毎日お野菜食べてますか? 15歳以上だと1日に350g必要だと言われています。おいしく野菜を食べるためにも欠かせないのがマヨネーズです。東京都調布市にあるマヨネーズを楽しく体感しながら学べる、キユーピーの「マヨテラス」へ行ってきました。
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「マヨテラス」は完全予約制のキユーピーの見学施設です
1925年にマヨネーズを日本で初めて製造・販売したキユーピー。「マヨテラス」はキユーピーマヨネーズの歴史、美味しさの秘密など楽しみながら学ぶことができます。見学するには事前予約が必要で、土日祝日は休館日になっています。
大人気の「マヨテラス」はなかなか予約が取りづらくなっています。見学希望月の2か月前の1日、9:30から受付が開始されます。何か月も手帳に付箋を貼って、1日の9:30に「マヨテラス」のサイトにアクセスするのを予約が取れました。見学を希望するなら、2か月前の1日の9:30に「マヨテラス」のサイト、もしくは電話で予約を取りましょう。
「マヨテラス」は京王線「仙川駅」から徒歩7分の場所にあります。駐車場は利用できないので、公共交通機関を利用しましょう。駅を出ると跨線橋からキユーピーの建物が見えますので、迷うことはありません。
「マヨテラス」は4つのエリアに分かれています
建物に入ると、まず目に入るのが実際のマヨネーズ(450g)の約50万倍の大きさの木製のマヨネーズ型の「マヨネーズドーム」です。受付前にはトマトやブロッコリーなどのかわいい野菜の形をした椅子が置かれています。
まずツアーは「キユーピーギャラリー」から始まります。マヨネーズの誕生から、日本で開発されたキユーピーマヨネーズについて、キユーピーの歴史について説明を受けます。子どもでも楽しく説明が聞けるよう参加型になっているので、子どもたちもしっかりと説明を聞いていました。
そして大きなマヨネーズ型の「マヨネーズドーム」に進みます。この中ではキユーピーマヨネーズの美味しさの秘密や工夫について教えてもらえます。マヨネーズは酸素にふれると酸化してしまい、おいしくなくなってしまいます。そのため薄く見えるマヨネーズの容器も、実はポリエチレンとプラスチックが何層にも重ねてあるのです。一人一人手に取って容器を見ることができ、大人も子どもも目を丸くして触っていました。
実際に工場にいるような体験ができる「マヨテラス」
お次は「ファクトリーウォーク」でマヨネーズが工場でどのように作られているかを見ることができます。現在「マヨテラス」がある場所は、以前は工場でしたが今は研究施設になっています。1分間に卵を600個も割ることができる機械の映像を見ながら、実際に使われていた機械の部品を使って、卵を割り黄身と白身を分ける様子を説明してもらえます。子どもだけでなく大人も驚きの連続です。
その後、実際に工場で使われている機械を使った楽しい体験ができます。指示通りにマヨネーズの原材料と量、賞味期限を確認し、機械でピッとQRコードを読み取らせます。1分以内と制限時間があるので、盛り上がります。2〜3人のグループに分かれ、全員体験できます。
「キユーピーキッチン」でオリジナルソース作りを体験!
最後はキユーピーマヨネーズと、キユーピーのドレッシングやジャムを使ったオリジナルソース作りを体験できます。「せっかくなので家ではできないことを体験していただきたい」の言葉に、子どもはもちろん大人でもテンションが上がります。確かに家ではこんなことできないし、させられません。
オリジナルレシピをメモできる用紙も用意されているので、お気に入りのオリジナルレシピを家でももう一度作ることができます。ドレッシング以外にも醤油やケチャップ、ピーナッツやフライドオニオン、しそやコリアンダーまで用意されています。
テーブルには試食のサラダと一緒に130gのマヨネーズが置かれています。オリジナルソース作りに使った後は持ち帰ることができます。我が家は3人で行ったので、1本を3人で使い2本はそのまま持ち帰りました。自分が作ったオリジナルソースが一番おいしいと言い合いながら試食していると、あっという間に終了時間です。
「マヨテラス」はお土産付き、「キユーピーショップ」も併設されています
「マヨテラス」の見学は、最後にお土産をもらって終了です。大人用の袋には「キユーピーキッチン」にも置いてあった「レモンドレッシング」が1本入っていました。まさに今日買って帰ろうと思っていたのでうれしい! さらにマヨネーズを使ったレシピブックが入っています。話題のマヨネーズプリンのレシピも載っています。
子ども用の袋にはかわいいキユーピー人形とマヨテラス柄の鉛筆が入っています。マヨネーズについて分かりやすく書かれた「マヨネーズのヒミツ」も入っています。一緒に行った息子は高学年だったので「大人用とお人形が入った子ども用オア好きな方どうぞ」と言われていました。こういうお心遣いもうれしかったです。
「マヨテラス」には同じ敷地内に「キユーピーショップ」が併設されています。かわいいキユーピー人形やオリジナルグッズに加え、ここでしか買えない「マヨテラス」限定グッズも販売されています。またかわいいキユーピーの顔のたまごサブレも販売されています。
カフェスペースも併設されていて、お酢を使ったドリンクやコーヒーを飲むことができます。
「キユーピーショップ」でぜひ見ていただきたいのが「キユーピー3分クッキング」のスタジオを1/20のサイズで再現した模型です。こんな風に撮影されてるんだ!と驚くこと間違いなし、ぜひ実物をご覧ください。
「マヨテラス」の公式サイトはこちら