのり緑がかったお蕎麦の色は、布海苔(ふのり)という海藻が練り込まれているからです。四角い板に入っているのも「へぎそば」の特徴です。つるっとした食感とほどよいコシ、へぎそばならではの香りを楽しむことができます。

「佐渡産島黒豚のしゃぶしゃぶ〜柚子胡椒和え〜」は、柔らかく味の強い佐渡産島黒豚が使われています。野菜もたっぷりであっさりしていながら豚の旨みを堪能できます。新潟産コシヒカリはお代わり自由です。

表参道・新潟館「ネスパス」には、新潟のおいしいものが沢山揃っています。新潟のおいしいものを表参道で満喫したら、ますます新潟に行きたくなってしまいました。

表参道・新潟館「ネスパス」

ABOUT ME
ひがのあや
東京都品川在住。小学生の2人の子供を育てながら、ファッション・グルメ・トラベル系のWEBライターとして取材・ライティング・リサーチ業務を行う。長いお休みには国内旅行で美味しいモノを食べ歩き、普段は時間があればアンテナショップやデパ地下を巡っている。