進化する食卓

三重県「精肉のオクダ」がこだわり続ける伊賀牛とは?

三重県の伊賀地域は、年間の平均気温が約14℃と三重県内でも低いエリアで、その上寒暖差のある盆地特有の気候が、暑さに弱い牛の肥育に向いています。

中でも「精肉のオクダ」の伊賀牛は伊賀米や酒粕を使用した飼料で育てられ、口溶けのいい伊賀牛が育てられています。

伊賀盆地で育てられる伊賀牛

伊賀牛は、伊賀産肉牛生産振興協議会会員が飼養管理する黒毛和種の雌の未経産牛で、最終肥育地として伊賀市・名張市の伊賀盆地で12ヶ月以上飼われ、肉用として出荷される牛にのみその名を使うことが許されています。

奥田牧場は、飼育する黒牛から生まれた「伊賀生まれ、伊賀育ち」の仔牛も生産、育成しています。

自社牧場で伊賀牛を育てる、精肉のオクダ

伊賀牛は肉質がよく、芳醇な香りとコクにとろけるような柔らかさが特徴です。「精肉のオクダ」は、伊賀牛を自社牧場で育てています。契約農家で収穫された伊賀米を飼料として使い、それを季節によって酒粕や乳酸菌発酵の配合を変えるなど工夫を凝らし、霜降りの脂の質の向上に成功しました。

通常、肉牛を育てるために使用されるえさは8種類程度ですが、オクダの牧場では18種~22種類のエサが自社配合されています。その上で霜降り利点が活かされる限界まで霜降りの量を抑え、赤身のうま味と部分とのバランスが整った肉質を追求しています。

精肉のオクダではすき焼きやしゃぶしゃぶ用、ステーキ用のお肉だけでなく、伊賀牛を使った「おかずみそ」などの商品も展開しています。

精肉のオクダの公式サイトはこちら

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ABOUT ME
ひがのあや
東京都品川在住。小学生の2人の子供を育てながら、ファッション・グルメ・トラベル系のWEBライターとして取材・ライティング・リサーチ業務を行う。長いお休みには国内旅行で美味しいモノを食べ歩き、普段は時間があればアンテナショップやデパ地下を巡っている。