ずっと食べてみたかった沼田名物の「みそぱん」。 今や「みそぱん」は群馬名物。群馬県内のパン屋さんやスーパーでも、パンにみそを挟んだ「みそぱん」を買うことができます。 いつか沼田に行ったら食べてみたいと思っていたフリアンパン洋菓子店の「みそぱん」。今回の旅で、やっと念願が叶いました。 沼田のローカルだった「みそぱん」を群馬名物にのし上げ、今や遠方から買いに来る人も多いフリアンパンの「みそぱん」。 「みそぱん」とはどんなパンなのでしょうか。 群馬名物「みそぱん」とは? 今やテレビや雑誌などで群馬名物として紹介されるようになってた「みそぱん」。 ふかしたふわふわの生地を焼いてみそだれを塗った「焼きまんじゅう」も群馬名物ですが、その「焼まんじゅう」のみそだれをパンに塗って販売したのが「みそぱん」発売のきっかけとも言われています。 群馬名物「焼きまんじゅう」は甘辛い味噌だれがくせになる美味しさです。 「焼きまんじゅう」と「みそぱん」と聞くだけで、ご当地色の強さを感じてわくわくします。甘くてしょっぱいあの焼きまんじゅうのみそだれとパン。合わないわけがありません。 この「みそぱん」を一気に有名にしたのが、群馬県沼田市にある「フリアンパン洋菓子店」です。 沼田市内に3店舗ある「フリアンパン洋菓子店」 「フリアンパン洋菓子店」は沼田市内に3店舗あります。 ベーカリー&カフェ グリーンフォレスト 郊外1号店は、関越自動車道「沼田IC」から車で約2分と行きやすい場所にあります。年中無休で、営業時間は9時~18時となっています。 沼田市内にはフレッセイビバタウン店とフレッセイ沼田店もあり、お買い物のついでにみそぱんを購入できます。 今回私が伺ったのはベーカリー&カフェ グリーンフォレスト 郊外1号店。 駐車場もあり、建物もかわいらしい上に「フリアンのみそぱん」と書かれたのぼりが立っていたのですぐに分かりました。 店内は活気のある、近所の人に親しまれているパン屋さんといった印象。みそぱんだけでなく、かわいいキャラクターのクリームパンや惣菜パン、食パンなど数多くのパンが並んでいます。 フリアンパンの「みそぱん」が買える主な販売店 レジの前にはフリアンパン洋菓子店の3店舗以外で、「みそぱん」を販売している店舗が書かれていました。 沼田のフリアンパン洋菓子店まで「みそぱん」を買いに行ったからこそ、沼田市以外でも購入できることが分かりました。 利根・沼田地域 ベイシア沼田店、ベイシア月夜野店、ベイシアマート沼田店、フレッセイ沼田店、フレッセイ恩田店、漬物処加作、望郷の湯、想いで(沼田駅)、ファミリーマート久屋原店、ファミリーマート月夜野店、昭和の湯 渋川・子持地域 ベイシア渋川店、ベイシア子持店、とりせん渋川店、とりせん子持店、Jクエスト鯉沢店、マルフクストアー、 前橋・吉岡地域 ベイシア前橋店、ベイシア岩神店、ベイシアみなみ店、とりせん菅谷店、カスミ(前橋リリカ) 高崎地域 イオン高崎、イーサイト高崎(高崎駅東口)、オーパ高崎、 伊勢崎地域…
パン
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旅行中、飲み物を買ったりちょっとしたお土産を買ったりと、便利なだけでなく楽しむこともできるのがスーパーマーケットです。見たことのない看板を見ると、わくわくそわそわしてきます。 今回私が鳥取県で立ち寄ったスーパーマーケットは初めて見る商品がとても多く、地元を感じられる心ときめく楽しい場所でした。 牛乳やヨーグルトコーナーにときめく「東宝ストア」 ローカルスーパーに立ち寄った時は、まずは全体をぐるっと回るように心掛けています。心掛けていますが、ついついちょこちょこ立ち止まってしまいます。 「東宝ストア」でも、ついつい足を止めてしまったのが、牛乳やヨーグルトの置いてある乳製品コーナーです。 鮮度が大切な乳製品はご当地色が出やすいので、酪農が盛んであればあるほど乳製品コーナーが充実しています。 「東宝ストア」も牛乳だけでも驚くほどの品ぞろえです。有名な白バラ牛乳がずらっと並び、白バラコーヒーや白バラフルーツ、白バラ紅茶なども各種サイズが揃っています。 ジャージー牛乳も紙パックの物や瓶詰めのものがあり、東京では目にすることが少ない低脂肪タイプのものも置いてあります。 牛乳だけでなく、ヨーグルトやシュークリーム、ロールケーキなどのスイーツもあります。 鮮魚コーナーには、宍道湖産のしじみや朝どれの白いかも並んでいます。 また「板わかめ」という、A3くらいはある大きなわかめを見つけました。味付、新物、甘口という魅力的な言葉がパッケージに書かれていますが、どんなものなのでしょう。 次のスーパーマーケットで買おうと思っていたのですが、見つけられませんでした。 ローカルスーパーのローカルフードは、やはり「後で」は禁物だというのを痛感しました。 鳥取県の名産品の一つ!品種も豊富な梨売り場「サンアイ」 続いて立ち寄ったのは鳥取県米子市にある「サンアイ」です。 店内に入った瞬間、梨、梨、梨! 贈答用の箱売りのものから、家庭用の2〜4個入りのものまであります。驚くのはその種類の豊富さです。 「二十世紀梨」「なつひめ」「新世紀梨」「涼月」「新甘泉」など、初めて聞くものも多く一体どれを買ったらいいのか分かりません。そう思っていたら、店頭に梨の特徴が書かれたものが置かれていました。 まだここに置いていないものも書かれている…まだまだ梨の世界は奥深いようです。 ここでも乳製品売り場をチェックします。島根県に近づいたせいか、先ほどのスーパーマーケットとは異なる品ぞろえです。 白バラ牛乳よりも安来酪農牛乳やしまねっこの絵が描かれた農協牛乳が目立つ場所に置かれていました。 人気のバラパンをはじめ、かわいいご当地パンに目移りしちゃう「サンアイ」 さらに進んでいくと、パン売り場にたどり着きました。これが普通のパン売り場かと思いきや、見たことのないパンがずらりと並んでいます。 「なんぽうぱん」「長谷川製パン」「せじりのパン」と店名が書かれ、まるで小さなパン屋さんのようです。 「なんぽうぱん」は人気のご当地パンとしても知られている、かわいらしい薔薇の形をした「バラパン」が有名です。 バラパンは白バラパン、抹茶クリームバラパン、コーヒーバラパン、和風バラパンと種類も豊富です。人気のバラパンの他にも、レトロなパッケージがかわいいクリームパンやネオトーストなど魅力的なパンが揃っています。 「長谷川製パン」は、どれも手作り感のある素朴なパンが揃っています。3個入りの「おやつあんパン」や3本入りの「味付きバターパン チョコ」のお値段の安さにびっくりです! 小腹が空いたときに常備しておきたい、素朴なパンの数々です。 「せじりのパン」は火曜・金曜・日曜の入荷だからか、棚がガラガラでした。かろうじて残っていたのが、「しょうゆラスク」と「出雲まんずっ」など数個のみでした。 近所にこんなに心ときめくパンが買えるお店があったらなぁ、と思わずにはいられない魅力的な品ぞろえでした。…
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先日宇都宮に行って以来、すっかりと栃木県に魅了されてしまった私。最近JR東日本でも栃木ディスティネーションキャンペーンが行われていて、駅のあちらこちらに素敵なポスターが貼られています。 ポスターを見てわくわくしていた私が、そのポスターにも掲載されている宇都宮の「フルーツダイニング8010(パレット)」のフルーツサンドが恵比寿駅で期間限定で買えると知り買いに行って来ました。 1976年創業、旬のフルーツを味わえる「フルーツダイニング8010(パレット)」 「フルーツダイニング8010(パレット)」は、下戸祭店、宇都宮パルコ店、パセオ店と3店舗あります。 下戸祭店は南フランス隠れ家風のレストランで、居心地の良い日本とは思えないおしゃれな雰囲気の中で食事を楽しむことができます。 以前はお子さま連れの方はご遠慮いただいていたようですが、今はランチ・ディナーともに年齢制限を設けずにどなたでも食事を楽しむことができます。 小さなお子さんがいても雰囲気のいいお店でおいしい食事を楽しみたいという要望が多かったのだとか。せっかく要望を聞いていただけたのですから、雰囲気を壊さないよう配慮し合って楽しみたいですね。 店内では日光高原牛サーロインを使用したランチやディナー、そしてJRのポスターにも掲載されたパフェを楽しむことができます。 特にパフェグラスには並々ならぬこだわりがあり、廃盤になってしまったものを何度も何度もお願いして、パレットのためだけに職人さんが集まって作ってもらったのだそうです。 宇都宮には3店舗ありますが、ちょこちょこと催事で出店もしてくれています。催事の期間は短いものだと3日間ですが、1週間のもの、長いものだと2週間も出展することもあり、場所も期間もさまざまです。 催事情報は「フルーツダイニング8010(パレット)」のホームページで確認できます。 催事出店していた恵比寿駅でパレットのフルーツサンドをお買い上げ 前回宇都宮に行ったのがとても楽しく、早くも次の予定を立てていた時に「フルーツダイニング8010(パレット)」のことを知りました。ホームページを見てみると、なんと恵比寿駅に催事出店していることではありませんか。 こんなに近くに来ていると知ってしまったからには、行かないわけにはいきません。恵比寿駅としか書いてないけど、きっとJRの方よね、一体恵比寿駅のどこなのかしら、という不安を抱えながら買いに行ってきました。 催事の店舗が出ていたのは、アトレ本館3階のトライアングルコート。ガーデンプレイスに近い出口、JR恵比寿駅の西口改札を出たところに出ていました。 日曜日のお昼頃でしたが、数人の行列ができていたのですぐに分かりました。 残念ながら季節&期間限定の「スカイベリー苺サンド」は売り切れてしまっていましたが、店頭には「とちおとめ苺サンド」と「フルーツサンド」がショーケースにきれいに並んでいます。 隣のショーケースには、ワイングラスのような器に入った「とちおとめ苺ゼリー」「いちじくのゼリー」「マスクメロンのゼリー」が並べられています。 フルーツのゼリーはたいてい美しいものですが、「とちおとめ苺ゼリー」はうっとりする美しさです。 行列に並び、注文を聞かれるその時までどれにするか迷いに迷ってしまいました。 パレットの「とちおとめ苺サンド」「フルーツサンド」はデリケート 迷った末に最初に買うと決めていた「とちおとめ苺サンド」と「フルーツサンド」を選びました。手のひらの温度でも溶けてしまうデリケートなサンドイッチとのことなので、保冷紙も付けてもらいました。食べる時に溶けてしまっていたら、悲しくなってしまいますからね。 「フルーツサンド」は甘さ控えめな生クリームとオレンジ、グレープフルーツ、リンゴ、パイナップルが挟まれています。たーっぷりと入った生クリームと、上品な淡い色合いのフルーツがなんだかドキドキします。女子力が高い食べ物だからでしょうか。 とても柔らかいので、お皿に移すのも緊張感があります。そーっと移し入れ、口に運ぶ時も、力を入れないようにやさしくやさしく。 きれいなものは美しいまま食べたいので、ヘタに小さくかじりつくとクリームが大きくはみ出してなんとも不格好になってしまいます。 大口にならないギリギリでパクッと口に運ぶと、まず感じるのはグレープフルーツの酸味です。そしてリンゴのシャキシャキとした歯ざわり。そこへとろける生クリームの濃厚なやさしい味わいが広がります。 「とちおとめ苺サンド」はいちごが大きい分、美しく食べるのにますます緊張が走ります。いちごを一つずつ食べるイメージで、上手に食べていきます。 生クリームはとても柔らかく口に入れた瞬間サッと溶けていきます。生クリームの甘さは控えめなので、苺の邪魔せずにもっとおいしく感じることができます。 次回宇都宮に行ったらぜひパフェも食べに行こうと思います。餃子を食べ過ぎないように気をつけなくちゃ。 「フルーツダイニング8010(パレット)」…
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東京・上野動物園で5年ぶりに誕生したジャイアントパンダ「シャンシャン」。12月には一般公開も予定されており、パンダ好きというわけではなくても、なんとなくそわそわしてしまいます。関連グッズを目にすることも増えた先月末、たまたま入った店で、見つけてしまったのが、この「小竹の笹だんごパン」です。でっぷりとしながらも、愛嬌のあるパンダのパッケージ。そのかわいさもさることながら、中に包まれているのは、その名のとおり、丸々一個の笹団子。炭水化物×炭水化物という恐ろしくも素敵なパンです。 新潟ご当地「サンドパン」で有名な老舗パン屋 愛嬌のあるパンダのイラストが目を引く笹だんごパン。製造・販売するのは、新潟県上越市にある小竹製菓です。大正15年に菓子店として創業。昭和28年には、パンの製造部門も設置し、製造販売を始めました。パン屋としては上越市でもっとも古くからある老舗です。特に有名なのは、コッペパンにホワイトバタークリームをはさんだ「サンドパン」。新潟のソウルフードと言われるもので、販売するメーカーはいくつもありますが、中でも「小竹のサンドパン」は人気だといいます。 開発に7年、パンも笹団子も、もっちもち そんな老舗の小竹製菓が2015年に発売したのが、新潟県の名産品である笹団子とパンを組み合わせたこの笹だんごパン。組み合わせ自体は、あまり珍しくもないようですが、小竹の笹だんごパンはひと味、違います。開発に要した期間は7年。こだわりがぎゅっと詰まっています。 その一つがパン生地に米粉を使ったこと。もちっとした食感へのこだわりから、地元産のコシヒカリが使われています。またパンの表面に焦がしきなこをのせることで風味を高めています。中に包まれた笹団子もこだわりの品です。菓子としても販売している自家製のもので、頸城のこしひかりと蓬の新芽、隠し味にヤマゴボウの葉を加えた香り豊かな生地。餡の甘さもほどよく、ほっとする味わいです。炭水化物×炭水化物というと重く感じてしまいますが、笹団子を包むパン生地も薄いため、思ったよりも軽く食べられます。 笹だんごパンは焼いてもおいしい パンのもちっと感と笹団子のもちっと感。2つのもちもち感が特徴の笹だんごパンですが、個人的には焼いて食べるのもおすすめです。パン生地のもちっとした食感は薄れてしまいますが、香ばしくさくっとしたパン生地もなかなかのもの。熱を加えることにより、中の笹団子は、そのままのときよりも、やわらかくなります。 笹だんごパンは都内でも購入できます! 新潟県上越市が推奨する「メイド・イン上越認証品(特産品)」にも指定され、新たな名産品として知名度があがっている笹だんごパン。 地元、上越市以外でも購入することが可能です。通信販売に対応しているほか、東京都内には直接購入できる店舗もあります。のもの全店で取り扱っているほか、秋葉原にある「日本百貨店しょくひんかん」、表参道にある新潟県のアンテナショップ「ネスパス表参道・新潟館」などでも販売されています。ただ、入荷数は多くなく、入荷日も限られているので、注意が必要です。入荷日が多いのは、東京駅にある「のもの丸の内店」で、週4回火曜、木曜、金曜、土曜に入荷しています。そのほかのお店は、週1回です。 保存料は含まれていないため、消費期限は製造から3日。出荷日の朝、蒸し上げた笹団子をパン生地に包み、焼き上げ、発送するという体制をとっています。上野公園のシャンシャン効果もあり、売れ行きは好調。販売店の方では入荷を増やしたいようですが、生産体制が限られるため、なかなか難しく、入荷してもすぐに売り切れてしまうというのが現状のよう。気になる方は、出会えたときに購入することをおすすめします。
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TwitterやInstagramで、「とびばこパン」を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。一度目にしたら忘れられない、懐かしさととびきりのかわいさを持っています。もちろんかわいいだけじゃなく味も抜群です。 大阪府堺市「パン ド サンジュ」で作られている「とびばこパン」 誰もが知っているのに今までなかったとびばこの形をしたパン。大阪府堺市にあるパン ド サンジュ店主の門田充さんによって考案されました。門田さんは元デザイナーという異色の経歴を持ったパン職人です。 デザイナーだったことをパンに活かしたい、デザインもパンも身近にあって人々を楽しく豊かな気持ちにしてくれるものを作りたい、そういった信念の元で考案されたのがこの「とびばこパン」なのだとか。 一般的な角食パンの型の角を削り取って特注したとびばこ型に、角食パンと同じ量の生地を入れます。型の容積が少ない分だけ密度が増し、きめ細かいふわふわのカステラのような食感になるのです。 一段ごとにスライスして食べたい、きめ細やかな「とびばこパン」 「とびばこパン」はやっぱり一段ごとにスライスしたいもの。「何段目食べる?」なんて、みんなでわいわいと楽しく食べられるのも魅力です。今回私が購入したのは五段タイプですが、ジャムやチョコレート、あんこの入った三段のミニサイズも販売されています。 天然酵母を使って作られている「とびばこパン」は、そのまま食べてもしっとりと柔らかく優しい甘さを感じます。トーストすると表面はサクッと軽い食感になり、中はしっとりふわっと甘さも増します。 どの段から食べればいいか迷ってしまう場合は、横ではなく縦に切るとみんな同じ大きさで食べられます。でも今度は字の書いた耳の部分を取り合うことになっちゃうかな。 「とびばこパン」のパン ド サンジュの公式サイトはこちら