旅にかかせないお土産探し。 ちょこちょこお店に寄るのも楽しいけれど、しっかりとお買い物するお店にも立ち寄りたいものです。 「房の駅 ペリエ千葉エキナカ店」はその名の通り、千葉駅の構内にあるお店。 電車の乗り換えのすき間時間にも。 電車の時間に左右されずのんびりと。 千葉県内の有名どころのおみやげから、千葉県民が愛するローカルグルメまで揃います。 「房の駅」は千葉駅だけでなく四街道や成田にも店舗あり 「房の駅」は市原市に2店舗、千葉市に3店舗、四街道市や成田市に店舗があります。 よくある郊外型のお土産店かと思いきや、船橋市の「ららぽーと」や市川市の「ニッケコルトンプラザ」、柏市の「柏の葉T-SITE」にも出店しています。 市川駅直結の「シャポー」や千葉駅構内の「千葉ペリエ」、秋葉原駅にほど近い「CHABARA」内にも店舗があり、車だけでなく電車でもお買い物ができます。 関東にありながら、観光スポットやショッピングする場所も多い千葉県。 「房の駅」は遊びに来た方がおみやげを買うだけでなく、千葉県に住む方が帰省みやげを買うのにもおすすめです。 リニューアルしたペリエ千葉は便利なお買い物スポット 2018年6月にリニューアルオープンしたペリエ千葉は、中央改札口に直結した1〜7Fまである商業施設。 さらに千葉駅の改札内にあるエキナカ3、4F、そしてバスロータリー側に広がるストリート1、2もある駅チカでお買い物ができます。 東京で話題のスイーツや老舗の和菓子などもいいけれど、案外近くにおいしいものはあります。 千葉県以外では手に入りにくいおみやげも多いので、選ぶのも贈るのも楽しめます。 「房の駅」店舗 駅構内で千葉のおみやげが買える「房の駅 ペリエ千葉エキナカ店」 観光客だけでなく、東京都心へ通勤や通学する方も多く利用する千葉駅。 最近はエキナカでお買い物できる場所が増えましたが、千葉駅のエキナカもリニューアルで大きく変わりました! 店舗が入るエキナカ3Fの入口の柱には、千葉県のおいしいものがおしゃれに描かれています。 「房の駅 ペリエ千葉エキナカ店」があるのは、エキナカ3Fの7・8番線9・10番線側。 和の雰囲気がただよう、大きな看板が目を引きます。 「房の駅 ペリエ千葉エキナカ店」イチオシはやっぱりピーナッツ 店頭の一番目立つところに並んでいるのは、やっぱりピーナッツ。…
お漬け物
-
-
ほかほかのご飯には欠かせないお漬け物。誰にでも自分好みのお漬け物があるかと思います。遠くの街まで行かないと買えないもの、ある季節にならないと買えないものなども多いですよね。 エリアや季節が限定されるお漬け物もいいけれど、いつでもどこでも買える安心感のあるお漬け物も必要です。その中の一つが「岩下の新生姜」ではないでしょうか。 我が家でもみんな大好きな「岩下の新生姜」なので、栃木県栃木市にある「岩下の新生姜ミュージアム」へ遊びに行ってきました。 車でも電車でもアクセスできる「岩下の新生姜ミュージアム」 栃木県栃木市にある「岩下の新生姜ミュージアム」は、その名の通り岩下の新生姜について楽しく学べるミュージアムです。 ミュージアムだけでなく、新生姜をつかったメニューを楽しめるカフェも併設されています。 「岩下の新生姜ミュージアム」は電車でも車でも行きやすく、観光のついでに立ち寄るのにもちょうどいい場所にあります。栃木ICから車で15分、無料駐車場が第4駐車場まであり合計82台停められます。 電車の場合、JR線も東武線でも徒歩12分ほどです。車じゃないと行きにくいミュージアムも多いですが、「岩下の新生姜ミュージアム」は電車でも行きやすい場所にあります。 入場は無料ですが受付があり、パンフレットと館内の簡単な説明をしてもらえます。 ここでしか体験できない岩下漬け体験は、土日祝限定で開催されています。各回定員は10名で、体験時間は30分程度です。 お一人様800円で、小学生以下のお子さまは保護者の付き添いができます。受付時間は開始10分前までですが、定員制なので気になる方は入場後ショップレジで受付することをおすすめします。 グループでもファミリーでも楽しめる「岩下の新生姜ミュージアム」 無料のミュージアムというと、小さなお子さん連れファミリーをターゲットにしたところも多いですよね。ですが、「岩下の新生姜ミュージアム」は、カップルや友人グループ、家族連れまで年齢や性別を問わず楽しめるミュージアムになっています。 「岩下の新生姜ミュージアム」では、限定イベントも多く開催されています。「岩下の新生姜ミュージアム」へ行く予定が決まったら、ぜひイベントもチェックしてからお出かけください。 「岩下の新生姜ミュージアム」イベント情報 いつもで買えるお漬け物として親しみのある「岩下の新生姜」ですが、改めて言われると新生姜についてよく知らないことに気づきます。 目を引く大きなオブジェや興味を持つような展示物で、楽しく分かりやすく新生姜について学ぶことができます。 これまで新生姜を知らなかった子どもたちでも、土の中の新生姜の様子や、生姜や他の新生姜との違いも目で見ることができるので親しみやすさを感じるようです。 また生姜の効能を体験型ゲームで学べるコーナーは、大人から子どもまで行列ができるほどの人気ぶりでした。 「岩下の新生姜」のパッケージに入っているかのような写真が撮れるスポットや、話題になった新生姜ペンライトと新生姜型のかぶりもので撮影できるスポットも用意されています。 ここだけの新生姜グッズやおつまみが手に入る「岩下の新生姜ミュージアム」 ミュージアムのお楽しみの一つがミュージアムグッズです。 当然ながらのど飴やポテトチップス、ジンジャーエールにビール、カレーやポン酢まで色々な新生姜グッズがあふれています。新生姜ミュージアムショップは広くはないのですが、その充実ぶりに驚かされます。 中でもうっかり見過ごしがちなのが、ミュージアムショップではなく展示やアトラクションエリアの入口にある自動販売機です。 この自動販売機では、オンラインショップでは買えないミュージアム限定商品の「岩下漬けの素 500ml」が販売されています。 「この商品は飲用には適していません」と大きな注意書きもしてありますが、漬け物を作るための調味液です。 きゅうりやきゃべつ、セロリなどの野菜だけでなく、うずらやチーズ、海産物やフルーツまで漬け込んでもおいしいとSNSで話題の商品です。 ミュージアムショップでは200mlの小さなサイズも販売されていますので、おみやげにもおすすめですよ。 「岩下の新生姜ミュージアム」に行ってから子どもたちも興味をもち、「岩下の新生姜」を食べるようになりました。…
-
時折無性に食べたくなる粕漬け。スーパーマーケットで買ってみても、甘すぎたり思っていた味と違ったり、家族が粕漬けの気分じゃなかったり、など意外とハードルが高い食材です。 そういうときは外でおいしい粕漬けを食べるのが一番。そして、そのついでにお土産を買って帰れるというおまけがあれば、なおよろし。 東京ミッドタウンにある「鈴波」では、一番おいしい状態で粕漬けが食べられる上、お土産も買って帰ることができます。 「鈴波」は名古屋・栄を中心に東京、大阪、千葉にも店舗があります 私が「鈴波」を知ったのは、名古屋に住んでいる知人に連れていってもらったのがきっかけでした。 名古屋グルメというと一番に思い浮かべるのは味噌カツや味噌煮込みうどんなど、赤味噌を使ったもの。その次に小倉トーストやあんかけスパゲティなど、B級グルメのような目先の変わったものといったところでしょうか。 もちろんいわゆる「名古屋グルメ」もおいしいけれど、味噌ではない気分の時もあれば、せっかくの旅行であれこれ食べたいからランチは重すぎないものにしたいということもよくある話。 私が行ったのは新幹線地下街にあるエスカ店でしたが、名古屋エリアだけでも6店舗、中部国際空港(セントレア)店と丹羽郡大口町にある工場直売店も合わせると愛知県内に8店舗あります。 東京にも8店舗、千葉(千葉そごう店)と大阪(高島屋店)にも1店舗ずつあります。 東京で魚介味醂粕漬け「鈴波」をおいしく味わうならミッドタウンへ 名古屋で人気の「鈴波」の味醂粕漬けは東京でも味わうことができます。 日本橋三越本店、銀座三越、伊勢丹新宿店、西武池袋本店、東武百貨店池袋店、大丸東京店とデパートを中心に都内に8店舗あります。 8店舗の中で食事を楽しむことができるのは、東京ミッドタウン六本木店と東京ミッドタウン日比谷店のみ。 ゆったりと食事を楽しめることもあり、一人で訪れた男性から家族連れ、年配の女性のグループなど幅広い世代の方が食事を楽しんでいました。 東京ミッドタウン六本木店と東京ミッドタウン日比谷店では、食事はもちろん魚介味醂粕漬けや守口漬の販売もしています。 おいしい食事を楽しんだ後家族へのお土産も買って帰れますし、お弁当も販売されています。 女性に人気の「鈴波」ランチはメニューが豊富です 今回伺ったのは「鈴波」東京ミッドタウン六本木店。 13時すぎとランチタイムには遅い時間でしたが、数組の行列ができていました。私たちの後ろにもどんどん人が並びます。名古屋だけでなく東京でも人気のお店です。 少しでも並んでいる間にメニューを決めようとしましたが、迷うほど種類が豊富です。 主なメニューは鈴波定食と鈴波御膳なのですが、鈴波定食にはミッドタウン限定の「鮭・いくら親子丼」付きのセットがあったり、鈴波御膳には「湯葉入り玉子蒸し」「さしみ」「若いもとろろ」「まぐろ山かけ」がそれぞれ付いたセットがあります。 メニューが少ないと選ぶのは簡単ですが、食べたいものをあれこれ迷うのも楽しいもの。鈴波のランチメニューは、メインの魚の味醂粕漬けの他に数種類の小鉢が付いています。 いろいろなものを少しずつ食べられるとあって女性に人気なのも納得です。 私が選んだランチメニューは「鈴波御膳」 お食事のメインである魚の味醂粕漬けは日替わりです。私が行った日はさわらでした。 迷いに迷った私が選んだのは、「湯葉入り玉子蒸し」が付いた鈴波御膳。 食事には新潟のコシヒカリ、味醂粕漬けに合うように赤味噌(豆味噌)を配合した赤だし、大和屋の守口漬をはじめとする季節のお漬物、ほどよい甘みの丹波黒豆、ひじきが入った小鉢、そしてグラスに入った梅粕酢が共通しています。 「湯葉入り玉子蒸し」は茶碗蒸しのようなものかと思っていたら、湯葉の入ったあんの中から温泉玉子が出てきます。ほっとする優しい味にわさびがいいアクセントになっています。 お目当てのさわらの味醂粕漬けは、ほわっと柔らかく上品な甘みが口の中に広がっていきます。この焼き魚の口直しに守口漬がよく合うこと! もともと守口漬が大好きというわけでもなかったので余計に驚きました。…
-
豊かな地下水に恵まれた京都では多種多様な野菜が生まれ、独自の漬物文化が育まれたといわれています。 その中でも三大京漬物といえば、千枚漬・すぐき漬け・しば漬けを指します。しば漬けは一年通して手に入れられますが、千枚漬とすぐき漬けが買えるのは冬のみです。 そんな旬を迎えた漬物を買い求めに、代表的な老舗店を訪ねました。 千枚漬発祥の味を一子相伝で繋ぐ「千枚漬本家 大藤」 京都の東西のメイン通り・四条通から麩屋町通を北に上がり、錦市場で有名な錦小路の手前に「大藤」はあります。 千枚漬は江戸時代の終わりごろ、京都御所で料理方を務めていた大黒屋藤三郎が考案したとされています。その大黒藤三郎が御所勤めを退き自ら千枚漬を売り出すにあたり、大黒屋の【大】と藤三郎の【藤】をとって屋号を定めたのが、今も続く「大藤」です。 くすんだ色味の漬物や塩漬が主流だった当時、上品な姿と繊細な味付けの千枚漬は宮中で喜ばれ、瞬く間に市中にも広まったそうです。 京都の千枚漬とは? 千枚漬作りは京都の冬の風物詩 千枚漬は、京野菜「聖護院かぶら」で作ります。 皮をむいて形を整えたら、特製のカンナで素早く薄切りにします。樽の中に広げて3日間塩漬けし、酢で洗った昆布を挟み込んでさらに3日漬け込めば完成です。 聖護院かぶらが収穫できる冬場のみに作られ、製造が始まると店先に出されるかぶらの皮に冬の訪れを感じます。 千枚漬の特徴は繊細な食感と昆布のとろみです。 日が浅くとろみの少ないハリハリとした食感から、日が経ち昆布のとろみが絡んだしんなり食感まで、7日ほどの短い賞味期間の間にも日々変化が楽しめます。 また、かぶらの白と壬生菜の緑のコントラストが美しいこともあり、お歳暮やお年賀などの贈答用にも重宝されています。 大藤の千枚漬は、砂糖、酢、食塩のみで漬けられています。 しっかりと旨味の出る上質な昆布を厳選して使うことで、シンプルな材料だけで作られたと思えないほど豊かなうまみの漬物に仕上がります。 上品な甘みと程よい酸味はお茶うけや箸休めにピッタリですが、私の好きな食べ方はご飯の上に広げて箸でくるみ、そのままパクリ! 冬の幸せな食卓です。 千枚漬本家 大藤 千枚漬本家 大藤本店と取り扱い店舗 京つけもの聖護院蕪 京都 大藤 価格:3,240円 (2019/1/7 15:34時点) 感想(2件) 300年の歴史を守る「御すぐき處 京都なり田」 「御すぐき處…
-
毎年食べ過ぎないようにしようと思いながら、毎年食べ過ぎを反省しているお正月。おいしいものをたくさん食べた後には、ちょっと胃を休めたくなるものです。 そんなときにちょうどいいのが、田丸屋の「わさびめし」。ほかほかのご飯に乗せるだけで、ツーンとしたわさびの辛みを感じられる刺激的なおいしさが味わえます。 わさび漬けで有名な「田丸屋」は、創業1875年の老舗です 静岡を代表するお土産になっているわさび漬けですが、私は毎回「田丸屋」のものを選んでいます。わさび漬けは父が好きなのでお土産で買って帰ることが多かったのですが、実は少し前までわさびは苦手ではないのに、わさび漬けはそんなに得意ではありませんでした。それが去年、たまたま入ったお店で食べた定食にわさび漬けが付いていたので食べてみたらそのおいしさに驚きました。 年を重ねたことで、味覚も変化したと言うことなのでしょうか。理由がなんであろうと、おいしいと感じられるものが増えるのは幸せなことです。 「田丸屋」が静岡駅の駅弁にわさび漬けを添えて販売し始めたのは明治23(1890)年のことです。静岡駅でホームの立ち売りもしていましたが、明治35(1902)年に平樽のわさび漬の容器を考案して発売したことで、全国的に有名になりました。140年以上に渡り、日本全国から「わさび漬けは田丸屋じゃないと」というファンが大勢いる商品です。 今では平樽の他に家庭用のカップに入ったものや、お弁当にも使いやすい食べきりサイズのものもあります。また、辛みがソフトになったものやチーズが入ったものなど種類も豊富になっています。 田丸屋の「わさびめし」、ツーンと爽やかな辛さが魅力的 毎年冬の帰省の時には、年末年始をもっと楽しくおいしく過ごせるようなものを選んでお土産を買っていく方も多いでしょう。我が家も毎年出番の多いわさびを静岡で買っていくことにしていますが、今年はいつも買っていく生の根わさびが品切れでした。 そこで目に付いたのが、この「わさびめし」。分かりやすいネーミングもあって、まようことなく手に取りました。おせちの後はこういうのが食べたくなるんじゃないかな。 何かないかなーって時にあって困らない、買っていっても冷蔵庫の中で邪魔になることはないサイズ。完璧です。 一膳分に使う「わさびめし」7gの小さなカップが、一袋に6個入っています。賞味期限は約1ヶ月、ですが食べ始めるとあっという間になくなってしまう量です。 お正月用にと買ったのに、待ちきれず買った翌日に「ちょっとお味見」と開けてみました。長旅で疲れた体にわさびの刺激的な辛さが心地よく、食欲が落ちている時でも食が進みます。 ごはんの上に「わさびめし」とかつお節をのせていただきます 「わさびめし」のパッケージにあるとおり、ほかほかのごはんの上にまずはかつお節を乗せます。その上にちょこんと「わさびめし」を乗せてみました。 カップから「わさびめし」をごはんに乗せようと箸を入れると、一般的なわさびのチューブに入っているものよりはずっと柔らかいです。かと言って箸ですくえないほど柔らかくはありません。入れやすく食べやすいちょうどいい柔らかさになっています。 まずは一口。辛さが分からないので「わさびめし」をちょっとだけ乗せてみます。まず最初に感じるのは、わさびのツーンとした辛さ。でも辛いだけじゃなく、わさびの香りやうま味もしっかりと感じることができます。 「わさびめし」の量を加減したので、辛みと一緒にわさびの繊細な風味も感じられました。次の一口はもうちょっとわさびを多めに、なんて食べているうちにあっという間に「わさびめし」もごはんも食べ終わってしまいました。あまりのおいしさに無心になって食べてしまう、ごはんのお供です。 田丸屋本店 静岡田丸屋 わさびめし 価格:270円 (2020/6/24 10:19時点) 感想(10件) 食べ過ぎたお正月にさらっと食べたい田丸屋の「わさびめし」 was last modified: June 24th,…
-
旅は楽しく、観光してお買い物してと夢中になっていると時間はあっという間に過ぎてしまいます。それでも時間ぎりぎりまでお土産を買いたい、と気持ちは誰でも同じです。 そんな時に便利なのが駅チカにある「ぽんしゅ館」。利き酒番所として有名な日本酒のラインナップはもちろん、越後の三十蔵もの醤油蔵のお醤油やお味噌、お米やお土産など新潟のおいしいものが揃うお店です。 新潟駅南口西通路改札からすぐの場所にある「ぽんしゅ館」 新幹線から新潟駅に到着して、一番に向かったのが「ぽんしゅ館」です。「ぽんしゅ館」は新潟駅で改札を出て、そのまま外に出ることなく行くことができます。駅構内の案内看板に沿ってホテルメッツに向かって歩いていくと、懐かしさを感じる蔵のような外観の「ぽんしゅ館」に到着します。 「ぽんしゅ館」には越後の93もの酒蔵が集まり、利き酒料500円で5銘柄を飲み比べることができます。また2000円で日本酒無制限飲み放題もできます。 「ぽんしゅ館」のホームページには、お得なクーポンもあるのでますますお得に楽しめます。カップルやご夫婦が楽しそうに利き酒を楽しんでいるのを見かけました。 お酒が飲めない私のメインは、新潟のおいしい調味料や食べ物です。食の宝庫とも言われる新潟はおいしいものが盛りだくさんで、お米をはじめ乳製品、醤油や味噌、おせんべいなどのお菓子やスイーツなどここだけで何時間も過ごせてしまいそうな空間が広がっています。 「ぽんしゅ館」では30の醤油蔵で生まれた醤油が並び、試食もできます 「ぽんしゅ館」に足を踏み入れた時から、上から下まで所狭しと商品が並びわくわくします。中でも店内の中央に見える、ずらりとたくさんのお醤油の瓶が並んだ棚が目に入ります。近づいていくと、その手前には醤油を実際に味わえる試食コーナーがあります。 濃口醤油をはじめ、たまり醤油や再仕込み醤油、だし成分が入った旨み醤油、にんにくが入った醤油など、あまりの品ぞろえに一つ一つの醤油の説明を読みふけっては味わってを繰り返してしまいます。 また、味噌コーナーにも試食が用意されていて、味わってから購入することができます。今回の新潟でお味噌を買って帰ると決めていたので、試食して自分好みのお味噌を選べるのはうれしいものです。全てのお味噌の試食があるわけではありませんが、12種類も試食があるなんてなかなかありません。「ご遠慮せずにご試食ください」の注意書きも目を引きます。 食の宝庫新潟ならではのおいしいものがいっぱい揃う「ぽんしゅ館」 最近は食べきりサイズの少量サイズのお米も見かけるようになりましたが、「ぽんしゅ館」でも南魚沼産コシヒカリが5合サイズで販売されていました。ちょうど新米の季節だったので、お米も沢山並んでいます。お米を使った商品も豊富です。お餅やおせんべいなどはもちろん、甘酒や新潟名物でもある「爆弾おにぎり」も販売されています。 「爆弾おにぎり」は1個のおにぎりにお茶碗2杯分のご飯を使ったおにぎりで、もちろん南魚沼産のコシヒカリの一等米が使われています。サイズは大と小の2種類で、約9cm、約400gのものと約7cm、約200gの「爆弾おにぎり」から選べます。 そして目立つコーナーに置かれていたのがお麩です。有名な車麩も違うメーカーのものが何種類も並び、サイズも豊富です。また新潟県村上市は北限の茶処として知られていますが、在来種の雪国緑茶や約100年ぶりに復活に成功した雪国紅茶も販売されています。 ちなみに行きに立ち寄った「ぽんしゅ館」ですが、もちろん帰りにも立ち寄りました。行きに立ち寄ってるので帰りは短い時間でお土産を選べるかなと思ったのですが、新幹線の時間ぎりぎりまで見てしまいました。いくら時間があっても足りなくなってしまう、なんとも魅力的な場所です。 「ぽんしゅ館」
-
食塩を使わず乳酸菌だけで発酵させた「すんき」。うまみたっぷりのベーコンと、西洋の発酵食品であるチーズと合わせ、パスタにしてみました。独特の酸味は残しつつ、チーズのまろやかさを加えることで、お子さんにも食べやすい味になっています。 [penci_recipe]
-
人間の知恵ってすごいな。そう思うことがあります。納豆、鮒ずし、しょっつる。最初は、偶然の産物だったのかもしれない。それでも、それが長い年月をかけ、「食」として確立され、伝えられ、そしてその土地になくてはならない存在となっている。本当に、ご先祖様の知恵には、頭が下がります。今回紹介するものもそんな人間の知恵を感じるものです。塩をまったく使わない漬物であり、ヨーグルトと同じくらいの量の乳酸菌が含まれるといわれる発酵食品。そう、長野県の御嶽山の麓、木曽地域に古くから伝わる「すんき」です。 山間地域、受け継がれた知恵 「すんき」は、木曽地方に育つ赤蕪の葉と茎を乳酸発酵させて作る、無塩の漬物です。木曽は太平洋からも日本海からも離れた山間地域。塩を運ぶためには、船で川をのぼり、さらに牛や馬を使わなくてはならず、貴重なものでした。塩を使わず、いかに保存食を作るのか。そんな知恵が、すんきを生み出したのではないかと言われています。 10月下旬から12月にかけ、赤蕪の葉の収穫が始まると、各家庭で、すんきの仕込みが始まります。作り方はごくごくシンプル。まず葉と茎をよく洗い、2~3分湯がきます。乳酸菌の種は、前年に漬けたすんきを乾燥させたもの。ゆであがった葉、茎と種を交互に重ね、重しをしたら、作業は終わりです。作り方は家庭や地域によっても異なるようですが、収穫後すぐに漬けるのではなく、一日乾燥させた赤蕪の葉を使う家庭も多いといいます。赤蕪の葉の水分を減らすことにより、葉に含まれる糖分が凝縮し、乳酸発酵が進みやすくなるというのがその理由。食べごろとされる時期も、家庭によって異なりますが、「漬けてから1週間たたないと本当の味ではない」という人もいるといいます。 独特の酸味、くせになる味 なんだか少しぼんやりした味。購入したすんきの袋を開け、そのままで食べたときに受けた印象です。もっと酸味がきついのかなと思っていたので、ちょっと拍子抜けでした。でも、少し手を加え、食べたときの印象はまったく違ったものでした。ぐっと味が変わるんです。その一つが炒めること。水気が抜け、すっぱさと独特のうまみが際立ちます。醤油をちょっとたらし、カツオ節をかけると、さらにうまみがひきたち、お酒のあてにはもってこい。炒飯の具としても使えます。ポイントはアミノ酸と合わせること、と地元の人は言います。卵と合わせ、卵焼きや茶碗蒸しに入れる人もいるそうです。古くからの食べ方としては、みそ汁に入れるのが一般的。温かいそばの具としても使われています。さっぱりと口当たりになるだけでなく、体もあたたまるんです。 すんきで地域活性 木曽町では、すんきを地域活性化に生かそうと、「木曽町まち・ひと・しごと創生総合戦略」で、「すんき」により農業の六次産業化を進めることを掲げました。原材料である蕪菜の増産、加工段階における生産効率化を進めることで、販売を伸ばすとともに、雇用創出につなげようというものです。蕪菜のカットや洗浄、真空パック用の機械を導入するための予算措置も講じ、加工所の生産体制を整備。7年前に比べると、約3倍となる40トンを生産できる体制が整ったといいます。同時に進めているのが、伝統を守る取り組みです。調味料を加えた製品や蕪の葉以外を使った製品も売られるようになってきたためです。木曽町では国の地理的表示保障制度(GI)に申請し、食文化として受け継がれてきた味を、変えることなく、伝えようとしています。 農事組合法人アースかいだ「すんき」のホームページははこちら
-
和歌山県熊野地方の郷土料理「めはり寿司」は、熊野地方だけでなく和歌山県内では広く食べられているお寿司です。「めはり寿司」は地元の人だけでなく、観光客からも人気のお寿司になっています。 このめはり寿司、都内でも有楽町にある和歌山県のアンテナショップ「わかやま紀州館」で買うことができます。 「めはり寿司」はおにぎりを高菜の漬物で包んだお寿司です 「めはり寿司」は、高菜の漬け物でおにぎりを包んだものです。その名前の由来は、ソフトボール大の大きさはあった「めはり寿司」を食べるのに口だけでなく目も大きく張って食べたという説、「めはり寿司」の美味しさに目を見張ったという説などがあります。 紀州館では冷凍めはり寿司が販売されています わかやま紀州館では、冷凍の「めはり寿司」が常時販売されています。小さめサイズのめはり寿司が6個入っています。冷凍庫に常備しておけば、食べたいときにいつでも食べられます。 中には焦がし醤油梅が入っていて、外側のお漬け物と中の梅の程よい酸味が優しい味わいです。飽きのこない味なので、ついつい手が伸びてしまうおいしさです。 高菜の漬け物で自分でめはり寿司が作れます わかやま紀州館では、「めはり寿司」を自宅で作れる、葉の大きな高菜漬け「熊野のめはり高菜」も常時販売されています。刻んでない高菜の漬物は、都内のスーパーではなかなか手に入りません。冷凍なので使いたい時まで保存できるのも便利です。 季節、日によっては野菜コーナーに高菜が入荷していることもあります。お漬け物を作る他にもおひたしや炒め物にして食べることができます。 紀州館では、日替わりでお寿司が入荷しています。めはり寿司の入荷日は月曜日と土曜日で、その他にも笹寿司やさんま寿司といった和歌山県ならではのお寿司が曜日限定で販売されています。 紀州名品 めはり寿司セット 価格:4,320円 (2017/10/13 15:22時点)
-
アンテナショップはその土地でしか見ることのできない珍しい食材や食品も多く、都内にいながら旅行した気分を味わうことができます。アンテナショップには観光案内所が併設しているところも多く、旅行前に訪れておくとガイドブックやインターネットには載っていない情報を手に入れられることもあります。 東京・有楽町にある和歌山県のアンテナショップわかやま紀州館。店頭には季節の野菜や果物も並び、10時のオープンからお客さんが訪れる人気のショップです。今回はわかやま紀州館で聞いた2016年人気商品ランキングをご紹介します。 第5位!紀州南高梅果汁を使った「梅果汁グミ」 第5位は、紀州南高梅の果汁を使った「梅果汁グミ」です。個包装になっているので持ち運びにも便利!梅の酸味はそれほど強くなく、ほのかな酸味といったところでしょうか。梅が苦手なお子さんでも食べられる優しい甘さのグミです。ほどよく硬めで歯ごたえのあるグミになっています。無香料・無着色で、グミの形もかわいらしい梅のかたち。お値段も150円とお手頃価格なので、ちょっとした差し入れにもぴったりです。 第4位!和歌山県民が愛するアイス「グリーンソフト」 第4位は、かわいいアヒルのグリンちゃんが描かれた「グリーンソフト」です。冬場ですが、店内のアイスケースの半分以上がこの「グリーンソフト」で占められていました。和歌山県民が愛してやまないこの「グリーンソフト」は、和歌山県内ではスーパーやコンビニでも販売されています。和歌山に行けばソフトクリープタイプも食べられますが、わかやま紀州館ではハードタイプを販売中!「グリーンソフト」は、夏場だけではなく年間を通してコンスタントに売れています。 第3位!「田村みかんフルーツまるごとゼリー」 温州みかんの生産量が日本一の和歌山県、中でも有名なのが有田みかんです。さらに有田みかんの中でも特においしいと言われているのが田村みかん、その田村みかんを贅沢にゼリーにしたのが「田村みかんフルーツまるごとゼリー」です。「田村みかんフルーツまるごとゼリー」という名の通り、田村みかんがゼリーの中に丸ごと入っています。1個ではありませんよ、驚くことにまるごと3個も入っています。 バラ売りだけではなく、紀州館では贈答用の箱入りセットも用意されています。年配の方からお子さんまで、贈る方を選ばないのでギフト利用も多いそうです。 第2位!ダントツ人気を誇る梅干し「むかしっ子」 紀州館の中でも一番の売り場面積を占める梅干し。塩のみで漬けられたもの、はちみつ漬けのもの、しそが使われているもの、塩分控えめのもの、と梅干しだけでもあらゆるタイプのものが揃い、常時50種類以上の梅干しが取りそろえられているのだそうです。 紀州館に梅干しを買いに来る方には、塩のみで漬けられた、昔ながらの酸っぱい梅干しが人気だそうです。「むかしっ子」は、小ぶりの南高梅を使っているのでおにぎりに入れるのにもちょうどいいのだとか。お値段も500g入って1000円と、買いやすいお値段なのも魅力です。 第1位!春先対策に取り入れたい「じゃばら」 「じゃばら」とは、和歌山県にある北山村が原産の柚子やカボスに似た柑橘類です。「じゃばら」の名前の由来は、「邪気をはらう」という意味で地元では縁起物として使われています。柚子と比べてみると、果汁が豊富、そして独特の風味が特徴です。ストレート果汁は、はちみつを入れて水や炭酸などで割って飲んだり焼き魚にかけたりドレッシングの材料にするのがおすすめです。 アレルギー抑制成分のナリルチンが多く含まれていることから、春先の花粉症対策にと継続して購入される方も多いようです。じゃばらの果実のほか、ストレート果汁、飴やポン酢など手軽にじゃばらが取れるような商品が揃っています。 2016年度のわかやま紀州館人気ランキングをご紹介しました。わかやま紀州館にいったら、こちらの人気ランキングを参考に、お気に入りのアイテムを探してみてください。きっと新しい出会いがありますよ。