見学・体験レポート

定員はたった6名!極上のフランス料理が食べられる山小屋 長野県八島湿原「鷲が峰ひゅって」

いつも時間に追われ
人をかきわけ通勤していて
気づいたらはりつめて
歯をくいしばってる自分。

そんな自分を一切どこかに置いて
自分だけの時間を過ごすことができる場所。

誰にも内緒にしておきたい。
でも、みんなに自慢して知ってほしい場所。

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山登りをはじめて出会った本「山小屋ごはん」

その中で、フランス料理が食べられる山小屋があると知り早速訪れました。
それが今回ご紹介する「鷲が峰ひゅって」です。

丘の上に建つ、小さな山小屋「鷲が峰ひゅって」

八ヶ岳中信高原国定公園 霧ヶ峰高原の北西部に位置する八島ヶ原湿原に隣接した標高1656mの丘の上に建っている定員6名の小さな、静かな山小屋。

昭和34年からある薪ストーブやランプ、
眺めのよいお風呂などを大切にした宿泊施設です。

「ひゅって」という名前ですが、北アルプスなどにある山小屋とは少し異なり、
お風呂にも入れるし部屋は個室、消灯時間はあるものの個室なので夜もゆっくり自分たちのペースで過ごせます。
さらに朝と夜は、食堂の大きなテーブルで手作りの美味しいごはんを頂けます。

3つある「鷲が峰ひゅって」へのアクセス方法

「鷲が峰ひゅって」へのアクセス方法は3つあります。

まず1つめは公共交通機関を使う方法。
1、上諏訪駅または下諏訪駅からタクシー
各駅からそれぞれ30分程。
事前に鷲が峰ひゅってにタクシーをお願いしておけば定額となるので安心です。

2、上諏訪駅からのバス
※冬は運休しますのでご注意ください
中央線上諏訪駅から霧ヶ峰方面行きで47分。八島湿原下車、徒歩5分

2つめは自家用車で行く方法。
東京、名古屋方面から中央道で約3時間。
中央道諏訪I.Cまたは長野道岡谷I.Cから30分(冬は中央道諏訪I.C)。
冬はスタッドレスタイヤかチェーンが必須です。

3つめはトレッキングで行く方法。
車山肩から蝶々深山を経由したり、
美ヶ原から茶臼山を経由したりとたくさんのルートがあります。
詳細は鷲が峰ひゅってのHPに記載されています。

鷲が峰ひゅってへの道

雰囲気もアメニティも素敵な「鷲が峰ひゅって」のお部屋

八島湿原の見える部屋、
霧ヶ峰の山々を望む部屋など
部屋が異なると雰囲気も変わるので
何度泊まりにいってもとても楽しいです。

またアメニティもオリジナルタオルも素敵です。

また1階の居間の本棚には山に関する本がたくさんあります。
時間を気にせず本の世界にひたる幸せ。

お風呂は共有なので自分が入っている時には部屋の番号の札をかけておきます。

お楽しみの本格フレンチ!「鷲が峰ひゅって」のごはん

「鷲が峰ひゅって」に泊まってのお楽しみは夜ごはんと朝ごはん。

フレンチで修業されたご主人が作られるフレンチのコース料理。

食堂でみんなで一つのテーブルを囲みます。
テーブル中央にあるオブジェは、一人旅の人が下を向いて食べなくていいようにと
ご主人が置かれたもの。

予約の際に前回の宿泊日を記入するからか、今まで同じお料理だったことがありません。

これはある日のメニュー

ビールやワインもご主人が厳選された美味しいものばかり。

朝ごはんは手作りの焼き立てパンに丁寧に淹れられた紅茶。

また、お昼ごはんにはさらりとして香り高いインドカリーを頂くことができます。
本当に美味しくて何度でも食べたくなります。
前日の正午までに予約が必要になりますのでご注意を。

 

春は遠くの山々の移ろいを
夏は高原の爽やかな風を
秋は草紅葉や紅葉の香りを
冬は霧氷の美しさを

四季折々の楽しみと
非日常的な時間と空間を過ごしに
ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。

鷲が峰ひゅって

ABOUT ME
くろかわ まさよ
京都生まれ、京都育ち、京都在住 旅とカメラと旅ごはんが大好きで会社員として働きながら カメラと共に美味しいものを求めて旅に出る日々。 旅先で購入した食材で、お料理を作りながらいつまでも旅の余韻にひたっています。