日本のローカルフード

幻のラムネ「レインボーラムネ」とは?

幻のラムネとも呼ばれる「レインボーラムネ」をご存じでしょうか?

インターネットなどの通販もなく、販売方法は主にハガキによる予約販売のみだったこともあり、その倍率は40倍を超えることもありました。

「レインボーラムネ」が幻と呼ばれる理由は入手の難しさ

なぜ幻と呼ばれているかと言うと「レインボーラムネ」はすぐに購入できないから。2019年までは3月と9月の年2回、はがきによる抽選販売でした。

しかも毎回受付期間は数日しかありません。その期間中に官製はがきに住所や氏名などの必要事項を書いて、イコマ製菓本舗へ送れば申込は完了。当選した場合のみ、受付終了後3週間以内にはがきで連絡が来ていました。

当時は1袋720gが500円、1住所につき12袋まで申し込め、製造・販売を行っているイコマ製菓本舗の店頭でも販売していました。2024年2月現在では行われていません。

「レインボーラムネ」の入手方法はふるさと納税のみ

レインボーラムネは奈良県生駒市へのふるさと納税のみでしか手に入れることはできません。

数量限定、期間限定で、受付は不定期。最短で8分で品切れしたこともあるほど。入手方法が代わっても、相変わらずの大人気!

ふるさと納税ポータルサイトによってそれぞれ異なりますが、10,000円 (550g×2箱)から受け付けています。

生駒市ふるさと納税のX(旧Twitter)で、受付開始の情報をチェックするのがおすすめです。

奈良県生駒市ふるさと納税 幻の「レインボーラムネ」はこちら

カリカリ食感と口溶けの良さが共存する「レインボーラムネ」

「レインボーラムネ」はその名の通り、白、黄色、ピンク、青とほんのりとした色合いがかわいらしいラムネです。形がビー玉のように、ころんとまんまるな形も特徴的です。

ラムネを食べる時、カリカリッと噛んで食べる人とゆっくりと口の中で溶かして食べる人に分かれます。「レインボーラムネ」は外側はカリッと、内側はとろっと優しく溶ける、噛む派も溶かす派も大満足できる食感と味わいです。

普段食べているラムネとは全く違うこの食感は、ひとつひとつ手間をかけているからこそ。こだわって作られているからこそ、どうしても生産量が限られてしまうのです。

小さな子ども用のお菓子というイメージが強かったラムネですが、今では仕事中のリフレッシュに最適だと再注目されています。入手困難な「レインボーラムネ」は、家族や友人へのおすそ分けすると喜ばれますよ。

レインボーラムネのイコマ製菓本舗の公式サイトはこちら

ABOUT ME
ひがのあや
東京都品川在住。小学生の2人の子供を育てながら、ファッション・グルメ・トラベル系のWEBライターとして取材・ライティング・リサーチ業務を行う。長いお休みには国内旅行で美味しいモノを食べ歩き、普段は時間があればアンテナショップやデパ地下を巡っている。