スーパーマーケット

静岡県【スーパー田子重】旅先で見つけた静岡だけのうまいもの

電車で旅行するときは難しいですが、車で旅行するときは必ずスーパーマーケットに立ち寄るようにしています。
最近では大手スーパーチェーンの傘下になっているところも増えましたが、まだまだ地元にしかないローカルスーパーチェーンも残っています。
今回私が立ち寄ったのは静岡市や焼津市、藤枝市に店舗をもつ「スーパー田子重」。初めてのスーパーなのでわくわくします。

気兼ねなく行ける近所のスーパーであり続ける「スーパー田子重」

静岡にはわりとよく行っているつもりでしたが、「スーパー田子重」の存在を知ったのは初めてです。微笑む女の子のロゴもかわいらしく、見つけてしまったからには行かないわけにはいきません。

「スーパー田子重」は静岡県中部を中心に店舗展開を行っているので、広い静岡県の中でなかなか見つけられないのも納得です。
狭いエリアの中で店舗展開しているということは、この地域にしかない珍しいものや初めて見るものがありそうで期待してしまいます。

「スーパー田子重」の店内は、暗いわけではないけれど都内で行くスーパーの明るさとは違う独特の空気感があります。空気がやさしいというか、商店街のようなほわっとした空気感。
小さい頃、近所に母と買い物に行ったスーパーもこんな雰囲気のお店だったような記憶があります。そんな懐かしさを感じるのも魅力の一つです。

「スーパー田子重」店舗情報

「スーパー田子重」の店内には「静岡のうまいもの」がいっぱい

「スーパー田子重」にはおなじみの大手メーカーの調味料もありますが、初めて見る調味料や食材がいっぱいです。店内には「静岡のうまいもの」のポップがあり、珍しいものを紹介してくれます。このポップを探しながら店内を歩くだけで、新しい出会いあります。

最初に見つけたうまいものは、静岡おでんには欠かせない「おでんの粉」。「だし粉」や「削り粉」とも呼ばれるその粉をおでんに付けて食べるのが静岡おでんならではの食べ方です。イワシの削り節に加え、サバやアジの削り節、そしてアオサが細かい粉末状になったもので、おでんだけでなく富士宮焼きそばにも使います。
まさに静岡県ならではの人気のスパイスです。

そしてどことなく懐かしさを覚えるマルちゃんの「ハイラーメン」。今では静岡県のお土産としても有名ですが、以前は全国で販売されていたのだとか。発売から50年以上たった今では、マルちゃんの創業者・森和夫氏の地元静岡県だけで販売されています。
今は発売55周年を記念した復刻版パッケージで販売されているので、お土産にもいいですね。

静岡の初めて見る食材にわくわくできる「スーパー田子重」

「スーパー田子重」に置いてある商品をじっくり初め回ると、見る食材が多いことに気が付きました。こんなに珍しいものが置いてあるなんて興奮を抑えられないくらい。

店内の目立つ位置にあったのが「延命酢」というオレンヂビネガーです。静岡県は日本有数のみかんの生産地です。新幹線からの車窓でも、みかん畑とお茶畑が増えると静岡県に入ったんだなと実感するくらい圧倒的なものがあります。

「延命酢」は手造りのみかん果実酢にハチミツなどを加えて飲みやすくした、合成甘味料や保存料を使っていないお酢です。そのまま料理に使るのはもちろん、果物を漬け込んだり、にんにくやたまねぎを漬け込んだり、便利に使えるお酢です。

愛知県では家庭で料理に使うするためのチューブに入った味噌が売られていますが、静岡でもチューブ入りの味噌が販売されていました。
初めて見つけた「万能みそうまいら」は、パッケージには浜名湖の絵が描かれています。それは、「万能みそうまいら」に浜名湖産の新鮮なコノシロが使われているためです。みそかつだけでなく、サラダやお刺身にかけてもおいしいのだとか。

近くだと思っていた静岡県。初めて見る食材はあるとは思ってましたが、知らない調味料がまだまだこんなにもあったなんて。これだからローカルスーパー巡りは止められません。

見て楽しんで、買って楽しめる。また次回も新しいものとの出会いが楽しみです。

ABOUT ME
ひがのあや
東京都品川在住。小学生の2人の子供を育てながら、ファッション・グルメ・トラベル系のWEBライターとして取材・ライティング・リサーチ業務を行う。長いお休みには国内旅行で美味しいモノを食べ歩き、普段は時間があればアンテナショップやデパ地下を巡っている。