あたたかかったり冷え込んだりが続く今日この頃。
日に日に秋が深まり、紅葉を楽しめる時期になりました。
観光列車に乗っておいしいワインを楽しんでみませんか?
ゆったりのんびり長野電鉄「北信濃ワインバレー列車」
2016年12月に運行を開始した「北信濃ワインバレー列車」。
長野電鉄の特急車両「ゆけむり」を使用した観光列車です。
土日に運行され、長野駅と湯田中駅を結びます。
「のんびり号」のコンセプトは、長野から湯田中までの車窓の風景を
のんびりと楽しんでもらうこと。
通常の特急列車では40分程の距離を、1時間20分かけてゆっくり進みます。
複数車両あるうち、1車両がワインバレー専用となります。
列車内にはワインカウンターがあります。
長野県原産地呼称ワイン、もしくは長野県産ブドウを使い
長野の地で醸造したワイン6~8種類を飲み比べることができます。
須坂市・中野市・飯綱町・高山村など
北信濃ワインバレーに位置するワイナリーから厳選したワイン(赤・白・ロゼ)。
銘柄は席に置かれている「本日のワインリスト」で確認することができます。
その時によってワインの種類は異なるそうなので、一度ならず何度でも乗車したくなってしまいます。
なお、5月~9月には地ビール(玉村酒造)も楽しめるそうです。
私が乗車した日のラインナップ。
【たかやしろファーム】
2012カベルネソーヴィニヨン&メルロー(赤)
2013ソーヴィニヨンブラン(白)
【サンクゼール】
長野ルージュ(赤)
シオン2017(白) 長野県産シャルドネ使用
【楠ワイナリー】
パッサージュ・ルージュ2013(赤)
白滝原2016(白)
【カンティーナ リエゾー】
チャオチャオロッソ2017(赤)
「北信濃ワインバレー列車」ならではおつまみ「のんびりべんとう」
ワインバレー列車には信州ハムや小布施有機卵、信州野菜など
沿線の旬の食材をふんだんに使った「のんびりべんとう」がついています。
長野駅発の下り線は、長野の老舗ホテル・犀北館のレストランDelica鐵扇(デリカテッセン)のお弁当。
湯田中駅発の上り線は湯田中の人気店「GOEN」のオリジナルお弁当。
今回私は長野駅発の下り線に乗車したので、Delica鐵扇のお弁当でした。
ワインが進んでしまう和洋折衷のこだわりのお弁当です。
「北信濃ワインバレー列車」車窓に広がる景色も最高のごちそう
ワインもお弁当も美味しいですが、もう一つの魅力は、車窓の景色。
北信濃の田園風景、ゆったりと流れる千曲川、飯縄山、黒姫山、妙高山など
雄大な山並みが広がります。
ビュースポットでは一時停車してくれたり、アナウンスで案内があったりと至れり尽くせりです。
カメラでの撮影もゆっくり楽しむことができます。
「北信濃ワインバレー列車」充実の車内販売
「特急ゆけむりのんびり号」の車内では
長野電鉄沿線の特色豊かなさまざまな郷土食が販売されています。
なかでもおすすめなのは、鮑かと思うくらい柔らかいエリンギのにぎり寿司。
信州中野産エリンギを使用したみそ漬けのお寿司です。
各種おやきや小布施産のふじりんごジュース、お一人様用の栗かのこ羊羹ミニなど
車内で楽しむのはもちろん、お土産にもおすすめです。
途中下車の旅も楽しめる「北信濃ワインバレー列車」
長野から湯田中を走る長野電鉄ですが沿線には見どころがたくさん。
途中下車も楽しいです。
終着駅の湯田中からバスかタクシーで5分ほどいくと渋温泉があります。
また、小布施駅から20分程歩くと小布施ワイナリーがあります。
さらに小布施駅から10分程歩くと
栗を使ったモンブランや和菓子で有名なお店がたくさんあります。
小布施の地酒の酒蔵があったり、美味しいパン屋さんがあったりと
いくら時間があっても足りません。
今回私は小布施ワイナリーを訪れました。
のどかな田園と豊かな農村に囲まれて建っているワイナリー。
ワイナリー試飲ルーム内での写真は禁止ですが、
静かでゆったりワインを楽しめる空間でした。
同じ銘柄については1組1本までと制限はありますが
ワインを購入することも可能です。
ゆったり走る特急列車で、美味しいワインとお弁当をお供に
観光列車旅を楽しまれてはいかがでしょうか。
たかやしろファーム カベルネ・ソーヴィニヨン&メルロー 720ml 価格:2,750円 |
楠ワイナリー パッサージュルージュ [2013] 750ml 価格:2,750円 |
カンティーナ・リエゾー チャオ チャオ ロッソ メルロー 750ml[mel][Cantina Riezo] 価格:3,025円 |