長い歴史の中で多くの旅人が歩いてきた東海道。 東京の日本橋から京都の三条大橋を結ぶ道で、今でも宿場町の趣を残している場所も少なくありません。 今回私が訪れたのは静岡県にある丸子(まりこ)宿。東海道五十三次の20番目の宿場で、鞠子宿とも呼ばれています。 丸子宿の名物はなんといってもとろろ汁。江戸時代の文献にも何度も登場する、長い歴史の中でも愛され続けてきた名物料理をご紹介します。 弥次さん喜多さん、松尾芭蕉の句にも登場する丸子宿のとろろ汁 静岡県静岡市にある丸子宿は小さな宿場で、関ヶ原の戦いの翌年の慶長6年(1601年)に宿場町となりました。 丁子屋が誕生したのはそれより少し前の慶長元年(1596年)。戦国時代の最中、当初はお茶屋として開業したと言われています。 歴史を感じさせる建物は当時から建っているものではなく、昭和45年(1970年)に1kmほど西にある大鑪(おおだたら)地区から移築された古民家です。一つの家のように見える建物ですが、実は江戸時代〜昭和までに使われていたいつかの古民家の集合体なのだそうです。 丸子宿は小さい宿場町ながらも、名物のとろろ汁は有名で数々の作品に登場しています。十返舎一九の『東海道中膝栗毛』や歌川広重の『東海道五拾三次』、松尾芭蕉の江戸に旅立つ弟子に向けたはなむけの句にも登場し、当時から名物として愛されてきたことが分かります。 丁子屋に到着して驚くのは、やはりその外観です。積み重ねてきた歴史を感じずにはいられない立派な茅葺き屋根。提灯や大きな石で作られた丁子屋の看板にも趣があり、丁子屋の店内に入る前から気分が盛り上がります。 店頭で受付をしてから呼ばれるまでに少し時間があったので、丁子屋の前にある道路を渡ってみます。この道路がまさに東海道で、近くには本陣跡も残されています。東海道を渡った丸子川沿いには宿場町を案内する看板が立てられ、観光気分も高まります。 長い歴史を感じさせる丁子屋の店内 丁子屋には座敷、テーブル席、団体部屋、個室などいくつものお部屋が用意されています。 「広重さんの部屋」「芭蕉さんの部屋」「一九さんの部屋」「宗長さんの部屋」「弥次さんの部屋」「喜多さんの部屋(キタイリ)」「喜多さんの部屋(キタオク)」「徳川さんの間」「今川さんの部屋」とそれぞれ縁のある人物の名が付けられ、それぞれ異なった雰囲気を楽しむことができます。 今回案内された「広重さんの部屋」は、64畳の大広間。天井が高いテーブル席で開放的な空間です。窓は開けられ、テーブルとテーブルの間隔も十分広くゆったりとしているので感染症対策も万全です。 「広重さんの部屋」の長押部分には、復刻版の歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」が日本橋から順に並べて飾られています。当時の街道の様子が書かれた浮世絵が揃っているので、眺めているだけでも楽しめます。 静岡在来品種の自然薯を使った丁子屋のとろろ汁 丁子屋の名物・とろろ汁には定食が用意されています。定番はとろろ汁・麦めし・味噌汁・香物・薬味がセットになった「丸子」です。 この「丸子」にむかごの揚げ団子・むかごの和え物など珍味二種・甘味を付けた「本陣」、「丸子」に揚げとろ・むかごの和え物など珍味二種・甘味・フルーツを付けた「府中」もあります。 お子さまには白米・エビフライ自然薯を使った鶏団子・玉子焼き・自然薯入りポテトサラダ・メロンの「お子様ぷれ~と」も用意されています。 悩んだけれどここは定番の「丸子」を注文。10分ほどでテーブルにやって来ました。 定食のご飯はおかわり自由。それぞれご飯は1杯目はお茶碗で出ますが、一緒にご飯の入ったおひつも出されます。おひつのご飯がなくなってしまっても、さらにおかわりすることもできます。 というのも、とろろ汁がたっぷりなのでとてもお茶碗1杯のごはんでは食べきれません。とろろ汁がメインなので当たり前なのですが、しっかりとおなかが空いた状態で行くことをおすすめします。 丁子屋がおすすめするとろろ汁のおいしい食べ方は、米粒が泳ぐくらいたっぷりととろろ汁をかけること。そして卵をとく時のように、空気をよーく混ぜ込むように泡立てるのがポイントです。お好みの薬味をパラッと入れたら、ザーザー音を立て流し込むように食べるのが一番おいしい食べ方とのことです。 ここは行儀が悪い、とは思わずに丁子屋おすすめの食べ方で食べてみます。口にとろろ汁を入れた瞬間、野性味あふれるとろろの香りが鼻を抜けていきます。そしてふわっとまろやかなとろろ汁はしっかりと粘り気はあるのに、食べごたえはサラッと軽い口あたり。 やさしいお味噌の風味も加わり、これまで食べたとろろ汁とは違います。さすが江戸時代から親しまれているだけあって、これは疲れた体にも効きそうです。これを楽しみに東海道を旅する方も多かったのかな、なんて思いを馳せたくなるとろろ汁です。 なかなか旅行にも出かけられないもどかしさ。旅の写真を見返したり、行ってみたいところのガイドブックを読んでみたり。おいしかったものや気になっていたものを取り寄せてみたり。おうちにいながらお出かけ気分を味わうのも、ここまで長くなるとやはり物足りなさを感じてしまうもの。また気軽に旅に出られる日が待ち遠しいです。 食べ切りサイズこだわりの栽培の自然薯170g【送料無料】 価格:1,350円(2021/5/6 15:17時点)感想(97件)…
静岡県
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お茶好きの私としては、日本一のお茶処静岡へ行くと「どんなお茶を買って帰ろうか」とわくわくしていまいます。最近では国産紅茶も数多く登場しているので、これまで以上に目移りしてしまいます。 今回見つけたのは鈍く光るゴールドのパッケージに富士山が描かれた、ちょっぴりレトロな雰囲気を持つ荒井園の「富士山紅茶」です。 静岡県御殿場市にある荒井園が作る「富士山紅茶」 静岡県御殿場市にある荒井園。荒井園は1888年(明治21年)に創業し、1930年(昭和5年)には献上茶に選ばれ、お茶の栽培や加工技術を向上させてきました。戦後、近隣のお茶農家の委託製茶や茶問屋としての役割も果たしています。 荒井園では煎茶やかぶせ茶、ぐり茶などの日本茶はもちろん紅茶も種類が豊富です。「富士山紅茶」も、「オリエンタルブレンド」と「ハイランズ」の2種類があります。「檸檬紅茶」や「生姜紅茶」などの香り付けされた紅茶や、中国茶の製法で作られた釜炒り緑茶や中国の緑茶に使い風味を持つ烏龍茶も「富士清茶」として販売されています。 英国グレートテイストアワーズを受賞している「富士山紅茶」 今回私が購入したのは「富士山紅茶オリエンタルブレンド」です。便利なティーバッグもありましたが、たっぷり楽しめるようにリーフを選択しました。しっかりとした茶葉で、ストレートで飲んでもミルクを入れても美味しく飲めます。 カップに注いでいるときにふわーっと立ちのぼってくる香り、これがまたいいんですよね。「富士山紅茶」には、適度な渋みとしっかりとしたコクと香りがあります。この適度な渋みがミルクを入れた時に、ガラリとうま味に変わります。 英国グレートテイストアワーズを2011, 2012, 2013, 2016受賞しているだけあって、バランスがいいのに特徴のある紅茶です。「ハイランズ」の方もぜひ飲んでみたくなりました。 「富士山紅茶」荒井園の公式サイトはこちら
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日本全国の地元しかない「ご当地スーパー」の旅。今回は静岡県内でスーパーを31店舗も展開している「しずてつストア」を紹介します。 しずてつストアは、静岡市葵区に本社を構える株式会社静鉄ストアが経営しています。 「安全・安心・健康・美味しい・楽しい」をコンセプトとして掲げ、健康的で美味しい商品を提供して、買い物が楽しいと思わせる売り場づくりを目指しています。 しずてつストアの野菜は静岡の生産者が持ち込んでいる 「安全・安心」をモットーにするしずてつストアでぜひ注目してもらいたいのは、青果売り場です。 しずてつストアの青果売り場にある地場野菜コーナーは、収穫したばかりの取れたて青果物を静農会の生産者自身が直接持ち込み、コーナーに並べています。 静農会は、農薬を極力減らし、栽培農法や経営管理などの情報を共有している、静岡県の生産者グループです。 しずてつストアは、240人の生産者と直接契約をしています。商品一つ一つにラベルを貼って生産者名を記載しているので、安全・安心で美味しい地場野菜が食べられます。また、販売価格も生産者自身が設定しているというのは驚きです。 しずてつストアの店舗は静岡県内に31店舗 しずてつストアは静岡県内に広く31店舗展開されています。(2020年9月現在) 西部地区:3店舗(掛川店、菊川店、菊川南店) 志田地区:7店舗(島田店、島田東店、駿河台店、岡部店、藤枝水守店、藤枝高洲店、藤枝駅南店) 静岡葵区:10店舗(安東店、千代田店、音羽町店、あさはた店、駒形店、いろは店、末広店、新静岡セノバ店、流通通り店、田町店) 静岡市駿河区::3店舗(丸子店、みずほ店、宮本町店) 静岡市清水区:4店舗(入江店、御門台店、草薙店、興津店) 東部地区:4店舗(沼津駅前店、富士吉原店、富士駅南店、長泉店) しずてつストア長泉店はバナナだけで30種類!トマトも25種類もある 有名な店舗は、テレビ番組「ヒルナンデス!」で紹介された長泉店です。 2016年にオープンした長泉店は、全店舗内で最大級の広さです。お店の入り口すぐには、フルーツコーナーがあり、約80種もの果物を扱っているそうです。 特にこだわりはバナナです。しずてつストアは多くの店舗で多品種のバナナが揃っていますが、長泉店ではバナナだけで30種も仕入れているそうです。その他にもトマトは25種ほど品揃えがあり、トマト好きの人にはたまりませんね。 しずてつストア新静岡セノバ店はジェラートがすごい また、新静岡駅の駅ビルである新静岡セノバの地下1階にあるしずてつストア新静岡セノバ店も有名です。人気の目玉はジェラートを販売しているフレッシュジュース売り場。 食べログにも載っているこの店舗は、ジェラートやフレッシュジュース目当てで来るお客さんも多いそうです。他にも、チーズ、パスタ、ワイン、ピザなどが豊富に並ぶイタリアン売り場も人気です。 新静岡駅の駅ビルに入っているので、静岡ならではの商品をお土産に購入される方も多いそうです。 しずてつストアのお惣菜は全国レベル しずてつストアは青果以外にも、お惣菜コーナーも充実しています。 全国のスーパーから5万件を超えるほどのエントリー数がある「お弁当・お惣菜大賞」。デリカッセン部門担当者の熱き戦いになるこの大会で、しずてつストアのお惣菜は、何度も最優秀賞を受賞しています。 2016年は、調理パン部門で、抹茶を通常よりも多く練り込み、糖度を抑え、家康公献上の由緒ある「本山茶」を使用した「静岡本山茶あんぱん」が最優秀賞を受賞しました。 2018年は、静岡県駿河湾産の桜海老をたっぷり使った静岡県推しの「桜えびたっぷり天丼」と、静岡県産スルガエレガントと北海道産手亡豆の白あんを使った、「スルガエレガントアンパン」の丼部門と調理パン部門の二部門で最優秀賞を受賞しています。 さらに2020年は、イカ墨を練りこんだ焼きそば麺を使用した海鮮の旨味の詰まった「西伊豆海賊焼きそば」が麺部門で入選。他にも、静岡県産「長田の桃」の果肉を使用した甘酸っぱいジャムとホイップをサンドした「長田の桃ジャムパン」がパン部門で入選しました。…
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日本全国の地元しかないものを探してローカルスーパーの旅。 今回は静岡県民に愛される「スーパー田子重」を紹介します。 スーパー田子重はどんなスーパー? スーパー田子重は静岡県焼津市東小川に本社を構える株式会社田子重が経営する静岡のローカルスーパーです。 「田子重」の名前は創業者である曽根令三氏の先祖の「曽根重兵衛」が焼津の創業地そばにある「田子ノ橋」で材木屋を営んでいたことに由来しているそうです。 スーパー田子重が大切しているキーワードは「ふだん」です。「ふだん」に便利なスーパーマーケット田子重をモットーに「田子重の新鮮な野菜、魚、肉を食べて育ったおかげで元気で健康に暮らせる」といわれる本物のスーパーマーケットを追求しています。 静岡県民の「ふだん」を知り尽くした、静岡県民にとっては一番身近で、馴染みがあるスーパーといえます。 最近では、静岡県では俳優の神保悟志さんが演じる今川義元が、田子重の従業員として働くCMでも有名です。 スーパー田子重の店舗は スーパー田子重は焼津地区に4店舗(小川店、田尻店、登呂田店、西焼津店)、静岡地区に5店舗(駒越店、鳥坂店、セナ店、西中原店、下川原店)、藤枝・島田地区に3店舗(清里店、田沼店、島田中央店)。合計で12店舗があります。 売り場面積が一番広いのは鳥坂店で、ここが一番の旗艦店になっています。店舗は車で来店する人がほとんどで、どこも広い駐車場を併設しています。 来年の2021年2月には、静岡県西部初となる小笠店を菊川市下平川に出店する計画が発表されています。 藤枝・島田地区の店舗は深夜24時まで営業しています。 スーパー田子重のセール・特売日は? スーパー田子重では、毎週水曜・土曜にパンの特売を実施しています。 なんと3割引というお得な価格でパンを購入できるのでまとめ買いをする買い物客で賑わっています。 さらに、スーパー田子重では日替わりで週間曜日サービスデーも設定されています。 週間曜日サービスデーはこちらのとおりです。 月曜日 パン・牛乳・ハム・ウィンナー特売日 火曜日 98円セール 水曜日 たまごの特売日・割引デー 木曜日 ポイント2倍デー・キャッシュバックデー 金曜日 パン・牛乳特売日 土曜日…
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外食チェーンはどこで食べても同じ味、だからおもしろくないと思われがちです。でもそんな外食チェーン店にも一部の地域にしかない、その場所に行かないと食べれないお店もあるのです。もしいつものチェーン店に飽きてしまったら、ご当地チェーン店に行ってみるのはいかがでしょうか? 今回は静岡エリアしかお店がないのに、口コミで人気が広がり、全国にファンがいるげんこつハンバーグの炭焼きレストラン「さわやか」をご紹介します。 げんこつハンバーグの店「さわやか」は静岡ではみんなが知ってる 私が「さわやか」の存在を知ったのは友人からの口コミでした。静岡には静岡でしか食べられないおいしいハンバーグのお店があるらしい、というのを聞いて以来ずっと気になっていました。そしてそのお店では、「げんこつハンバーグ」という拳ほどの大きさのハンバーグを目の前で焼いてくれて、ミディアムレアの絶品ハンバーグを食べられるというではありませんか。 静岡県内に31店舗ある「さわやか」は、浜松エリアに数多くの店舗があります。静岡県はとても広いので、東京に近い方の静岡なのか、愛知に近い静岡なのかで行きやすさが大きく変わってきます。静岡や焼津あたりまでだと十分日帰りでも行けます。しかし浜松まで行くとなると、あちらも見たいこちらも行きたいと欲が出てきてしまい、ますますハードルが上がってしまいます。 「さわやか」は浜松エリアに店舗が多いですが、焼津より東側の静岡市エリアにも10店舗以上あります。東京からでも十分日帰りで行くことができます。静岡というとやっぱり新鮮な魚を食べたくなるものですが、静岡でしか食べられない「さわやか」のハンバーグというのもぜひ選択肢に入れて欲しいと強くおすすめします。 以下のページからは高速道路のICから近い店舗や駅から近い店舗が調べられるだけでなく、各店舗の待ち時間も見ることができます。 げんこつハンバーグの炭焼きレストラン「さわやか」店舗 いつ行っても大行列ができているハンバーグの店「さわやか」 私が念願の「さわやか」に初めて行ったとき、驚いたのはその行列の長さです。日曜日だったので、ガラガラだとは思っていなかったのですが、何と言っても行った時間は午後4時。ランチにしては遅すぎる、ディナーにしては早すぎる。もっとも少ない時間帯なのに、お店の外にまで長い行列ができていました。その日中に都内に帰る予定で、渋滞を考えるとここで時間を取られてしまうのはとても厳しい。そう分かってはいたけれど、この時間にこれだけ人が並んでまで食べたいハンバーグを諦めることはできませんでした。 2回目に「さわやか」へ行くと決めた時は店舗を決め、待ち時間なく食事ができるよう開店と同時に行く予定を立てました。開店は11時、5分ほど前に着くとすでにお客さんがぎっしり。土日祝日は開店時間が15分早まり、10時45分にオープンするのを知りませんでした。 店頭で受付をすると、番号とQRコードが書かれた紙を渡されます。店を離れても待ち時間が確認できるのですが、注意しなくてはならないのは呼び出された時に店内にいないとキャンセル扱いになってしまうことです。幸い5分ほどで案内されたのでホッとしました。 「さわやか」に行ったらぜひ食べたい「げんこつハンバーグ」 「さわやか」へ行ったら絶対に食べたいのが250gの「げんこつハンバーグ」。名前の通り女性のげんこつほどのサイズのハンバーグが、熱々の鉄板にどーんと乗っています。 テーブルに置かれてから、目の前で店員さんが長いナイフで半分に割り内側を焼き、仕上げにソースをかけてくれます。 目の前でジュージューといい音を立てて焼き上げられるハンバーグに、大人も子どもも目がくぎ付けです。半分に割ってもしっかりと厚みのあるハンバーグは、「さわやか」おすすめの焼き加減ミディアムレアでいただきます。 ミディアムレアの「げんこつハンバーグ」、炭火でしっかりと焼かれ鉄板に置かれた表面はカリッと香ばしく、中は赤身が残り肉の柔らかさを感じます。あふれる肉汁と鉄板の上で弾けるオニオンソースが合わさり、言葉も忘れて無言で食べ続けてしまうおいしさです。 「さわやか」のハンバーグは、牛肉100%で袋井市にある自社工場で作られ毎日お店へ届けられています。工場では毎日ハンバーグが製造され、そして毎日3時間かけて清掃されています。 毎日作られているハンバーグの原料、加工工程、品目別製品で菌検査を行い、大腸菌ゼロ=O157ゼロが確認されています。 ミディアムレアがおすすめではありますが、店員さんもお好みの焼き加減を聞いてくれます。熱々の鉄板の上で、ハンバーグをお好みの焼き加減に調整することもできます。 おいしいハンバーグをお腹いっぱい食べて、幸せ。なんでハンバーグは人をこんなに幸せにするのでしょう。 お会計の後で、口直しの爽やかなミントの飴をもらえます。小学校4年生までのお子さんには、おもちゃのプレゼントもありお店を出ても続く幸せ。 ぜひ静岡に行ったら「さわやか」へ足を運んでみてください。 げんこつハンバーグの炭焼きレストラン「さわやか」 テーマパーク並みの行列!静岡の人気チェーン店「さわやか」のげんこつハンバーグを食べてみて was last modified: December 27th, 2018…
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旅行のお土産にクッキーと聞くと、かわいいご当地ゆるキャラが描いてあったり、いわゆる「ザ・お土産」の個性のないものと思っていませんか? 私がちょっぴりレトロでかわいいパッケージの「あげ潮」を見つけたのは、浜松のサービスエリアです。 乙女心をくすぐる、渡した方ももらった方もきゅんとなる「あげ潮」は、浜松で50年以上も愛されてきたお菓子です。 浜松銘菓 まるたや洋菓子店「あげ潮」 「あげ潮」は、静岡県浜松市にある「まるたや洋菓子店」の昭和24年の創業当時からあるお菓子です。 「まるたや洋菓子店」創業者の秋田一雄氏は、アメ横の闇市でアメリカ進駐軍が売っていたケロッグのコーンフレークに出会います。 秋田氏はとてもめずらしいもの好きで、コーンフレークを食して、コーンフレークを使ってお菓子を作ることを思い付きます。 ヨーロッパに修行に出た弟の純平と一緒に試行錯誤を重ね、レーズン、くるみ、オレンジピールを入れた生地に、コーンフレークをまぶして焼いたクッキーを作りました。簡単に袋詰めして自家製クッキーとして販売されていましたが、1960年(昭和35年)ごろに「あげ潮」と名付けられました。 「まるたや洋菓子店」が「あげ潮」という名に込めた想いとは 「あげ潮」は、その名前から油で揚げたクッキーだと思われたり、塩味のクッキーだと思われがちです。でも、製造工程に生地を揚げる工程はありません。そして塩も使われていません。 「あげ潮」という名称は、浜松市にある浜名湖、遠州灘にちなんで「満ち潮」と同じ意味を持つ「あげ潮」から名づけられました。 浜名湖に潮が満ちてくるように、「あげ潮」を食べた人に幸運が満ちて、運気が上昇するようにという願いから「あげ潮」と名付けられたそうです。 ドライフルーツの甘酸っぱさとザクザク食感がやみつきになる「あげ潮」 「あげ潮」にはかわいいレトロなイラストが描かれた小さな50gの袋入りのものと、和風の雰囲気を持つ大きめの180gの袋入りのものがあります。 「あげ潮」を初めて見つけた時は、パッケージに惹かれて買ってしまったパケ買いだったので、小さめの50gを選びました。中身は一緒ですが、手ごろなサイズとお値段はちょっとしたお土産にもちょうどいいサイズです。 「あげ潮」の見た目から、一口目をかじるのに勇気がいるのかなと想像していました。その予想とは違い、思っていた以上にサクッと軽い食感です。 一口で口に入れられる小さめのサイズなので、ぱくっと口に入れて噛みしめるとザクッザクッと心地よい歯ざわりが頭の奥まで響きます。 クッキー生地だけでなく外側にまぶされたコーンフレークが軽さと食感のよさになり、オレンジとレーズンのあまずっぱい酸味も多すぎず、少なすぎずちょうどいい。くるみのコーンフレークとは違うこりっとした食感も、風味も、ついつい手が止まらなくなるおいしさです。 おいしくて、かわいくて、そして幸せが訪れますようにとの願いも込められた「あげ潮」。 ついつい多めに買っておすそ分けしたくなる、お土産にもぴったりのお菓子です。 まるたや洋菓子店「あげ潮」 あげ潮(180g) 価格:675円(2018/3/9 15:47時点)感想(1件) 食べたら運気が上がって幸せに?静岡県浜松銘菓「あげ潮」 was last modified: June 7th,…
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浜松市を中心に展開する「杏林堂」は、オンラインショップも充実 最近はスーパーマーケットだけでなく、ドラッグストアでも食料品や生鮮食品を取り扱うお店も増えています。そしてその中にはオリジナルの食品を販売するところも増えてきています。旅の途中に立ち寄った杏林堂は静岡県浜松市を中心に70店舗以上ある、黄色とエメラルドグリーンの看板が目印のドラッグストアです。 杏林堂は、トリイソースや野菜村、浜松餃子やハイラーメンなどこれまで「旅する食卓」でも取り上げてきた食材も数多く販売されていますが、それに加えて杏林堂でしか販売されていないオリジナル食品もたくさんあります。 「トリイソース」を使った「本当においしい トリイソース国産うるち米せんべい」と「本当においしい トリイソースカレー専用スパイスソース揚げせん」も杏林堂限定販売です。 浜松市で木桶熟成させて作られる、歴史ある「トリイソース」 私が「トリイソース」を知ったのは偶然でした。ふと立ち寄ったスーパーマーケットで、レトロな雰囲気のソースを見つけたのが出会いでした。普段ソースを使わなかった私がソースのおいしさに目覚めるきっかけともなったのが、この「トリイソース」です。 原料の野菜はもちろん、調味料にもこだわった「トリイソース」は、大正13年(1924年)創業の老舗です。 「トリイソース」には、たまねぎ、トマト、にんじん、にんにく、セロリというたっぷりの生野菜をが使われています。 半日かけてじっくり低温で煮込んでピューレにし、酢、砂糖、塩を半日かけてゆっくりと加えたら、香辛料を煮出していくようにまろやかな香りをソースに移していきます。 そして木桶でにソースを入れ、1~2ヶ月かけてじっくりとまろやかな味にしていきます。「トリイソース」は生の野菜を使うのも大きな特徴ですが、季節や気候によって糖度や味のバラツキの影響を受けてしまいます。それを大きな木桶で仕込んで熟成させることで、ロットごとのバラツキを少なくし一定の品質が保たれています。 材料の野菜は生のものをつかうだけあり100%国産。特に地元浜松のいい野菜を可能な限り仕入れるようにしています。酢は2ヶ月かけて自社で生産し、吟醸酒を作る時にのみ出る酒粕を地元の酒蔵から仕入れて使っています。 砂糖は精製前のさとうきびに近い種子島産の粗糖を使うことで、自然な甘味をソースの味に加えています。 他にも「本当においしい トリイソースの柿の種」が販売されている時もあるそうですが、私が行ったときはありませんでした。ぜひ食べてみたいけど、限定販売だと地元じゃないとなかなか難しそうです。 「本当においしい トリイソース国産うるち米せんべい」は、ほんのりソース味 私が杏林堂で買って帰ったのは「本当においしい トリイソース国産うるち米せんべい」。 「トリイソース」らしい、一般的なおせんべいに比べるとかなり黒みがかったソース色をしています。わくわくしながらかじってみると、サクッと軽い食感。思っていたより固さはなく、子どもでもお年寄りでも食べやすい固さです。 色がしっかりとソース色なので、辛味があったり味が濃いのかなと思っていましたが、予想したより濃いソース味ではありません。中は白いので、味のバランスはちょうど良く感じます。トリイソースの甘みと酸味はしっかりと感じられ、1枚食べるとついついもう1枚食べたくなる、そんなおせんべいです。 1枚だけだとあっさりめに感じられた「トリイソース」の味も、2枚目を食べるとそのスパイシーな風味と果物のような複雑な酸味をハッキリと感じることができます。 気がつけばついつい手が伸びて残りも少なくなってきました。普段はおせんべいをあまり食べない息子がとても気に入り「また買ってきて」と言っていたので、女性よりも男性ウケがいいおせんべいです。 杏林堂オンラインショップ トリイソース トリイ ウスターソース200ml 価格:469円 (2020/5/27 09:17時点) 感想(3件) 浜松市杏林堂限定!トリイのウスターソースをつかった本当においしいおせんべい was last modified:…
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その土地で取れる野菜や果物などを使ったご当地調味料。駅やSAなどのお店で目にする機会も少なくありません。売られているお土産から「ここでは○○が名産品なんだ」と知ることも多く、それはそれで楽しいものです。そういったご当地調味料とはまた別に、全国的には販売されておらず有名ではないけど、地元では愛されている調味料もあります。 買って帰ったらあまりのおいしさにあっという間に使い切ってしまった、ガリバーフーズのドレッシング「野菜村」。知る人ぞ知る、静岡県内では有名なドレッシングです。 40年以上愛され続ける、静岡県浜松発のドレッシング「野菜村」とは ガリバーフーズが作る「野菜村」ドレッシングは、地元で40年以上に渡って愛されています。元々は初代が経営していた喫茶店で出していたサラダのドレッシングが好評だったことから、ドレッシング製造・販売のお店となったのです。 今では和風スパイス味やごま風味などの「スタンダードライン」が9種類、うなぎいもや三ヶ日みかんを使った「スイーツライン」が4種類、2種類のノンオイルライン、そしてポン酢やごまだれと目移りしてしまうほどのラインナップが揃っています。 静岡のスーパーで野菜村のドレッシングを即ゲット 私が「野菜村」を知ったのは夫からの情報でした。「静岡でしか売ってない、おいしいドレッシングがあるらしいよ」と聞いてしまったからには、探さないわけにはいきません。 静岡に行った時に勇んで買いに行きましたが、「野菜村」を見つけるのはとても簡単で、1軒目のスーパーで見つけることができました。「野菜村の」ドレッシングは3種類ほど置いてありましたが、ビギナーなので一番オーソドックスな和風スパイス味を選びました。 一度食べたらクセになる、甘口なのにスパイシーな「野菜村」 「野菜村」のパッケージは、懐かしさを感じる昭和っぽさのあるデザインになっています。これまで派手に広告をすることもなく、製造を始めた当時からボトルの形やラベル、そして味も変わっていないのだとか。変わらないことで40年以上愛されてきたんだろうな。初めてなのに懐かしいのは見た目だけではなく、初めて食べるのにどことなく懐かしさを感じる味です。 この懐かしさの正体は何だろう、そう思って原材料を見てみるとトマトケチャップが入っています。 ケチャップの味が懐かしさの正体だということは分かりましたが、だからと言ってケチャップ味というわけではもちろんありません。「和風スパイス味」ですから、醤油や胡椒がベースになっています。そこへほどよい酸味とケチャップのやさしい甘みがします。 これまで食べたどのドレッシングとも違う新しい味、なのに懐かしい。「野菜嫌いのお子様にもピッタリ!」とラベルに書かれていますが、確かに生野菜がそんなに好きではない息子も珍しく「サラダのおかわりないの?」と聞いてきました。 調味料としても使える「野菜村」和風スパイス味 「野菜村」はレタスやトマトを使ったサラダにも、千切りしたキャベツというシンプルサラダにもよく合います。生野菜だけでなく我が家ではポテトサラダにかけてみたり、隠し味に使ってみたりしています。「野菜村」はサラダだけではなく、もっと色々な料理に使いたいと思わせるドレッシングです。 野菜村を使った料理レシピ ガリバーフーズのホームページには、「野菜村」を使った料理のレシピも紹介されています。 [penci_recipe] ふんわりと「野菜村」和風スパイス味がする、チキンおろし煮の完成です。鶏肉はほろっと柔らかく、これがドレッシングだけで味付けされているとは思えません。仕上げに「野菜村」和風スパイス味をかけてもおいしいですよ。 あっという間に使い切ってしまったので、早速3本もお取り寄せしてしまいました。どんな食材にもよく合うので、豆やオクラ、長いもを使ったサラダなどにも使っていきたいです。 ガリバーフーズ「野菜村」 ガリバーフーズ 野菜村 ドレッシング 和風スパイス 300mL 価格:375円(2021/1/7 10:01時点) ガリバーフーズ 野菜村…
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電車で旅行するときは難しいですが、車で旅行するときは必ずスーパーマーケットに立ち寄るようにしています。 最近では大手スーパーチェーンの傘下になっているところも増えましたが、まだまだ地元にしかないローカルスーパーチェーンも残っています。 今回私が立ち寄ったのは静岡市や焼津市、藤枝市に店舗をもつ「スーパー田子重」。初めてのスーパーなのでわくわくします。 気兼ねなく行ける近所のスーパーであり続ける「スーパー田子重」 静岡にはわりとよく行っているつもりでしたが、「スーパー田子重」の存在を知ったのは初めてです。微笑む女の子のロゴもかわいらしく、見つけてしまったからには行かないわけにはいきません。 「スーパー田子重」は静岡県中部を中心に店舗展開を行っているので、広い静岡県の中でなかなか見つけられないのも納得です。 狭いエリアの中で店舗展開しているということは、この地域にしかない珍しいものや初めて見るものがありそうで期待してしまいます。 「スーパー田子重」の店内は、暗いわけではないけれど都内で行くスーパーの明るさとは違う独特の空気感があります。空気がやさしいというか、商店街のようなほわっとした空気感。 小さい頃、近所に母と買い物に行ったスーパーもこんな雰囲気のお店だったような記憶があります。そんな懐かしさを感じるのも魅力の一つです。 「スーパー田子重」店舗情報 「スーパー田子重」の店内には「静岡のうまいもの」がいっぱい 「スーパー田子重」にはおなじみの大手メーカーの調味料もありますが、初めて見る調味料や食材がいっぱいです。店内には「静岡のうまいもの」のポップがあり、珍しいものを紹介してくれます。このポップを探しながら店内を歩くだけで、新しい出会いあります。 最初に見つけたうまいものは、静岡おでんには欠かせない「おでんの粉」。「だし粉」や「削り粉」とも呼ばれるその粉をおでんに付けて食べるのが静岡おでんならではの食べ方です。イワシの削り節に加え、サバやアジの削り節、そしてアオサが細かい粉末状になったもので、おでんだけでなく富士宮焼きそばにも使います。 まさに静岡県ならではの人気のスパイスです。 そしてどことなく懐かしさを覚えるマルちゃんの「ハイラーメン」。今では静岡県のお土産としても有名ですが、以前は全国で販売されていたのだとか。発売から50年以上たった今では、マルちゃんの創業者・森和夫氏の地元静岡県だけで販売されています。 今は発売55周年を記念した復刻版パッケージで販売されているので、お土産にもいいですね。 静岡の初めて見る食材にわくわくできる「スーパー田子重」 「スーパー田子重」に置いてある商品をじっくり初め回ると、見る食材が多いことに気が付きました。こんなに珍しいものが置いてあるなんて興奮を抑えられないくらい。 店内の目立つ位置にあったのが「延命酢」というオレンヂビネガーです。静岡県は日本有数のみかんの生産地です。新幹線からの車窓でも、みかん畑とお茶畑が増えると静岡県に入ったんだなと実感するくらい圧倒的なものがあります。 「延命酢」は手造りのみかん果実酢にハチミツなどを加えて飲みやすくした、合成甘味料や保存料を使っていないお酢です。そのまま料理に使るのはもちろん、果物を漬け込んだり、にんにくやたまねぎを漬け込んだり、便利に使えるお酢です。 愛知県では家庭で料理に使うするためのチューブに入った味噌が売られていますが、静岡でもチューブ入りの味噌が販売されていました。 初めて見つけた「万能みそうまいら」は、パッケージには浜名湖の絵が描かれています。それは、「万能みそうまいら」に浜名湖産の新鮮なコノシロが使われているためです。みそかつだけでなく、サラダやお刺身にかけてもおいしいのだとか。 近くだと思っていた静岡県。初めて見る食材はあるとは思ってましたが、知らない調味料がまだまだこんなにもあったなんて。これだからローカルスーパー巡りは止められません。 見て楽しんで、買って楽しめる。また次回も新しいものとの出会いが楽しみです。 静岡県【スーパー田子重】旅先で見つけた静岡だけのうまいもの was last modified: September 11th,…
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毎年我が家は帰省の交通手段に悩みます。車で帰省するか、新幹線で帰省するか、飛行機で帰省するか、どれも一長一短。 ひと通り迷って、結局車を選択することが多いです。やっぱり気軽にルート変更ができ、車でしか行けない地元ならではの場所に立ち寄れるメリットは大きいです。 そんな我が家の定番になりつつあるのが、NEOPASA駿河湾沼津下りにある「ドライバーズ・スポット 天神屋」で静岡おでんを朝食にすることです。 静岡市を中心に20店舗以上、弁当・惣菜を販売する「天神屋」 静岡市に住んでいる人や、仕事で静岡を訪れることがある方にはおなじみの「天神屋」。 お弁当やおむすびを中心に、お総菜なども販売しています。「天神屋」は、路面店だけでなくショッピングセンターや駅ビル、道の駅や高速道路のNEOPASAなどにも店舗があるので、立ち寄りやすいのも魅力です。 冬におすすめなのが、店頭でほかほかを湯気を出している静岡おでんです。「しぞ〜かおでん」と書かれ、おでんの具材もおなじみの大根やこんにゃくといったものから、黒はんぺんなどの珍しいものもあります。 NEOPASA駿河湾沼津下りにある「ドライバーズ・スポット 天神屋」でも、おでんだけでなくお弁当やおむすびも販売されています。静岡おでんと、ご飯・お味噌汁がセットになった静岡おでんセットも販売されています。 「しぞ〜かおでん(静岡おでん)」に欠かせない、ダシ粉や特製味噌だれもあります 「しぞ〜かおでん(静岡おでん)」に欠かせないのが、いわしを粉末にしたダシ粉です。天神屋では同じくおでんに欠かせない青のりと混ぜ合わせた特製の「青のりダシ粉」が用意されています。そして甘めの特製味噌だれとからしも用意されています。 ふたの付いた容器も用意されているので、お土産にしたい場合でも安心です。 持ち帰る場合には、合わせて20本以上買えばしっかりとした大型のおでん専用タッパーがもらえます。「しぞ〜かおでん(静岡おでん)」はしっかりとふたができるので、長距離でも汁がこぼれたりすることなく持ち運ぶことができます。 「しぞ〜かおでん(静岡おでん)」の具といえば黒はんぺん 「しぞ〜かおでん(静岡おでん)」を代表する具材と言えば「黒はんぺん」です。鯖や鰯などの青魚を使っているので、白はんぺんよりも黒みがかった色をしています。そしてはんぺんというとふわふわなイメージがありますが、「しぞ〜かおでん(静岡おでん)」の黒はんぺんはしっかりと身がつまった食べごたえのある食感なのも特徴です。 「しぞ〜かおでん(静岡おでん)」はオリジナルの富士の白雪もおすすめ そして絶対に食べたいのが、天神屋オリジナルの「富士の白雪」です。白玉のもちもちとした皮の中に、肉団子が入ったもちもちとジューシーさがたまらない一品です。 初めて見た時はまん丸のお餅のようなこれはなんだろうと興味本位だったのですが、今ではこれがないとがっかりしてしまうほど大好きな具材です。タイミングによってはないことも多いので、毎回ドキドキします。 「しぞ〜かおでん(静岡おでん)」はあっさりした白焼きも人気 そして「白焼き」と呼ばれる具材も「しぞ〜かおでん(静岡おでん)」ならではの具材です。スケトウダラのすり身を素焼きにしたもので、もっちりとした食感になっています。ほんのりと付いた焦げ目が食欲をそそります。「白焼き」のもっちり感は富士の白雪とはまた違い、歯切れがよくあっさりとしています。例えるなら白はんぺんのような、「しぞ〜かおでん(静岡おでん)」全体のまとめ役になる優しく味わいです。 駿河湾S.A「しぞ〜かおでん」 駿河湾S.Aに行ったら天神の「しぞ〜かおでん(静岡おでん)」を 車での帰省は長くつらいものになりがちです。「しぞ〜かおでん(静岡おでん)」のようなサッと食べられて体も温まるおいしいものを食べると、気持ちも体もリラックスできます。ぜひ次回の帰省の楽しみの一つにしてみてはいかがでしょうか。 天神屋 駿河湾S.A「しぞ〜かおでん」で有名な静岡のお弁当屋さん「天神屋」 was last modified: October…