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「昆布の水塩」は濃厚なだしの風味と塩味、塩分カットできる優れモノ

最近では料理や素材によって塩を変えるのも珍しいことではありません。専門店やデパートはもちろん、家の近くのスーパーでも色々な塩が揃っています。

ハーブやトリュフが入った塩や、粗塩、ピンク色の塩。見ているだけでも楽しく、つい時間を忘れてしまいます。

でも実際買ってみると、使い方がよく分からず持て余してしまうことも多いもの。日常の食事にも使いやすく、美味しい塩を見つけたい、そう思うのは当然のことです。

今でも料理人に愛用される「水塩」

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「水塩」は、昔からある調味料です。海水を煮詰めて不純物を取り除いたもので、かつては「うしお(潮)」と呼ばれていました。

現在では家庭にも醤油が普及したこともあり、一般的では使われることはほとんどなくなりました。しかし、料理人たちの間では自前の「水塩」を使う人も多く、今では世界の料理人からも注目を集めています。

塩ではなく「水塩」を使うことで、素材への浸透力が格段に上がります。下ごしらえに使えば、生臭さを消すこともできます。

下ごしらえから仕上げの調味まで、幅広くつかうことができます。家族に塩分を控えなければいけない場合でも、個別にシュッと調味でできる手軽さも魅力です。

下ごしらえにも仕上げにも使えるスプレー式調味料「昆布の水塩」

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手軽に「水塩」を使うならスプレー式が便利です。スプレー式なら、ムラにならず素材に均一に味をつけることができます。

塩をそのまま振るよりも液体の方が浸透力がいいので、しっかりと下味をつけることができます。また、下味だけでなく、肉や魚の臭み取りにも使えます。

料理が完成した後「あれ、ちょっと物足りない?」なんてこと、ありますよね。そんな時、塩を振っても味が均一にならず、塩辛い部分と味が薄い部分と分かれてしまったりすることも。

スプレー式の「水塩」なら、シュッと一吹きすれば、均一に味を整えることができます。

「昆布の水塩」は、「森」「海」「玄」の3種類

「水塩」には塩だけでなく、だしが入ったものやハーブが入ったものがあります。

松前屋の「昆布の水塩」は、塩分量などが異なる「森」「海」「玄」の3種類があります。「森」は、昆布のうま味にローリエやパセリなどのハーブと香辛料が加えられ、塩分濃度15%です。

昆布に加え鰹節・帆立・椎茸のうま味が加えられた塩分濃度約17%の「海」、そこへ藻塩を加えた塩分濃度25%の「玄」と、それぞれ特徴があります。

下ごしらえや臭み消しに使いたい方は「森」を、オールマイティに使いたい方には「海」を、一夜干しやしっかりとした塩味を好む方には「玄」と使い分けることができます。

とは言っても、実際「水塩」はどれくらいの塩加減なのか分からないですよね。塩分濃度も異なる3種類ですが、ワンプッシュの塩分量は0.03〜0.05gです。

塩ひとつまみは大体0.6g程度、「昆布の水塩」だと20プッシュに相当します。

冷や奴に醤油をたらり、これで塩分量は1gです。「昆布の水塩」を10プッシュかけたとしても、0.3gほど。約7割も塩分量をカットできます。

だしの風味がたっぷり濃厚なので、物足りなさを感じることなく塩分をカットすることができます。

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ABOUT ME
ひがのあや
東京都品川在住。小学生の2人の子供を育てながら、ファッション・グルメ・トラベル系のWEBライターとして取材・ライティング・リサーチ業務を行う。長いお休みには国内旅行で美味しいモノを食べ歩き、普段は時間があればアンテナショップやデパ地下を巡っている。