「伊良コーラ」に出会ってクラフトコーラのおいしさに目覚めた我々旅する食卓編集部。 「ほかの種類のクラフトコーラを飲んでみたい!」 そんな思いから新たな2種類のクラフトコーラ「ともコーラ」と高知のクラフトコーラ「Sawachina」をゲットして飲み比べてみました。 2つのクラフトコーラ 「ともコーラ」と「Sawachina」(サワチナ)とは? 東京のクラフトコーラ「ともコーラ」 「ともコーラ」は東京のメーカー「TOMO’S CRAFT」が手がけるクラフトコーラ。かわいらしい女の子が描かれた、ピンク色のラベルが目印です。 「ともコーラ」の誕生は2018年夏。調香師のtomoさんの手によって誕生しました。 百年以上ベールに包まれてきたコーラの概念の刷新を目指して生み出された「ともコーラ」のお味やいかに…。 高知のクラフトコーラ「Sawachina」(サワチナ) 「Sawachina」は、「ともコーラ」が手がける「クラフトコーラのローカライズ」の一環として生まれた商品です。 「Sawachina」(サワチナ)の語源は、高知県を代表する郷土料理の一つ「皿鉢料理」。 鉢のような大皿に、山海の旬の料理を惜しみなく豪快に盛り付ける、ざっくばらんな、高知らしい食文化です。高知の食文化の一つです。 「Sawachina」という名前には「皿鉢料理」のような自由なコーラを作りたいという願いがこめられています。 そんな「Sawachina」は、高知の特色を生かした食材がたっぷり配合されたクラフトコーラです。 「ともコーラ」と「Sawachina」で使われている材料・スパイスは? 「ともコーラ」と、「Sawachina」はどのような食材が使用されているのでしょうか? ラベルをチェックしてみましょう。 ともコーラの原材料 愛媛県産無農薬ネーブルオレンジ、岩城島産無農薬レモン、防腐剤不使用ライム、沖縄県産きび砂糖、コーラナッツ、クローブ、オールスパイス、カルダモン、シナモン、山椒、唐辛子、その他スパイス Sawachinaの原材料 青柚子(高知県産)、黒潮グリーンレモン(高知県産)、四万十仏手柑(高知県産)、有機生姜(高知県産)、白玉糖(高知県芸西村産)、ヤブニッケイ(高知県産)、天日塩(高知県産)、山椒(高知県産)、きび砂糖、コーラナッツ、クローブ、オールスパイス、カルダモン、唐辛子 同じ製造所で作ったのなら、似たような材料で作っているのでは? そんな我々の予想は見事に裏切られました。 原材料を見るだけで、それぞれがこだわり抜いた食材を配合していることがおわかりになるのではないでしょうか。 特に「Sawachina」は高知の大地が育んだ食材がこれでもかというほどに使用されています。まさに高知の味が凝縮したコーラと言えそうですね。 「ともコーラ」と「Sawachina」の味は?飲み比べてみました 天然の素材を惜しみなく使用した2つのクラフトコーラ 。それぞれどんな味なのか実際に飲んでみましょう!…
ドリンク・飲み物
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スパイスをふんだんに使用して、手作りで作られるクラフトコーラ。 今回はクラフトコーラのシロップを何で割って飲むのが美味しいのか、旅する食卓編集部で飲み比べをしてみました。 高知のクラフトコーラ「Sawachina」で試してみました 今回さまざまな割り方を試してみたのが、高知生まれのクラフトコーラ「Sawachina」価格:200m 1,700円(税込)。 高知県産の8つの食材(青ユズ、グリーンレモン、四万十仏手柑、ヤブニッケイ、有機生姜、白玉糖、山椒、天日塩)を使用。 「高知の豊かな自然で育った本当に美味しいものを多くの人に味わってほしい」という思いで、食材にこだわって作られた一品です。 どの飲み方がおいしい?9つの飲み方をご紹介 今回は この9種類の飲み方を試してみました。 【クラフトコーラの飲み方その1】炭酸水 まずは一番ベーシックな炭酸割りから。 コーラ1:炭酸3で割ります。クラフトコーラの一番ベーシックな飲み方といえる炭酸割り。Sawachinaだとどのような味なのでしょうか。 【Sawachina炭酸割りの感想】 ・スパイスがたっぷりだけど香りはまろやか・しっかりと甘みがあって飲みやすい・スパイスの色々な味が楽しめる・飲んだ後お腹がぽかぽかする シンプルな炭酸割りは、各種スパイスをはじめとしたさまざまな風味を楽しめる飲み方でした。クラフトコーラをはじめて飲む方はぜひ炭酸割りで! 【クラフトコーラの飲み方その2】炭酸水+レモン割り 次は、1:3で割った炭酸水にしぼりたてのレモン果汁をプラスしてみました。 【Sawachina炭酸水+レモン割りの感想】 ・Sawachinaコーラの本来の味わいを引き立てている感じ・爽快感が際立つ・違和感なく飲める もともとSawachinaにはグリーンレモンが入っているので、本来の味わいを引き立てる飲み口に仕上がりました。 特に暑い季節は、キンキンに冷やしたコーラにレモンを足したら至上のおいしさを味わえそうです。 【クラフトコーラの飲み方その3】炭酸水+ゆず割り 今の季節はゆずが旬!ということで、1:3で割った炭酸水にゆずの果汁を絞って入れてみました。 【Sawachina炭酸水+ゆず割りの感想】 ・ゆずがアクセントになって刺激がある・自然な味わい・飲んだ後ゆずの香りが残る 飲み干した後、ゆずの香りが余韻をもたらす一杯になりました。 ゆずの香りが好きな方はぜひ試してみてくださいね。 さらにゆずの風味を楽しみたい方は細かく切ったゆずの皮を入れてみるのもいいかもしれません。 【クラフトコーラの飲み方その4】牛乳割り…
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世界中で多くの人々に愛されているコーラ。赤いラベルのもの、青いラベルのものなどありますが、私も大好きで箱買いして必ずストックを切らさないようにしているほど大好きです。 ですが、コーラに対して不健康なイメージを持たれる方も多く「コーラを飲むと骨が溶けるって言うからコーラは飲んじゃいけない」なんていう話を子どもから聞くことも。私が子どもの頃も言われていましたが、令和になった今でも語り継がれていることに驚きました。 最近話題になっているクラフトコーラは薬膳コーラとも呼ばれ、たくさんのスパイスを使った新しい健康的なコーラとして注目されています。希釈して飲むクラフトコーラが売られているのを見かけますが、少し検索するだけで様々なレシピが出てくるということもあり私もクラフトコーラを作ってみました。 話題のクラフトコーラってどんな飲み物? クラフトコーラとはスパイスや漢方を使って作ったコーラのこと。スパイスなどの配合や材料を変えれば自在にアレンジが楽しめるとあって、クラフトコーラ作りを楽しむ方が増えているようです。 現在のクラフトコーラブームを作ったのが、青山のファーマーズマーケットで毎回行列のできる人気店の「伊良コーラ(いよしコーラ)」。2020年2月に東京下落合に世界初のクラフトコーラ専門店をオープンさせました。伊良コーラは100年以上も前のオリジナルコーラのレシピを元に、生のコーラナッツやカルダモン、ナツメグなどの15種類以上のスパイスと柑橘類で作られています。 「クラフトコーラ」でレシピを検索するとたくさんのレシピが見つかります。本格的なホールスパイスをたっぷり使ったものから、近所のスーパーで売っているスパイスを使って作れるものまで種類もさまざま。共通しているのはカルダモンやクローブなどのスパイスと砂糖を加えた水を煮出し、シナモンとバニラを加え、レモンなどの柑橘類で仕上げているようです。 クラフトコーラの材料を買いに行こう クラフトコーラを作ると決めたら、まず必要なのはスパイス。ささっとネットで注文してもいいけれど、今回はなんとなく自分の足で買いそろえたい気分。 欲しかったのはクローブ(ホール)、カルダモン(ホール)、シナモンスティック、バニラビーンズの4つ。まずはいつものスーパーへ行ってみましたが、見つけられたのはシナモンスティックのみ。クローブやカルダモンもパウダーはあったものの、ホールはありませんでした。 その後イトーヨーカドー、イオン、カフェランテ、カルディ、成城石井をまわり、クローブ(ホール)、カルダモン(ホール)、バニラビーンズを購入しました。 我が家の近所で品揃えがよかったのはカルディ、イトーヨーカドー、成城石井でしたがお値段はややお高めでした。1軒で全部揃うお店はありませんでしたが、店舗によって品揃えは異なるでしょうから、実際に買いに行かれる場合は2軒程度はしごする覚悟は必要かもしれません。 実際にクラフトコーラを作ってみよう 今回私が参考にしたのはニチレイフーズのクラフトコーラのレシピ。スパイスの量など実際に計ってみるとスパイスのグラム数と個数に違いがありましたので、多少違いがある「旅する食卓クラフトコーラ」となっています。 コーラシロップ50mlを、炭酸水250~300mlで割って飲むのがおすすめとのこと。コーラシロップ1:炭酸水5~6が目安ですが、お好みで調整してください。 キッチンバサミや手でスパイスを割っていると、部屋いっぱいにスパイスの香りが広がりなんともいい香り。鮮烈で爽快感のある香りはわくわく感を掻き立てます。レモンやたっぷりのスパイスを入れた鍋は見映えもよく、できあがりが一層楽しみになります。 さてこうして作ったクラフトコーラですが、味がなじむ前のクラフトコーラは一体どんな味なのでしょう。手作りだからこそ味わえるできたて、粗熱が取れたコーラシロップを炭酸水で割って飲んでみました。 スパイスの苦味が強くレモンの酸味もあり、ちょっと顔をしかめる感じ。いつもは赤いラベルのコーラが大好きな娘は途中でギブアップ。息子は「苦味があるけどおいしい」とおかわりを要求するほど気に入っていました。確かにかなりのクセがありますが、このスパイシーな味わいはやみつきになりそうです。 茶こしで漉してもスパイスが少し残りますが、飲むときに気になるほどではありません。 一晩寝かせてから飲んでみると、苦味は少し落ち着き酸味はやわらぎ飲みやすくなりました。市販のレモン果汁だと酸味が強くなってしまうので、量を減らして調節してください。 アレンジも楽しめるクラフトコーラ 【クラフトコーラ 作り方のアレンジ】 レシピ通りに楽しむのもいいけれど、お好みのスパイスを加えてアレンジもおすすめです。 冷えが気になるこれからの季節、家にあった材料で早速アレンジしてみました。二度目なので生姜とブラックペッパーを入れ、レモンを柚子に変えてクラフトコーラを作ってみることに。 薄切りにした生姜1かけを、シナモンスティックやクローブと同じタイミング(レシピ手順3)で入れ、家にあったブラックペッパー小さじ1/3を果汁と同じタイミング(レシピ手順4)で入れました。ホールのブラックペッパーを使う場合は小さじ1を潰し、他のスパイスと一緒にレシピ手順3で一緒に煮ます。 柚子は実家で採れたものなので、店頭で売っているものよりは直径4〜5cmほどと小さめ。柚子1個は厚さ5mm程度の輪切りに、もう1個は果汁を搾って残しておき、その皮は5mm程度の細切りにしてレモンと同様レシピ手順3で入れました。柚子果汁はレシピ手順4で入れました。 生姜1かけでもそれほど強く生姜の味は感じませんでした。もう少し生姜の味を感じたいので、次に作る時はもっと生姜の量を増やしてみようと思います。ブラックペッパーもそれほど感じられなかったので、小さじ1/2くらいに増やしてみても大丈夫そう…と飲みながら次のクラフトコーラ作りを考えてしまいます。 ブラックペッパー以外にも、コリアンダーシードやナツメグを加えるのもおすすめとのこと。今回のようにレモンを柚子に変えたり、レモンにオレンジやライムを組み合わせて使ってみたりとアレンジを楽しめます。作りながら自分好みの味を作っていけるので、自分好みのクラフトコーラを作る楽しさも味わえます。 また三温糖に変えて、てんさい糖やきび砂糖を使ってみたり、カラメルを使用するのもおもしろそう。上白糖を使えば透明に近い薄い色味になり、ホワイトなコーラを楽しむことができます。…
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西武新宿線の下落合駅の近くで、とびきり美味しい手作りのコーラーが土日祝日だけ販売されているらしい―。 そんな噂を聞きつけて、土曜日の昼下がりにコーラだけを販売するお店「伊良コーラ」まで足を運んできました。 初めて体験するクラフトコーラのお味とは…? 世界初のクラフトコーラ専門メーカー・専門店「伊良コーラ」とは? 伊良コーラは生のクラフトコーラを製造しているクラフトコーラ専門メーカー。 100年以上も前のオリジナルコーラレシピに基づいて、生のコーラナッツ・カルダモンやナツメグなどのスパイスと柑橘類を調合したコーラを販売しています。 ホームページによれば、伊良コーラは世界初、元祖クラフトコーラ専門メーカーなのだとか。流行の兆しを見せているクラフトコーラの先駆け的存在です。 クラフトコーラのお店・伊良コーラ総本店は東京・下落合にあり そんなクラフトコーラの専門店・伊良コーラ総本店は西武新宿線の下落合駅の南口から徒歩3分ほどの場所にあります。神田川沿いに静かに佇むお店です。 お店の目印はこちらの色鮮やかな「カワセミ号」。 青山ファーマーズマーケットなどに出店するときに利用される移動販売車です。 伊良コーラ総本店の営業時間は土日祝日の11時〜17時。 平日はオープンしていないのでご注意ください。 伊良コーラ総本店では店内で「調合」したコーラがいただける! 入ってすぐの場所に、ガラス張りの調合室が見えます。 この調合室では、コーラのシロップ(原液)が日々製造されているそうです。1回の仕込みで作れる量は約30リットル。完成までは、熟成期間を入れて1週間かかるのだとか。 店内でいただけるコーラは2種類 お店で頼めるメニューは「The DREAMY FLAVOR」(値段:500円)と「MILK COLA」(値段:600円)の2種類。 「The DREAMY FLAVOR」は定番のスパイシーなフレーバーのクラフトコーラ。「MILK COLA」はコーラのシロップをミルクで割っていただく商品です。 初めての方は「The DREAMY FLAVOR」がおすすめとのことだったので、そちらを飲んでみることにしました。 注文すると、その場でパウチにコーラのシロップと炭酸が注がれていきます。 最後の仕上げにレモンを入れて、ブラックペッパーをかけたら完成!…
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毎日なにげなく眺めているテレビやSNS。気になるお店や商品に興味を持っても、実際に買いに行けることの方が少ないのではないでしょうか。「今度○○に行ったら寄ってみよう」と思っても、毎日多くの情報にさらされているとそのまま忘れてしまうことも多いものです。 そのまま記憶の奥に入れっぱなしになってしまうものもあれば、何かのきっかけで思い出すものもあります。初めて見たときはその素朴な雰囲気にひかれ、でも買いに行くには余りに遠くてあきらめたスイーツ。それが数年後、たまたま旅行の途中にお店の前を通ったことで記憶がよみがえりました。 群馬県北部・水上温泉の近くにある菓子工房「大とろ牛乳」では、アイスのようなシェイクのようなスイーツが食べられると聞いて行ってきました。 「大とろ牛乳」ってどんなスイーツ? 「大とろ牛乳」は「大とろ牛乳」という名前の牛乳を使ったスイーツ……かと思いきや、そうではありません。「大とろ牛乳」というのが店名でもありスイーツの名前でもあります。 低温で長時間殺菌した群馬県産の牛乳をたっぷり使った、新食感なのにどこか懐かしさを感じるスイーツで、店内には「ヒルナンデス ご当地グルメグランプリ第1位」と書かれたプレートが飾られています。 一般的な牛乳は高温で短時間殺菌していますが、低温で長時間殺菌した牛乳はうまみも栄養素も逃しません。スーパーなどでも低温殺菌牛乳は販売されていますが、いつも飲んでいる200円前後の牛乳とは全く違うやさしい味わいを楽しめます。 「大とろ牛乳」はヨーグルトやアイスのようにも見えますが、牛乳とコラーゲンの少し凍ったスイーツなのだとか。タピオカに付いてくるような極太ストローと細長いスプーンが付いてくることから、飲めるくらいにやわらかいのかなと想像できます。 「大とろ牛乳」は食感を楽しめるよう一番いいタイミングで渡してもらえます。購入後はすぐに食べるのがおすすめで、シェイクなどと同じように冷凍保存などはできません。 店内には「大とろ牛乳」の自動販売機も置かれています。1個350円で販売されていて、店頭で購入するものとは違った食感を楽しめるそうです。保冷剤の販売もしていますので、おみやげにすることもできます。店頭の商品が完売してしまった後や定休日でも、自動販売機なら「大とろ牛乳」を購入することができます。(2020年10月現在) 「大とろ牛乳」のアクセスと駐車場は? 「大とろ牛乳」があるのは群馬県利根郡みなかみ町。みなかみ町は有名な水上温泉があることで知られ、利根川の渓流沿いの崖にホテルや旅館などの宿泊施設が建ち並んでいます。箱根や熱海とは全く違う、歴史を感じさせる趣のある温泉街の情緒を感じられます。 「大とろ牛乳」があるのは関越自動車道の水上ICから車で約1分の場所。国道291号線沿いにある小さなお店です。見逃してしまいそうなお店ですが、国道沿いにお店はそう多くはなく、土日や祝日ともなれば「大とろ牛乳」の周辺に車や人が集まっているのですぐに分かります。国道291号はみなかみ周辺を観光するなら必ず通る場所ということもあり、行列に誘われて訪れる方も増えています。 「大とろ牛乳」の店舗の前に駐車場はありますが、2台ほどしか停められません。道路を挟んだお店の反対側に広い駐車場がありますので、よほど混雑していない限りは車が停められないということはありません。 今年で10周年を迎えた「大とろ牛乳」は、みなかみ町の名物スイーツとしても知られガイドブックにも掲載されています。また、テレビなどのメディアで紹介されることも多く家族連れや女性グループ、カップルなど若い世代を中心に高い人気のスイーツです。 「大とろ牛乳」のメニューは? 「大とろ牛乳」のメニューは季節によって多少変更があります。 ・大とろ牛乳 500円 ・大人の珈琲ゼリー(エチオピア産イルガチェフェ使用) 650円 ・はりこみ刑事(あんこ+ラスク) 650円 ・ハニーナッツ 650円 ・生チョコのクラッシュ 650円 こちらは定番商品のようで、春には地元産のいちごを使った「ごろごろいちご」や、秋には地元産のりんごを使った「シャキシャキりんご」も登場します。地元産の旬のフルーツを使ったメニュー、例えばシャインマスカットやいちじく、さくらんぼやブルーベリーなど、数量限定で販売されます。 「大とろ牛乳」のInstagramには、旬のフルーツを使ったメニューがアップされています。数量限定のメニューも多いので、みなかみ方面へ行くと決まったらぜひInstagramもチェックしてみてください。 いよいよ「大とろ牛乳」を実食! バニラなどの香料は一切使用していないのに、ほんのり甘い香りのする「大とろ牛乳」。濃厚な牛乳の風味とシャリッと心地よい口あたり。それでいて後味はさっぱり。 「大とろ牛乳」をカウンターで受け取り、食べはじめるまでは「どんな味だろう」とわくわく。食べはじめると「濃厚なのにしつこくない!? 不思議!」と驚き、その独特の味わいを確認しているうちにあっという間に完食してしまいます。 今回注文したのは「はりこみ刑事」「香りの抹茶ゼリー」「大人の珈琲ゼリー」の3つ。一番左の「はりこみ刑事」は、「大とろ牛乳」の上につぶあんとバゲットのラスクが乗っています。ラスクは甘みなどはつけられておらず、つぶあんも甘さ控え目。「大とろ牛乳」のやさしい甘みにつぶあんの小豆の甘みがよく合います。ラスクはほろっと崩れるタイプではなく、ゴリッとハードな食感を楽しめます。 「香りの抹茶ゼリー」は、「大とろ牛乳」の上にほどよい大きさの抹茶ゼリーが乗せられ、さらに抹茶もトッピング。しっかりと抹茶の風味も感じられ、さっぱりとした「大とろ牛乳」とよく合います。…
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スーパーフードとして最近改めて注目を集めている古代米。その古代米を使った甘酒があります。栄養たっぷりの黒米と緑米を使った甘酒、いったいどんな味なのでしょうか。飲み比べてみます。 古代米ならではの味わいを楽しめる、さわらや農園の「黒米甘酒」 甘酒の色も黒米を使っているとあって黒米の色、紫色というか小豆色をしています。黒米は通常白米に混ぜて炊いて食べます。白米に混ぜてもしっかりと黒米の風味を感じられるくらいなので、強い味わいを持っています。この風味が古代米ならではのもの、栄養たっぷりの力強さを感じます。 「黒米甘酒」は、さわらや農園で作られた黒米とコシヒカリで作られた米こうじのみで作られています。シンプルな材料で作られているからこそ、甘酒の味わいもよく分かります。黒米のしっかりとした力強い味わいに、米こうじの甘さが加わってしっかりとしたコクを感じます。 クセがないとは決して言えませんが、そのクセが栄養摂ってるなというのを実感できるような気がします。豆乳や牛乳を加えると飲みやすくなります。 より強い甘みを感じられるさわらや農園の「緑米甘酒」 緑米はもち米のような風味が特徴の古代米です。「緑米甘酒」は、一般的な甘酒がほんのり緑がかったような色をしています。「緑米甘酒」を水と一緒にお鍋に入れて温めていると、もち米を炊きあげているときのような甘くていい香りがしてきます。 「緑米甘酒」も、さわらや農園で作られた緑米とコシヒカリで作られた米こうじのみで作られています。緑米も白米と混ぜて炊きますが、そうするともちもちとした食感を楽しむことができます。甘酒にしても、もち米のような風味ともちもちとした食感が楽しめます。 普通の甘酒よりも、香ばしいような甘さの他にも古代米の風味を感じる味わいになっています。クセは強くありませんが、こちらも力強さを感じる味わいになっています。 個人的には緑米の甘酒の方が好きです。クセはあるのですが、このクセがやみつきになります。古代米の風味をしっかりと味わえる上に栄養もたっぷり、疲れが出やすいこの季節に積極的に飲みたい甘酒です。
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飲む点滴と呼ばれ、美容に健康に効果があることから女性に人気の甘酒。最近では酒粕から作るものよりも米こうじから作られる甘酒の方が人気があります。 酒粕から作られる甘酒、米こうじから作られる甘酒 私はずっと甘酒が苦手でした。お正月などに振る舞われる甘酒も、「縁起物だから」と自分に言い聞かせ我慢して飲むほど。というわけでこれまで甘酒を避けてきましたが、この甘酒ブームで酒粕から作られる甘酒以外にも米こうじから作られる甘酒もあることを知りました。 お酒に弱いこともあり、甘酒の香りも強い甘味も苦手でした。米こうじの甘酒は砂糖は使われず、こうじの甘みだけで作られているものが多いのも魅力的。ドキドキしながら試しに飲んでみたら、こちらの甘酒は美味しい! ブームになっていることもあって、つい甘酒を見かけると手に取ってしまいます。米こうじから作られている甘酒か、しっかりチェックしてから購入しています。 玄米・雑穀入り越國屋「甘こうじドリンク」 富山市の越國屋新村こうじみそ商店が作る「甘こうじドリンク」は、米こうじ以外に玄米こうじも使われています。また、きび、あわ、ひえ、はと麦も使われ、甘酒を飲みながら玄米の栄養も摂ることができます。 これまで飲んできた甘酒と比べると、とても濃厚。豆乳で割ったり、果物や野菜を入れたスムージーにして飲んでも負けない甘みとコクがあります。140gの袋が2袋入っているので、飲みきりサイズで入っているのも嬉しい心配りです。 越國屋の甘酒は富山やくぜんの認定を受け、岸朝子さんの著書「日本の食遺産」でも紹介されています。濃厚な「甘こうじドリンク」は他にはない味わいです。 「甘こうじドリンク」の越國屋新村こうじみそ商店の公式サイトはこちら
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お茶好きの私としては、日本一のお茶処静岡へ行くと「どんなお茶を買って帰ろうか」とわくわくしていまいます。最近では国産紅茶も数多く登場しているので、これまで以上に目移りしてしまいます。 今回見つけたのは鈍く光るゴールドのパッケージに富士山が描かれた、ちょっぴりレトロな雰囲気を持つ荒井園の「富士山紅茶」です。 静岡県御殿場市にある荒井園が作る「富士山紅茶」 静岡県御殿場市にある荒井園。荒井園は1888年(明治21年)に創業し、1930年(昭和5年)には献上茶に選ばれ、お茶の栽培や加工技術を向上させてきました。戦後、近隣のお茶農家の委託製茶や茶問屋としての役割も果たしています。 荒井園では煎茶やかぶせ茶、ぐり茶などの日本茶はもちろん紅茶も種類が豊富です。「富士山紅茶」も、「オリエンタルブレンド」と「ハイランズ」の2種類があります。「檸檬紅茶」や「生姜紅茶」などの香り付けされた紅茶や、中国茶の製法で作られた釜炒り緑茶や中国の緑茶に使い風味を持つ烏龍茶も「富士清茶」として販売されています。 英国グレートテイストアワーズを受賞している「富士山紅茶」 今回私が購入したのは「富士山紅茶オリエンタルブレンド」です。便利なティーバッグもありましたが、たっぷり楽しめるようにリーフを選択しました。しっかりとした茶葉で、ストレートで飲んでもミルクを入れても美味しく飲めます。 カップに注いでいるときにふわーっと立ちのぼってくる香り、これがまたいいんですよね。「富士山紅茶」には、適度な渋みとしっかりとしたコクと香りがあります。この適度な渋みがミルクを入れた時に、ガラリとうま味に変わります。 英国グレートテイストアワーズを2011, 2012, 2013, 2016受賞しているだけあって、バランスがいいのに特徴のある紅茶です。「ハイランズ」の方もぜひ飲んでみたくなりました。 「富士山紅茶」荒井園の公式サイトはこちら
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先日購入した「純国産うま黒烏龍茶ティーバッグ」。スーパーマーケットで市販されているものとどう違うのでしょうか。味に違いはあるのかな? 飲み比べてみました。 三重県産「純国産うま黒烏龍茶ティーバッグ」 「純国産うま黒烏龍茶ティーバッグ」は三重県松阪市にある茶来まつさかが作っています。自社農園で計画性のある安定した土づくりを行い、しっかりとした管理行っています。お茶を健全に生育し病害虫の発生を減らし、安全で安心なお茶が収穫されその後製茶されます。 ティーポットに約300mlの熱湯を入れ、ティーバッグを入れてから約2〜3分待つと美味しい黒烏龍茶が飲めます。 中国福建省産「黒烏龍茶ティーバッグ」 普段家ではたっぷり飲みたいので、やかんにティーバッグをポンと入れてお茶を作っています。最近は黒烏龍茶がお気に入り。やはり美容と健康のためにポリフェノールを摂っておきたいので、黒烏龍茶を選んでみました。 急須でも煮出しでもm水出しでも飲めるのでお好みに合わせ作れます。お湯出しと水出しでは別のお茶なのかと思うほど風味が変わるので、気分に合わせて入れています。 2種類の黒烏龍茶を飲み比べ 2つのティーバッグとも、パッケージにあるおすすめの淹れ方通りに作ります。まずは「純国産うま黒烏龍茶」から飲んでみます。茶来まつさかの黒烏龍茶は、烏龍茶の華やかな味と香りもありながら、ほうじ茶のような香ばしさがあるのが特徴です。 中国福建省産の黒烏龍茶はどうでしょう。飲み比べるとやや香りがないように感じます。いつも飲んでるときは特に感じていませんでしたが、香りも味もやや物足りなく感じます。後味もふわっと香って、すぐに抜けてしまいます。 「純国産うま黒烏龍茶」は、いい香りが体中に広がってそのまましばらく体内に残ってくれる感じ。中国茶の華やかさと日本茶の繊細な風味のいいとこどり、そんな黒烏龍茶です。 「純国産うま黒烏龍茶」の茶来まつさかの公式サイトはこちら 国産 黒烏龍茶 ティーバッグ 8g×10包 送料無料 三重県産 価格:1,000円(2020/9/30 17:16時点)感想(23件)
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茨城県笠間市のさわらや農園の作られる緑米を使い作られた「緑米甘酒」。日本では生産量が少ないことから、幻の米とも呼ばれています。最近ではスーパーフードとして注目を集めていますが、白米と比べると栄養が豊富だということもあり人気になっています。 「緑米甘酒」はクロロフィルが含まれている 緑米は通常は白米に混ぜて炊いて食べます。一般的な量は研いだ白米2合に対して、緑米を大さじ1杯程度を混ぜて炊きます。もちもちとした食感になる上栄養価も高いので、毎日食べるお米に混ぜれば無理なく継続することができるのです。 緑米は、胚芽部分にクロロフイル色素がたっぷりと含まれています。このクロロフイル色素にはコレステロールを減少させたり、抗酸化作用などの働きがあると言われています。また、 亜鉛やマグネシウム、 食物繊維を豊富に含んでいることから貧血の予防にも効果があるとも言われています。 「緑米甘酒」はさわらや農園で栽培された緑米を使い、緑米とコシヒカリの米こうじのみを使って作られています。緑米もコシヒカリも有機肥料が使われ、減農薬で栽培された特別栽培米です。 「緑米甘酒」は体に染みわたる優しい甘さが特徴 「緑米甘酒」は普通のお米を使った甘酒とどう違うのでしょうか。封を開け、小鍋に甘酒と同量程度の水を入れて温めます。ふつふつと温まっていくうちに、部屋に甘いお米の香りがしてきます。普通の甘酒に比べるともっと甘さのある香り、お餅のような香りがします。これが緑米の香りなのかな。 飲んでみるとしっかりとしたお米の甘み、そして少し香ばしさを感じるような後味がします。思わず噛みしめて味わいたくなるさわらや農園の「緑米甘酒」、こんなに美味しくて体にいいなんて思わず嬉しくなっちゃう一品です。