私の大好きなローカルスーパーの一つに、オーケーストアがあります。東京都を始め、神奈川県、千葉県、埼玉県を中心に100店舗以上あり、今後もさらに出店予定です。ローカルスーパーではありますが、顧客満足度調査のスーパーマーケット部門で、7年連続1位を獲得しており、関東では非常に高い人気を誇っています。 オーケーストアは今までは東京都大田区仲六郷にあった本社を、2016年9月に神奈川県横浜市西区みなとみらいに移転しました。 新本社ビル「オーケーみなとみらいビル」には「オーケーディスカウント・センターみなとみらい店」と各種専門店が入っているほか、オーケー初となる直営の焼肉店とカフェ・ダイニングフードコートも入りました。オーケー好きとしては、実は一度は行ってみたいオーケーストアの聖地のようなお店です。 再開発が進むエリアに誕生「オーケーストア みなとみらい店」 「オーケーストア みなとみらい店」は、みなとみらい線「新高島駅」臨港パーク口より 徒歩約7分、JR「横浜駅」東口より 徒歩約15分の場所にあります。これからどんどん新しい街になっていくんだろうなと感じさせるエリアです。 車で向かいましたが、まっ白な新しいビルに見慣れたオンレジ色のオーケーストアの看板が見えるのですぐに分かります。開店は8:30~と、他のオーケーストアと変わらず早めの時間からオープンしています。閉店時間は21:30です。4階から8階が駐車場になっていて、555台分用意されています。 1階にはピーシーデポと西松屋、2階はオーケーストア、3階はキャンドゥやQBハウス、歯科やクリーニング店などとオーケーストア初のフードコートが入っています。オーケー食堂「旬」「Cafe&Bar」、焼肉「和」。どのお店もオーケーストアらしく、リーズナブルなお値段でおいしい食事をすることができます。 オーケーストア初のフードコートが併設 ショッピングモールはどこも窮屈に椅子やテーブルが並べれられているところが多いですが、オーケーストアみなとみらい店はゆったりと座席が並べられています。焼肉店「和」はフードコートの一角にありますが、セルフサービスではなく別店舗になっています。 2階が吹き抜けになっているので、フードコートからガラス越しにオーケーストアが見えます。混雑具合も分かりますし、開放的で明るい雰囲気です。 食事のできる「オーケー食堂 旬」とドリンクや軽食、アルコールを楽しめる「Cafe&Bar」があります。どちらも全体的にお値段は安く、家の近くにあったら毎日通いたいと思ってしまいます。 フードコートは持ち込みOKなので、オーケーストアで買ったお弁当や飲み物をこちらで食べることもできます。ただし、アルコールは持ち込みできません。 品数豊富でEveryday Low Priceな「オーケーストア」 2階へ降りて「オーケーストア みなとみらい店」へ入ると真っ先に目に入るのがお花のコーナーです。贈り物にできるような美しい鉢植えや切り花、家庭菜園用の苗など広くはありませんが幅広く揃えられています。 店内は明るく広々としていて、品揃えも豊富です。 オーケーストアのいいところは、特に宣伝しているわけではありませんが全国各地のおいしいものが手に入ることです。 そしてオーケーの経営方針である「高品質・Everyday Low Price」、オーケーストアに行けばいいものが安く手に入れることができます。 特に「特別提供品」といいポップが付いている商品は、普段は取り扱いのない商品を特別に買い付けたもので売り切れ終了のものです。 地方の珍しいものや、よく見る商品の珍しい味など、普段とは少し違ったものが手に入るのでついつい探してしまいます。 私の個人的なオーケーストアのおすすめは、牛乳です。おなじみの牛乳ももちろん取り扱っていますが、いつものスーパーマーケットでは見かけない牛乳が何種類もあります。今日はどの牛乳にしようかな、と選ぶのが楽しいです。ヨーグルトも同じように、初めて見るものが並んでいるのでわくわくします。 カルディや成城石井などでよく見かける「オブセ牛乳ゴーフレット」や「オブセ牛乳焼きドーナツ」などもオーケー価格で販売されていますし、ホタルイカや直営の焼肉店でも提供されているA4ランクの黒毛和牛なども販売されています。 オーケーストアのもう一つのお気に入り商品が、かどやのごまです。ごま油でおなじみのかどやのごまを初めて見つけた時は、店頭で表から裏からひっくり返して何度も確認してしまいました。ごまは結構使うので、たっぷり入ってとてもお買い得です。 近所のオーケーストアは広くないので、久しぶりに広いオーケーストアに行ったらテンションが上がってついつい買いすぎてしまいました。買いすぎても安い、満足感いっぱいになれるローカルスーパーです。 「オーケーストア」…
ごま
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しっかりと下調べしてから行くお散歩も楽しいけれど、ふらりと見つけたお店に立ち寄ってお買い物をするのも楽しいもの。 今回は浅草散歩の途中で立ち寄った胡麻の油問屋磯村政次郎商店で見つけた「まさじろうさんの胡麻油」をご紹介します。 昭和10年から浅草寿町で油屋を営む磯村政次郎商店 浅草は歴史あるものから新しいものまでが当たり前のように並んでいる、とてもおもしろい町です。東京でも3本の指に入る観光地なので、休日だけでなく平日でも常に観光客が多く、毎日にぎわっています。 にぎやかな浅草寺付近も楽しいですが、少し離れてお散歩してみると静かで落ち着いたお店が多いことに気づきます。 有名なパン屋さん「ペリカン」に行った時に見つけた磯村政次郎商店も、実は一度通り過ぎてしまいました。通り過ぎてから「あら、今胡麻油って書いてあった?」と気になって戻り、お店へ入りました。 磯村政次郎商店は、その外観からも分かるように胡麻油を中心に取り扱う油問屋です。創業は昭和10(1935)年の老舗で、創業者はもちろん磯村政次郎氏です。 店内には「旅する食卓」でもご紹介した、130年以上続く老舗の胡麻メーカー九鬼産業株式会社の胡麻油も取り扱っています。 胡麻油が中心ですが、いりごま、すりごま、ねりごまなどの胡麻製品も取り扱っています。 磯村政次郎商店こだわりの「まさじろうさんの胡麻油」 磯村政次郎商店へ入る前から真っ先に目に入るのが、ずらっと積み上げられた胡麻油の一斗缶。そして正面には美しい黄金色をした瓶がきれいに並べられています。 この黄金色の胡麻油が磯村政次郎商店の看板商品、「まさじろうさんの胡麻油」です。 これは、創業者の政次郎氏が天ぷらには本当に品質の良い胡麻油をと強い信念で天羅店をまわり、職人の方々に何度もだめ出しを受けながらも決して諦めずにメーカーと一緒に改良を重ねて生み出された胡麻油です。 厳選に厳選を重ねた良質の胡麻のみを使い、低温でゆっくりと時間をかけて焙煎。そしてやさしく圧をかけて搾り、和紙でじっくり丁寧に濾して仕上げられています。 これまでは業務用の一斗缶のみを販売していましたが、家庭用サイズ275gの小瓶も販売されるようになりました。たっぷりと使いたいという方には910g入り缶も用意されています。 香りを楽しみたい「まさじろうさんの胡麻油」 磯村政次郎商店へ入ると、すぐにお店の方が出迎えてくれ商品の説明をしてくれます。「まさじろうさんの胡麻油」も、ぜひ香りをお試しくださいとふたを開けて香りを確認させてくれました。 香った瞬間、思わず「わ!すごい!」と声が出てしまうほどこれが本当にいい香り。天ぷらを揚げるための胡麻油ですから当然なのですが、いい天ぷら屋さんに行った時のあの高級感ある胡麻油の香りがします。 「まさじろうさんの胡麻油」には、手のひらサイズの使い方メモも一付けてもらえました。 塩を振ったサラダにも、納豆や冷ややっこ、お刺身や焼肉、卵かけご飯やポテトサラダなど色々な料理と合わせて楽しむことができるとのこと。どれもおいしそうです。 いつも我が家で作るささみときゅうりのあえものを「まさじろうさんの胡麻油」を使って作ってみましたが、やはり香りが良く胡麻油の風味も強すぎません。主張しすぎないのにしっかりと存在感のある胡麻油です。 「まさじろうさんの胡麻油」をバニラアイスにトッピング メモの中でも興味を惹かれるのは「勇気を出してレッツトライ!バニラアイス」です。胡麻の風味のアイスクリームは最近では珍しくありませんが、私は自分で選んで食べたことはありませんでした。好んで食べないけど、嫌いなわけではありません。 とは言っても、アイスクリームに胡麻油というのはさすがに抵抗がないと言ったらうそになります。 器にバニラアイスクリームを盛り、胡麻油をティースプーンで1杯弱かけます。ドキドキしながら口へ運ぶと、まったく油っぽさは感じません。あまりに自然な風味なので、逆に違和感を感じてしまうほど。胡麻油が入っているとは思えない、油の重さを全く感じないサラッとした胡麻の風味がします。 体が求める油ってこういうものなのかしら、などと考えているうちにあっという間にアイスクリームを完食していました。浅草土産としても人気の磯村政次郎商店の「まさじろうさんの胡麻油」。火を通さずこのまま風味を味わって欲しい胡麻油です。 磯村政次郎商店「まさじろうさんの胡麻油」 バニラアイスで食べる?胡麻の油問屋磯村政次郎商店「まさじろうさんの胡麻油」 was last…
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よくみるとそれぞれ違うごま油の色 ごま油と聞くと何色のものが思い浮かびますか? 飴色〜濃い茶色というのが一般的な胡麻油の色でしょうか。我が家にあるごま油も茶色でした。でも実はもっと透明の白いごま油や、茶色を通り越して黒いごま油もあるのです。 それぞれはどんな使い方の違いがあるのでしょうか? 白いごま油は2種類ともシンプルな味わい まず白いごま油には「純正胡麻油」と「太白胡麻油」の2種類があります。 天ぷら屋さんの揚げ油として使われることも多い「純正胡麻油」は、ごまを軽く焙煎してから油を圧搾しています。ごまの香りはしますが、素材の邪魔をしない軽くて上品な香りです。 白いごま油のもう1種類「太白胡麻油」は、サラダ油のような色でごまの香りはしません。これは「太白胡麻油」には焙煎していないごまが使われているからで、サラダやパスタ、シフォンケーキなどのお菓子作りにも使うことができるのだとか。 黒いごま油は中華や韓国料理にぴったり まるでタレや醤油のような黒い胡麻油もあります。定番のかどやのごま油(写真左)もよくみると結構黒いです。黒い胡麻油はしっかりとごまを焙煎したものや、メーカーによっては黒ごまを使ったごま油もあります。黒い胡麻油は力強いごまの香りが特徴で、中華料理や韓国料理に合うようです。 かどや 黒ごま油 150g 【 かどや製油 かどや ごま油 胡麻油 ゴマ油 黒ごま油 黒ゴマ油 黒ゴマ 小豆島工場 限定 ラベル 】 価格:540円(2019/11/1 18:24時点)感想(0件) 飴色のごま油はどんな料理にも合う万能タイプ そして私が今回購入したのが「九鬼ヤマシチ純正胡麻油」。綺麗な飴色の「純正胡麻油」です。我が家はよくナムルを作るので、火を通さずに食べても油っぽさのない胡麻油を探していました。九鬼の数あるごま油の中でも、屋号である「ヤマシチ」が付くのはこの「純正胡麻油」だけです。 九鬼…
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韓国料理のブームによって、韓国料理が家庭でも作られるようになりました。我が家でもほうれん草やもやしのナムルやサムギョプサルは定番です。手軽に作れるのに美味しい、その上野菜がたっぷり食べられるので家族にも人気のメニューです。美味しいごま油があればもっと美味しくなるでのはと思っていたところに出会ったのが、油茂製油「玉絞め一番搾りごま油」です。 油茂製油のある千葉県香取市、水郷のまち佐原 千葉県香取市の佐原と言えば水郷のまちとして知られています。6月のあやめの季節にはあやめ祭が開かれ、2015年(平成27年)までは特急電車「あやめ」も走っていました。川沿いに歴史的な建造物が残る町並みは、とても趣深く千葉の小江戸とも呼ばれています。 2011年に起こった東日本大震災で大きな被害を受け、川岸が崩れ河口は液状化し、建物の瓦は崩れ落ち街並みは大きな被害を受けました。日本全国からの募金や、世界的な支援を受け、建物の修復は2013年の時点でほぼ完了しています。 まるでタイムトリップしたような街並み、そしてゆらゆらと揺れる川の水面にとても癒やされます。人もそこまで多くないので、ゆったりと楽しめるのも佐原の魅力です。 上品なごまの香り、油茂製油の「玉絞め一番搾りごま油」 これまで使っていた胡麻油は、どこでも売っているスーパーマーケットで買えるものを使っていました。油茂製油の「玉絞め一番搾りごま油」、どう違うのか楽しみです。 「玉絞め一番搾りごま油」の蓋を開けてみると、ふわーっとごまの香りがします。雑味のないごまの香りと言えばいいのかな。一般的なごま油はしっかりとした香りもありますが、荒々しくワイルドな感じ。この「玉絞め一番搾りごま油」は、そーっと丁寧にごまを丁寧に扱っているのが感じられる上品な香りがします。 ごまってこんなに繊細な味をしていたんだな、と感じられる「玉絞め一番搾りごま油」。シンプルにごま油の味を感じられる料理に使いたいですね。 「玉絞め一番搾りごま油」油茂製油の公式サイトはこちら 玉絞め一番搾りごま油 180g 価格:868円 (2020/5/22 10:59時点) 感想(1件)