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「出雲国のべにふうき紅茶」のおいしい淹れ方

国産紅茶は、外国産の紅茶とは違う魅力があります。派手さはありませんが、繊細で奥深く、それでいて力強さも感じる、日本らしい紅茶です。国産紅茶の美味しい淹れ方をご紹介します。

ポットで紅茶を淹れる場合、茶葉の量とお湯の量が大切です。お茶を入れる度にお湯の量を計るは大変ですので、例えば「カップ2杯分だとお湯はポットの注ぎ口の下まで」など目安を覚えておくと便利です。茶葉の量はカップ1杯につき、ティースプーン1杯が目安です。

紅茶を淹れる前にポットとカップにお湯を入れ温めておきましょう。

工程

1、紅茶に使う水はミネラルウォーターではなく、水道水を使う。勢いよくやかんに注ぐと、より空気を含ませることができる。空気を含んだ水を使うことで、紅茶が美味しく淹れられる。

2、やかんにかけたお湯は、500円玉台の大きさの泡が出るくらいしっかり沸かす。沸かしすぎると空気が抜けてしまうので注意。

3、温めたポットに人数分の茶葉を入れ、お湯を注いで蓋をし2〜4分しっかり蒸らす。蒸らし時間はお好みで。

4、スプーンでポットの中をひと混ぜし、濃さが均一になるようにカップに注ぐ。最後の一滴はゴールデンドロップと呼ばれ、紅茶の味の決め手。しっかり注ぎきること。

ポイントは、最後の最後までしっかりと注ぎきること。この最後の濃い一滴が入るのと入らないのでは、味に大きな差が出ます。最後にゴールデンドロップが入ることを考えて蒸らし時間を調整すると、よりおいしくなります。

ティーバッグを使う時もほぼ同じでしっかりカップを温めておきます。ティーバッグを動かしたり無理に絞ったりしないしょうにしましょう。カップにソーサーなどで蓋をするとしっかりと蒸らすことができます。ティーバッグの茶葉は細かいことが多いので、その場合は蒸らし時間を少し短めにしてみましょう。

国産紅茶は繊細な味が魅力です。じっくり淹れてその風味を堪能してみてください。

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ひがのあや
東京都品川在住。小学生の2人の子供を育てながら、ファッション・グルメ・トラベル系のWEBライターとして取材・ライティング・リサーチ業務を行う。長いお休みには国内旅行で美味しいモノを食べ歩き、普段は時間があればアンテナショップやデパ地下を巡っている。