旅にかかせないお土産探し。 ちょこちょこお店に寄るのも楽しいけれど、しっかりとお買い物するお店にも立ち寄りたいものです。 「房の駅 ペリエ千葉エキナカ店」はその名の通り、千葉駅の構内にあるお店。 電車の乗り換えのすき間時間にも。 電車の時間に左右されずのんびりと。 千葉県内の有名どころのおみやげから、千葉県民が愛するローカルグルメまで揃います。 「房の駅」は千葉駅だけでなく四街道や成田にも店舗あり 「房の駅」は市原市に2店舗、千葉市に3店舗、四街道市や成田市に店舗があります。 よくある郊外型のお土産店かと思いきや、船橋市の「ららぽーと」や市川市の「ニッケコルトンプラザ」、柏市の「柏の葉T-SITE」にも出店しています。 市川駅直結の「シャポー」や千葉駅構内の「千葉ペリエ」、秋葉原駅にほど近い「CHABARA」内にも店舗があり、車だけでなく電車でもお買い物ができます。 関東にありながら、観光スポットやショッピングする場所も多い千葉県。 「房の駅」は遊びに来た方がおみやげを買うだけでなく、千葉県に住む方が帰省みやげを買うのにもおすすめです。 リニューアルしたペリエ千葉は便利なお買い物スポット 2018年6月にリニューアルオープンしたペリエ千葉は、中央改札口に直結した1〜7Fまである商業施設。 さらに千葉駅の改札内にあるエキナカ3、4F、そしてバスロータリー側に広がるストリート1、2もある駅チカでお買い物ができます。 東京で話題のスイーツや老舗の和菓子などもいいけれど、案外近くにおいしいものはあります。 千葉県以外では手に入りにくいおみやげも多いので、選ぶのも贈るのも楽しめます。 「房の駅」店舗 駅構内で千葉のおみやげが買える「房の駅 ペリエ千葉エキナカ店」 観光客だけでなく、東京都心へ通勤や通学する方も多く利用する千葉駅。 最近はエキナカでお買い物できる場所が増えましたが、千葉駅のエキナカもリニューアルで大きく変わりました! 店舗が入るエキナカ3Fの入口の柱には、千葉県のおいしいものがおしゃれに描かれています。 「房の駅 ペリエ千葉エキナカ店」があるのは、エキナカ3Fの7・8番線9・10番線側。 和の雰囲気がただよう、大きな看板が目を引きます。 「房の駅 ペリエ千葉エキナカ店」イチオシはやっぱりピーナッツ 店頭の一番目立つところに並んでいるのは、やっぱりピーナッツ。…
醤油
-
-
梅雨のこの季節、なんとなく体調が優れないということも多いもの。体がまだ暑さに慣れていないことや、体温調整がうまくできていないことなども原因です。夏野菜は体から熱を出す働きを持っていますので、積極的に食卓に取り入れましょう。華やかな風味の「下総醤油」を使えば、じゅわっと味の染みた煮びたしを楽しめます。 [penci_recipe] ポイントはなすに編み目を入れること。こうすることで見た目も美しく、味も染みこみやすくなります。切れ込みを深く入れすぎると盛り付けるときに切れてしまうので、浅く入れるだけで十分です。 調味料を入れたら、風味が飛ばないよう弱火で加熱しましょう。下総醤油の風味を感じられる美味しい煮びたしになります。暑いけれど実はクーラーで体が冷えてしまっている、ということも多いこの季節。生姜が入っているので冷えも防いで、体温調整を助けてくれます。 千葉醤油の「下総醤油」公式サイトはこちら
-
東京から、特急電車でも車でも高速バスでも約100分ほどで行ける南房総市。南房総市には道の駅が多いので、道の駅めぐりをするだけでも、十分旅を満喫することができます。 今回は外観がインスタ映えする、道の駅「ローズマリー公園」へ行ってきました。 海外の片田舎を思わせる建物が並ぶ、道の駅「ローズマリー公園」 千葉県南房総市には、道の駅が沢山あります。ガイドブックを見ていてもおいしいそうなソフトクリームやおみやげ、おいしそうな海鮮などを取り扱う道の駅が特集されています。 お目当ての道の駅に向かう途中で見つけた道の駅にもついつい寄り道してしまう、これも南房総市を旅するお楽しみの一つです。 道の駅「ローズマリー公園」も、房総フラワーラインをドライブしている途中で見つけました。園内の庭園には、ローズマリーなどのハーブや季節の花が植えられています。 道の駅「ローズマリー公園」の中心は「はなまる市場」という、食のテーマパークです。近くで採れる新鮮な農産物の直売所、地元の食材を使用した加工品を中心に販売されています。 道の駅「ローズマリー公園」の中心は「はなまる市場」 道の駅「ローズマリー公園」の中心にある「はなまる市場」。 よくある道の駅のお土産や野菜などを売っているところかな程度でいたのですが、いい意味で予想を大きく裏切られました。 店内へ入ると、所狭しと商品が並んでいます。千葉県を代表する名産品、ピーナッツやびわのコーナーが設けられています。南房総市で採れた、旬のそら豆やびわも並んでいます。店内は試食や試飲も多く、平日でもお客さんが大勢訪れていました。 そこで私が見つけたのが「ピーナッツハニー」。私が小学生の頃はよく給食でも登場していたのですが、今でも出ているのかな。小学校の給食で出るまで、「ピーナッツハニー」を見たこともなかったので、初めて食べた時はそれはもう驚きました。 甘くてしょっぱい「ピーナッツハニー」は、ごはんに乗せている子もいたけれど私はそのまま食べる派。千葉県内のほとんどのスーパーではパックに入った「味噌ピーナッツ」は普通に売っていますが、小分けパックのものはあまり見かけないので懐かしくなりました。 冷蔵コーナーに沢山置いてあったのが、大大大人気だという「ザクザクピーナッツペースト」です。県内の道の駅に行くと、色々な種類のピーナッツバターを見つけられますが、これままたちょっと違う感じ。 焼く前にパンに塗って、トースターで焼くタイプ。以前買った姫路の「アーモンドバター」と同じタイプです。たっぷりめに塗ってしっかり焼くと、香ばしく甘い香りがしてザクザクッとした粗めのピーナッツの食感を感じることができます。 「はなまる市場」には醤油が試食ができる房総乃醤油十六蔵があります 店内にはお酒や畜産物、海産物のコーナーなど幅広い品ぞろえです。あまりにも色々な商品が置いてあるので、無言でついついじっくり見てしまいます。試食も多く、おいしいと思う物をじっくり選んで購入することができます。 そんな中、店の奥に千葉醤油蔵マップと共にずらりと並んだ瓶が目に入ります。 醤油の生産量日本一の千葉県ですから当然と言えば当然なのですが、あまりに突然のことだったので驚きました。下調べではまったくノーマークだったので、もっともっと知られて欲しい! 並べられている醤油の十六蔵は、有名なキッコーマン醤油、ヤマサ醤油、ヒゲタ醤油に加え、宝醤油、本宮商店、小倉醤油、入正醤油、ちば醤油、正上、フジハン醤油、タイヘイ、大高醤油、キノエネ醤油、窪田味噌醤油、田中醤油、宮醤油です。 テイスティングが用意されているので、気になったものは実際に自分の味覚で試すことができます。濃口醤油が中心ですが、再仕込み醤油や伊勢海老を使った醤油など珍しいものも並んでいます。 建物の派手さで立ち寄ってみたら、思っていた以上に売り場が楽しい道の駅「ローズマリー公園」でした。千葉にある道の駅はわりとそういうところが多いような気がして、ついつい立ち寄ってはちょこちょこお買い物を楽しんでしまいます。 道の駅「ローズマリー公園」 はなまる市場 超特選 再仕込み醤油 価格:378円 (2018/6/4 11:28時点) 道の駅「ローズマリー公園」はなまる市場で見つけたおいしいもの was…
-
銚子は日帰りで出かけるのにちょうどいい関東近郊の観光地の一つです。 東京のお隣、千葉県でありながら2時間ほどかかりますが、むしろこの時間が旅気分にさせてくれます。 きれいな青空と海、おいしい魚。ちょっと遠出してきたという解放感。 いつもの日常に行き詰まってしまったら、お出かけしてみましょう。 1645年から銚子で醤油製造を開始!品質は幕府お墨付きの「ヤマサ醤油」 日本で醤油が誕生したのは鎌倉時代のこと。 中国で覚えた味噌の製法を紀州湯浅の村民に教えていた僧が、仕込みを間違えてしまい偶然生まれました。 ヤマサ醤油を創業した初代濱口儀兵衛は、醤油発祥の地である紀州湯浅の隣りの広村(現広川町)の出身でした。 そして濱口家の家長は代々、紀州広村にある本家と銚子を行き来していました。 初代濱口儀兵衛が紀州から銚子に渡りヤマサ醤油を創業したのは1645(正保2)年、江戸幕府誕生のわずか42年後のことでした。 以前から和歌山と千葉には「勝浦」「白浜」など似た地名の場所が多いとは思っていました。 早くから漁業が盛んだった紀州から漁師たちが黒潮に乗って房総へ移住し、千葉県でも漁業の発展に尽くしてくれたことが関係しています。 醤油づくりに最適な気候が紀州と銚子はよく似ていることもあって、漁業だけではなく醤油の町としても発展していったのです。 銚子「ヤマサ醤油工場見学」は駅からアクセスしやすく駐車場もあります 「ヤマサ醤油」は、電車でも車でも行くことができる工場見学スポットです。 JR銚子駅からも10分もかからず、街のあちらこちらに案内表示がされています。車で行っても駐車場が用意されているのでアクセスしやすい工場見学です。 「ヤマサ醤油工場見学」は予約制になっています。10名以下ならばネットでも申し込みができます。なかなか予約できないということもないので、予定がしっかり決まった数日前でも十分間に合いますよ。 平日は映画上映約20分及び工場見学約30分、合計50分のコースです。 土、日、祝日、ゴールデンウィークやお盆の休業日には工場が稼働していませんので、約20分の映画上映と「タップトーク」という映像によるバーチャル体験のみとなります。 予約時間は午前9:00~11:00、午後1:00~3:00の間で平日は1時間ごと、休日は30分ごとに選ぶことができます。 私が参加したのは土曜日だったので30分の短いコースでした。 映像は工場見学でよく見られるタイプのものでしたが、場所を移動した「タップトーク」はここでしか体験できません。 最初は子ども向けだろうと思っていた大人たちが、みんな楽しそうに足を踏み出す瞬間があり楽しくなってしまいました。 しょうゆソフトクリーム手焼きせんべいを体験!「しょうゆ味わい体験館」 工場見学の後は、流れるように「しょうゆ味わい体験館」へ吸い込まれます。 しょうゆソフトクリームは絶対に食べようと決めてきましたが、なんだか手焼きせんべいもおもしろそうです。なかなかおせんべいを自分で焼く体験はできませんからね。 おせんべいを注文してお金を払うと、焼き台まで係の方が案内してくれ焼き方を説明してくれます。 1人1枚ずつ購入し、せっせと裏返し続けます。「なかなか焼き色がつかない」とか「それ焼きすぎじゃないの」とかあれこれ言いながら、好みの状態まで焼きあげ裏表にまんべんなくしょうゆをかければ完成です。 ソフトクリームは「しょうゆ」以外にも、「バニラ」「ミックス」そして「バニラカップ黒蜜風醤油かけ」の4種類あります。 以前キッコーマンの工場見学へ行った時もしょうゆソフトクリームを食べたので、ヤマサ醤油でもしょうゆソフトを選択しました。…
-
初めて新潟を旅行した時に食べた「しょうゆ赤飯」。今回買って帰りたかったものの一つだったのですが、「しょうゆ赤飯」運がなく、ようやく手に入ったのは小さなおにぎり一つだけ。そこで自分で作る決心をして新潟から東京へ帰ってきました。 「お赤飯」と聞いたら、どんな「お赤飯」を思い浮かびますか? 「お赤飯」とひとことで言っても、実は日本全国色々なお赤飯があるのをご存知でしょうか? もしかしたら今思い浮かべた「お赤飯」が、お隣にいる方が思い浮かべた「お赤飯」とはまったく違うものかもしれません。東京のコンビニのおにぎりなどでも販売されている小豆ともち米を使った「お赤飯」を基準とするならば、地方によって、家庭によって、色々なお赤飯が存在しています。 我が家では、お赤飯に「小豆」ではなく「ささげ」という豆を使っていました。小学生の頃、「ささげ買ってきて」とよく母に頼まれてお買い物に行ったことを思い出します。母が「お赤飯」が好きだったのですが、周りの人に聞いてみるとみなさん必ず一人は近くに「お赤飯好き」な人がいたようで、「お赤飯と聞くと思い出すあの人」が存在するようです。「お赤飯」はそんな思い出も含めて、しっかりと心に刻まれているソウルフードなんだなと思いました。 我が家の「お赤飯」ですが、なぜ「小豆」ではなく「ささげ」なんだろうと思っていました。「小豆」は煮ると皮が破れやすく、それが切腹を連想させたことから、江戸の武士の間では「小豆」の代わりに「ささげ」が使われるようになったのだそうです。関東地方のスーパーマーケットでは「ささげ」はごく普通に売られていますが、関東地方以外では「ささげ」の存在自体がほとんど知られていないようです。 しょうゆ赤飯/醤油赤飯とは? 長岡市を中心に新潟県内で食べられてきた「しょうゆ赤飯」は、「しょうゆおこわ」とも呼ばれ、ほんのり茶色をしています。「しょうゆ赤飯」には、「小豆」や「ささげ」ではなく「金時豆」が使われています。「小豆」や「ささげ」の豆の色で色を付ける一般的な「お赤飯」と違い、お醤油を入れることで色を付けているのが特徴です。新潟市内ではどちらのお赤飯も見かけましたが、売れているのは「しょうゆ赤飯」の方でした。 新潟でもお赤飯を赤くするのに「ささげ」を使っていたのですが、高価だったのこともありなかなか手に入れることができなかったのだそうです。醤油の製造が盛んだったということもあって、「しょうゆ赤飯」が誕生したという説もあるのだとか。 「金時豆」は「小豆」や「ささげ」と違って、豆のほくほくとした食感が楽しめます。ほくっ、もちっ、そしてほのかな醤油やみりんの風味。一度食べたら忘れられない味になりました。 炊飯器でも作れる、新潟のローカルフード「しょうゆ赤飯」 「しょうゆ赤飯」を探して、デパ地下を見たり和菓子屋さんを何軒も回ったのに残念ながら買えたのはおにぎり1個。このおにぎりをお手本にして、自宅で「しょうゆ赤飯」を作とうと新潟で決意して帰って来ました。人形横町で買った「金時豆」を使い、炊飯器で「しょうゆ赤飯」を作ります。 [penci_recipe] 炊きあがった音楽が鳴り、炊飯器のふたを開けてみるとほわっとお醤油とみりんのいい香りがします。こんなに簡単に、何年も求めていた「しょうゆ赤飯」が作れるなんて。むしろこんなに簡単だったのにどうして私は今まで作らなかったのだろうと、自分でも不思議に思ってしまいます 「金時豆」は一晩水につけておくと一回り膨らみます。そして炊飯器で炊きあげたらもう二回り大きくなり、私の知っている「金時豆」のサイズになりました。豆の量はもう少し少なくてもよかったなと思ったので、次回からは半分くらいにしてみようと思います。多めに4合も炊いたのに、余った分をおにぎりにしておいたところ気づいたときにはなくなっていました。炊きたてでも冷めてもおいしいので、お弁当にもいれてあげようと思います。 【送料無料】【越後名物】しょうゆ赤飯(長岡赤飯)200g×6個 価格:3,000円(2021/1/13 15:07時点)感想(15件) 160年以上続く新潟市の老舗 市川屋の醤油おこわ 4個入り【送料無料】 価格:3,250円(2021/1/13 15:07時点) 西盛屋 長岡しょうゆ赤飯 1合パック 5個入り 価格:3,100円(2021/1/13 15:08時点)…
-
旅は楽しく、観光してお買い物してと夢中になっていると時間はあっという間に過ぎてしまいます。それでも時間ぎりぎりまでお土産を買いたい、と気持ちは誰でも同じです。 そんな時に便利なのが駅チカにある「ぽんしゅ館」。利き酒番所として有名な日本酒のラインナップはもちろん、越後の三十蔵もの醤油蔵のお醤油やお味噌、お米やお土産など新潟のおいしいものが揃うお店です。 新潟駅南口西通路改札からすぐの場所にある「ぽんしゅ館」 新幹線から新潟駅に到着して、一番に向かったのが「ぽんしゅ館」です。「ぽんしゅ館」は新潟駅で改札を出て、そのまま外に出ることなく行くことができます。駅構内の案内看板に沿ってホテルメッツに向かって歩いていくと、懐かしさを感じる蔵のような外観の「ぽんしゅ館」に到着します。 「ぽんしゅ館」には越後の93もの酒蔵が集まり、利き酒料500円で5銘柄を飲み比べることができます。また2000円で日本酒無制限飲み放題もできます。 「ぽんしゅ館」のホームページには、お得なクーポンもあるのでますますお得に楽しめます。カップルやご夫婦が楽しそうに利き酒を楽しんでいるのを見かけました。 お酒が飲めない私のメインは、新潟のおいしい調味料や食べ物です。食の宝庫とも言われる新潟はおいしいものが盛りだくさんで、お米をはじめ乳製品、醤油や味噌、おせんべいなどのお菓子やスイーツなどここだけで何時間も過ごせてしまいそうな空間が広がっています。 「ぽんしゅ館」では30の醤油蔵で生まれた醤油が並び、試食もできます 「ぽんしゅ館」に足を踏み入れた時から、上から下まで所狭しと商品が並びわくわくします。中でも店内の中央に見える、ずらりとたくさんのお醤油の瓶が並んだ棚が目に入ります。近づいていくと、その手前には醤油を実際に味わえる試食コーナーがあります。 濃口醤油をはじめ、たまり醤油や再仕込み醤油、だし成分が入った旨み醤油、にんにくが入った醤油など、あまりの品ぞろえに一つ一つの醤油の説明を読みふけっては味わってを繰り返してしまいます。 また、味噌コーナーにも試食が用意されていて、味わってから購入することができます。今回の新潟でお味噌を買って帰ると決めていたので、試食して自分好みのお味噌を選べるのはうれしいものです。全てのお味噌の試食があるわけではありませんが、12種類も試食があるなんてなかなかありません。「ご遠慮せずにご試食ください」の注意書きも目を引きます。 食の宝庫新潟ならではのおいしいものがいっぱい揃う「ぽんしゅ館」 最近は食べきりサイズの少量サイズのお米も見かけるようになりましたが、「ぽんしゅ館」でも南魚沼産コシヒカリが5合サイズで販売されていました。ちょうど新米の季節だったので、お米も沢山並んでいます。お米を使った商品も豊富です。お餅やおせんべいなどはもちろん、甘酒や新潟名物でもある「爆弾おにぎり」も販売されています。 「爆弾おにぎり」は1個のおにぎりにお茶碗2杯分のご飯を使ったおにぎりで、もちろん南魚沼産のコシヒカリの一等米が使われています。サイズは大と小の2種類で、約9cm、約400gのものと約7cm、約200gの「爆弾おにぎり」から選べます。 そして目立つコーナーに置かれていたのがお麩です。有名な車麩も違うメーカーのものが何種類も並び、サイズも豊富です。また新潟県村上市は北限の茶処として知られていますが、在来種の雪国緑茶や約100年ぶりに復活に成功した雪国紅茶も販売されています。 ちなみに行きに立ち寄った「ぽんしゅ館」ですが、もちろん帰りにも立ち寄りました。行きに立ち寄ってるので帰りは短い時間でお土産を選べるかなと思ったのですが、新幹線の時間ぎりぎりまで見てしまいました。いくら時間があっても足りなくなってしまう、なんとも魅力的な場所です。 「ぽんしゅ館」
-
いつもの味もいいけれど、ちょっと気分を変えたいな。そんなときに、最近よく使うのが「鮭醤油」。いわゆる魚醤です。天然鮭の販売を手掛ける北海道の海産物専門店、佐藤水産が、これまで廃棄処分していた鮭の内臓を有効活用しようと製品化したものです。鮭がもつ豊かな香り。やわらかい塩気とうまみ。炒め物やトマトソースにほんの数滴加えるだけで、ぐっと味に深みが生まれ、なんだか料理上手になった気分に浸れます。 いまやメッカ、北海道の魚醤 魚醤は主に東アジア圏で広く作られてきた調味料です。魚介類を塩で漬け、発酵させて作るもので、ベトナムの「ニョク・マム」、タイの「ナンプラー」、フィリピンの「パティス」、中国の「魚露」、日本では「しょっつる」(秋田)、「いしる」(奥能登)、「いかなごしょうゆ」(香川)が有名ですよね。現在、広く普及する醤油は、大豆(植物性たんぱく質)を分解させ、発酵させてつくられた穀醤(こくびしお)と呼ばれるもの。これに対し、動物性たんぱく質を分解、発酵させたものが肉醤(ししびしお)、魚醤(ししびしお)と呼ばれるものです。歴史を振り返ると、肉醤、魚醤は穀醤よりも古く、中国の周の時代(日本では縄文から弥生時代)には使われていたとされています。そんな伝統の魚醤で、昨今、日本最大の生産地となっているのが、実は北海道。ほたて、うに、さんま、タコ、きんき…とお寿司屋さんのカウンターを思い起こさせるような、豊富な種類の魚醤が発売されているんです。 鮭醤油の生臭みをなくす、麹の力 佐藤水産の「鮭醤油」もそんな北海道で生まれた魚醤の一つ。天然鮭の生産販売を手掛ける同社が、発酵学者で、東京農業大学名誉教授(農学博士)の小泉武夫氏と共同で開発したものです。特におすすめしたいのは、これまで魚醤が苦手だった人。というのも、この「鮭醤油」。魚醤にある独特のにおいがほとんど感じないんです。醤油よりも薄い琥珀色のさらっとした液体。口に含んだときに広がるのは、鮭の少し香ばしいような香りだけ。魚の生臭さといったものは感じません。一般的に、熟成期間が長ければ、臭みが消え、まろやかになります。能登の「いしり」などは、まろやかさを出すために1~3年熟成させていると言われますが、「鮭醤油」の熟成期間はわずか3カ月。それでもにおいを感じさせないのは、「麹菌の力」(佐藤水産)があるから。新鮮な鮭の内臓と、小泉武夫氏が薦める麹菌、そして塩。あくまでも天然素材にこだわりながら、においをなくすことに成功したといいます。 鮭醤油のうまみの相乗効果、楽しみましょう 「鮭醤油」には、グルタミン酸やアミノ酸、ぺプチドといったうまみ成分が含まれており、料理にちょっと加えるだけで、だしを入れたかのような深みを与えてくれます。そんな旨みをさらに生かす方法の一つに、うまみの相乗効果があります。ほかの種類のうまみ成分を組み合わせることで、うまみがさらに引き立つというもの。グアニル酸を多く含むきのこや、イノシン酸が多い肉魚との相性もよさそうですね。 佐藤水産の公式サイト https://www.sato-suisan.co.jp/ 鮭醤油150ml 価格:340円 (2020/8/6 10:33時点) 感想(16件)
-
千葉県野田市にある、キッコーマン醤油の工場ものしりしょうゆ館に併設されている売店むらさき屋のみで販売されている「御用蔵醤油」。ここでしか買えない、と言われてしまうとついつい買ってしまいたくなるもの。ここでしか買えない「御用蔵醤油」買ってきました。 2種類あるキッコーマンの「御用蔵醤油」 キッコーマンの御用蔵醤油には2種類あります。毎年期間限定、数量限定、さらにむらさき屋とオンラインショップのみで販売される「しぼりたて生醤油御用蔵生」、そして同じくむらさき屋とオンラインショップのみでの販売となっている「御用蔵醤油」の2種類です。 「御用蔵醤油」は、昔ながらの瓶入りでラベルもレトロな雰囲気です。値段は1本1800円ほどする「しぼりたて生醤油御用蔵生」に比べると1/3程度ですが、それでも家の近所のスーパーで買う醤油に比べると倍程度のお値段です。 むらさき屋とオンラインショップでしか買えない「御用蔵醤油」 「御用蔵」とは宮内庁にお納めする醤油の専用醸造所です。現在でも宮内庁に納める醤油が御用蔵で作られ、昔ながらの伝統的な製法で醤油が作られています。国産の大豆、小麦、食塩が原材料に使われ、杉桶の中でもろみをじっくり一年間発酵・熟成させています。 工場見学の最後には「こちらとオンラインショップでしか販売されていない『御用蔵醤油』も販売されていますので、ぜひご覧ください」と案内があります。その言葉に導かれるかのように、店頭の一番目立つところに置かれた「御用蔵醤油」を手に取る方も多く見られました。 雑味のない、香り豊かな「御用蔵醤油」 「御用蔵醤油」の原材料は大豆、小麦、食塩のみととてもシンプルです。近くのスーパーで買えるキッコーマン醤油の原材料は、脱脂加工大豆、小麦、食塩、大豆アルコールです。どちらも本醸造の濃口醤油です。 「御用蔵醤油」、驚くのはその香りです。ツンとした角のない優しい香りなのに、しっかりとした筋のある醤油の香りがします。いつもかいでいる醤油の香りなのに、醤油の香りを初めて感じたような、そんな感動があります。 風味も角のない、ふわっと醤油の香りが広がります。煮物や炒め物ではなく、そのまま醤油を使う料理におすすめです。私はこんがり焼いた春野菜などと一緒に楽しみたいと思います。 キッコーマン御用蔵醤油の公式サイトはこちら
-
千葉県は醤油生産量が国内第1位です。キッコーマンやヤマサ、ヒゲタ醤油などの有名醤油メーカーの工場があるというのもありますが、実は伝統的な製法で醤油を作り続けている老舗の醤油工場も多いのです。千葉県香取市にある、創業100年以上の老舗ちば醤油が作る「下総醤油」をご紹介します。 1854年創業、千葉県香取市にある「ちば醤油」 千葉県内では、醤油の中でも濃口醤油の生産が盛んです。国内生産量第1位の千葉県では、日本の生産量全体の1/3を占めています。 「ちば醤油」がある千葉県香取市は、水運の町として栄えてきました。原材料の入手、運搬から江戸への運ぶ利便性が良かったため町は発展してきたのです。1854年に創業した「ちば醤油」は、創業当時からの木桶を使い今でも醤油が醸造されています。 150年もの間蔵に棲みつく酵母が命、「下総醤油」 「下総醤油」はミシュラン一つ星が付いた有名焼き鳥店や有名ラーメン店など、プロにも選ばれているお醤油です。 「下総醤油」を生み出す「蔵」も創業当時から使い続けられていますが、これも美味しい醤油を生み出すには欠かせません。木桶だけでなく、天井や柱と蔵全体至るところに大量の菌が棲みついています。この150年に渡って生き続ける酵母菌が、「下総醤油」だけのまろやかな味わいを作り出します。 「下総醤油」の特徴は、美しい赤みです。下総醤油は仕上げに火入れされているのですが、火入れされた醤油は比較的しっかりとした黒さを持っています。「下総醤油」も瓶に入っている時は、一般的な醤油の黒さがあります。醤油の色がよく見えるよう白いお皿に入れてみると、赤さが分かります。 そして「下総醤油」はふわっと大豆の柔らかい香りがとてもいい。味も角がまったくない、まろやかで華やかさがあります。おいしい、ただただおいしい。お醤油の味がしっかりと感じられるおひたしや冷や奴、そして焼いたお餅に付けて食べたいです。 「下総醤油」のちば醤油の公式サイトはこちら 下総醤油 720ml - ちば醤油 価格:1,080円(2017/11/2 15:50時点)感想(7件)
-
千葉県野田市にある、キッコーマンのしょうゆ工場が見学できる「もの知りしょうゆ館」には、しょうゆの味比べ「きき味」ができる「まめカフェ」が併設されています。 しょうゆの味比べ「きき味」に挑戦してみましょう きき味するしょうゆは「しぼりたて生しょうゆ」「特製丸大豆しょうゆ」「特選丸大豆減塩しょうゆ」の3種類です。3種類ともお買い物に行けばよく見るおしょうゆです。CMもされていますし、使っている方も多いのではないでしょうか。 知ってはいるものの、実際に味を比べたことのある方は少ないのではないでしょうか。私もよく見るしょうゆですが、比べたことはないのでわくわくします。初めての方でも分かりやすく、「まめカフェ」にはしょうゆのきき味方法3ステップが案内されています。 まずは目で見て、しょうゆの色を比べます しょうゆの色が分かりやすいよう、白い小皿が用意されています。そこへしょうゆを入れるとしょうゆの色がハッキリと見えます。同じしょうゆなのに、色が違うのがよく分かります。 「しぼりたて生しょうゆ」は3種類の中でも一番淡い色合い。火入れされていない生しょうゆだからこその色です。「特製丸大豆しょうゆ」は、紅がかったきれいな色合いです。「特選丸大豆減塩しょうゆ」はしっかりとした深い色をしています。 次に3種類のしょうゆの香りを比べてみましょう 続いて3種類のしょうゆの香りを比べてみましょう。「しぼりたて生しょうゆ」は華やかさのある香りがします。胸おどるいい香りです。「特製丸大豆しょうゆ」は少し落ち着いた深みのある香りがします。「特選丸大豆減塩しょうゆ」はふくよかなしょうゆの香りがします。 最後に舌でしょうゆの味を比べてみましょう いよいよ舌でしょうゆを味わってみましょう。「しぼりたて生しょうゆ」は、しょうゆの塩気の後、ふわっと甘さを感じます。きちんと塩気を感じるのに、しょっぱいとは感じません。フルーティと表現すればいいのでしょうか。「特製丸大豆しょうゆ」は、しっかりとした塩気もありながら、大豆の味を感じるしょうゆです。「特選丸大豆減塩しょうゆ」は、「特製丸大豆しょうゆ」と比べると塩気が違います。減塩しょうゆというだけあって、風味はそのまましょっぱさを取り除いた味わい。塩気が少ない分、しょうゆの風味が際立っているように感じます。 しょうゆのきき味は感想を言い合いながら楽しんでも、一人でじっくりと自分の味覚と向き合っても楽しめます。しょうゆの味比べ用のとうふも用意されていますので、そちらを使ってきき味体験をすることもできます。 キッコーマンものしりしょうゆ館「まめカフェ」の公式サイトはこちら