汽車のマークが描かれたポッポ牛乳。大手メーカーの牛乳と違い、どこでも売られているというわけではありません。私の大好きなオーケーストアやサミットなど、販売している店舗は限られていますが、都内でも購入できます。
八ヶ岳野辺山高原で作られているポッポ牛乳を製造するヤツレン直売所へ行ってきました。
ヤツレン「シュッポッポ牛乳」は野辺山周辺の酪農家の牛乳を使用しています
最近では豆乳も人気ですが、やはり牛乳を冷蔵庫に欠かさないという方も多いのではないでしょうか。そのまま飲む方もいれば、コーヒーに入れたり、紅茶に入れる方もいるでしょう。シリアルやグラノーラにかけて食べることもありますね。
ヤツレンは、平成13(2001)年に八ヶ岳高原農協連合会(通称八連)から乳製品部門の分社化により設立された会社です。ヤツレンとしては新しい会社ですが、昭和50(1975)年から親しまれている主力商品「シュッポッポ牛乳」もあり地元では昔から親しまれています。
我が家ではヤツレンの牧場牛乳やシュッポッポ牛乳を飲むことが多いです。素朴でかわらしい汽車の絵が描かれたパッケージと、野辺山周辺の酪農家の限定された牛乳を使用しているというところがお気に入りポイントです。
もちろん牛乳だけでなく、ヨーグルトやチーズも製造販売しています。
工場の隣には乳製品も高原野菜も買える「南牧村農畜産物直売所」
2016年6月にリニューアルオープンした、ヤツレン工場に併設されている南牧村農畜産物直売所。直売所の営業時間は8:30~17:30となっていますが、季節によって営業時間が変更されることがありますのでご注意ください。
店内には牛乳、ヨーグルト、生クリーム、チーズ、アイスクリームなどの乳製品が並んでいます。見たことのあるおなじみの商品、初めてみる商品、どれも欲しくなってしまうラインナップです。
乳製品だけではなく、近隣で採れた野菜も直売されています。八ヶ岳は高原ということもあり、東京ではあまり見慣れない高原野菜を買うことができます。
茎レタスという見慣れない野菜を見つけましたが、売り場に説明書きもありました。乾燥させると山くらげになる、と書いてあります。加工されたものは見たことがありましたが、野菜そのままの状態は初めて見ました。
ブロッコリーやパクチー、アイスプラント、そして東京では見かけないヘチマくらいの大きさのズッキーニなど直売所ならではの品ぞろえです。
ヤツレン直売所のソフトクリーム売り場で濃厚ソフトを堪能!
これまで冬期休業だったソフトクリーム販売店舗も、通年での営業となりました。ソフトクリーム売り場の営業時間は9:00~17:00の、直売所とは時間が少し異なりますのでこちらも注意が必要です。
ソフトクリームは「ジャージー牛乳ソフトクリーム」と「ジャージー牛乳ソフトアンドヨーグルト」の2種類あります。
「ジャージー牛乳ソフトアンドヨーグルト」とは、カップコーンにクレモリス菌入り食べるヨーグルトが入り、その上にジャージー牛乳入りソフトクリームが入れられています。混ぜながら食べると、濃厚なソフトクリームとヨーグルトのあっさりとした風味が合わさります。ここでしか味わえないおいしさです。
うれしいことにシェアして食べられるように、ロングコーンとカップコーンのみも販売してくれます。小さなお子さんと一緒に食べる時や、他の場所でソフトクリームを食べてきちゃったなんて時にもうれしいですよね。
メニューはソフトクリームだけではありません。「アイスコーヒーフロート」「アイスストレートティーフロート」「アイスミルクショコラフロート」といった飲み物とソフトクリームを組み合わせたフロートメニューも充実しています。
お買い物後、レシートにも買い物袋にもおなじみの汽車の絵が描かれていました。ゆるキャラともまた違う、前に出ているのに出過ぎない、愛されている感じがホッとします。
今回はたまたま通りかかったのですが、次回はここを目的地の一つに入れて旅行してみたいな。