進化する食卓

山形県の伝統野菜「おかひじき」シャキシャキ食感を召し上がれ

いつも買い物はスーパーマーケットを利用することが多いのですが、私の家の近所には八百屋さんが何軒も立ち並んでいる商店街があります。野菜を買いに行くと、スーパーでは見られない旬の野菜が並んでいることも多く、それが楽しみでついついのぞいてしまいます。

「おかひじき」は海藻ではなく野菜です

「おかひじき」という名前から海藻だと思われがちですが、4月〜6月ごろまでが旬の野菜です。かつては日本全国で日当たりのいい海岸などに自生していましたが、その数も減り絶滅が危惧されているのが現状です。

現在では山形市と米沢市で「おかひじき」の栽培が盛んに行われ、山形県おきたま地方の伝統野菜として全国に出荷されています。しゃきしゃきっとした食感とクセのない味なので、好き嫌いなくどなたでも食べられる味です。

「おかひじき」はクセがなくて栄養分が豊富です

「おかひじき」は緑黄色野菜です。カリウムやカルシウム、マグネシウム、鉄分、ミネラルが豊富に含まれています。どれも骨を形成し丈夫にするのに必要な栄養分です。高齢の方や女性、お子さんなど骨を丈夫にしたい方にはおすすめの食材です。緑黄色野菜なのでβカロテンも豊富です。

私も初めて「おかひじき」を購入しましたが、塩を入れた熱湯で1分ほど茹で、冷水で冷やせばおひたしになります。調理も簡単なので、ぜひ見かけたら手に取ってみてください。

おかひじき 1パック 100g前後

価格:286円
(2020/6/1 11:17時点)

ABOUT ME
ひがのあや
東京都品川在住。小学生の2人の子供を育てながら、ファッション・グルメ・トラベル系のWEBライターとして取材・ライティング・リサーチ業務を行う。長いお休みには国内旅行で美味しいモノを食べ歩き、普段は時間があればアンテナショップやデパ地下を巡っている。