レトルト食品は忙しい時のお助けアイテムという印象が強く、味は二の次と思っている方も多いのではないでしょうか。 忙しい、疲れている時こそおいしいものでも食べて疲れを取りたい。でも食事に手をかけたくない。相反するようだけど、心からのまっすぐな要求です。 この2つをかなえてくれる、ごちそうレトルト専門店があります。 宮城県に本社のある「にしきや」では、カレー、スープ、パスタソース、おかゆなどメニューは約100種類にも及びます。 本格的な味わいの大人向けのメニューから小さなお子さま向けのメニューまで揃うので、家族みんなで楽しめます。 3種類のレトルトカレーとハヤシライスを選んだ、小中学生の子のいる4人家族 【家族構成】 40代夫婦、中学生男子、小学生女子 【選んだ商品】 ビーフカレー、ゆずキーマカレー、ゴルゴンゾーラビーフカレー、牛ハヤシ 【商品を選んだ理由】 カレーを買ってくると家族に言ってきたのでカレー系から選びました。 小学生の娘が辛すぎるカレーは食べられないので、いつもハヤシライスを買っています。甘すぎたり酸味が強かったり、娘好みのハヤシライスが見つからないので「にしきや」のハヤシライスはどうかなと思って試してみたかったからです。 あとはゆず好き、チーズ好き、ビーフカレー好きと家族の好みに合わせて選んでみました。 【商品の感想】 「牛ハヤシ」は食の細い娘が気づいたらあっという間に半分食べてしまっていました。美味しかったようで、いつものと全然違うと絶賛していました。甘みも酸味もほどよく、そしてほろっと柔らかい牛肉。特別な感じはしないのに、ごちそう感があるおいしいハヤシライスです。 「ビーフカレー」は中辛ですが、市販されている中辛よりもマイルドな辛さに感じました。普段辛口が好きな夫は少し物足りなく感じたようです。驚いたのはビーフの大きさです。封を開けてあらかじめよそっておいたご飯にかけると、大きなお肉のかたまりがゴロゴロ出てきます。ビーフは柔らかく、適度に脂を感じます。家に常備しておきたい、食べる人を選ばない安定感のあるカレーです。 「ゆずキーマカレー」は、封を切った瞬間から鮮烈なゆずの香りがします。カレーの香りもしっかりするのに、それを上回るゆずの香り。使われているお肉は鶏ひき肉で、あっさりサラッと食べられるキーマカレーになっています。和食感覚で食べられます。 「ゴルゴンゾーラビーフカレー」は、その存在を知ったときから買おうと決めていたので一番にかごに入れました。驚くのはゴルゴンゾーラの香りです。期待していたよりもはっきりくっきりゴルゴンゾーラの香りがします。もう少しチーズ寄りの色をしたカレーかと思っていましたが、見た目はビーフカレーと変わらない色をしています。口に入れた途端、思い切りゴルゴンゾーラの風味が鼻から抜けていきます。それでいて味に強いクセはなく、チーズのコクとほどよい辛みのバランスのカレーになっています。 キッズ向けメニューとルーロー飯を選んだ、幼稚園児と小学生の子のいる4人家族 【家族構成】 30代夫婦、小学生女子、幼稚園男子 【選んだ商品】 お野菜キーマカレー、ハンバーグ丼、ルーロー飯、ゆずキーマカレー、 【商品を選んだ理由】 子供が7歳、6歳とまだ小さいため、子供たちには子供向けの商品を選びました。 特に上の娘は毎日でもカレーが食べたいというほどのカレー好き。忙しい時はレトルトカレーで済ませたい時もあるのですが、スーパーなどでよく売っているレトルトはあまり好きではないそうです。少しカレーにうるさい娘がどのような感想を持つのか興味津々です。 息子のハンバーグ丼は、レトルトのハンバーグがどこまでおいしく作られているのか知りたくて買ってみました。 自分用に買ったのはルーロー飯。台湾旅行で食べたルーロー飯がおいしくて、ずっとルーロー飯を食べたいと思っていたので決めました。 ゆずキーマカレーはパッケージの色がきれいだったので決めましたが、残念ながらこの日は帰宅が遅くなり一緒に食べられませんでした。…
スープ・お味噌汁
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旅にかかせないお土産探し。 ちょこちょこお店に寄るのも楽しいけれど、しっかりとお買い物するお店にも立ち寄りたいものです。 「房の駅 ペリエ千葉エキナカ店」はその名の通り、千葉駅の構内にあるお店。 電車の乗り換えのすき間時間にも。 電車の時間に左右されずのんびりと。 千葉県内の有名どころのおみやげから、千葉県民が愛するローカルグルメまで揃います。 「房の駅」は千葉駅だけでなく四街道や成田にも店舗あり 「房の駅」は市原市に2店舗、千葉市に3店舗、四街道市や成田市に店舗があります。 よくある郊外型のお土産店かと思いきや、船橋市の「ららぽーと」や市川市の「ニッケコルトンプラザ」、柏市の「柏の葉T-SITE」にも出店しています。 市川駅直結の「シャポー」や千葉駅構内の「千葉ペリエ」、秋葉原駅にほど近い「CHABARA」内にも店舗があり、車だけでなく電車でもお買い物ができます。 関東にありながら、観光スポットやショッピングする場所も多い千葉県。 「房の駅」は遊びに来た方がおみやげを買うだけでなく、千葉県に住む方が帰省みやげを買うのにもおすすめです。 リニューアルしたペリエ千葉は便利なお買い物スポット 2018年6月にリニューアルオープンしたペリエ千葉は、中央改札口に直結した1〜7Fまである商業施設。 さらに千葉駅の改札内にあるエキナカ3、4F、そしてバスロータリー側に広がるストリート1、2もある駅チカでお買い物ができます。 東京で話題のスイーツや老舗の和菓子などもいいけれど、案外近くにおいしいものはあります。 千葉県以外では手に入りにくいおみやげも多いので、選ぶのも贈るのも楽しめます。 「房の駅」店舗 駅構内で千葉のおみやげが買える「房の駅 ペリエ千葉エキナカ店」 観光客だけでなく、東京都心へ通勤や通学する方も多く利用する千葉駅。 最近はエキナカでお買い物できる場所が増えましたが、千葉駅のエキナカもリニューアルで大きく変わりました! 店舗が入るエキナカ3Fの入口の柱には、千葉県のおいしいものがおしゃれに描かれています。 「房の駅 ペリエ千葉エキナカ店」があるのは、エキナカ3Fの7・8番線9・10番線側。 和の雰囲気がただよう、大きな看板が目を引きます。 「房の駅 ペリエ千葉エキナカ店」イチオシはやっぱりピーナッツ 店頭の一番目立つところに並んでいるのは、やっぱりピーナッツ。…
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真っ赤なラベルに、比内地鶏の文字がインパクトを与える「比内地鶏ガラスープの素」。「UMAMY」の黄色い文字が、これは美味しいに違いないという印象を与えます。さて、どんなお味がするのでしょうか。 秋田のおいしさが勢ぞろい、UMAMYブランド 「秋田のおいしいをひとさじで」をコンセプトにしたUMAMYブランドは、美味しさはもちろん手軽に日常使いできる調味料が揃っています。中でも「比内地鶏ガラスープの素」は、UMAMYブランド第一弾の看板商品です。 ハタハタで作った魚醤しょっつるの粉末を入れた魚介系だしの素や、秋田県産の野菜を使った野菜だしの素、その他にもラーメンや塩など、シリーズ展開されています。 細かな顆粒の「比内地鶏ガラスープの素」 「比内地鶏ガラスープの素」の蓋を開けると、乳白色の粉末が入っています。これまで私が使っていた鶏ガラスープの素に比べると、軽く粉が細かいような印象を受けます。ほわっと優しく、美味しそうないい香りがします。 食塩やオ二オンパウダー、ガーリックパウダー、魚醤加工品などが入っているので、「比内地鶏ガラスープの素」を小さじ4杯に400mlのお湯を加えるだけで、美味しいスープの完成です。 そのお味は優しく柔らかいのに、しっかりとしたうま味を感じます。特にその後味が私は好きです。さらっとしているのに、喉にしっかりとうま味が残る感じ。そしてまた次の一口が飲みたくなるスープです。 スープが美味しいのはもちろん、チャーハンなどの料理に使うこともできます。オムライスのチキンライスに使っても美味しいだろうな。創作意欲がわいてくる調味料と出会うことができました。 「比内地鶏鶏ガラスープ」の公式サイトはこちら
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レトルトはおいしくないとか、手抜きだとか、マイナスイメージがあるかもしれません。 でも手作り以上においしくて、手間ひまかかったごちそうレトルトを一度味わったら、そのイメージは大きく変わります。 自由が丘にあるお気に入りのごちそうレトルト専門店「にしきや」に、感動するごちそうレトルトを探しにいきませんか? 行き方を知りたい!「にしきや」自由が丘店のアクセスと営業時間 ごちそうレトルト専門店「にしきや」の店舗は宮城県内に2店舗、都内に2店舗の4店舗あります。 都内には二子玉川ライズショッピングセンターB1F「東急フードショー」内と、路面店の「にしきや」自由が丘店があります。 どちらも東急線沿線ですが、わざわざ行くなら「にしきや」自由が丘店がおすすめです。 「にしきや」自由が丘店は東急東横線、大井町線自由が丘駅から徒歩約5分。 どちらの駅からも中央口か北口改札から出ると分かりやすいです。 駅からも近く自由が丘散策のついでに「にしきや」に立ち寄ることができます。 営業時間は11:00~20:00、定休日は水曜日です。 年末年始や初売りの時期は営業時間が異なりますので、HPで確認の上お出かけください。 「にしきや」店舗情報 子ども用メニューも豊富!人気の無印のカレーも作っている「にしきや」 これまで「にしきや」のレトルトは、おしゃれな雑貨や食品を扱うショップで目にしていたものの、直営店に行くのは初めて。 「にしきや」が無印良品のカレーを作っている食品メーカーだということも知っていたので、「にしきや」自由が丘店に行くのはとても楽しみでした。 入ってすぐ驚いたのは、カレーの種類の豊富さ! これまで2、3種類しか見たことがなかったごちそうレトルトが、店内の壁いっぱいに並びそれはもう圧倒される品ぞろえです。 ビーフカレーなどの定番カレーはもちろん、「鶏とごぼうのカレー」や「レモンクリームチキンカレー」など一風変わったカレーや期間限定カレーも販売され、全部で20種類ほどあります。 そして本格的なインドカレーが32品、グリーンカレーなどのタイカレーが4品。意外と自分好みのレトルトカレーを見つけるのは難しいものですが、これだけあればマイベストレトルトカレーが見つかりそうです。 子どものカレーも2種類あります。7大アレルゲン不使用の「こどもカレー」と「こどもお野菜キーマカレー」で、どちらも子ども用に具材を小さくカットし、甘いだけではないしっかりとしたカレーです。 「にしきや」こどもシリーズ 内祝いやお礼にも!おしゃれなレトルトが揃う「にしきや」自由が丘店 「にしきや」のレトルトカレーやスープは自由が丘店の外観と同じく、パッケージがおしゃれなのも魅力の一つ。 友人へ出産祝いと一緒に持っていったり、内祝いにしたり、ちょっとしたお礼に渡したりとギフトとしても重宝します。 店頭でもオンラインショップでも、「にしきや」おすすめのギフトセットもあります。そして自分で選んだ商品でギフトを作ってもらうこともできます。 子ども用のカレーは、離乳食の終わった1歳ごろから食べられます。赤ちゃんがいても休むわけにはいかない2人目以降出産の友人に贈ったら、「にしきや」のカレーはとても喜ばれました。 「にしきや」ギフト 通販もできる!「にしきや」自由が丘店なら試食が用意されています 店内へ入ると、おいしそうないい香りがします。…
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今回はいよいよ試食編です。おみそ汁、麺類、カレー、丼もの、パスタ、そして甘いものから一つずつチョイスしました。アマノ フリーズドライステーション横浜店のイートインスペースをお借りして、さっそくお味見です。 試食したのは、小さめどんぶり 親子丼、三ツ星キッチン 枝豆のサーモンクリームパスタ、畑のカレー たっぷり野菜と鶏肉のカレー、にゅうめん すまし柚子、蟹のみそ汁、まごころ一杯 里芋とゆば、つぶあずき甘酒の7点です。 蟹のみそ汁(540円)※アンテナショップ限定 真っ先に気になったこの商品。こちらはアンテナショップ限定発売なので、どうしても食べてみたいと思いセレクトしました。そして何と言っても気になるのはそのお値段!「フリーズドライのおみそ汁」ながら、一つ540円という価格に期待が高まります。ネットなどでも販売されている「かに汁」の価格が3倍近くもする、このみそ汁の実力やいかに・・・。 大きなかにの足が現れました!肉厚のかにの身は圧巻! たっぷり4切れものかにの身が入っていました。なんとズワイガニの足がまるごとはいっているのだそうです。かにのだしがおみそ汁に染み出して、ため息がでるようなおいしさ。まさにごちそうと言えるぜいたくなみそ汁ですね。ぜひアンテナショップに行かれた際には食べていただきたい一品です。 里芋とゆば(172円)※アンテナショップ、通販・数量・季節限定 こちらは冬季限定商品の里芋とゆば。アマノフーズではお客様に楽しんでいただけるよう、季節の食材を使ったメニューが期間限定で発売されているそうです。「里芋とゆばのおみそ汁」もその一つ。皮をむくのに手間がかかる里芋がお湯をかけるだけで味わえるなんて、うれしいですよね。 ゆばがふわっと広がり、そのあとにころっとした里芋が浮かび上がります。白みそと水菜の風味もとても上品で、料亭でいただくようなやさしいお味です。里芋のほくほく感と、ゆばの豊かな味わいが幸せな気持ちにしてくれる一杯でした。 小さめどんぶり親子丼(270円) まさか親子丼がフリーズドライで作れるなんて、半信半疑でした。家で親子丼を作るときは、卵のとろふわ感を出すのにとても苦労しているので、フリーズドライで簡単においしい親子丼をつくれるのなら何よりの朗報です。 お湯を注いで30秒、とろみが出るまでかきまぜます。 一口たべてびっくり!ふわっとした卵が口の中にひろがります。だしがとても効いていて、一気に食べてしまいたくなるおいしさです。鶏肉の食べ応えもあるので、この親子丼一杯でお腹を満たしてくれそうです。時間がないときに、満足できる親子丼が一瞬でつくれるこの商品。我が家で常備することに決めました。 枝豆のサーモンクリームパスタ(216円) フリーズドライでおいしいパスタが作れるの?!パッケージをみたときに衝撃を受けました。具のサーモンもフリーズドライにしたら風味が落ちそう・・・。そう思いながらセレクトしたのがこちらです。 芳醇なクリームソースの香りがただよいます。最初は水っぽくて本当に大丈夫?!と思っていましたが60秒たつとゆでたてのもちもちパスタが現れました!ソースとパスタがしっかり絡んで濃厚な味を楽しめます。サーモンと枝豆の色合いもとてもきれいです。 カロリーも控えめなので、夜食や小腹が空いた時にいただきたいですね。 にゅうめんすまし柚子(237円) 食欲がないときや忙しいときに重宝するにゅうめん。ゆでる手間もなくササッと作れたらありがたいですよね。 お湯を注いだ瞬間にゆずの新鮮な香りがふわっと広がり、食欲をそそります。すまし汁のあっさりとした風味と、つるっとし喉ごしの麺があいまって、あっという間に食べきってしまいました。 とても優しい味なので小さいお子さんも喜んでくれそうです。お椀一杯分なので、みそ汁代わりに食卓に並べると献立がグレードアップしそうですね。 畑のカレー たっぷり野菜と鶏肉のカレー(280円) レトルトのカレーはよく目にしますが、フリーズドライのカレーは珍しいのではないでしょうか。カレーのとろみをフリーズドライでどこまで再現できるのか、興味津々です。 お湯を入れたときはスープカレーのようなシャバシャバした状態ですが、時間がたつにつれておいしそうなとろみが出てきます。…
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これまで赤だしのお味噌汁を外で飲むことはありましたが、家ではほとんど作ったことがありませんでした。ずっと以前に豆味噌を使ってみたこともあったのですが、しっかりとした固さのある豆味噌は使いにくくそれ以来買っていませんでした。先日「カクキュー」に行ったときに「赤だし味噌」を購入したので、久々の赤だしに挑戦です。 「赤だし」とは豆味噌を使ったお味噌汁のことです 「赤だし」とは愛知県を中心に東海地方で好んで飲まれる、豆味噌を使ったお味噌汁のことです。愛知県では赤だし用に「赤だし味噌」が販売されています。豆味噌が大豆と塩のみで作られているのに対して、「赤だし味噌」には豆味噌をベースに米味噌やだしなどの調味料が加えられています。 この「赤だし」という呼び名は、関西地方で呼ばれ始めたと言われています。「白味噌」を日常的に使う関西地方では、その味噌の色の違いから普段のお味噌汁と区別して「赤だし」と呼び始めました。確かに白味噌と比べると、柔らかさも色も同じお味噌とは思えないほど違いを感じます。今日はいつものお味噌汁と違うことが伝わるよう「赤だし」という言葉が生まれたのでしょう。お味噌汁の味がこれだけ違えば、その時の気分に合わせてお味噌汁を変えられます。 ひと言で味噌と言っても風味が全然違うお味噌が全国に存在しています。もし、自分の好みに合わないお味噌だった場合は、自分好みのお味噌と合わせることで食べやすくなります。以前豆味噌を使って「赤だし」を作った時はうまくいかず、好みではなかったのもあり毎回米味噌と豆味噌を合わせてオリジナル味噌を作ってから使っていました。 「赤だし味噌」で作る赤だしにおすすめの具材はどんなもの? お味噌汁の具材、どんなものがお好きですか? 我が家はお豆腐、わかめ、ねぎ、大根などのシンプルな具材のローテションが多いです。普段は米味噌を使っているのですが、豆味噌にはどんな具材が合うのでしょうか。 「赤だし」には、なめこ、あさりやシジミ、玉ねぎとお豆腐、わかめと油揚げなどの具材がよく合います。そして今回新発見だったのですが、三重県を旅行した時に食べた豚汁が赤だしでした。東海地方では当たり前のことなのかもしれませんが、初めてだったのでとても驚きました。豚肉の甘さ、大根やごぼうとの相性もとても良く、美味しくいただきました。豆味噌のしっかりとした風味は、主張のある具材にも負けることなくまろやかに包み込んでくれます。 カクキューの「赤だし味噌」は出汁入りではありません 「赤だし味噌」の中には、だしが加えられたものもあります。カクキューの「赤だし味噌」だしは加えられていません。「赤だし味噌」は基本的に豆味噌と米味噌を混ぜ合わせたもので、そこへだしなどが加えられています。 私が今回購入した「赤だし味噌」には黒糖や酒精が入っていますが、同じカクキューの「赤出し味噌金カップ」には水あめやカラメル色素が入っています。同じ「赤だし味噌」でも原材料が違います。 豆味噌は固くて使いにくいという印象がありましたが、「赤だし味噌」は柔らかく使いやすい固さになっています。溶けにくいということもないので、いつものお味噌と同じように使うことができます。 豆味噌はお味噌の中でもしっかりとした固さと風味があるので、味噌に負けないよう濃いめにしっかりとだしを取るのが美味しく作るポイントです。いつも通りのだしで「赤だし」を作ったら「美味しくない」と家族に不評だったのですが、いつもより濃いめのだしにしたら「美味しい」と言ってもらうことができました。 カクキュー赤だし味噌500g 価格:604円 (2017/10/13 15:08時点) 感想(3件)
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福井県福井市、180年にわたって永平寺御用達の味噌を作ってきた米五。その米五でもっともベーシックな味噌が「越前こうじ味噌」です。値段も手ごろなので買いやすく、おみそ汁だけでなく、炒め物やみそだれ、サラダやケーキなどの隠し味にも使いやすいお味噌です。 「越前こうじ味噌」は米五180年の伝統から生まれた味噌 米五は天保2年(1831)以来創業以来、味噌づくりの伝統を守り続けながらも時代に合った新たな味噌を生み出してきました。これからもこれまでと同じように、大量生産をせず小さな蔵であり続けることが米五のこだわりです。小さな蔵だからこそ蔵に住み着いている米五だけの酵母菌が、米五の伝統の味噌の風味をつくり出しているのです。 その180年にわたる味噌づくりから生み出されたのが、米五のオリジナル米こうじ味噌です。国産大豆と国産米を使った味噌で、リーズナブルな価格で提供されているのも魅力ですす。料理にも使いやすく、米五のホームページには「越前こうじ味噌」を使った料理のレシピも掲載されています。 「越前こうじ味噌」はこうじの割合が少なめです 米五の味噌はそれぞれこうじの量が異なっています。「越前こうじ味噌」の麹歩合は9、他の味噌に比べると少なめです。麹割合とは味噌の原料となる大豆と、大豆に対する米麹の割合のことを指しています。麹歩合が多ければ多いほど、甘めの味噌になっています。 「越前こうじ味噌」でおみそ汁にするなら、日常的によく使われる豆腐やわかめなどのシンプルな具材がよく合います。麹歩合や塩分量を目安にすると自分好みの味噌を見つけやすいですが、好きな具材で味噌を選んでもいいですね。 「越前こうじ味噌」の米五の公式サイトはこちら 越前こうじ味噌1kg(すり) 価格:699円(2017/11/2 14:33時点)感想(6件)
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毎年夏休み期間中、東京・有楽町にある国際フォーラムで行われている「丸ノ内キッズジャンボリー」。今年は2017年8月15日(火)・16日(水)・17日(木)に開催されました。毎年楽しみにしているイベントで、今年は「親子で学べる! 味噌の食べ比べ教室」に参加してきました。 日本全国で1000種類以上の味噌が作られています 「親子で学べる! 味噌の食べ比べ教室」は事前申し込み制で、小学4~6年生とその保護者が参加することができます。味噌の食べ比べ以外にも味噌の歴史や味噌の種類について、マルコメ株式会社の方が丁寧に説明してくれました。 日本には実に1000種類以上の味噌があり、地方によって使われている味噌が違うことが説明されます。日本地図で味噌の分布図を見せてくれた後で、保護者の方へ出身を尋ね、東海地方のご出身の方は赤味噌、九州地方出身の方は麦味噌を使っているという話を聞いたりと子どもたちも熱心に話を聞いています。地図で見るだけではなくとても分かりやすいです。 まずは種類別で味噌を食べ比べ!味の違いを実感できます 味噌は原材料で大きく3種類に分けられます。米と大豆と塩で作った「米味噌」、麦と大豆と塩で作られた「麦味噌」、大豆と塩で作られた「豆味噌」です。「豆味噌」というのは、東海地方で使われている、先ほども話に出た「赤味噌」のことです。 まずは「米味噌」「麦味噌」「豆味噌」を食べ比べてみます。「米味噌」はなめらかでいつもの食べ慣れた味、ややしょっぱさも感じます。「麦味噌」は甘さもあり、麦の味もしっかり感じます。「豆味噌」はスプーンで取るのが難しいくらいしっかり固く、色も黒く濃いのが分かります。かなり塩味が強く、食べ比べるとそれぞれの違いがよく分かります。 日本で一番多く作られている「米味噌」も、甘味噌、甘口味噌、辛口味噌に分類されます。その違いは、混ぜられている糀の量が違うことで生まれます。次に食べ比べるのは先ほどの「米味噌(辛口)」、そして「米味噌(甘口)」、「白味噌(甘味噌)」の3種類です。先ほどは一番上の横のラインを食べ比べ、次は一番左の縦のラインを食べ比べていきます。 辛口の米味噌は糀割合が5割で塩分量が12%、甘口の米味噌は14割の12%。白味噌は20割の6%です。辛口と甘口の米味噌は、てっきり塩分量で辛口と甘口が決まるのだと思っていました。塩分量は同じなんですね。3つを食べ比べてみると、一番甘いのは白味噌で、子どもたちからも一番人気でした。 米味噌は種類が多いからこそ、どれが自分好みの味噌なのか分からないことも多いですよね。そんな時は原材料欄を見ると分かることがあります。原材料は入っている量が多い順で書かれているので、米が大豆よりも先に書かれていれば「甘口」、大豆の方が先ならば「辛口」と判断できるのだとか。とても参考になります。 珍しい仕込直後の味噌も!味噌の製造工程順に食べ比べ 続いては味噌の製造工程順に食べ比べます。どういう点に注意しながら食べ比べるかといういうとスプーンで触った感じ、色、香り、味に注目しましょうと事前に説明がありました。 写真の一番下の列を食べ比べます。左から原材料を混ぜただけの「仕込み混合物」、半月後に微生物を活性化させるため底と上の方の味噌をひっくり返した「天地みそ」、「熟成2カ月」「熟成4カ月」「熟成6カ月」の5種類です。 「熟成2カ月」「熟成4カ月」「熟成6カ月」は商品としても販売されているものですが、写真左側の「仕込み混合物」と写真右側の「天地みそ」は工場から持ち出すほかはなくとても貴重なものだそうです。 「仕込み混合物」は大豆の粒がしっかりと残っていて、色も白くパサパサしていて取りにくく、枝豆のような素材の味を強く感じます。「天地みそ」はさきほどよりもまとまりは出てきましたが、豆の香りはやわらいだものの味に深みはありません。 「熟成2カ月」はかなりなめらかになり、塩気もだいぶ強くなって色にも深みが出てきました。「熟成4カ月」になると、香ばしい香りがしてしっかりとした味噌の味です。「熟成6カ月」はぐっと色も深くなり、なめらかで甘く、醤油のようか香りがします。 合計10種類もの味噌を食べ比べました。食べ比べると味噌の違いがはっきり分かり、自分がどんな味噌が好きなのかもよく分かりました。 また、好みでない味噌を買ってしまったときは、自分好みの味噌を混ぜて使うといいそうです。味噌を自分好みにブレンドするのも楽しそうですし、ますます味噌が好きになりました。 マルコメ株式会社の公式サイトはこちら
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福井県で作られた青大豆・米(コシヒカリ)・塩を使い、これらを福井県産の越前杉で作った木桶で仕込んで作った味噌「杜(もり)の歓び」。しっかりとしたコクと風味を味わうために、シンプルな具材との相性がいい味噌です。おすすめはなめこなどのキノコ類です。 [penci_recipe] ポイントは沸騰させすぎないことです。絹さやの色をきれいに出したい場合は、別に茹でて後乗せしましょう。具材に火を通しすぎないようにすると、味噌の味もしっかりと感じることができます。きのこや豆腐などのシンプルな具材は、味噌の味を引き立てます。 「杜(もり)の歓び」米五の公式サイトはこちら 杜の歓び(もりのよろこび)500g 価格:1,058円(2017/11/2 14:54時点)
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福井県で永平寺御用達のみそを作る米五。その米五の味噌の基本となる米こうじ味噌が「越前こうじ味噌」です。こうじが少なめで、塩分量もほどよくバランスのいい味噌です。料理にも使えますが、まずはお味噌汁で味噌の風味を味わいたいもの。「豆腐と素焼きのりのお味噌汁」のレシピをご紹介します。 [penci_recipe] レシピがいらないくらい簡単なお味噌汁です。火を通す必要のない食材のみしか使っていないので、時間がない朝でも思い立ったらすぐ作れるのが魅力です。素焼きのりはそのまま使うことで香りも良く味もいいのでおすすめです。 越前こうじ味噌1kg(すり) 価格:699円(2017/11/2 15:12時点)感想(6件)